奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

"守備命"なスタッツ分析&コイントスの考察(2023年第6節/アウェーFC琉球戦:その2)(089)

 

前編→

2-0、完勝。"ボール保持率42%"で試合を支配(2023年第6節/アウェーFC琉球戦)(088) - 奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

 

第6節FC琉球戦。

しんどかったけど、いつもの何倍も楽しめました。

書きたいことが何個か残ってるので、最後に紹介します。

(需要がある記事かは分かりません)

 

スタッツ分析

いつもと戦い方が違う(相手に合わせるのを重視した戦術)ので

観戦時の印象とだいぶ違いました。いくつか紹介します。

FC琉球の突破役、2福村(SB)と10富所(IH)。

FC琉球視点(右がFC琉球の攻撃方向:180度逆です)

この日、一番負担がかかっていた人。右が奈良クラブの攻撃方向。

相手の攻撃(左サイド中心)を止めるのがお仕事。

二人とも左サイドの対応。守備時間が長かったので、このへんが濃くなってる。

位置取りを見ると、ダブルボランチの右。

守備時間が長かったので攻守とも442のヒートマップになったんだろう。

前半0-15、15-30では、5鈴木大誠と8堀内の位置が重なってる。

どっちかが前に出たとき、CBの基本フォーメーションの位置にもう一方が入ってるんだと思う。

前半30分以降は、堀内が高い位置に。修正が入った。

(もしボールを持っていれば)

 

ヒートマップはあくまでプレーエリアの問題。

局面の優劣は分からないし、同じ場所でボールロストを繰り返したら、

その場所が濃くなります。

 

J1の中継でも、ヒートマップの細かい分析をしてない。

走ってますね、とかこのへんですね、とかくらい

(どうやって見るのか、詳しい人は教えてください)

 

ゴール期待値

僕が間違えてました。その後勉強しました。

奈良クラブはゴール期待値0.81で2点取ってます。

・1本1本のシュートに対して「そのシュートがどれくらいの確率で決まりそうか」を算出

・時間経過(左から右)に対して積み上げのグラフで表現

・一般的なシュートのゴール確率は10%(ゴール期待値0.1相当)

・PKのゴール期待値は0.8

(参考:データ画像について | SPORTERIA

 

1点目・前4分は0.1(10回打って1回入る、期待値の低いチャンス)

2点目・前37分は0.05(20回に1回入る)

 

要はこういうこと。

・シュートがむちゃくちゃ良いか

・ディフェンス側がすごいミスをしたか

・その両方

 

2点目の浅川のシュート、入れるのは普通だと決まりませんよね。

20回に1回も成功するのかな。

www.all-stars.jp

 

FC琉球のゴール期待値は0.3。

猛攻されていると思ってたけど、点が入らない位置でシュートを打たれてた。

 

前10分が0.15、後半75分(時間はいずれも推定)が0.05。

この2つが最大のチャンスでした。

www.football-lab.jp

 

FC琉球はボックス内でシュートを3本打ってるし、

攻撃の形は悪くなかったと思ったけど、客観的にはイマイチだったみたい。

 

コイントスの考察

特にこの試合は、風上・風下が効いてくる。

先攻を取っても、前半風上を取っても、有利不利はあまり変わらないと思う。

 

サッカーの「コイントス」について徹底解説!キックオフやPK戦の決め方は? | telesoccer

 

クリア・繋ぐか蹴るかは気にせず、

奈良クラブ先攻だったので、FC琉球は前半風上を選んだのかも。

実際にどういう選択だったのか、分かりません。

 

ニュース・分析記事の紹介

奈良クラブ情報が一番詳しく載ってる、奈良新聞デジタルさんの記事。

昇格候補(今治・琉球)に1勝1分。

これからマークがきつくなってくるでしょう。

今回のFC琉球は、自チームの修正が優先で、

相手対策をあまりできてなかったように見えました。(こっちは相手対応が100%)

 

「FC琉球はこういう意図で動いた」

「今回はうまくいかなかったけど、前よりずっと良くなってる」

という記事だと思います。

 

後半戦(9/23、ロートF)では、違うチームになってると思います。

次も勝つ!

 

次回予告

ホーム岩手グルージャ戦は、自宅観戦です。

ぼーっと中継を見てスタッツを貼る、いつもの形式に戻します。

 

プレビューを次にやるのは、昇格マジック1のときかな。

 

(参考)

2-0、完勝。"ボール保持率42%"で試合を支配(2023年第6節/アウェーFC琉球戦)(088)

まとめ

ボール保持率42%。

相手にボールを持たせて、ミスさせて、奪ったところを速攻。試合を支配。

 

相手がビルドアップに失敗してる時間帯にできるだけ点を取って、

戦術・陣形が変わったら、そこから総力戦。

相手の戦術は、対処しやすいプランだったので、疲れた人を順に交代するだけ。

あとは死ぬ気で守る。

 

大人の試合運び。初めて見た。

 

琉球の攻撃陣、怖かった。よく無失点で切り抜けた。

2-1と予想してた「1失点」は、相手の個人技の失点です。

 

試合概要は以下の記事を参照(23.4.9 19:00追記) 

hubokinawa.jp

 

得点シーンの解説

↑クリックすると該当箇所から再生されます

 

相手15に11加藤徹也がプレッシャーをかけて、

相手はバックパスを選択。

パスした時点でボールロストしたのかもしれない(だれに向けてパス?)。

 

ずれたところを19酒井達磨が回収。相手41をかわしてJリーグ初ゴール。

 

バックパスさせた地点は、今日のデュエルポイント。

競り合いに強い11加藤徹也を配置(逆サイドの13都並も、同じタスク)。

19酒井達磨は、前線でボールを拾って1:1で決める役。

 

「相手がミスするよう全員で圧力をかけて、あとはFWの1:1」だ。

 

相手にミスさせる。「相手のミスを」じゃない。

こっちのアクションで、相手に失敗させる。

4伊勢からの縦パスを相手CB・41が拾う。

19酒井達磨がデュエルでボール奪取。10山本宗太朗がナイスパスで

29浅川がゴール。

 

相手41はこの時点でボランチ?

一列上がってるときとCBの位置のときがあって、よく分からない。

 

41が出て、CB・99とSB・2の間に段差ができて、10宗太朗がそこを通した。

無理目のパスだけど、通した10宗太朗はすごいし、

29浅川が打てるところにパスした10宗太朗はすごい。

(29浅川はもちろんすごい。体勢がすごく悪い)

 

ひいき目100%で10宗太朗のアシストがスペシャル。

今日の作戦

守備が最大の攻撃

琉球はボールを繋げない

中盤でプレッシャーをかけて、ボールを取る

それか、無理なパスを出させてボールを拾う

ボールを前に運ばれても、できるだけ悪い形で出させる

 

ディフェンシブサードに入ったら常に大ピンチ。

前線のディフェンス(29浅川、16西田)が頑張って、ピンチの回数を減らす。

ビルドアップがうまく封じられれば、こっちにボールが来ない

ポジトラ(守備→攻撃の局面)

今日はショートカウンターの日。

高い位置でボールを取って、前の1~2人で点を取る

→29浅川・19酒井達磨に、いかにいいボールを出せるか

 

19酒井達磨は前のこり。ボールが来るのをずっと待つ。

ボールがきたら、何でも良いからゴールを決める。

(よく考えたら、無茶な要求だ)

 

攻撃(うしろから組み立てて、セット組んでゆっくり攻撃)は、

この1週間練習してないと思います。

 

13都並優太

右SBでスタメン。

守備(特にデュエル)要員。

中盤でボール持ってるやつと競り合う。1:1だけならうちで一番強い。

都並は、移籍後最高のパフォーマンス。格好よかった。

 

33寺村浩平

ベンチスタート。いつもは右SB

自分でうしろから組み立てる必要がないので、攻撃用の33寺村はリザーブ。

守備を重視して都並を起用。

 

2点リードだったので、最後まで出番はなかった。

 

8堀内颯人

ワンボランチでスタメン。

移籍後で一番「高い位置」でプレー。

ボールの回収と、回収後のパスコース確保。攻撃的守備の要。

 

うしろ重心の組立で「ため」をつくる仕事は必要なかった。

今日もいい仕事をしました。

 

19酒井達磨

CFでスタメン。

ベンチスタートだと読んでた。最初から使う理由はすぐに分かった。

 

FC琉球はビルドアップがとても弱く、ボールを持てない。

CFがプレッシャーをかけなくてもボールを出して、ミスしてくれる。

19達磨は相手CBに向かって歩くだけでいい。これなら1試合持つ。

 

ビルドアップが”弱い”レベルのチームだと、

誰かがスイッチを押して方向を規制しないと、

ボールが動かない。真面目にプレスかけないといけない。最後まで持たない。

 

弱いじゃなくて、とても弱いから、あれで通用した。

 

センターフォワードに必要な能力

「ずっと相手ゴール前にいられる」こと。CFには大事な要素。

今日の19酒井達磨、最大のタスク。

 

ちゃんと走れるし、ちゃんと守備出来る人だけど、

得点の匂いを感じた時だけまじめに動いて、スプリントもする。

とにかくON・OFFの切替がすごい。

 

80分間、高い位置で張ってる。

プレーに関わらないところでずっと立っているのは

精神的にきついと思う(たぶん休んでるだけ)。

 

といっても、残り10分で1ゴール1アシストすればいい。

それに、CFがあの場所にいれば、相手CBが動けなくなる。

 

琉球FWで分からないのは、16阿部、9野田がすぐ下りてくること。

185センチで何でもできるCFは、ずっとボックス内にいたほうが怖い。

フォローは2列目の選手がやってFWは前線にいた方が嫌。

 

FC琉球のメンバー

プレビュー記事で触れていたので、答え合わせ。

 

FC琉球のCBは、99柳と41鍵山のコンビ。

99柳は途中加入で今季初出場、41鍵山はいつもはボランチ。CBで初出場。

(2福村を入れて3バックかもしれない)

 

99柳と23山内と予想してた。

99柳がビルドアップ・ロングフィード要員+守備のリーダー格。たぶん必要。

3森・4牟田が前節ベンチ外(怪我?)なので、残った中で本職CBは23山内だけ。

だから23山内がスタメン。

 

…というのが理由。

 

前々節(3森、4牟田:たぶんレギュラーの2人)、

前節(22上原、23山内)ときて、今節は5人目と6人目(99柳、41鍵山)。

スタメンCBは2人しかいないのに、3試合で6人。

 

「大丈夫か?」と思ったら、大丈夫じゃなかった。

 

FWが44金崎なので、前半15分くらいから/最初から、蹴ってくると思った。

前半は琉球が風上だし。今日は強風。

後半から蹴ってきたけどすでに風下。よく分からない。

 

この日は41鍵山から一人飛ばして斜めのパス。

目先は変わってるけど、パスの目標は同じ選手なので

(両サイドライン際、SB、WHの4人のどれか。サイドが分かれば1~2人に絞れる)

パスに時間がかかる分、プレッシャーをかける準備ができる。

 

予定通りプレッシャーをかけて、予定通り攻撃を切れた。

 

FC琉球、後半からは蹴ってました。ロングボール主体。

強風下、風下から蹴るのは悪手だと思う。やるなら前半。

斜めに中に入れるパターンが続いたけど、

キックの起点がどんどん下がっていき、その後は意図が分からなかった。

(なので後半最後の30分は見直ししてない)

 

FC琉球:41鍵山

41鍵山、DF登録だけど、サイズがなくて(173cm、68kg)俊敏性がそれなり。

ここまでボランチで全試合出場。だけどこの試合は2CBの一角。

青森山田・東洋大って、173㎝のCBが試合に出れるの?

 

タスクは、DF最終ラインからの前パス。

CB2枚にボランチが下りてくるなら、最初から1枚をCBにすればいい。という発想。

ビルドアップの起点にプレッシャーをかけられると潰れるので

プレッシャーをかけられるまえにパスを出す。

 

J3のスピードに慣れてない(前節まで、簡単なボールロスト・突破が目に付いた)のと

ダブルボランチに入れても(ポゼッション自体が)機能してなかったのと、

それ以前に、チームがポゼッション路線を放棄しそうだったので

スタメン落ちすると読んでた。

 

CBに抜擢されてびっくりした。

プレー内容は、本人のコメントと同じ感想。

今日に関しては「できないタスクを与えた」監督の責任です。

 

99柳とのコンビの練習不足。というかCBの練習をしていたか怪しい。

19酒井達磨・29浅川とも技術で得点するタイプだから

急増CB(CBコンビ)ならいける。点を取れる。

 

解決すべき問題はどれか

FC琉球の場合、「配球役が足下でボールを持てない」が一番のネック。

 

そもそもビルドアップって、2FWに対しGK・2CBの3人で数的有利を作り、

相手FW・MFを剥がしながらボールを敵陣に運ぶことじゃなかったっけ。

誰も来なかったら、自分で運べばいい。

 

味方の準備ができてない、相手が引いた状態からスタートするなら

ビルドアップする意味がない。

 

すぐにパスすると、配置を調整する時間がないからパスコースを作れないし

攻撃時間が減るし、休憩時間がなくなし。

それに、うしろがボールを持てないと、キーパーに戻してのやり直しができない。

(能力が高く、シュートまでいってしまうから、初見では分からない)

 

すぐ入れるなら、442速攻の方がパスが通る。

特にFC琉球選手の前線のスキルだと。

 

41鍵山(ボランチ専門)の初期配置をCBにすると、

ゲームメイクする位置が一列下がって守備力が下がる。

パスする距離が長くなるので、行き先がバレるし

ボールを出す先は罠を張ってて、やっぱり前に運べないし、

運が悪いと、パスを途中で取られる。

 

「前パスする人をCBにする」だと

1つの問題を解決してもっと多くの問題が出てくる。

 

最後に

この試合は、ずっとやられてた嫌がらせをそのままやりかえしたら

全部がうまくいった。そんな感じで、嬉しくありません。

 

試合を見直す間(後半62分:FC琉球のFW2枚替えまで)、

「この(見直す)作業に意味があるのか?」とずっと考えていました。

 

FC琉球の選手の質はリーグ屈指です。

対戦した昇格候補(松本山雅、長野、今治)の中でも。

お世辞抜きに、攻められてる時間帯、ずっと感じていました。

 

20森田凛、大丈夫かなあ。

 

(参考)

FC琉球戦プレビュー(2023年第6節/アウェー):新戦術への転換は茨の道(087)

 

プレビュー

琉球サポーターの試合レビュー。どこよりも詳しい。

最近の試合内容がよくないので、辛めです(ここに書いてるより、琉球は強い)

 

理想を追った代償。貫いたスタイルで連敗【J3 第5節】FC琉球 vs FC岐阜 - ぺっぷブログ

福島の琉球対策と露呈した弱点【J3 第4節】FC琉球 vs 福島ユナイテッドFC - ぺっぷブログ

収穫と課題。圧縮と開放。【J3 第3節】FC琉球 vs FC今治 - ぺっぷブログ

 

FC琉球は、初顔合わせな上に、メンバーが安定しません。

メンバー発表後に「誰が何をできるのか」を調べるのがお勧めです。

(ほとんどの人は、20森田凛以外、誰も知らないと思う。)

 

基本情報

FC琉球はJ2から降格、J3は5年ぶり。監督が変わった。(赤字部分修正:23.4.8修正)

奈良クラブはJFLから昇格、J3は初めて。監督は続投。

どっちもJ3初年度。5試合分データが取れたので十分?

 

コンディション

芝の状態は良さそう

前日に小雨、当日は晴れ。

気温18度くらい。

奈良クラブは今期初のナイター

 

基本戦術は同じ

「はず」

両監督の指導法が同じ系統(倉貫監督は徳島時代のもの)です。

攻撃が433、ポジショナルプレーでパスサッカー指向。ビルドアップ主体

守備が442、即時奪回がメイン、ポジトラはショートカウンターが主体

 

琉球で気がついた要素

(チーム問わず、攻撃が全般よくわかりません。ごめんなさい)

前線の攻撃のアイデアが豊富。たぶん止まらない。

見た範囲では8清武は賢い、9野田は力が抜けてる

ボールが前線にこないので、一列目がよくわからない

 

メンバーが固まってない。

全体的に若い選手が多い。

代表クラス・外国人のストライカーは故障中?

キーパーは併用なの?

 

選手

20森田凛 ダブルボランチの守備寄り。ビルドアップ時に下りてくる。

昨年でいうと、可児のタスクが6割、森田凛のタスクが4割。

(CBのヘルプを出来るのが森田凛しかいない)

 

41鍵山慶司 

ダブルボランチの一角、ゲームメイクを担当?

昔の「トップ下」をコンバートしたようなプレースタイル。

 

去年までおこしやす京都AC(関西リーグ1部)に所属。青森山田卒。

活躍してくれると嬉しい。

 

対策(ハイプレス)

ビルドアップに圧力をかけて、どっかでボールを取る(後述)。

最初20分の3トップの動き・運動量がカギ。

 

左ウィングは絶対に16西田。CBへのプレス要員はIH・10宗太朗と二人で。

完全な潰れ役。60分まで全力で。

 

CFは29浅川の方がいいかも。規制のかけ方がうまい。

 

右ウィングは、39嫁阪か、ファンなので7桑島。

強いプレスをかけなくても、適切な場所に立てば自然にラインが下がっていく。

ボールを取った後のクロスを頑張る。

 

19酒井達磨をプレスで消耗させるのはもったいない。投入で、DFラインが十分下がってから。

 

琉球CBの人選に注目。森3・4牟田のコンビなら守備力は高い。ビルドアップ能力はそれなり。

岐阜戦のコンビは経験値が足りない。どっちかが出場すれば、攻守ともカモれる。

 

他にも、出場経験が少ないor大卒すぐの選手がいる。だれとマッチアップするかに注目。

 

対策(攻撃)

ハーフライン前後で回収してのショートカウンターが基本。

相手SBを2人で囲ってボールを取るイメージ。

 

前の2〜3枚で決める準備を。

敵陣でファールで止められるケースが増える。セットプレーも頑張る。

琉球はライン間の距離がおかしい。17可児の出番。サイド以外でもボールを回せる。

 

対策(守備)

琉球にボールを持たせても、エリアが取れない。あっちに渡して途中で奪う方が楽

とにかくハイライン。琉球の裏抜けはない。ちなみに開幕戦はオフサイド0

(そんなんあるのか?)

 

中盤・DFラインでデュエルするとたぶん負ける(個々の能力が高い)

琉球の”アタッキングサードに侵入した以降の破壊力”が怖い。8番がうっとおしい。

 

GKは31アルナウが出れたらアルナウ。それか15岡田。

GKからロングボールを入れれば、こっちの陣内に戻ってこないかも。

 

マッチプレビューは以上です。

間違ってるところは教えてください。

 

この後は思い出話です(本当に書きたかったこと)。

 

FC琉球の”見覚えのある失敗”

分析用に動画を見てたら、懐かしく…じゃない、過去の苦しみを思い出した。

 

いつもは1試合をぼーっと見るだけですが、

今週は3試合(岐阜戦、福島戦、今治戦)。せっかくなので記事にしています。

CB(3番と22番たぶん)は、保持出来ない、ビビってるのかどっちか両方か
森田凛がいてよかった。でもあと1人森田凛がいないと攻撃が死ぬ
周囲のパスコースの指示はそれでいいの?
あっちはもうプレッシャーをかけないよ。ラインは下がったまま?

それでもビルドアップ。変える気はないか

「それ以前に、できるメンバーなのかこれ」

FC琉球は、負けながら最低3ヶ月我慢してレベルアップするか、

夏にいいCBを入れるか、戦術か監督のどちらか・両方を変えるか。

真面目に応援してる人は、頭を抱えてると思う。

 

1週間じゃ直らないので、FC岐阜と同じ戦術でいい

「DFにプレッシャーをかけて、苦し紛れのパスを拾って速攻」

 

いつもされてることの逆だ。

 

他クラブ(FC琉球)に口出しした理由

「まったくうまくいかないビルドアップ」が

2年前の奈良クラブそっくりで、色々思い出したから。

(FC琉球の直近3試合:岐阜、福島、今治)

 

戦術転換は、うまくいくまで大変だ。

 

以下の動画は、FC琉球vsFC岐阜(第5節)、後半最初の15分(45-60分)と

併せて見ると効果的です。

前半10分(クリックすると該当箇所から再生されます)

青が奈良クラブです。

 

2021年ソニー仙台FC戦(前からくるチーム)。

 

DFラインにプレッシャーをかけられてCBがパスを出せず。

ラインがどんどん下がり、苦し紛れのパスは取られてショートカウンター。

この年はいっぱい見た。この形。

前半13分。青が奈良クラブです。

 

2021年ヴェルスパ大分戦(前からくるチーム:この年優勝)。

 

ビルドアップの失敗シーン。

というか、この試合はもっとタチが悪い。

最初からビルドアップをやってない。

 

まだ4試合目。やって失敗しろよ。何点取られてもいいから。

チームの基本戦術だろ、ボール保持とビルドアップは。

 

2021年の奈良クラブ

林(前)監督からフリアン監督に交代し、選手を8割入れ替え。

パスサッカー、ビルドアップ&ショートカウンターに切り替えてる最中です。

(戦術の変更)

前監督 ハードワークでボールを奪還、縦に入れて走るサッカー

新監督 コロナでスペインから来日できない(冗談ではない)

開幕戦を勝ったあと6連敗。連敗期間の2試合を紹介してます。

 

ヴェルスパ大分戦(ビルドアップしなかった試合)は、

応援し始めて歴代ワーストの試合。

現地にいたので、よく覚えてます。

当時のブログ記事。いま読み直しても、悲しくなる。

こういう思いは、どのクラブのサポーターにも、してもらいたくない。

 

信頼関係が命

2年前、奈良のサポーターは相当我慢しました。

どこを目指してるんだ、本当に強くなるのかこれでと

サポーター間でずっと話してました。

 

結局、機能するまで3ヶ月くらいかかりました。

あとから思えば、予想よりずっと早かった。

 

後半戦からはどの相手にも互角に戦えるようになり、翌年はJFL優勝。

そしてJ3に昇格しました。

奈良クラブ社長(新戦術を導入、新監督を招聘)が、

ヴェルスパ大分戦の試合後にツイートしたものです。

(赤字部分修正:23.4.8)

 

もし当時(2年前)にタイムスリップしてきたら、

当時の自分にこう言うと思う。

 

「しばらく我慢しよう。必ず強くなるから」

 

昇格が絶対条件なら

FC琉球は”J2昇格”が絶対条件だろうから

直近2~3試合の内容が続けば、風当たりが相当強くなりそうです。

・なにがあってもビルドアップで行く、と決める

・2CBはボールを持てる奴にする

・うしろ2列(に限らないけど)の立ち位置を覚える

・試合でやらないと上達しない

・どんだけ失敗してもやり続ける

成果が出るまで時間がかかりそうなら

(サポーター、スポンサーに何度も説明して)一緒に頑張るしかないですし

クラブと関係先すべてとの信頼関係がカギになります。

 

人気チームは、いろいろ大変そう。

 

おまけ:2023奈良クラブ・現在のビルドアップ陣

FC今治戦、前半最初の10分間、今治のハイプレスを適当にかわしてます。

今治側の問題(プレスの完成度がいまいち)はおいといて、

ビルドアップ能力は十分だと思う。ボールの保持と運び出しはできてる。

左CB・5鈴木大誠(起点)

※ポジションは2023年第5節・今治戦のスタメン時

 

奈良クラブのビルドアップの起点。参考にするならこの選手。

松本山雅とFC今治はプレスがきつかったので、みるならその2試合。

2020年にJ2琉球で21試合出場。古巣対決だ。(赤字部分修正:23.4.8)

 

ボール保持力(特にプレッシャーがかかったときの引きつけ方・耐性)が◎、

この役目は、FWを引きつけるのが仕事。でもロストすると失点する。

度胸が命。技術はもちろんだけど、とにかく度胸。

 

あと、パサー側のポジショニングとパス技術が○です。

出しどころがないなら自分で作る。FC琉球のCBは、できてない。

右CB・4伊勢渉

33寺村へのパスも、基本的に4伊勢の仕事。

プレッシャーがかかりそうな局面では、5鈴木大誠に回します。

 

ボール保持力とパス能力が多少落ちて、ほかは5鈴木大誠と一緒くらい。

Vo・8堀内颯人

うちはSBが出口になるので、Voはあまりボールに触らない。

位置取りがうまく、おそらく動かないのが仕事。

 

パスコースがないときは適当に作ります。たまにCBの間に下りてきます。

CBでレギュラーになってた年もあって、3CBの真ん中っぽく動けます。

左SB・11加藤徹也

1:1が◎、ボール保持が○。前向きのパスがあまりうまくない。

10山本宗太朗に渡すか。最近はドリブルで上がってます。

右SB・33寺村浩平(中間ゴール)

CB時代からプレッシャー回避がうまい(昨シーズンはCB)

パス能力は後5枚で最高。ゲームメイクできる、ボランチタイプのSB。

 

最後は、33寺村からライン際を29浅川隼人に渡すか、

サイドチェンジして11加藤徹也・16西田惠に渡すか。

 

とにかく、MFまで渡したら、ミッション達成です。

 

まとめ

左SBの加藤徹也は、2年前から不動のレギュラーです。

たった2年で”J3で通用するレベル”になったのは、本人が本当に頑張ったと思います。

別人ですよ。さっきの動画とは。

 

さあ、明日のFC琉球戦。

2−1で勝って、沖縄を満喫して帰ってこよう。

今治・里山スタジアムへ行ってきました&試合の分析(2023年第5節/アウェーFC今治戦:その2)(086)

 

はじめに

後半88分・相手キーパー一発レッド(疑惑)の解説(2023年第5節/アウェーFC今治戦)

 

試合のプレー解説で1本書きました。

今回は旅行記がメイン、試合の感想はおまけです。

 

アウェー遠征に行ってきた

里山パーク(入場無料、サッカー以外が楽しめるエリア)からメインスタンド方面

↑ホームゴール裏とバックネットの角から。メインスタンド方面

バックスタンドの後ろ。そのうち客席になる予定。

(現在の客席は5000席。あと1万席増築するらしい)

 

今年竣工の今治・里山スタジアム。

試合も見応えがありましたが、観戦そのものも楽しめました。

スタジアムの説明は、このへんを参照。

動画は、客席の説明から始まります。

試合前のメインスタンド、一番いいエリアへ。

今回の席。奈良クラブベンチのすぐ隣です。

ベンチが客席の一部に作られてる、日本では珍しい構造。

ベンチからの指示もベンチメンバーの話し声も聞こえるし、

作戦ボードも選手の交代カードも全部見えます。

(なので、試合中のことはあまり書けない)

全国区のアイドルを間近で見れました。

(試合前にPK対決をやってた)

今治サイドのゴール裏。開放感が素晴らしい。

この日は全席完売、満席でした(入場者数:4,578人)。

お天気も良かったですしね。

そして選手入場。この角度から見れます。

ピッチから10メートル、高さ2メートル弱。

普通のスタジアムだとフェンスがある辺りです。観客はいません。

 

ゲームキャプテン(11加藤徹也)に続くのは、GK・15岡田慎司。

移籍後初出場は、満員のFC今治戦(前所属)、新設の里山スタジアムで。

一世一代の晴れ舞台です。

 

今治サポーターから寄せられた温かい拍手は、その後悲鳴に変わってました。

フリアンはこの距離。

熱いパッションが伝わってきます。

相手の先制ゴールの場面(たぶん)。

奈良クラブベンチの横でも、今治サポーターが9割。

アップ中の選手が通ると、こんな感じ。

映ってるのは39嫁阪翔太。すぐに出番がくるよ!

嫁阪投入。頼むでヨメ!

(クリックすると、奈良クラブの得点シーンから始まります)

 

すっげーゴール!

今治まで来てよかった!!!!

選手・ベンチ・係員で試合が良く見えない。

それに前列過ぎててゴール付近が見えない。

選手交代や戦術指示のときは、特にごちゃごちゃします。

 

そもそも、反対サイドのゴールマウスが見にくい角度。

それを割り引いても、すばらしい体験でした。

試合後の奈良クラブ選手の挨拶。

今治サポーターからも大きな拍手が起こっていました。

GK岡田慎司が初スタメン

33アルナウがベンチ外、15岡田慎司がスタメン。

岡田は昨オフにFC今治を退団。トライアウトを経て入団し、この日が移籍後初出場。

今年できた里山スタジアムで、地元ファンへの恩返しだ。

こういう記事を読むと応援したくなるし、

シーズン途中でもユニフォームを作りたくなる。

 

スタジアムで「岡田君をよろしくお願いします」というFC今治サポさんに

何人もお会いしました。人望があるんですね。

(画像をクリックすると全体が表示されます)

 

プレーを見るのは始めて(移籍後初出場)。

この試合に関しては、シュートストップも合格。

岡田くんのおかげで負けなかった。

 

失点は、クリアミス後の相手シュートが味方にあたり、方向がかわったやつ。

クリアミスした酒井達磨と、相手シュートに当たった酒井達磨が悪いので

キーパーの責任ではない。

 

自陣でのボール回しもロングボールもいけてたので、

アルナウと入れ替えても同じ戦術でいける。第2GKになってる理由が分かった。

(赤塚はロングキックができないので、戦い方を変えないといけない)。

今治ゴール裏に挨拶する、OB3名

(7桑島良汰、15岡田慎司、20片岡爽、17可児壮隆はビブス着用)

スタジアムには、桑島ユニフォーム「を着た今治サポーター」がたくさんいました。

岡田も、色んな人から声をかけられて。

 

試合の分析(箇条書きで)

試合は圧倒。後半ラスト15分は今治に主導権を握られた

個々の質が違う(あっちが上手い)ので、残り75分でトドメを刺したかった。

ボックス内/ゴールマウス正面でボールロストしてるのは

決定機を何度も作ってる証拠。あと4~5点取れた。

試合開始から88分までゴール期待値が相手を上回る。これも昇格後初めて。

(FC今治が上回ったのは、例のノーゴール判定のあたりから)

アンカーの平均プレーエリアが相手陣内に入ってる。

これも初めて。エリアも取れてる。

時間帯別のボール保持率を見てください。

 

前半は相手のハイプレスをかわして左SH西田に入れ、ゴール前に繋ぐ形。

あっちのハイプレスがほとんど外されてて、敵ながら心配になった。

(FC今治の基本戦術です、ハイプレス)

10山本宗太朗の位置がライン沿いに固まってるのは、

プレスを受けたDFからボールを回収するため&SH西田が上がっていたため。

IHは中でプレーしないと面白くないので、片岡爽と早めに交代。

基本的にアタック要員。左コーナー前でボールを触ってる。

後半20分くらいから押し込まれてたので、自陣も多め。

 

選手別のコメント

7桑島。もう一人のFC今治OB。こちらもファンが多かった。

桑島は、何でもできるせいで出場時間が減ってるような…

カウンター時のスルーパス(相手GKが飛び出したシーン)、アシストがついてましたよ。

 

33寺村の守備がしんどい。圧力をかけるならここ。

というか、今治の9高木レベルの快足アタッカーが来たら、本職のSBでも対応が難しい。

 

33寺村は、攻撃でも苦労してた。

この日は、バックスタンドからメインスタンド方向に強風が吹いてて

サイドチェンジのボールを出す・受けるのがしんどそうだった。

そんな状況で「嫁阪へのクロス」1本を決めただけで十分。

 

守備は我慢して、上達するまで待つ。

 

CB二人のポジションがいつもと逆(5鈴木大誠が左、4伊勢が右に)。

ビルドアップの出す先が左サイドなので、起点の大誠を左に移した?

(理由を知りたい)

 

17可児。FC今治OBだと初めて知った。

このレベルでもIHでがストロングになるのに驚き。

第2節に一列上げてから、チームが安定した。

 

おまけ

うちのブログは、毎回テーマを変えてます(飽き性なので)。

読みたい記事とか好きな選手とかを教えてもらったら何か書くので、教えてください。

席が良すぎて、いろんなものが映り込む。

ベストアングルのはずが、カメラマンを撮るカットになってしまった。

両監督が握手するシーン(中継でよく見るやつ)を狙ってたら

だれか横切った。あれは…矢部さん?

 

おしまい。

後半88分・相手キーパー一発レッド(疑惑)の解説(2023年第5節/アウェーFC今治戦)(085)

変更履歴

23.4.4 公開。「ジャッジ・リプレイ(#6)(同日AM6:00公開)」は見てない

23.4.5 間違ってる箇所を訂正しました(赤字の部分)

23.4.8 ジャッジ・リプレーの動画・記事を追加

問題のシーン

前提

青がFC今治、白が奈良クラブの選手

今治のコーナーキック→奈良クラブGKがセーブ→カウンター

後半88分で同点

FC今治の選手は全員奈良クラブ陣内にいる(GK以外、カメラに全員映ってる)

 

プレー解説

GK・15岡田がセーブ。ゴールかの判定は微妙。

この時点で今治19パク・スビンだけが自陣(手前側)を向いてる。

プレーに絡むのは、囲った3名。

7桑島、19酒井達磨、今治19パク・スビン

酒井達磨は、セットプレーでは高い位置に。

速攻要員なので、真っ先にスタートします。

この時点で、パク・スビンと同じ位置。スプリント勝負だ。

 

追記(23.4.5)

今回はオフサイドラインがない(今治選手が全員敵陣にいる)ので、

すぐにボールを出せばオフサイドなし。

パスの瞬間に達磨が敵陣にいれば、オフサイドになる可能性があります。

 

その場合、パク・スビンとの位置関係が問題に。

 

今治の選手が副審(画面右側に見切れてる)を向いてアピールしてる。

15岡田・8堀内がカウンターアタックの方向を指示。

そして7桑島が反応。

 

大きく”あっち”を指さしてるのが8堀内。

1コマ前はどこで何をしているか?上にスクロールしてご確認ください。

判断が速くて正確。

15岡田がアンダースローで転がします。

まだ副審を向いてるやつが多すぎる。

中は酒井達磨がパク・スビンと1:1。

通ればビッグチャンス。

奈良クラブの選手は誰もついてきてない。

 

桑島は前向きのプレー(マーク2人の間を抜くスルーパス)を選択。

2人の間は空いてるし、2人とも背走しててボールにちゃんと対応できない。

通った。

達磨の奥、バックスタンド側。ボールを確保できそう。

相手GK・31セランテスが出てきた。

達磨は開いてボールを回収(パスはちょうどいい強さか、少し弱かった)。

この位置をよく覚えておいてください。

 

19酒井達磨、31セランテス、19パク・スビン

達磨が先にボールタッチ。

キーパーを交わしたらゴールがガラ空きだ。

ボールタッチで交わした瞬間

ファールの瞬間。

30セガンテスがアフターで手を使って止めて、倒した。

ラフプレーだけでイエローが出ます。

 

レッド・イエロー

DOGSO(=Denying an Obvious Goal Scoring Opportunity」

決定的な得点機会の阻止であれば、レッドカードです。

D=Denying(阻止する)
O=Obvious(決定的な)
G=Goal S=Scoring(得点する)
O=Opportunity(機会)

判断基準としては4要件(実際は5要件)。

1 反則とゴールとの距離
2 全体的なプレーの方向
3 ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
4 守備側競技者の位置と数

ファールと得点機会との関係が問題なので、

反則の悪質性(ラフプレーの度合いが酷い)は関係ないです。

 

ラフプレーでない戦術的ファールがイエローになるのと

(ラフじゃない=通常のファールのはずだ)と同じ関係です。

 

DOGSOの4要件の適用

1~3は概ねOK(90~100%)。4が?です。

1 反則とゴールとの距離

相手陣内、ボックス手前なので100%OK。

2 全体的なプレーの方向

相手キーパーを抜いたタイミングでは、ゴールでなくコーナー方向に向いてる。

人によっては80%くらい。

3 ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性

先にボールタッチしてて、ボールに追いつけばキープできる状態。

100%OKか悪くても90%くらい。

4 守備側競技者の位置と数

相手19パク・スビンが、達磨とゴールの間にいる。

この評価は分かれる。正直どっちでも正解。

・守備者がこの場所にいるのを重視→レッドでない

・守備者はフィールドプレーヤー、キーパーではない。

 ディフェンダーが同じ事をしたときとは重大性が違う→レッド

7:3でレッド相当

レッド相当だけど、30%の確率でイエローだと感じました。

 

現役レフェリー、レフェリー好きの人でも

レッド/レッド寄りのイエロ-(=100%イエローではない)という人が多いと思います。

ファールの瞬間、赤が主審・副審。

ファールの存在、プレーヤーの位置関係は、主審・副審両方から見えてます。

 

審判の位置関係の問題で「現場が見えてない場合」もある。

現象を見落としたなら、ミスジャッジ。

見えてて別の判断をしたなら、解釈の違い。

 

イエロー判定に不服な人は多いでしょうが、今回は解釈の問題です。

ファクトは(おそらく)正確に把握しています。

 

「審判がそう言うなら仕方がない」

「直後のフリーキックで点を取らなかった方が悪い」

ジャッジリプレーの判断(23.4.8追加)

クリックすると、該当部分(FC今治vs奈良クラブ)に飛びます。

結論はこんなの。

 

・DOGSOでレッドカード

・キーパーがいない=「ゴールがらあき」という判断

・酒井達磨のトラップはゴール方向へ。コントロールできてる

・主審のポジショニングが悪い

動画の要約記事。

まとめ

何度見直しても、面白いシーンです。

面白かったので3時間くらいかけて1本の記事にしました。

(今治旅行記は別の機会に)

 

カードの色、得点の有無、勝敗はもちろん大事だけど、

細かい判断をすべて正解・成功させ、決定機を作り出した選手達に拍手です。

 

年に1回の鮮やかな攻撃。できれば決めたかった。

19酒井達磨

CFであんだけ削られてて88分に全力スプリント&キーパーを交わした

あのシーンの達磨、凄いんですよ。本当に。

ゴールを決めるよりずっと難しいかもしれないプレー。すごいすごい。

 

15岡田慎司 

シュートブロック(後述)も最高。速攻を選択したのもボール出しも最高。

一連の速攻は、岡田がすぐ立ち上がって前を向いてるのが前提。

 

それ以上にすばらしいのが、チーム全体の意識。

後半のFC今治の猛攻。しのいでしのいで、最後の大ピンチを乗り越えて

最後までチーム全体で攻める姿勢を貫く。格好いい!

8堀内颯人 桑島を指さして指示した

堀内の明確な指示がないと成立しません。

判断が速くて正確。ほとんど動いてないけど、最高のプレー。

7桑島良汰 速攻への反応が早い。スルーパスも絶品

地味だけどあのスルーパス、結構難しいぞ。

 

決まってたら、岡田・桑島への試合後の拍手はなかった。

大ブーイングで今治を去ってた。

 

あと、今治19パク・スビン。

真面目に戻って、中を絞って達磨を外へ追い出した。

キーパーが達磨と1:1になった時点でも位置取りが◎。すばらしい。

 

というかこれが普通や。

抗議してた人間があと1~2人戻ってたら、すべてが解決してた。

 

ゴール・ノーゴールの判定は覆らないのに、なんでそこを頑張るの?

そういうとこやぞ。そういうとこ。

 

おまけ:ゴール・ノーゴールの判定

「今回のカメラアングルでは分からない」が答えです。

ラインの内側にボールが完全に入ってるか。

真横から見て、ゴールポストとボールの間に何か見えるか…で判断します。

ゴールの最終決定は主審(左の丸)がしますが、

ボールが完全に入ってるかは判断できないので、

副審(右の丸)の判断を(ほぼそのまま)採用します。

左側(青の選手:隠れてる)がシュートを打った選手、

右は加藤徹也(オフサイドの基準)です。

 

副審はオフサイドラインの線上にいるので、

ゴールライン上には立ってません。(×ゴールラインと並行には、から訂正:23.4.5)

サイドライン上、2mくらい手前の位置にいます。(赤字部分を追記:23.4.5)

ゴールラインと得点の判定

ゴールラインと得点の判定|サッカーの箱

 

この絵の真ん中/右側のボールを、副審は右下から(斜めに)見てます。

その場所から「ボールがゴールラインに完全に入ったか」判断をします。(23.4.5追記)

 

「本当にそれで分かるのか」と言われると

「ずっとそうやって判断してきた」「そういうもんなんだ」という回答です。

自分の席からは、こういうアングル。もっと分からない。

 

毎回、ゴールラインの線上からゴール判定をしてるわけじゃありません。

 

もしゴール・ノーゴールの判断をするなら、

真横からの映像が別に必要です。今回のDAZNの映像(赤字部分:23.4.5追記)では分かりません。

「ミスジャッジが明らかだ」と判断する、別の証拠が出てこないので

審判の判定「ノーゴール」が正解。

 

おしまい。

大雨・沼地での試合は"負けに等しい"引き分け(2023年第4節/ホームY.S.C.C.横浜戦)(084)

 

まとめ

www.youtube.com

※スタッツは、利用規約の関係で貼り付けできません。

画像をクリックして、元サイトで閲覧してください。

 

J3では数少ない「ほぼ同じ実力同士」の試合。

ボールは持ててたし、試合は奈良クラブのペース。

前半最後のセットプレー2失点が痛かった。

 

芝の状態も悪く、何でもないパスが水たまりで止まったり

選手が転んだり。両チームとも、思ったプレーは出来ず。

「どんどんシュートを打て」と指示しても、20本越えはなかなか難しい。

枠内にもそこそこ飛んでる。100点満点です。

(「シュートが少ないから」批判してた人間は、誉めるチャンスです)

 

得点シーン

奈良1点目:アルナウ→酒井達磨が納める→浅川にラストパス→合わせるだけ
酒井達磨 セットプレーでは前残り。
 高い位置からスタート(たぶん)→右に流れて納める→ポイントを作る→クロス
浅川隼人 
 相手のシュート失敗=マイボールになってからダッシュ→達磨の位置を見て中へ
 
CFが右サイドで受ける→右WHがゴール正面→シュート
何か変だった原因はこれ(たぶん)。
映像からは、酒井達磨のはっきりしたポジションが分からなかった。
 
「もし位置が逆なら」酒井達磨のJリーグ初ゴールでした。
達磨ならすぐに決めるだろうし、来週まで待ちましょう。

つねに敵陣ゴール前で仕事をするストライカー。 

こういう選手を待っていたけど、JFLから獲得できるとは思わなかった。

(もっと苦労すると思ってた)

奈良2点目:山本宗太朗ヘッド(→相手クリアミス→本当ならオウンゴール?)
YSCCの選手が小さいからか、セットプレー以外でもヘディングでも競り勝ってました。
(ヘディングが強いという印象があまりない)

この試合のMVP。次はヒーローインタビューで。

 

失点シーン

失点シーンは2回。もったいなかった。
1点目:可児のハンド→PKで失点
2点目:寺村が滑る+手がかかる→イエロー→シュートを一度はじくも、失点

どちらもセットプレーから。

ミスするのは仕方ない。下が悪いし、年に何度か発生するアクシデントだ。
 
ただ、全員が「無言でセットディフェンスに移る」のは違う。
誰かが一声かけて、必要以上にフォーメーションを確認して
「よし、みんなで守るぞー」でしょう。
 
そこはゲームキャプテンがリーダーシップをとる場所ですよ。
可児もリーダーの一人だけど、この日のゲームキャプテンは加藤徹也だ。
 

笑顔で勝とう、さわやかイレブン

天気もグラウンドの状況も悪かったので、
選手の表情が険しかった。
足下を取られるし、思った通りプレー出来ない。気持ちはわかる。
 
ただ、プレーが切れた瞬間は、中継に映るチャンスだ。
試合結果をニュースで観る人にも、奈良クラブを初めて見る人にも、
その顔がアップで流れます。
 
アップが抜かれそうな瞬間くらい、笑顔で対応してほしい。
 
酒井達磨は良かったですよ。
惜しいシーンでも大きく外したシーンでも、
パサーに向かって「ありがとう、次は決めるな」と
 
ストライカーの絶対条件は、いいパスをチームメイトに出してもらうこと。
チームメートに好かれることも、大事な才能です。
性格がいいんでしょうね、達磨。
 

寺村へのマーク

開始7分のシーンからずっと熱くなってて
その後も相手選手とやりあってた。珍しい。
 
YSCC横浜の選手は、みんなクリーンですよ。
判定にも相手選手にも、よっぽどのことがない限り抗議しない。
YS側が抗議してるしてるときは99%こっちが悪い。
 
寺村は攻撃の中心。
相手はファール前提で止めに来るし、いちいち怒ってたらプレーできない。
試合中にイライラしていいことなんか一つもないぞ。
 

フリアンと遊ぼう

note.com

(訳:チームが連勝できず、大変残念でした。難しい条件の試合でした全員が怪我しないで終わったのに安心しています。次の試合では、奈良クラブの応援のために、今治へ行きます。我々の応援によって、奈良クラブが勝利することを期待しています。)

 
いいね!もリプライももらえます。
うちの監督へ、どんどんメッセージを送ろう。
 

3月をふりかえって

4試合で1勝2分1敗、勝ち点8の11位。100点満点です。
 
八戸戦の後半からは内容もよく、手応えを感じています。
ただ、八戸とYSCC横浜は戦いやすい相手だった(長野は少し違う)ので
「ここ3戦の内容=実力=上位を狙える」と考えるのは、
少し早いかなと思います。
 
来週からは、今治→琉球→岩手。昇格の有力候補が続きます。
最初の2試合は、勝ち点1(2試合合計で)が取れれば上出来やと思うので
気を引き締めていきましょう。まだ残り34試合です。
 

data.j-league.or.jp

 

あともう一つ。カード多過ぎ。

そろそろ目をつけられてますよ。審判から。

 

リンク集

 

おしまい。

やったぞJリーグ初勝利!3−0の快勝、長野で決めた(2023年第3節/アウェー長野戦)(083)

3戦目で初勝利

3−0の完勝でJリーグ初勝利。

長野・シュタルフ悠紀監督のコメントが面白かったので、それを交えて。

 

1点目:浅川隼人

(決まった再生位置からスタートします/同じように見えて、どれも違う)

 

GKアルナウのロングフィードを相手がヘディング(クリアミス)

浅川が拾ってループシュート、スーパーゴールで先制。

 

前半27分、Jリーグで初のリードです。

(記者)試合の総括をお願いします

(長野・シュタルフ悠紀監督)今、言えることはミスが多かったっていうところ。ミスがあるスポーツなので、ミスは起きるんですけど、ミスが多すぎるとゲームが壊れてしまうっていうところと、1失点目が全てだったなと思うので。悪くない立ち上がりの中で、何の危なげもないシーンで失点してしまって、そこからサポーターの気持ちに応えようっていう焦りも選手の中にはあったのかもしれませんし、ちょっと攻め急ぐっていうのか、際どいボールみたいなものを狙いすぎて、パスが通らなかったり、引っかかったりっていうシーンが本当に多く見受けられたので、相手としては楽なゲームになったのかなと思います。(傍線部筆者:以下同じ)

(記者)1失点目のような背後を狙われる事への対応については、今後も含めてどう感じていますか?

1失点目はまったく問題ない状況ですね。人数も足りてますし、ロングボールからのヘディングを前に落とさないといけなかったと思いますし、後ろに落としたとしても相手が孤立してますし、コーナーフラッグに向かってますしキーパーが出る必要もなかったと思うので。

|トップチーム|AC長野パルセイロ

↑コメント全文はこちらから

 

DFの裏を狙ってくるのは、長野側も分かっていました。

あの1点は浅川の個人技なので、強い側はいつも通り戦えば良かった。

焦ってミスが多くなり、墓穴を掘った…ということかな。

 

2点目:山本宗太朗

 

相手SBにプレッシャーをかけ、堀内がボールを奪取。

浅川→可児→寺村→逆サイドの嫁阪へ→クロス

(→酒井達磨ヘディング空振り→キーパーはじく)→山本宗太朗ゴール

 

華麗なパス回しで…より

相手ボール保持者に3人集まってボールを奪ってるのに注目。

 

パスコースを誘導→ボールにプレッシャー→相手の攻撃が潰れる

が試合を通じて繰り返されてる。

準備した通りのボールの奪い方。作戦勝ち。

画像はクリックして拡大を

 

長野のボールロスト(=奈良クラブが奪った)位置。

左サイド(嫁阪・宗太朗・加藤徹也の位置)でプレッシャーをかけて

ボールを奪ってる。

 

相手の右サイドバック(5船橋)がやっかいだったのも、

加藤徹也の1:1の力(と戦略的ファール)で抑え、危なげない展開に。

Jリーグ初ゴール、おめでとう!

宗太朗がうまいのが、この試合でバレてしまった。

次からマークがきつくなりそう。

 

何度見ても、酒井達磨が惜しい。あと20センチ。

この試合、おしい場面が3回はあった。Jリーグ初ゴールまで、あと少し。

(記者)2失点目のシーンも含めて、警戒していた奈良のサイド攻撃でやられてしまった印象がありますが?

(長野・シュタルフ悠紀監督)その印象も自分はあまりないですね。2失点目のところはビルドアップのミスをかっさらわれた後のサイド攻撃っていうのか、こちらのミスが先行していて。簡単なボールロストによって、攻撃のポジショニングに移る最中だったので、サイド攻撃というよりは、失い方の悪さが生んだ失点だったと思います。それほど揺さぶられてる感覚は自分的にはあまりなく、侵入されたところでボール奪取というのか、守備の部分はわりと上手くいっていたんじゃないのかなっていう感覚はあります」 

サイド攻撃じゃないよね(サイドチェンジはしてる)。

敵陣深くでボールを奪い、人数が整ってないうちに決めてる。

3点目:寺村浩平

Jリーグ初ゴール、おめでとう!(今日2人目)

 

片岡爽→寺村→一人抜いてシュート

こんなにシュートが上手かったっけ?寺村。

(シュートを見た記憶がない)

画像はクリックして拡大を

 

後半、寺村が浅川を追い越して高い位置に上がることが多かった。

 

ボールを持つ、サイドバックが高い位置、サイドバッグが横に広いというのが

奈良クラブの基本戦術。いつも通りの攻め方です。

相手をリスペクトしすぎず、自分たちのアイデンティティを貫き、勝つ。

Jリーグ3戦目にして、100点満点の試合でした。

反則の解説(1)イエローカード

レフェリングで「たぶん誰も興味ないだろうけど大事なシーン」がありました。

 

先に言いますが、僕は99%審判の味方です。

1試合で審判批判をするのは1~2回で、グレーのジャッジにも

「うーん、そうかなあ」「ちょっと厳しいね」で流します。

 

明らかな誤審でも、試合中にはまず覆らないし

文句言う時間があるなら、おまえが審判に合わせてプレーしろよという主義です。

(前提)

第2節・愛媛戦の会見(長野:シュタルフ悠紀監督)

J3の中でも我々が結構特徴的なのが、速攻だと思います。奪ってからのスピードある攻撃。そこを今日は相手に本当に巧みなファウルで止められてしまいました。その場合どう掻い潜っていくべきか、自分にはまだ良いアイディアが浮かびません。

|トップチーム|AC長野パルセイロ

 

前節の愛媛は、

ファール・カード覚悟

球際に厳しくいって、確実に止める

…と(奈良クラブがよくやる)止め方をしていました。

ラフプレーが多くて見てて「うわぁ、えぐいな」でした。それも組織的に。

 

主審は厳しいプレーでのファールを取らず

奈良クラブがファール覚悟で止めにくる

→ファールならずに止まる

→スローダウンしてプレー続行

というシーンが多かった。結果的に奈良クラブ有利の展開に。

 

中継には、ファールへの抗議の声(長野監督・ベンチ)が何度も拾われてた。

見たくない光景だけど、気持ちは分かる。

 

守→攻はファールで切り、ビルドアップは対策済み。

長野は何も出来ず、試合が終わりました。

7分 池ヶ谷(長野5)(反スポーツ的行為)

長野に厳しい判定。ファールでいい。

 

嫁阪と競り合い。手を使って倒したのでカード提示。

お互いに手を使ってるし、嫁阪が大げさに倒れたのが原因。

54分 加藤徹也(遅延行為)

妥当。

ここ3戦、スローイングを入れるのが遅くて

審判から再三注意されてる。

 

この場面も「早く入れるように」と注意されたあとで、カード提示。

試合前から目をつけられてただろう(審判経験のある人なら気づく)。

このままだとまたカードが出る。対策をしましょう。

80分 アルナウ(遅延行為)

奈良クラブに厳しい判定。

 

ゴールキックのシーン。

長野側は早く始たい→ボールパーソンからボールをもらってセット。

→いつもの準備をするアルナウ→審判が蹴るように促す→イエロー提示

※セットした以降は想像:中継に映ってない

 

ゴールキックになってからカードまで、それほど経ってない。

他でのラフプレー&時間稼ぎの印象が悪かったせいか、

チームを代表して?アルナウにカードが出た。

遅延イエローが1枚出たあとなので、仕方ない。

 

時間稼ぎする必要がない場面(3−0でリード、残り10分)だし

さっさとCBにパスすればよかった。

反則の解説(2)レッドカード

82分 池ヶ谷(長野5)(反スポーツ的行為) 2枚目→退場

妥当。

奈良クラブゴール前で、ハイボールの競り合いに。

キーパーへのファール→ゴールキックになったシーン。

 

池ヶ谷がノーファールだと抗議

→伊勢が(アルナウに怪我させる気かと)池ヶ谷に向かってくる

→アルナウが間に入る→池ヶ谷が手を出す→イエロー提示

キーパーとの競り合い

現在は「キーパーチャージ」の反則はありません。

キーパーと競り合っても、ファール判定は

フィールドプレーヤーの競り合いと同じ基準ですので

キーパーに触れる=ファール、ではない。

 

今回のプレーは普通の競り合いで、アルナウが転倒したのは

コンタクトの影響というより着地の失敗。

ノーファールだと私は思う(けど、ファールを取る審判が多い)

あっちの選手が審判に抗議してた理由

ホーム開幕戦、4394人が集まった試合で0−3で負けてる。

残り10分、せめて1点取りたい。

不可解な判定で、コーナーキックを1本損した。

っていうかアルナウの倒れ方は大げさ。嘘だろ。

イエロー提示

退場者を出したくて笛を吹いてるわけじゃないけど

立場上カードを出さないといけない場面があります。

 

悪質なプレーなら、笛を大きく吹いて現場に走り、選手の目の前にカードを出します。

今回は、行為から時間が経ち、長野側の抗議も聞いた上でのイエロー。

 

「手を出してしまった以上、カードを出すのは仕方ないでしょ」

「試合展開も試合展開だし、なんで我慢できないのかなあ」

というニュアンスです。

アルナウの反応

映像を見てもらえれば分かるけど、

興奮して抗議してる相手に胸を出し、手を出させてる。

 

イエローもらった状態で手を出す方(長野の選手)はどうかしてるけど、

アルナウもイエローもらってるやろ。

早く現場から離れろよ。喧嘩をしたら退場やぞ。

後で分かったことだが、アルナウが感情的になりやすいことを松本山雅FCがスカウティングで知っており、意図的にアルナウを挑発したようだ。

2週間前のお返しをしたつもりなんだろうけど、

こんな(どうでもいい)場面で退場・次節出場停止になったら

レギュラーを剥奪されるぞ。

 

せっかく実力で気持ちよく勝てたのに、両チームとも後味が悪い。

おまけ:フリアン監督と遊ぼう

(訳:強いチーム相手に、素晴らしい試合でした。奈良にとって記念すべき一日になりました。山本選手と寺村選手の素晴らしいゴールには、大変興奮しました。次はホームゲームです。この試合同様、たくさんのゴールが見られることを期待しています)

フリアンにメッセージを送ったら、2分くらいで返事が来ました。

(たまたまログインしてたのかな)

 

気さくな兄ちゃん(まだ33歳)なんで、どんどん絡んでいってください。

今日のゲームでもおみせできた、得点力に優れた浅川隼人選手、酒井達磨選手。また相手エリアにセカンドエリアから入っていける山本宗太朗選手、片岡爽選手、中島賢星選手とキーとなる選手が揃っているので、我々のスタイルであるセンタリングをどんどんあげていくスタイルをお魅せ出来ると思います。

中島賢星に言及がありました。

開幕からベンチ外が続いていましたが、いよいよ実践復帰のようです。

(故障してた?)

 

ゲームメイクができるタイプ(たぶん片岡爽のポジション)なので

攻撃に厚みが出そう。期待大です。

関連リンク

長野サポーターの戦術分析。うちの記事の100倍詳しいです。

www.instagram.com

 

↑長野監督のコメント。Instagramで。

前評判の高かったシーズン、ホーム初戦であの負け方だったので

批判が多かったようです(敵ながら心配してしまった)。

長野の番記者の記事。戦術に言及してます。(23.3.24追加)

 

あとは、いつものやつ。