奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

5000人の大観衆の前で1-3の完敗(2022年第23節:ヴェルスパ大分戦)(22.9.24)(071)

 

ゴールシーンの解説

シュートのだいぶ手前から紹介してます。

見直したい場合、ページ全体を再読み込みしてください。

 

前半45+2分、失点。0-1

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相手27酒井信麿のスピードに33寺村浩平がついていけず。

ゴール正面でも、相手11利根瑠偉に2田中奏一が追いつけてない。

(11利根は、前半戦の奈良クラブ戦で2ゴール)

 

何度も見たが、判断ミス云々というよりスプリント力の差。

よーいドンで走ると追いつけないので、

ラインを上げてオフサイドにするか、相手より先に走り始めるか。

 

 

後半51分、失点。0-2。

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9金子昌広が中盤でボールを収め損ねたのと、

左サイドで11加藤徹也がこぼれ球を収め損なったのと。

金子昌広は特にコメントがない。1:1だけは負けるな加藤徹也。

 

この日の審判はファールをあまり取らない。

フィジカルの強い両チームの対戦。よかったと思う。

 

ただ、足下でボールがもつれて片方が倒れた時にも笛を吹かないので

ボールがどっちに行ったか、観客には予測しづらかった。

選手も、反応が難しかったと思う。

 

 

後半72分、失点。0-3

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相手9山崎一帆と14西埜植颯斗の連携が素晴らしい。

奈良クラブが(エコノメソッドが)やりたい崩し方だ。

こぼれ球を押し込むシュートも、簡単そうに見えてJFLレベルでは高度なスキル。

 

14西埜植選手のドリブルは、僕の席からは、ゴールラインを割ったように見えた。

GK31アルナウも抗議してる。これは判定通り。

 

 

後半78分、得点。1-3

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29浅川隼人の飛び出し(よく見ると、オフサイドっぽい)。

ゴールキーパーと競り合いをして、こぼれたボールを冷静に決める。

 

最後のシュートは、結構難しい。

角度がない場所から、それにゴールにDFが3人入ってる。みんなで誉めましょう。

 

 

試合の感想

強風。前半な奈良クラブが風上、後半は風下。

(動画のフラッグを見てね)

 

ヴェルスパ大分は、後半からビルドアップ封じ(DFラインへのハイプレス)を開始。

前からの「圧」はリーグ1。これにやられた。

ボールをキープできても、こぼれ球をほぼ拾われてた。

 

後半は風上で、31アルナウのロングキックで距離が出ない、

それにビルドアップ封じが加わり後半最初の失点に繋がる。

(DFからボールを繋ぐチームは、DFラインでボールを取られてはいけない)

 

後半(三枚替え以降)は、前線へのロングフィードで両ウィングに通し、

1:1で頑張って前線に運んでくれのパターン。

 

14森田凛へのプレッシャーは、それほどかかってなかった。

あまり輝きを感じなかったのはなぜ?

相手がうまくパスコースを消してる、というのは何度か見た。

 

シュート数は、20片岡爽4、29浅川3、14森田凛1、2田中奏一1。

後半55分から登場の片岡爽がトップ。

なにげにシュートがうまい。

 

20片岡爽が最初から行かないのは、たぶんコンディションの問題。

 

[備考]イベント時間超過のため定刻時間より2分遅れの15:02にキックオフ

http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/pdf/2022A001/2022A0012313.pdf

 

アディショナルの表示が遅いと思ったら、開始が遅くなってた。

こういうのは困るので、やめて欲しい。

「予定通りにサッカーの試合をする」のが前提なんだから。

 

 

1年前のヴェスルパ大分戦でも大敗

「大敗」で思い出すのが、昨年11月3日のアウェーV大分戦。0-3でした。

今日の敗戦も似たようなスコアですが、内容が全然違う。

3点目は、点を取りに行っての失点だし。

(51分に2点目を取られて、その直後の55分に3枚替えして攻撃に振り切ってる)

 

相手は全員、上手くて早くてフィジカルも強い。

(こういうのは口に出してはいけないんだけど)相手が強かった。

 

 

観客数は5261人

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今日一番盛り上がったシーン?

 

同じ試合を見て一喜一憂する、この空間を作りたくて

クラブも選手も(サポーターも?)頑張ってきたんだと思う。

 

今年の奈良クラブは強くて、見ていて楽しいです。

 

今日はじめてロートフィールド奈良に来た人が

奈良クラブを、サッカーを好きになってくれて、

また同じスタジアムで一緒に応援できるなら本当に嬉しい。

 

僕が奈良クラブの試合を初めて見て、応援し始めて、何年か経ちました。

まっさらな状態から見始めるあの感覚。すっかり忘れてしまいました。

 

今シーズンは残り2ヶ月。昇格まで、あと少しです。

奈良クラブの歴史は、まだ始まったばかり。

 

次の試合も、一緒に応援しませんか。

寺村のキラーパス2本で大逆転勝利(2022年第21節:ホンダロックSC戦)(22.9.10)(070)

 

寺村のパス2本で勝利

最近、試合を見てて

「森田凛が徳島に帰っていくんじゃ(たぶん戻る)」と

「寺村が他チームに引き抜かれるんじゃないか」が心配になる。

 

奈良クラブの1点目

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CB寺村→IH桑島→もう一度桑島→IH片岡爽(ゴラッソ)

寺村のクサビのパスが素晴らしい。

 

奈良クラブの2点目

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CB寺村→SB平松→クロス→FW森俊介

 

寺村のサイドチェンジがドンピシャ。

今日の2点は、どちらとも寺村のおかげ。

ディフェンスの剥がし方がうまいし、ドリブルでも上がれるし、

前を向いてプレーさせるとやっかい。

 

上背がないのでCBは厳しいけど、

(一列前で)攻撃の起点にしたいチームはあると思う。

プロ契約の最低年俸で取れそうだから、オファーはあるだろう。

 

試合の感想(前半)

前半がダメダメで(去年前半の奈良クラブを見てるよう)、

0-1という点差以上に酷い出来。相手の決定機が何度あったか。

(中継を見てて眠くなった)

 

東京武蔵野戦以降、FC大阪戦、ホンダロックSC戦と

ビルドアップがうまくいってない。

ボールを持たされて、相手がブロックを敷いて

ボールが中に入らない。

 

対策の一つはサイドチェンジ。

横に広げたいけど、相手が乗ってこない?

 

試合の感想(後半)

ハーフタイムでの選手交代はなし。

 

「優勝を狙うなら、こういう試合でも勝ち点をとらないと」

 

そう言ってたら、すごいゴール2本で逆転してしまった。

 

それにしても、サイドチェンジのボールを一発で収める選手…奈良クラブにいたっけ?

それに、あの高速クロス…平松か。

 

怪我してる間にCBが埋まってしまった、

タイプの被る寺村が不動のレギュラーになった、と今年の平松は運がない。

 

ただ、右SBは、まだレギュラーを固定できてないポジション。

都並はカードが多く(この日も累積出場停止)フル出場が無理なので

今のまま力をつければ、終盤に大きな仕事をやってくれる気がする。

 

再試合の日程

9/3の中止・再試合なので、10/3がリミットです。

今日(9/12)から10/3までの水曜日(+土日)となると、

候補は「9/21水、9/28水」の2日。

 

※10/1土、2日は、FC大阪が国体出場のためNGです。

 

なかなか発表にならないのは、会場が見つからないからだと思います。

平日夜の橿原開催も、かなり無理をしてます。

奈良県内で2000人入る競技場って、ほとんどないです。

 

昇格条件

9/27のJリーグ理事会で、J3ライセンス交付の判断&昇格条件が決まります。

 

照明に関しては自分たちでどうしようもないし、

観客数に関しては、3万人条件が緩和されるか(以下同文)だし

緩和されないなら、残り5試合で2万人。かなり厳しい。

 

SNSでシェアしたら貢献してる気にはなるけど、

集客の回覧板に挟まる枚数(ツイート数)が増えても、見るのは同じ人だし、

そんなことより、知り合いを一人連れてくる方が実効性が高い。

家庭や職場でサッカーの話をするの、恥ずかしいけど。

目玉は10月23日の鈴鹿ポイントゲッターズ戦だ。ここで1万人の集客を目指していく

 

3000人の3倍のお客さんが(本当に)来たらどうなるか?

初めて来た7000人は、奈良クラブを嫌いになって、二度と見に来ないと思う。

 

いつもの試合の「至らない点」、集客イベントでの「至らない点」

何度もスタジアムに来た人なら、いっぱい思いつくと思う。

初めて誘われたサッカーの試合でそれを経験したら?

 

楽しい思い出になるのかな。試合が面白かったら楽しい、本当に?

 

僕たちが頑張るべきなのは

「鈴鹿戦でボランティアとして手伝う」かもしれない。

 

19年に3700人集めた試合と、今年3000人集めた試合。

見比べても、運営の人員がどう考えても足りない。

指示を出す人間も、現場で動く人間も、どちらも足りない。

本気で1万人集めるなら、どちらもプロを雇わないと無理でしょう。

 

オチはないけど、今日はこの辺で。

奈良のスタジアムの話題(ロートFの改修、田原本の新スタジアム構想)(追記あり)(069)

 

期待されてる記事は書けませんが、

手元のニュースを紹介します。僕の所で止めておいても仕方ないので。

内容は、読んだ方が個別に考えてください。

 

1.ロートフィールド奈良の照明問題:市議会次第

鴻ノ池陸上競技場は奈良市営です。

奈良クラブから奈良市への要望は出したので、あとは市がどう判断するか。

ボールは市議会が持ってます。

 

照明の工事費は5億円、そこそこの額です(奈良市の予算は1400億弱)。

予算案・条例案を通す前に、委員会で質疑がされてると思います。

 

(本会議・委員会のネット中継)

22年8月17日で、7・8月分の委員会が終了しました。
委員会の中継を全部観れば、どこかで照明関係の議論がされているかも。

 

ただ、陸上競技場の整備がどこの担当なのか、よく分かりません。

(市の部局、委員会の両方とも)

 

教育・スポーツの部局やと思ってましたが、

旧監獄ホテル・鴻ノ池周辺の整備(市議会だより149号)で担当が都市整備部とあります。渋滞緩和策を質問されたから?

https://www.city.nara.lg.jp/uploaded/attachment/139318.pdf

 

2.橿原市運動公園のスタジアム改修計画

 計画案では、来年度半ばまでには開会式と閉会式を行うメイン会場を決定するとしているほか、大会の6年前にあたる2025年度までに各競技の会場となる市町村を決めるとしています。
メイン会場をめぐっては、県の橿原公苑と橿原市の運動公園を交換して整備する案を県と橿原市が示していましたが、橿原市議会で反対多数となり、この案を断念しています。

(傍線部筆者:すぐに記事が消えます/NHKなので)

2031年(聞いた当時は「10年後」)の国体でカシリクを改修するので

そこを奈良クラブ(かポルベニルカシハラ)がホームスタジアムに…という話を

どこかで聞いた覚えがあります。

 

現在、「県・市のスタジアムを交換して(現在市営の方の)スタジアムを改修」

案が橿原議会で否決されて、ストップしてます。

この方の記事が一番詳しい。

奈良県・橿原市の二つが絡んできます。ちょっと時間がかかりそう。

 

(22.8.24追記)

www.nara-np.co.jp

 

橿原市と奈良県の間で、再協議が行われるようです。

問題になってるのは、費用負担と再整備の範囲かな。

ShRさん、教えて頂き、ありがとうございます!

(追記ここまで)

 

3.田原本に球技専用スタジアム構想

こちらは県が進めているスタジアム整備。

橿原のメインスタジアムは「開会式・閉会式」という話ですので

サッカー関係はこちらの新スタジアムで開催されそう。

(2)大和平野中央田園都市構想の検討経緯等
 奈良県では、大和平野中央地域の磯城郡3町(川西町、三宅町及び田原本町)において、拠点を設置し、新たなまちづくりを推進する「大和平野中央プロジェクト」を展開しています。このプロジェクトは、令和 13 年に本県で開催予定である第 85 回国民スポーツ大会・第30回全国障害者スポーツ大会及び県立大学工学系第二学部設置に向けた施設整備を実施するとともに、これらの施設を核とした大和平野中央地域における広域的なまちづくりを推進するものです。

 さらに、ハード面だけでなくソフト面からも住みやすいウェルビーイングなまちづくりを目指し、磯城郡3町を中心にモデル的・先駆的に取り組む大和平野中央田園都市構想の検討を進めています。

(傍線部筆者)

https://www.pref.nara.jp/secure/279431/yoryo.pdf

 

プロサッカーの試合というと、奈良クラブかWEリーグでしょう。

天然芝の球技専用スタジアムに、トレーニング施設付きの多目的クラブハウス。

実現すれば魅力的です。

サッカー等の観戦を楽しみ、自ら日常的にスポーツを楽しめる拠点

 

○スタジアムエリア
・プロサッカーの試合等も開催可能な、天然芝の球技専用スタジアム
・5,000人のメインスタンドと、トレーニング施設等を整備した多機能複
合型クラブハウス等を整備

 

○多目的スポーツエリア・交流エリア
・サッカーのサブグラウンドや、その他競技にも利用可能な多目的グラウン
ドの設置
・子どもたちが気軽に遊べる空間の設置
・健康にかかる機能など、日常的に多様な世代・あらゆる人が気軽に利
用できる機能の導入

https://www.pref.nara.jp/secure/278339/220620projectgaiyou.pdf

(2P目より引用、以下同じ)

goo.gl

場所は唐古・鍵考古学ミュージアム(田原本町立図書館)の北側。

近鉄橿原線田原本駅から徒歩20分。

 

地図を見ても、一面が田畑です。

電車バスのアクセスが悪いので、自家用車が前提になりそう。

最低でも2000台程度の駐車場が必要でしょう。調整区域なのに、用意できるのか。

後半は相手の8倍シュートを打って得点なし(2022年第10節:FC大阪戦)(22.6.4)(068)

 

JFLの関西ダービー、FC大阪戦。

アウェーの服部緑地での開催です。

 

全体

勝てた試合。引き分けは「勝ち点3を取りこぼした」だ。
 
 
シュートは12本、相手(6本)の倍。
後半に限れば、奈良クラブが8本、FC大阪が1本だ。
数字は極端だけど、「奈良クラブが押しまくってた」のが分かる。
なんで点が取れないんだ。
 
試合を通じて(特に後半は)、ボールもゲームも支配できた。
JFL上位クラブと実力差がないのは、証明できたと思う。
 

FC大阪について

個々の質はともかく、チームとして強さは感じなかった。
 
守備→攻撃の確かに切り替えが早い
他の三局面(攻撃、守備、攻撃→守備)では通常レベルか。
 
守備はブロックを敷いて固めるパターン。
こっちの前パス通ってバイタルエリアには進めたし、シュートも打てた。
FC大阪が失点しなかったのは奈良クラブのフィニッシュの問題。
 

フリアン采配

 
決定機は何度も作ってる。
修正が入る度に(飲水、ハーフタイム)良くなってた。
監督の力は、奈良クラブの方が上回ってた。
 
(勝ててないからなんだけど)いい監督です。
12本のシュートのどれかが決まって、1−0で勝ってたら、名采配と言われたでしょう。
 

縦・斜めの前パスが通る

別のチーム(去年の新潟、今年の浦和:いずれもエコノメソッド採用)で、
たまに見た現象。理由はまだわかんない。以下は想像。
 
FC大阪 ブロックを組んだ時、立ち位置が絶対値(経度・緯度)で決める
奈良クラブ 相対値(相手と相手の間に立つ)で、相手と交互に立つ
 

可児がボランチ

可児がCB間に下りて(ビルドアップに加わって)から、攻撃が安定してきた。

森田凛は高い位置でパスを出す、昔の10番(トップ下)の仕事。

 
森田凛は後半68分に交代(→片岡爽)、可児を残したのが意外だった。
可児→片岡爽だと思った。

表情が険しいのもコメントが辛いけど、

カニちゃんはいつもこんな感じだよ!

 

司令塔・森田凛

攻撃は十分。今日はディフェンスの話を。
笛が鳴らないのもあって、インターセプト狙いが効いてた
いつの間に「ボールを奪う側」になったんだ。
(こんなにフィジカルが強かったっけ)

(思い出したので紹介)
森田凛が最初に輝いたのが、昨年(2021)のアウェーFC大阪戦。
後半70分で登場して、パスのキレがすごかった。
時間のある人は、試合動画を見てほしい。
 

 

試合後の質疑応答に注目。
当時は「なんで金子雄祐を下げたんですか」と質問されてた。
いまだと、森田凛を下げらたら、記者から質問される。
 

長島滉大の使い方

前半は長島滉大サイドが起点。後半は金子昌弘サイドも。
 
天皇杯(Honda FC戦)と見比べると、滉大へのプレッシャーが全然違う。
今日はうまく繋がって、前に運べてた。
タスクを減らしたのか、FC大阪のプレッシャ-が少ないのか。
 

気温が高い

13時キックオフはしんどい時期。
ハーフタイムの気温が27度(お天気アプリ情報)
カンカン照りだったので、体感気温は30度台半ば?
 
序盤は強度が高く、ハードな展開。
展開が落ち着いた頃から奈良クラブがボールを保持し始めた。
 
FC大阪は、後半から(動かなくなって)押し込まれ、
終了間際は(頑張って動いて)主導権を握ってた。
夏場はきつくない、あっちの戦術。
 

ファールを取らない審判

ファールの基準は両軍一緒。大きな有利不利でないけど、
奈良クラブのインターセプト狙いがノーファールだったので
攻撃は優位に進められた。
 
FC大阪側のコンタクトがきつくて、怪我しないか、見てて怖かった。
 

意外に遠い服部緑地

なんば起点だと、
 
服部緑地 電車一本(23分)+徒歩20分(緑地公園駅から遠い)
ロートF奈良 電車1本(36分)+徒歩20分
 
奈良へ行くのと10分くらいしか変わらない。
あんまり近くない。
大阪府南部の人間(南海沿線)には、北摂は遠い。
 
近鉄奈良から服部緑地だと、電車で1時間+徒歩20分。
東員(ヴィアティン戦)と大した違いはない。
 
おしまい。

天皇杯Honda FC戦は二ヶ月ぶりの現地観戦でした(天皇杯1回戦:Honda F.C戦)(22.5.22)(067)

↑延長後半AT1分。Honda FCに決勝ゴール。

バー直撃、キーパーセーブの後の3本目のシュートが入った。

 

Honda FCも相当しんどかったと思う。喜び方がいつもと違う。

 

あやふやな言い方になるけど、勝利への執念が違った。

120分フルに出て、ラスト10分までオフサイド破りの動きを続けられる選手は

日本に何人もいない。決めたのは13岡崎優希。昨年のJFL得点王だ。

 

奈良クラブは、90分+延長30分、凌いで凌いで、あと少しでPK戦。

最後まで集中力を切らさずに頑張った

 

言っても仕方ないけど、ボックス手前のあれ、ファール取ってもらえたら。

うーん。仙台に行きたかった。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

どっちのハイライトもHonda FCのシュートシーンしか出てこない。

 

 

(公式記録)

https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2022/schedule_result/pdf/m12.pdf

 

Honda FCのシュート22本に対し、奈良クラブは4本。

あっちは5分に1本シュートを打って、こっちは30分に1本(単純計算だと)。

とにかく守備の時間が長かった。

前半最初の5分を除いて「ボコボコにやられてる」というやつ。

 

 

気になった選手・プレー

奈良クラブで誉めるなら、

21金子優希、4伊勢、20片岡爽、途中出場組では29浅川、17可児。

特に金子優希、伊勢。延長後半まで行ったのは二人の力だ。

 

金子優希

押し込まれる展開だと、あのキックの精度は魅力。

奈良クラブはキーパーに恵まれてたんだと改めて思った。

上田が抜けた後の正GKですよ。

 

いっぱいシュートを打たれてたけど、枠内への本数があまり多くなかった。

Honda FCのシュート技術なら、フリーで打てば7割くらい枠内に飛ばせる。

DFをうまく使ってたと予想(細かいコーチングをしてた:アルナウとの違い)。

 

金子優希はなんでリーグ戦でベンチ外なの?

故障してると思ってた。

 

伊勢渉

今日は伊勢が輝く日。スピードがあって、カバーできるスペースが広い。

伊勢は守備範囲が広いので、ふつうのCB+守備的ボランチくらいの仕事をしてた。

決定機になりそうな場面を何度も刈り取ってた。

(小谷に限らず、普通のCBではスピードに対応できない)

 

嫁阪(後半58分〜)、国領(後半75分〜)は、

投入後も終フリアンが名前が出してた。たぶん、与えられたタスクがこなせてない。

スペイン語が聞き取れれば、両選手の出場時間が少ない理由が分かりそう。

 

ポゼッションサッカーの特徴「クリアをエリア内に出して、ボールを繋ぐ」

タッチに出さない=こっちのボールにできる(可能性がある)のが前提だけど

この試合は、相手に簡単に拾われて、ずっと攻撃が継続してた。

 

後半から「しっかりタッチに出す」方式にして、息をつく時間ができた。

(この試合、ボールボーイからボールが戻ってくるのが遅かった)

 

奈良クラブは、ボールが持ててない&守備時間が長いだけで

攻撃ではポゼッション、ポジショナルサッカー。

 

SH(片山・長島滉大)、CB(伊勢・小谷)の位置が途中で変わってた。

最近(新宿戦あたりから?)、試合中にポジションを変更してる。

たぶん準備してたやつ。

 

後半は左サイドからの崩し。意図は分かるが、崩せてない。

長島滉大の足下だとしんどかった。森俊介でも、通用するか。

 

13番がタッチ近くのイーブンボールを拾ってカットイン、

ゴール前まで持って行って決定機を作ってた。

「こいつ一体誰だ」と調べたら、岡崎岡崎優希。去年のJFL得点王。

知らないこっちが悪い。

 

決勝点は岡崎選手。

スピードも技術もすばらしい。あんなん抑えるのは無理や

J3ならどのチームでもチーム得点王をとれると思うので、早く引き抜かれて欲しい。

 

片岡爽のマッチアップ相手が5鈴木雄也選手。

8年連続JFLベスト11、MVP3回、去年の主将です(いったい何者や)。

ギチギチにマークしてて、途中で鈴木選手が切れてた。

たぶん「よく抑えられた」方。あとで見直します。

 

相手の攻め方は、1前半→2後半→3可児嫁坂投入後、で変わってる。

1は、都並狙い、3はボール回しからじっくり崩すの。

3つとも準備してた戦術っぽい。

 

2ヶ月ぶりの生観戦

天気も対戦カードもいいので、頑張って行ってきました。

 

観戦が2ヶ月空いたのは、腰を痛めて(椎間板)静養してたからです。

片足の腰から下がしびれ、立てない座れない寝返りが打てない。

こわかった。一生動けないかと思った。

 

仕事と食事を立ったまま…は1週間で終わりましたが、

少し良くなる→外出時間が長くなる→元に戻る、の繰り返し。

寛解(症状が治まること)しても完治しない怪我。精神的にしんどかったです。

 

「腰が90分持つかな…」とビクビクして見に来たら

さらに延長戦が30分あって、120分守り切った後に(相手の)決勝ゴール。

フィジカル的にも、限界に近い展開でした(そのうち笑い話になるはず)。

 

1ヶ月ぶりのブログ更新

一か月空きました。理由は単純で、

浦和レッズが週2試合モードに入って(ACL→リーグ戦6連戦)

ブログ用の時間がそのまま持って行かれたからです。

(試合観戦が2時間超、ブログは1記事で3時間)

 

試合を見直してハイライトを作って…だと1シーズン持たないので、

時間がかからない方法で、更新を続ける予定です。

 

“ドロー沼”浦和レッズ、7連続引き分けはJ1タイ記録。同一シーズン中では新記録に | フットボールチャンネル

 

その浦和レッズは、ただいま7試合連続引き分け中。

18チーム中14位です。

他競技も観客が激減してる中で「昇格するには3万人集めろ」は暴論(066)

もくじ

 

今季・開幕直後の観客数を、新型コロナウイルスの感染拡大前と比べてみた。

比較のために設定したのが「維持率(%)」

80ならコロナ前と比べ80%の成績、

50なら半減、100なら影響がない、という意味。

f:id:eo64air:20220416200613p:plain

(現時点で比較可能な範囲を使用。算出方法と注釈は最後にまとめて)

 

サッカー

東西どちらも半減。

2022年はアウェーサポーターが入れる状態だけど、

最初の方は上限2万人(と思う)。

2022年の浦和はACLがあるけど、土日の試合を選んでるので影響は少ない(と思う)。

 

バンビシャス奈良

半減。これはつらい。

奈良でも、コロナの影響は非常に大きい。

 

バスケは室内競技で換気しづらい(怖いですよね、正直言って)のと、

クラスター発生→試合中止が多いので、ファンに敬遠されたか。

 

プロ野球

2019年時点も2022年時点も、動員力がバケモノ。

 

阪神の開幕戦(京セラドーム大阪)は、2019年比で99%。ほぼ満員。

東京ドームは、客入りが8割に落ち込んでも3日で10万人。

 

奈良クラブと比べてはいけない気もするけど、

「巨人・阪神クラスの人気球団でも、15〜20%落ち込んでる」と見るべきか。

 

野球とサッカーで差がついた理由

正直言って、よくわからない。

室内(野球2球団、どちらもドーム)が野外(サッカー2クラブ)より

客足がいいのも分からない。逆だと予想してた。

 

サッカー観戦に占める「応援」の魅力が大きくて、

「熱心なサポーター層」が離れたのか。

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2022年。春先に実数で800人前後出してる。

これならキャンペーンを一切しなくても、終盤戦には1200くらいは集まる。

コロナの影響なし、と言っていい数字。大健闘だ。

 

ちなみに、2019年は中川前社長時代。データの扱いがめんどくさい。

 

・「正しい観客数」とされている数値を使用

→1・2試合目は実数(らしい)

→3試合目は「実数とされる数値」を使用:天候が悪く、客足が鈍いので水増しを再開した(らしい)

 

・2019年の2試合目は橿原開催、あとは鴻ノ池(ならでんフィールド)

・2022年の3試合はいずれも鴻ノ池(ロートフィールド奈良)

 

注釈

維持率について
天気、対戦カード、チーム成績、(2022年は)地域の感染状況など
諸条件を切り捨てて計算しています。観客数の単位は「人」です。
 
同じか、2~3割減ったか、半減したが、8割減ったか…が大事なので
細かい数字は気にしないでください。
(どの数字を見ても、結果はすぐに分かりますよね)
 
「2019年比」なのは、鉄道の利用状況を参考にしました。
コロナが社会問題となったのは、2020年1月にクルーズ船内で集団感染が起こったあたりから。
 
チームの選定理由
ガンバ大阪 関西圏のサッカークラブなので
浦和レッズ ガンバ大阪との比較
阪神タイガース 関西圏で一番動員力があるため
読売巨人軍 阪神タイガースとの比較
バンビシャス奈良 奈良の状況を示すため
 
比較対象から外したチーム
セレッソ大阪 近隣のクラブだが、ホームスタジアムが変わった
JFL 百年構想認定を受けていないクラブ 観客数を増やす動機がない
JFL 他のクラブ 「百年構想クラブ」かつ「ホームスタジアムが同じ」を満たすクラブがない
 
サッカー(浦和レッズ、ガンバ大阪)
土日祝の最初の4試合を集計。
2022年のホームゲーム消化数の関係です。
(浦和がタイに行った(※ACL)ので、ここまでしかデータが取れなかった)
 
プロ野球
最初の金土日ホーム3連戦を集計。
阪神は2019年,2022年とも京セラドーム大阪。
巨人は2019年はホーム開幕シリーズ、2022年は開幕3連戦。
 
野球は、ホーム開幕戦で勝負をかける(本気でキャンペーンを打つ)ので、
2・3戦目を比べる方が正しいかもしれない。
(開幕戦の反動が出て、通常の土日興行より客足が落ち込みます)
 
バンビシャス奈良
春休み(春分の日)以降の4試合を集計。
2019年の最初の2試合は橿原、後半2試合は鴻ノ池。
2022年はすべて鴻ノ池。

 

奈良クラブ

JFL昇格~2019年の観客数は水増し対象期間なので、どの数字も信用できない。

 

・大規模集客キャンペーンが効いてきたのは終盤戦なので、

 この時期は(金のかけ方の)影響が少ないです

 

矢部時代(2018年以前)と比較しようと思いましたが、

2018年の最初の3試合に「観客数不明」が。

 

参考→

http://naraclub.jp/cms/wp-content/uploads/2019/12/42d8e6f7c7427661feec0cdff7536ead.pdf

 

ありそうな批判

サッカーも野球も、人気チームばかり。地方のチームで比較するべき

Bリーグ全体で観客数が減ってる。バンビシャスの維持率は、B2リーグの維持率との対ベンチマーク比にしないと意味がない

2022年は地域の感染状況を参照しないと、観客数の評価ができない

サッカーは天候と対戦相手に左右される。併記すべき

「維持率」は適当に導入した指標で、

「ほぼ同じか、2〜3割の減少か、半減か」の大雑把な傾向を探るものです。

 

観客数のデータは各種サイトで公開されているので、自分で比較してみてください。

 

 

橿原で平日ナイター開催(22.6.13)

橿原・月曜・梅雨時。

観客は多くて200人、雨なら100人行かないかもしれません。

 

「15試合で3万人」が「14試合で2.98万人」になるのは大きな違いです。

他で1割余分に集めないといけません。

ラグビーポールは(万博、ヤンマーとかの球技専用スタジアムでは)

穴にポールを抜き差しして終わり。

前日に設営したら済みそうですが…

埋めっぱなしで、引き抜かないといけない設計らしい。

天理だと、天理高校・天理大学関係のリーグ戦専用になってるでしょうから

脱着することは考えてなかったのかな。

 

ついでに天皇杯も

来週は天皇杯ウィーク。」JFLのリーグ戦はなし。

 

いまは大学のチームが弱い時期(部活の制限が厳しいため)なので

飛鳥FCが勝ち上がってくる可能性は高いでしょう。

そうなると、去年の再戦になります。

 

カップ戦もがんばりましょう。

アウェーで引き分け、前半から「1人多い」状態なのに(2022年第6節:ヴィアティン三重戦)(065)

今季ワーストの試合でした。

11月にこういう試合をやってたら…と思うと、恐ろしくなります。

 

ハイライトっぽく作りましたが、書きたい順に書きます。

結果はみんな知ってるだろうし。

 

公式記録→

http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/pdf/2022A001/2022A0010617.pdf

前半で三重にレッド、1人多い状態に

相手の立ち位置が重なってる部分が多いしキーパーも?なので

「普通にやったら3-0」と踏んで観戦。

 

※動画を見直す場合、ページを再読み込みしてください。

※(スマートフォン・PCとも)

※ページのおなじ場所に戻り、再生位置もリセットされます

 

前27分 敵レッドカードで退場

DOGSOでレッドカード(決定的な得点機会の阻止)。

あとで見直すと、”危険なタックル”でもイエロー以上だと思う。

 

退場したのは、5菅野哲也。動画のアイキャッチ画像の選手です。

(今回は変えた方がいいと思う)

 

味方からのパスが足につかず、インターセプトされたところを

後から行ってしまった。

 

雨でピッチコンディションが難しかったのと、

ものすごく焦る場面なので、無理して止めようとする気持ちは分かる。

(でも、危険なのでやめて)

 

前44分 加藤徹也イエロー

相手に抜かれたのを、後ろから両足でタックル。

当たったのはボール関係ないところ。

映像を見直しても、めちゃくちゃ危ない。

 

こっちが「レッド」やって。

 

後半AT:追いつかれたシーン

後90+5分 敵3点目 3-3 

90分過ぎて1点リード、あと少しの場面で追いつかれた。

失点するのを見て呆然とした人が多かったと思う。

 

まず、後半アディショナルの寺村の位置づけがよく分からなかった。

3人目のCBを入れて、一番小さいCBを一列上げたんだろう。

奈良クラブは5バックやってないし。

 

交代ごとに森田凛のポジションが変わってたので、少し整理。

 

前半 森田凛IH、金子雄Vo

後半 森田凛Vo、桑島IH (OUT:Vo金子雄)

90+1 森田凛IH、寺村Vo?、伊勢CB (OUT:MF金子昌)

(IH:インサイドハーフ、Vo:ボランチ)

 

後半の飲水あたりから森田凛がきつそうだった。

DFラインは低い(後半始まったあたりから)し、カバーする範囲が広すぎ。

 

失点シーンだと、前線で森田凛が競り負けたあと

こぼれ球に寺村が反応し、相手ボール。

寺村が上がったら、Voの位置に誰が入るんだ。

もう一人のIH(桑島)か、逆サイドのMF(森俊介)か。

ちょっと分からない。

 

そして、抜かれた後に、DFラインで伊勢と小谷が重なってる。

ボールホルダーに1人行くのが遅れてサイドに出され、ナイスシュート。

相手の連携はうまい。シュートも上手い。でもこれはないわ。

 

このシーン、伊勢を入れない方が良かったと思う。

そもそも「1人余ってる」状態で後半ずっといたんだし

CBを一枚増やす必要があったのか。

DFラインに一枚足して、一枚引くなら、一緒や。

 

もし金子昌広が動けないなら、前線でそのまま立たせておくか、

森田凛Vo→可児Voにするか。可児、やれるでしょ。ボランチ。

得点シーン

前19分 森田凛ゴール。1-0 ※レッド出る前

森田凛のファインプレー。V三重のキーパー(今季初出場らしい)をよく見てた。

前に出たままボールを見てる時間が長いので、

ミドルを打てば入りそうな状況が続いてた。

 

後57分 奈良クラブ2点目 2-0

アルナウだから取れた一点。

 

相手のラインが高い中、クイックであの距離を蹴ったら

相手DFは下がりながらクリアする形になる。そしてクリアミス。

裏抜けを狙ってた選手が2人いて、ゴール。

 

”キーパー起点の”セットプレー。お見事。

 

寺村浩平スーパープレー

前32分 寺村が前線まで上がってナイスパス

(得点シーンじゃないです)

相手が1人少ない状態。こっちのDF側が1人余ってたので

寺村が前線に上がり、小谷と両SBでフォローする形(たぶん)

 

ボールのもらいかたも、相手の引きつけ方もうまい。

前から思ってたけど、寺村はボランチ向きなんじゃ。

 

後78分 寺村ゴール。3-1

CB寺村が厳しいチャージでボールを奪い、

FW寺村が裏抜け、冷静に決める。

 

寺村はボール保持力が高くてドリブルで運べるし、ロングフィードもうまい。

加えて”シュートがすごくうまい”のも分かった。

 

…じゃあ、平松はどこで使うんだろう。

 

山本宗太朗スーパープレー

後半69分

(得点シーンじゃないです)

宗太朗のインターセプトも浅川のワンタッチパスも、最高。

あそこで「ため」を作れる選手は、今までいなかかった。

森田凛のシュートは枠外だったけど、とても良い連携。

(実況は「シュートミス」と言ってたけど、良いシュートだ)

 

後半80分

(得点シーンじゃないです)

浜田幸織が合わなかった。

ワンタッチでシュートを打てたら、入ってた。

(DFが3人いるので苦しい)

 

失点シーン

1点目、2点目は「相手がうまい」なので、諦めはつきます。

3点目(解説済)はちょっと…。

 

後73分 敵1点目 2-1

相手のコーナーキックから失点。9大竹(182cm:でかい)。

マークがついてなかったのは、CKのメインターゲットじゃなかったから?

(33寺村がマークにいって、追いついてなかった)

 

後80分 敵2点目 3-2

キックオフから、相手が3人抜いてシュート。

あまり見ない、得点シーンです。

 

森田凛が疲れてたのと、ボランチが剥がされた後

DFから前に出るのが遅れたのと。

ほか

アルナウ

反応・止める能力は光ってたし

何よりロングフィードが魅力。上田智輝が出場し始めたころを思い出します。

 

DF陣との連携(=意思疎通)や戦術理解があやしい(速攻と遅攻の使い分け)が

何とかなれば、頼もしい戦力になると思います。

(何とかなるのに数ヶ月かかりそう)

 

相手のレッド

相手が重なってたのが、一人減って立ち位置が良くなってた。

前線の選手が減った分、役割分担が明確になって

ポジショナルプレー的に、なんか強くなってた。

 

三重はおそらく、高い位置でボールを取ってショートカウンターをするチーム。

人数をかけずに点をとるなら、数的不利は個人技でカバーできる。

9人が10人分頑張れるなら。

 

まとめ

他はともかく、最後の伊勢投入だけは、何度見てもよく分からない。

練習でやってないことを試合でやるな、ということか。

 

勝利まであと数分。痛い引き分けとなりました。