奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

1対1でボコボコにやられてるときはどうすればいいのか(2023年第28節/ホーム・FC琉球戦)(23.9.23)(110)

得点・チャンスシーン

前半22分 FC琉球チャンス(→バー直撃)

相手11中野は前節2ゴール。
14賢星が強く体をあて、8堀内が正面についても影響なく、そのままプレー。
 
中野→8清武?→シュートがクロスバー直撃
 
 
今年見たアタッカーの中でも最高レベルのスピード・フィジカル。
点にならなくてよかった。
(本来J2でプレーすべき選手です)
 
後半70分 FC琉球チャンス
生駒の動き。いるべき場所にいないしポジション取りに迷ってる?
夏の大会に1年生をDFに使ったら、どこにいればいいかさまよって
CBの先輩がキレてる姿を思い出した。

右SB・生駒(囲った選手)の動きに注目して、試合映像をどうぞ。

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このプレーに関しては
・金崎は最近外で受けてて、カットインがない
(ドリブルよりパスを警戒する局面)
・金崎のマークについた時点で、ゴール中央方面の位置関係が抜けてる
(中は人が足りてる、外のマークとフリーの選手のケアが仕事)
・白井の動きがぜんぜん見えてない
(これは賢星もで、背中をランニングされて中に入られてる。
賢星は守備メインの選手じゃないので、DFラインの4人と堀内でカバーしてほしい)
細かく説明しても誰も読みたくないと思うし、このへんで。

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(もう一度見たい方向け)

 

生駒は「バテて、判断が鈍った」のかと思ったんだけど、
後半66分に投入されて、このプレーは4分後。
色々考えたけど、
 
「一線級が相手だと通用しない」
 
というのが、適切な評価だと思う。
 
FC琉球の攻撃陣を初見で防ぐのは、どの選手でも無理だし
ごく最近までJFLでプレーしてた選手に求めるのは間違ってる。
やられた選手個人というより、起用した監督の責任だ。
 
おそらく都並が怪我をしてて、右SBが消耗したときの交代要員として
手持ちで最高の駒だったんだろう。
(生駒の話はもうちょっと続きます)
 
後半77分 FC琉球 得点シーン

左が奈良22生駒。右がFC琉球7白井、得点を決めます。
2人の動きに注目して、映像へ。

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簡単にインターセプトされた加藤徹也と、

簡単にクロスを上げさせた加藤徹也が悪いといえば悪いんだけど…。

(特にインターセプトの方。足下を見てない?)

↑加藤徹也がインターセプトされた瞬間

 

インターセプトしたのも、早めにクロスをあげ、DFに反応させなかったのも

11中野。これは仕方ないんじゃないか。格が違う。

 

「エリア内でクロスを上げさせてはいけない」というフリアンの掟。

簡単に言うけど、実行するのは超難しい。

 

そして生駒。

7白井がフリー。ゴールへ向けダッシュするのを後からついたが、

ほとんど影響なく、クロスにワンタッチシュートを決められてる。

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(もう一度観たい人向け)

 

たしかにタイミングを合わせるだけで点が取れるけど、うーん。

JFLの選手には、まず”できない”プレーだし、相手を誉める方がいいんじゃないか。

 

感想

選手のレベルで負けてるとき「個人技での失点」はどうしても出てくる。

失点は失点として受け入れ(失点を減らす努力もし)、その上で

「こちらの組織力での得点」を増やすのが弱者の戦術だと思う。

 

1失点は仕方ないから1〜2点取ろう。

 

FC琉球は前節と別物だった。すごくよかった。

(FC琉球は、奈良クラブの次によく見るチームです)

 

2回監督が変わり、この試合が金鍾成監督の初指揮。

前節は守備がひどかったので、おそらく1週間は攻撃の練習をやってない。

 

攻撃練習をやってなくても、攻撃重視でチームを作ってきた。

シーズン27試合(+天皇杯)の蓄積でアドリブでも点を取れる。

試合開始からのケルビン・阿部のハイプレスも効いてたし

78分に点を取ったあとの27分間。5バックも頑張ってた。「FC琉球が」

 

奈良クラブは相手が5バックで「引いて守る」と全然攻められなくなる。

 

シーズン終了までの10試合。

「相手が引き分け狙い」の時間帯が出てくる。

「5バック対策」を特別に練習する必要はないけど、比較的重要になってくる。

 

こういうときのための寺島はるひ・嫁阪翔太だ。

嫁阪は最近出番が減ってる。ロングボールのターゲットとしても貴重な存在。

怪我して長い時間出られない?

 

FC琉球は守備時の立ち位置があんまりよくなくて、

CBが3人とも中央付近に固まってた。

中央突破するのとサイド攻撃とで難易度が全然違ってた。

 

特に「高さ」で負けてたので、ゴール正面にクロスを入れるのはよくない。

22上原は、今まで見た中で最高のパフォーマンスだった。

こういうプレーならうまいんだ。

 

99柳はレベルが違った。

J1経験者で、いまもJ1でプレー出来る選手。

(ちょっと事情があってJ3にいます)

 

柳は右CB(3バック時)だけど、最近は右WH(一列前)で使ってる。

ポジショニングが?なんだけど、個人技でポイントを作ってボールを繋ぐので

非常に面倒。

 

ただ、1列上げてくれたおかげで、浅川が死ぬ場面が少なかった。

1:1で浅川につかれると、どうも対応するのは無理そうだった。

 

浅川も人間だし、なんだかんだで「J3の選手」。

浅川はマークを外すのはうまいけど、きっちりマークがついた状態で

1:1で突破する力はない。J1の一線級が相手だと特にしんどい。

 

酒井達磨はここ2試合、全然よくない。

特にロングボールが納める仕事。あれなら嫁阪を左右どちらかに入れたほう。

 

強豪・FC琉球戦

1年間クラブがやったことが正しいか、結果は出てる。

ここまで27試合のパフォーマンスは、順位通り。

 

「この試合90分」のパフォーマンスなら、

よくて引き分け、負けても仕方ない内容。

試合をもう一回見直した感想も「これだと負けるよなー」です。

 

FC琉球は、自分の弱点(守備)に向き合って本気で準備してきたし、

奈良クラブは、ハイプレスと5バック、どっちの弱点もそのまま。

で、奈良クラブはホームで負けた。

 

むちゃくちゃ頑張ってたで、FC琉球の選手。

前線のストライカーまで真面目にプレスしてて。

守備が苦手な選手も出来る範囲で(やっぱり失敗してた)プレーしてた。

 

長年応援してると、やること全部が上手くいかなくて

シーズンの大半を、目的もなくただ試合をこなすだけの年もある。

でも、今がどんな順位でも、目の前の試合を全力で戦う姿が見れれば、

あと1試合、あと1シーズン、応援したくなる。

 

そういう試合。

敵チームだけど、見てて熱くなった。

ここから10試合、実力通りのサッカーが見れるのを期待しています。

 

フリアン監督コメント

プレビュー・レビューとも、すごくダサかった。

 

まず前提を。

フリアン監督は具体的な情報を出さないので、読み解くのが非常に難しい。

今回のは、試合前コメントが難しく、試合後コメントと照らして正解が読み取れた。

この時期に予算とかビッグクラブとか言い出して、ビックリした。

嫌みか?

降格と闘ってるチーム相手にするコメントじゃないぞ。

 

負けたときだけ「相手が金持ちだから」と言うのは、かっこ悪い。

ただし、勝ったときにこういうコメントするなら別だ。

 

「相手が金持ちだから、うちが勝った」

「うちが貧乏だから、うちが勝った」

 

試合後のコメントに、余計な要素を持ち出さないで欲しい。

次節の対戦相手

加藤光男コーチ 監督就任のお知らせ - テゲバジャーロ宮崎-オフィシャルサイト

松田浩監督 退任のお知らせ - テゲバジャーロ宮崎-オフィシャルサイト

 

前節終了後、監督が変わりました。

FC琉球戦に続き、テゲバジャーロ宮崎戦も新監督の采配初戦に。

 

たぶん、分析班が死んでる。

コーチの内部昇格とはいっても、選手起用も戦術も変わってしまう。

 

あいてが何をするか分からない状態での試合。かなり怖い。

 

宮崎の加藤新監督は、

18−23年にタイのクラブチーム(男子・女子)でコーチをしてます。

フリアン監督は17−19年にタイで仕事をしてるので、

もしかしたらどこかで関わったかも。

 

フリアン・マリン・バサロ - Wikipedia

 

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"相手の土俵"で戦い、引き分け。勝ち点を確保(2023年第27節/アウェー・ヴァンラーレ八戸戦)(23.9.16)(109)

得失点シーンの解説

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バックパスを選択した時点で、相手は三択。

すぐ隣、浅川の手前、浅川の右隣。

ボール保持者の体の向きから、浅川付近の二択。

 

浅川が「手前」を消したあと、「右隣」にパスされたボールをカット。

そのままループ。

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堀内→賢星のパスを相手48?がインターセプト

左に展開し、いいクロス。飛び込んできた相手14がゴール。

 

左サイド、22生駒がバテてたのか、簡単にクロスを上げられる。

相手14のカットインがスピードがあり、中島賢星が対応出来ない。

「相手の好プレー」「ミスマッチをうまく突いた」のうち、ミスマッチでいいと思う。

 

相手の土俵で戦う日

ゴール期待値は、

奈良 0.39

八戸 1.77

奈良クラブは試合を通じてノーチャンス。

よく点を取ったし、よく引き分けた。

Q.前半から八戸のプレスの速さと守備の堅さに苦しんでいた様子かと思いましたが、後半に向けハーフタイムに選手に求めた部分はどんなものでしたか?
ー我々の攻撃の部分のアイデンティティを出すことは難しい状況になっているが、守備のアイデンティティは出せるということを話しました。(エリアでの守備、センタリングを防ぐ部分を含む)そこを強調しましたがパーフェクトでなかったため失点に繋がってしまった。後期のFC大阪戦では同じようなコンディションでしたがパーフェクトに近いプレーで勝利に繋がった。パーフェクトにならないと勝利には繋がらないということです。

 フリアン監督REVIEW【明治安田生命J3リーグ第27節】vs ヴァンラーレ八戸|奈良クラブ

芝が剥がれてて、地面がボコボコ。
キーパーですら、足下が滑る場面があった
なるべく敵陣でプレーして、いつ事故が起こっても失点しないことが大事

 

今日に限っては、パスサッカーより「負けないこと」が大事。

パスしても、まっすぐ転がるか分からない。

 

ボール保持率は59%。

堀内・賢星経由で中盤から組み立てる余裕はなかった。

DFラインでバランスを取ってるのがほとんど。

 

3トップは、左から浅川、酒井、金子昌。

ロングボールのターゲットはCF酒井達磨が右に流れて受け、

左FWの浅川が中央に流れてくる形。

金子昌は一列下りて、サポートに回る。

 

178cm酒井達磨のマークは、191cm加藤慎太郎(たぶん)。

空中戦は分が悪かった。

空中戦なら左に嫁阪を入れるのがベスト。

(フルで出ないのは、おそらくコンディションの問題)

 

桑島、金子昌とも、ボールを受けて繋ぐ選手。

ハイボールを収める選手じゃない。

自分たちのサッカーをする、グラウンドに合わせて戦い方は変えないということか。

 

八戸はボールへのリアクションが早い。

スタジアムの特性に合わせたチーム作りをしてるんだろう。

先発のFW2人はプレスを頑張った(途中交代を前提にしたペースだった)

 

その他

今週はちょっと忙しかった。更新がギリギリ&分量も少なめです。

 

京セラドーム大阪で"中嶋監督の胴上げ"を見てきました 2023年Ver.(23.9.20)

↑忙しかった理由

 

中継カメラが高い位置にあり、照明とのかねあいて映像が見にくい。

背番号が見えず、選手の見分けもつかなかった。

(もう少し選手名を入れたかったのですが、ごめんなさい)

 (フリアン監督コメント)

最後に、今日の主審である山口 隆平氏を祝福します。彼はリーグ最年少の主審であり、リーグ最年少監督の自分と共通点があり親近感を持っています。今日のような難しい試合をしっかりとリーダーシップを発揮し、コントロールされていました。

 フリアン監督REVIEW【明治安田生命J3リーグ第27節】vs ヴァンラーレ八戸|奈良クラブ

山口さんはプレーへの反応が早く、ゲームのテンポもよかった。

試合が荒れそうな場面があったのをうまくコントロールしてた。

 

八戸ゴール裏の(相手選手への)ブーイングが大きかったのは

・プレーがよく見えない(傾斜が緩いせい)

・平均年齢が低い(子供が多かった)

が原因だと思う。

どちらのファールか、それがラフプレーかの判断できてなかったので、

印象はよくない。ただ、八戸のスタジアムは八戸のお客さんが決めること。

 

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"補強組"ストライカーに苦戦も、互角の戦い(2023年第26節/ホーム・FC今治戦)(23.9.9)(108)

現地観戦しました

面白かった。ロートFで見た中で、3本の指に入る好ゲーム。

本当に強くなった。

 

今治・里山スタジアムへ行ってきました&試合の分析(2023年第5節/アウェーFC今治戦:その2)(086) - 奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

 

FC今治戦、4月のアウェー(現地に行きました)は、力の差がかなりある中で

なんとか引き分けに持ち込んだ展開。

半年そこそこで互角に戦えるとは思ってなかった。

5位奈良クラブ、8位FC今治。

ちょっとだけど、FC今治の上にいます。

 

昇格圏まで3ポイント差。残り12試合、ホームゲームは5試合。

さあ、ここから。

入場時にポストカードをもらいました。

何種類かあって、選手はランダム(1枚だけ)らしい。

宗太朗のをもらったので、宗太朗ファンの人に交換してもらいました。

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今日のゴールシーン。

生駒がこの日一番のクロス。

賢星ヘディングをキーパーがはじき、こぼれ球を浅川が押し込む。

生駒→賢星も完璧だし、しっかり押し込んだ浅川もえらい。

 

感想(ほぼ賢星と生駒だけ)

「内容で圧倒」したのは間違いない。

ボール保持率55%、

枠内シュートは、奈良が9、今治が2。

ゴール期待値は今治の3倍。

(フリアン監督コメント)

これだけ暑い中で選手交代をする必要がないと思わせる内容の試合が出来ました

フリアン監督REVIEW【明治安田生命J3リーグ第26節】vs FC今治|奈良クラブ

これ、中島賢星と桑島のことです。

試合終盤まで強度の高い守備を続けていたので

70分くらいで交代の予定だった(消耗するポジションなので)のが

89分までプレーを出場。たぶん移籍後最長。

 

賢星はもうチームの大黒柱だし、

ここで誉めなくても、試合を観た人なら凄みが分かると思う。

ずっと賢星に色々言ってきたけど、そろそろ終わりにします。

 

あのパスセンスとタフな守備。

賢星が今のパフォーマンスだと、どこでも通用する。

個人的には、J2に戻らないか心配してる。

 

流出を誰も心配してないのは、年齢の問題(27才、96年生まれ)だからだろう。

 

この日は堀内のゲームメイクは(ほぼ)なし。

こちらも、移籍後パス能力が向上した。奈良クラブが育てた。

 

堀内も27才(96年生まれ)。

個人昇格するならギリギリの年齢。

J3では能力が抜けてるし、J2でもストロングポイントになれると思う。

ゴール・アシストを早く決めて、攻撃力があるところを証明してほしい。

 

奈良のボールロストが右サイド(22生駒がボール保持)に集中してるのは

他のルートを使ってないから。

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生駒が推進力があるのはもちろんだけど、

試合を通じて、フリーで受けてる(サイドチェンジすらしてない)。

(FC今治・工藤直人監督コメント)

奈良クラブさんは、コンパクトな守備から中盤のところでボールを奪って、そこからペースを握るスタイルです。相手の良さを消すために、背中を狙うように意識していました。後半は、より背後への意識を強めていくことを伝えました。 ゴールシーンで言えば、狙っていた形が出たと思います。

試合日程・結果|トップチーム|FC今治 公式サイト / FC.IMABARI Official Site - commonHeader

生駒のマークは9近藤になるはずなんだけど、あまり守備をやらない配置。

 

9近藤(SB→WH)が、FW2人と一緒にオフサイドラインにならんで、

裏へのボールに「よーいどん」で走る形。

「裏を取る」というより、単純なスプリント。

そうじゃない時も、IHくらいの位置に入ってて、生駒の前にマークがいない。

 

9近藤が守備が得意じゃない選手なのか、ここを空けて別の選手がカバーするのか。

相手が左サイドがやられっぱなしなのになぜ手当しなかったのか

よく分からない。

 

生駒は高いレベルで守れて、ボールを前に運べる。

J3のスピードにも最初から対応できてる(なんで?)。

高さもあるし、都並・寺村との三択なら「生駒」がファーストチョイスになる。

 

SBのどちらかが自分でボールを運べると、中央の負担が減る。

前線まで簡単にボールが運べるの、8月頭には想像できなかった。

 

賢星が標準以上に動け、上下動できるようになったのが大きくて、

堀内との位置関係、賢星がサポートに入る場面が整理されて

ビルドアップ時の最終ライン付近のごちゃつきが解消された。

 

生駒は、最後(クロス)が問題で、正直言ってJ3レベルじゃない。

急いで雑なクロスを入れる、ばっかだけど、

コーナー深くえぐっての早めのクロス

狙いを定めて/選手の上がりに合わせての精度の高いクロス

はないのか。

精度が悪いのを前提に、早めにボールを入れてこぼれ球勝負にしてるように見える。

 

FC今治の前線がきつい

苦労したのは、 マルクス・ヴィニシウス(10番、先発していた方)。

加藤徹也があれだけやられたのを初めてみた。

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失点シーン。

5照山?からロングフィード。

10ヴィニシウスと加藤徹也が競争になり、ヴィニシウスが競り勝つ。

ゴール前2:1になり、30千葉へパス、ゴール。

 

体は小さい(176cm)しスピードもあまり感じないんだけど、

体幹が強くてオフザボールの動きがうまい。

まだ若い(25才)し、早くJ2に行って戦力ダウンしてほしい。

 

10ヴィニシウスと補強組(千葉、もう一人のヴィニシウス)がどうしようもなかったけど、あとはそれほど差を感じなかった。

 

「本気で昇格を目指すチーム」や「絶対に降格したくないチーム」相手だと

「個の力」だけで1点取られる展開になってくる。

 

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今シーズン最高の”ディフェンス”。守備は最大の攻撃(2023年第25節/アウェー・アスルクラロ沼津戦)(23.9.3)(107)

得点シーン

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連動したプレスで、相手のパスを堀内がインターセプト。

前パスを右サイドで酒井が納め、賢星にマイナスのクロス。

シュート?を浅川がワンタッチ。ゴールネットに

 

宗太朗がオフサイドポジションにいたように見えるが、

プレーに関与していなかったという判定。

 

監督コメントが明快

前半5分に1点取って、残り85分を守り切る。

個人的には今季ベストゲーム。奈良クラブらしい、会心の勝利です。

 

「誰が見ても同じ感想だろう」で、

選手・監督コメントを読んでたら、自分の感想とまるまる一緒でした。

今回はそっちの紹介を中心に。

(アスルクラロ沼津・中山雅史監督)

前半は動き出しも、ボール回しも、ポジションを取り直すところも遅かった。特にボールを出した後に素早くポジションを取り直さなければいけないのが鉄則の中、特に今節においては相手のプレッシャーも速いので、そこが肝になるのですが、前半はポジションを取るのが遅かったため相手のプレッシャーを受けてしまっていたので、そこを修正して後半に臨みました。
後半はそれなりに闘えたと思いますが、点を取れなかったのが厳しいところでした。

【9月3日(日) 奈良クラブ戦】中山雅史監督 試合後コメント | アスルクラロ沼津

※傍線部は筆者。以下同じです。

 

とにかく”寄せ”が速い。消耗が激しいので、

(この気温で)チーム全員ができるのが信じられない。

 

開始時の気温は30℃、公式記録では29.2℃

ホームゲーム(日中スタート、35℃近く)より、ずいぶん涼しい。

今日は全員がよく動けてた。沼津は体が重そうだった。

(奈良クラブ・フリアン監督)

この試合がどのような試合になるかわかっていました。特に守備での堅実性や努力の量は非常に大きなものになると。今日選手達がそれをピッチで披露してくれて、それがこのカテゴリーで戦えることを証明してくれたと思います。
ディフェンスの戦術としてコンパクトなブロックをつくり、出来るだけ高い位置で保ちディフェンスしていく点。例えば1人の選手がキーパーのところに1人でプレッシャーにいったりディフェンスラインを個人だけではなくブロックとして守っていく。それが大事ということを選手たちはゲームの中で理解してくれたと思います。自分たちのブロックの中にボールが入ってきた際、そこに対してしっかり数的優位をつくり、中に入ったときに強くディフェンスする。今日のプレーに繋がったと思います。

(略)

「相手コートで攻撃時・守備の時もプレーをする」というクラブのアイデンティティの部分を持ちプランに入りました。

フリアン監督REVIEW【明治安田生命J3リーグ第25節】vs アスルクラロ沼津|奈良クラブ

こっちが本気で競り合いをしかけると、

沼津はコンタクトの直前にプレーを緩める。

 

練習から削り合いをしてるチームだと、

こういう場面でも“痛み”が怖くない。有利になる。

空手の流派の違い(本当に当てるか、寸止めかで集中力が違う)を見てるようだった。

ボールロストがほぼ敵陣のみ、なのが成功の証。

自陣に侵入されそうになったら、ファール・カードでもいいからとにかく止める。

(アスルクラロ草津・持井 響太)
早い時間帯に失点したが、1試合通して攻撃も守備もすごく悪い試合ではなかった。守備は失い方が悪いときだけ怖かったくらいで問題はなかったし、攻撃もずっとボールを持って、2次攻撃、3次攻撃とやっていく中で、シュートの質やクロス、1対1、ファーストタッチの向きや角度、そういった細かい部分になってくると思う。相手は1点を守る感じがずっとあったが、引かれた相手をどう崩すかというところも個人でのアレンジもあったし、背後も取れていたので良かった。最後を決め切る部分やシュートを打つとか、こぼれを詰めるとか、本当に最後の質の部分だけが足りなかったと思います。

【公式】沼津vs奈良の選手コメント(明治安田生命J3リーグ第25節:2023年9月3日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

サッカーで「フィニッシュの質が低い」という単語が出てくるときは、

 

・自分が失敗した

・(相手のプレーにより)失敗させられた

 

両方の意味がある。僕は奈良クラブのファンなので、

「奈良クラブのしつこいディフェンスで、沼津はことごとくミスをさせられていた

という意味と受け止めた。

 

感想

ボール保持率38%。

奈良クラブで45%を切ったら、相当低い。

ボールを持たなかった。持てなかった。

 

それにしても、シュートまでもって行くのが早い。

サイドからボールを進められない、とか理由があるんだろうけど

カウンター主体で戦うのは奈良クラブのスタイルじゃない。

 

この日はイエローを4枚もらった。

 

うちは選手を入れ替えながら戦うチームだし、

カードを何枚もらって、誰が出場停止になっても影響がない気がする。

欠場して困るのは、堀内、浅川、鈴木大誠くらい?

 

伊勢が累積4枚出場停止で、小谷キャプテンがスタメンに。

前半36分、ブラウンノア賢信との1:1はこの日、一番盛り上がったシーン。

残炎だけどハイライト動画に入ってなかった。

ほとんど攻撃をできてかったので、結果的に、守備力重視の布陣はプラスだった。

 

相手のCF、ブラウンノア賢信。

大きい割に線が細く(189cm、75kg)、ポストプレーもあまりしない。

個人的な感想だけど、J3のレギュラーとエースの間くらいの存在感だった。

試合によってムラが有るので、あまり怖さは感じなかった。

(7持井と8鈴木拳士郎が怖かった)

なにげなく見てるけど、シーズン中に左FWにコンバートされて

点を取れてる・そこそこ守れてる浅川。

おそらく酒井が右に流れて浅川が真ん中に入る約束

 

生駒が初スタメン。相手8とマッチアップ。

沼津の得点源の一つなので、あれだけ守れたら十分。

スピードがあるタイプなので、SBの方が向いてる気がする。

 

生駒の消耗が激しいかったので、できれば都並に交代したかった。

交代前に酒井が怪我したので、CFを削ってCBを増やすことに。

生駒は、バテたまま最後まで頑張ってもらった。

(交代枠を使い切ってから酒井が故障、だと最悪だった)

 

森田凛の復帰

naraclub.jp

fcryukyu.com

 

昨オフ残留していれば不動のレギュラーだっただろうけど

もうポジションも空いてない。

出るとしたら、宗太朗・堀内のバックアップか?

 

戦術を仕込む必要はないから、即戦力といえば即戦力だろう。

奈良クラブを退団、徳島ユース時代の恩師についていく

→開幕から不動のレギュラー

倉貫一毅監督 解任のお知らせ ※恩師が5月に解任

→出場機会がなくなる、ベンチ入りも希に

今季の戦力と言うより、干されてる選手を助け出したか

オフの完全移籍を見越して、練習・試合の場を与えたか。

 

それにしても、なにすんねんFC琉球。

最初の10試合、大黒柱やったやん。監督変わっても使えよ。

レンタル移籍の選手にこれをしたら、どこも貸してくれなくなるぞ。

 

関連リンク

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久々のホーム勝利で6位浮上。2得点とも”ゴラッソ”の一言(2023年第24節/ホーム・AC長野パルセイロ戦)(23.8.26)(106)

 

得点シーン

1点目 浅川

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浅川の11ゴール目。

堀内→金子昌→中島賢星→浅川→金子昌→桑島→賢星(アシスト)→浅川(ゴール)

 

すばらしいパスサッカー。そして賢星のいいランニング。

ゴールを決めた浅川が真っ先に賢星に走り寄ったのがすべてだと思う。

 

2点目 酒井達磨のFK

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セットプレーのシステムが、前節か前々節から変わった。
(北九州戦、ショートコーナーでやられてから?)
CKのとき、第二キッカーを横に立たせてショートコーナーのパターンが増えた。

 

酒井達磨がキッカーを務めるのも、変わった点の一つ。
おそらく今シーズン初めて。

無回転のシュートをゴールマウス隅に決めた。

(酒井達磨コメント)

社会人になってからは今回が初めてのFKでの得点でした。

【公式】奈良vs長野の選手コメント(明治安田生命J3リーグ第24節:2023年8月26日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

マジかよ、なんで蹴らせたんだ!

 

感想

残り14試合、昇格圏内(2位富山)まで5ポイント差。
絶好の位置につけました。
 
(いかなる犠牲を払っても)全力で昇格を狙うか、できるだけ頑張って、届かなかったら仕方がないか。
選ぶのはクラブ、選手、サポーター。
 
残り全試合勝ちに行く。今年ぜったいに昇格する。
そう考える人がどれくらいいるか。
 
夏場の15時スタートの試合で何人か体調を崩したみたいだし
今日に関しては「負けてもいいからターンオーバー」が絶対条件。
(前節勝ったので、少し余裕が出てきた)
 
宗太朗→桑島はおそらくターンオーバー。
金子昌は抜擢。西田がベンチなのは、怪我?
西田と嫁阪は使いすぎなので、少し休ませた方がいい。

 

後半90分から、左SBの加藤徹也→森俊介。

超攻撃型布陣だ。

2点差あったし、「とにかく試合に出すこと」が優先なんだと思う。

(敵スローインで済むのを、クリアミスしてCKになったシーンがあった)

 

2点ビハインド、点を取るために森俊介を使うシーンを見たい。

 

伊勢がイエロー、累積4枚目で次節出場停止。
前節(FC大阪戦)から小谷をテストしてたのは、これに備えて?
 
小谷は敵FW音泉とのマッチアップ。
このレベルならいける。坂本修佑よりはだいぶ余裕があった。
 
いや、次節の先発CBは生駒かもしれない。
長野戦はSBで初出場。中へ走り込む動きがよかったし
いいシュートも一本打ってた。
 
守備のポジショニングより攻撃で”スペースを作る動き”の方が
好印象だった。あんまり見てないので、まだ実力は分からない。
 

相手チーム

前半は奈良のやりたい放題だった。

3〜4点とって試合を決めたかった。

 

長野の5池ヶ谷はワントップ(CF)。
ここまで23試合中22試合にCBで先発、21試合でフル出場。フォワードの動きができない。

(欠場したのは出場停止の1試合)

 

ずっと浮いててブレスもかけないし、シュートもあまりうまくなさそうだったし
起用してくれて助かった。

 

GK岡田は足下が怪しいので、本気でプレッシャーをかけるとボールを取れるか
クリアミスをして、エリアが取れる。

前半戦はCBへのプレッシャーもゼロだった。

 

誰かが基本的なプレッシングをできれば、前半の戦況は変わっていた。

 

後半から右ウィンガーをCBへのプレスに行かせてパスミスを誘ってた。
池ヶ谷のタスクもいじったけど、宮坂とともに65分で交代。

キーマン2人が仕事をできないままいなくなった。

(長野:シュタルフ悠紀監督)

一つ一つのクオリティが高いとか、まずボールが収まるのが一つ池ヶ谷の特徴でもあるのでボールを収めて相手陣地で時間を作りたかったです。

|トップチーム|AC長野パルセイロ

池ヶ谷にボールが集まってる気配がなかったので、監督の意図通りにいかなかったのだろう。

 

長野戦は、事前分析を含め4戦見て、長野の3敗1分。いい印象はなかった。
前節、ホームゲームで1−5の敗戦。内容も非常に悪かった。
解任へのリミットが近いことを周囲も自覚していたと思う。

 

ラストチャンスでこの采配。

クラブはここまでよく我慢した、というのが正確な表現だ。

parceiro.co.jp

 

長野で気になるのは、コンタクト強度が低くて、綺麗なサッカーをすること。
あと、監督が審判に(無理目の)抗議をしている姿。

 

しんどいときも手を抜かず頑張るとか、痛いけどボールにアタックするとか
とても基本的で、だけどほとんどの人ができないことを徹底するのが「いいチーム」で
それをやらせるのが「いい監督」だと思う。

 

飛び抜けた選手がいない、選手層も薄い。
そんな奈良クラブがどうやって勝つかを考えれば

 

「止める時はイエローでもいいから止めろ」
「コンタクトでは絶対に負けるな(都並とかそうだよね)」、それに
「ボールを取られたら全員すぐに死ぬ気で戻れ」とかは、一つの正解だと思う。
(うちはプレースタイルが汚いので、そのうちバッシングされると思う)

 

やったぞJリーグ初勝利!3−0の快勝、長野で決めた(2023年第3節/アウェー長野戦)(083) - 奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

 

前半戦(3月、アウェー)での0−3。球際で勝って奈良クラブの勝利。

奈良のファールについて、相手監督から試合中に抗議がありました。

(おそらく「手で止めるな」という内容)

 

この試合、前半は長野が球際で負け、ハーフタイム後に急に当たりが強くなりました。

 

3月の試合から何を学んだんだ。

最初からいけよ。やるからやられる前、や。

 

”炎天下”対策

長野が(特に前半)動きが鈍かったのはペース配分を意識しすぎたのか。
後半、気温が下がってから…という監督コメントの通り、最初から後半勝負だったのか。
 
今日の気温は33.1度。
このコンディションでの試合はそうそうない。
(照明がなくてごめんなさい。来年からはナイターです)
 
アクチュアルプレーイングタイムが56分台。
春先の試合でもなかなか見ない数字(飲水タイムが導入されてからは見たことがない)。誤計測かと思った。
※アクチュアルプレーイングタイムとは
格上相手にファールで止めるチーム(奈良クラブ)、
ファールとってセットプレーで点を取るチーム(J2岡山)など
プレースタイルがそのまま数字に表れるので、
たまに面白い結果が見える。説明はこの辺を参照。
 

真夏の15時スタートの4試合、対戦相手別に。

 
8/26 長野戦
56'05 ←アクチュアルプレーイングタイム 
クリア 15 奈良20
 
8/13 讃岐戦
43'39
クリア 32 奈良24
 
8/6 北九州戦
49'23
クリア 27 奈良13
 
7/22 富山戦
49'19
クリア 41 奈良8 ※富山は退場者あり
暑さに慣れてる相手(奈良)に、雪国のチームが
休憩なしにいつもより10分以上長くプレーしたら、そりゃ苦戦する。
 

暑い日なら、大きくクリアしてプレーを切り、小まめに給水・休憩を取るのが基本。

実プレー時間を短くして、大事なところだけ頑張る。
できるだけ動かず、セットプレーで点をとって守り勝つ。
 
長野のクリア数は、他チームの半分以下。
プレーを切らずに継続する、ファールしてもすぐにスタートする。
チームの方針なんだろう。チームの方針。
 
チーム事情は外野からは分からないし、
選手起用で成功・失敗するのは仕方ないんだろうけど、
「気温35度での試合運び」には失敗した。
 
もっと休むべきだった。
こういう日は、ファールの度にサイドラインへ行って水を飲んでも
だれも怒らない。これはズルじゃない。
 

関連リンク

"生駒山ダービー"に勝利。6試合ぶりの白星で(2023年第23節/アウェー・FC大阪戦)(23.8.20)(106)

 

ダービー男:宗太朗の決勝ゴール

youtu.be

(山本宗太朗コメント)

(決勝点は)練習もしていたとおりのドンピシャのボールが来たので、もう当てるだけでした。

【公式】FC大阪vs奈良の選手コメント(明治安田生命J3リーグ第23節:2023年8月20日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

前の選手のヘディングがギリギリ届かない軌道で、あとは触るだけ。

これで3年連続のダービー弾。全然知らなかった。

 

何度見直しても「中嶋賢星のキックが最高だった」の一言。

賢星は、セットプレーでの初アシストかな。

これからどんどん稼ぎましょう。

 

FC大阪は100%ゾーンディフェンス。

ボックス内の宗太朗にマークが付かなかったのは、今シーズン初めてかもしれない。

 

ゾーンが珍しい分、特別な対策をしないといけません。

準備の勝利です。

 

ピッチコンディションに左右される展開

試合開始時。

テクニカルエリアはシャベルで掘り返したんだろうか。

土のグラウンドかと思った。

www.sponichi.co.jp

荒れたピッチ状態のため本来のパスをつなぐサッカーはできず、前半から押し込まれる展開が続いた。だが全員で凌ぎ切り、2試合連続無失点。順位は9位まで上がった。

スポーツ新聞では、どこも”芝”に触れてる。DAZNでは触れててなかった。

 

ここ4年、奈良クラブの試合を見てきて、ピッチコンディションは一番悪かった。

これだけ芝が悪いと、パスサッカーは難しい。

 

奈良クラブのパス本数は、シーズン平均の76%

ショートパスは控え、ロングボールでボールを運んで

前線の選手は空中戦をする必要があります。

(嫁阪が途中出場だったのは何故?貴重な空中戦王者が)

画像はクリックして拡大を

 

両チームとも、ボールロストがほぼ敵陣。

自陣でプレーしてない(危なくなりそうなパスをしてない)という意味です。

イレギュラーなバウンドで大事故にならないよう、とにかく敵陣でプレーする。

 

どっちのチームが有利不利ということはないけど、

後半最後、FC大阪が押し込んでたときに

「ボールを制御できない」せいで何度か不利益を受けてた。

 

花園をホームにして上位争いするのは大変だろう。

他のクラブとは違う戦いをしないといけないんだから。

 

逃げ切りは”5バック”で

「前線を削ってDFを1枚追加、5バックに変更」

トーナメントを彷彿とさせる必勝策をとりました。

(フリアン監督コメント)

戸次健太分析官からラスト20分の時点で我々がリードしている状態であればFC大阪は坂本選手を投入してくると分析し、そこのケアをしっかりすることをプランの中で練っていました。

フリアン監督REVIEW【明治安田生命J3リーグ第23節】vs FC大阪|奈良クラブ

坂本はコンディションの関係でフル出場が難しく、後半最後に登場します。

後半34分(奈良1−0FC大阪)

FC大阪

33MF禹→5DF坂本(※DF登録だがFWもできる)

IHの禹相皓を削って、右IHに坂本を投入。たぶん1トップ2シャドー。

坂本はCBができるフォワード(正式には、FWができるCB)なので、

ロングボールを入れてヘディングをするための選手です。

(フィールドプレーもシュートも上手い)

 

坂本投入の2分後、奈良クラブの交代選手が映ります。

(画面に映ったのは20片岡のみ、23小谷はまだ指示を受けてる?)

 

坂本投入、ポジションを確認した上で予め準備していた交代を行います。

実際に交代したのは、坂本投入の4分後。

後半38分

宗太朗・賢星→片岡爽・小谷

IHを削ってCBに変えた。逃げ切りです。

 

小谷のタスクは坂本のマンマーク。

4バック→5バック、じゃなかった。

 

坂本にどこまでもついていって動きを封じてます。

youtu.be

 

これは坂本のクロス。

対応した宗太朗がバテバテだったので、簡単に振り切られて

クロスを上げられてます。それにしても、いいクロスだ。

FC大阪で前線にいる金髪の選手が、坂本です。

小谷がマークしてピタリとつけてます。

 

実際の動きをご覧下さい。

youtu.be

 

FKのターゲットは、坂本。

小谷がマークしたおかげ?で、嫁阪がヘディングでクリアしてます。

効果があった!

 

お互いにつかみあってる。

小谷も酷いが坂本も酷いので、ファールはとってない。

(その後、主審が注意してるシーンがあった)

こっちも、サッカーではあまり見ないプレー。

(これだけはっきり映ってるのは特に)

 

小谷と少し間隔が空き、坂本が前にダッシュ

小谷の走路を別の選手がブロックして、フリーに。

マンマーク対策で準備してたやつだろうか。アドリブでできるプレーじゃない。

 

実際の動きをご覧下さい。

youtu.be

 

後半78分くらいからの20分弱、

坂本と小谷「だけ」に注目して見ると、サッカーとは違う競技に見えます。

DAZNが見れる人は是非お楽しみください。

 

現地観戦でした

この日は現地観戦。

アウェーのユニフォームが着れる&屋根のある席にしたら

むちゃくちゃ見づらいアングルだった。

 

宗太朗の決勝点も、坂本・小谷のマッチアップも

遠くてよく見えない。

帰ってからDAZNを見直すのが前提なのか。

 

ホーム・アウェーの席割りはロートと一緒くらいだけど、

もう少し“お客さん(アウェー)に優しく”できないだろうか。

敵地でのラインダンス、最高でした。

 

FC大阪は今季優勝してJ2に昇格する(年初の予定)ので、

再戦はしばらく先です。

いつかダービーが復活する日を楽しみにしてます。

 

これで「生駒山ダービー」に決定だ

命名したのはたしか2019年。

その後、両クラブとも社長が代わり、

奈良クラブ側は「生駒山ダービー」

FC大阪側は「阪奈ダービー→ダービー」

名前が違い、気持ち悪い状態が続いていました。

 

今年の“ダービー”は

DAZN、スポーツ紙とも「生駒山ダービー」で(ほぼ)統一。

このまま「生駒山ダービー」で定着しそうです。

 

阪奈ダービー・奈阪ダービーより

「生駒山ダービー」の方がオリジナリティがあって、

マスコミは使いやすいですしね。

 

チームを鼓舞する守護神・岡田慎司

(Q.2試合連続でのクリーンシート。強い奈良クラブが戻ってきたかと思いますが、今の流れはどうですか?)

(フリアン監督)

ー2試合のクリーンシートの試合に貢献してくれたのは岡田慎司選手だと思います。ゴールキーパーを起点にチーム全体が力強さが戻ってきたように感じます。

フリアン監督REVIEW【明治安田生命J3リーグ第23節】vs FC大阪|奈良クラブ

岡田のコメントを読むと、岡田慎司を、奈良クラブをもっと応援したくなる。

こういう「サポーターを鼓舞する言葉」を話せる選手が大好き。

 

今季、最後までゴールを守り続けてほしい。

でも、アルナウ大好きなので、来年はレベルの高いレギュラー争いをしてほしい。

 

これぞナイスジャッジ

主審の酒井達矢さんのジャッジが素晴らしかった。

 

個々の判定もポジショニングも良かったし、

特に、試合終盤のゲームコントロールが◎。

FC大阪側にストレスのたまる展開だったけど

うまくコントロールしてた。

 

最高の雰囲気、最高のレフェリーのおかげで白熱した試合が見れました。

ナイスジャッジ!

 

そういえば、前半戦のダービーでも、レフェリー(矢野浩平さん)がすごく良かった。

ダービーになると、審判も気合いが入るんでしょうか。

 

インフルエンサーも観戦

奈良クラブも、インフルエンサーが観戦にくる対象になったんだな…と感慨深い。

 

「地元のサッカーチームの応援」ってフレーズ。

自分のファン向け・クラブのファン向け、スポンサー・自治体向けと

色々使いやすい。

 

奈良クラブの試合を上手く使って、夢をかなえるステップにしてほしい。

「奈良クラブ好きの有名人」は芸能界に2人しかいない。

今が狙い目です。

 

参考リンク

www.sankei.com

www.nara-np.co.jp

www.football-lab.jp

sporteria.jp

www.jleague.jp

チーム状態は上向き?2試合ぶりの勝ち点1(2023年第22節/ホーム・カマタマーレ讃岐戦)(23.8.13)(105)

 

酒井達磨・幻のゴール

youtu.be

note.com

(フリアン監督コメント)

今日、引分けという結果で話をしなければなりません。正直、オフサイド判定だった酒井選手のゴールはビデオをみるとオフサイドではなかったと思いますが、勝ちの試合を引分けという話をしなくてはならないことを残念に感じます。

フリアン監督がミスジャッジだという趣旨の話をしてました。

公式の場でこういう発言をすべきではない。

 

DAZNの映像では明らかなオフサイドに見える。

オフサイドかどうか、正確に判断できる映像があるなら別だけど

(あるなら見せて欲しい)

 

セットプレーディフェンスの改善

前節、北九州戦。

マークの確認中にショートコーナー→クロスで失点。

ニアサイドに誰もいない。

讃岐戦。
相手キッカーのそばに浅川が立つようになった。
この役目は、中盤の小柄な選手が担当することが多いんだけど
エースを当ててきました。

 

出場時間が長い、ボックス内にいれなくていい、ボールへのリアクションが早いなど

理由は様々でしょうが、

 

「本気度を示す」

 

というのが第一やと思います。

 

生駒稀生(けい)が初出場

【公式】生駒 稀生 | 奈良クラブ:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

読み方に注意。写真はまだみたい。

 

後半61分、CB伊勢と交代でJ3初登場。
右CB(同じポジション)に入りました。

 

前に飛び出すのは鈴木大誠の役割で、生駒はカバーリングが主な役割でした。
カバー役のCBはスーパープレーをする役ではないので
(CBがスーパーカバー=誰かが穴を空けてる)

落ち着いてやってるかな、という印象でした。

 

実力が見えそうな場面がハイライトに載ってました。

ゴール前、中は一人。相手FWをマーク。

マッチアップの相手は23岩岸、ほぼ全試合に出場し2ゴールしてます。

(=J3では普通のレベル)

 

位置関係だけ覚えて、プレー映像をご覧ください。

youtu.be

マークを外されかけて危険な状態になってます。

失点しなくてよかった。これもいい経験だ。

 

今回は「大抜擢・実力を見てみよう」の回。

実力があるのは前提として、他のCBへ刺激を与えるのも大きな役割です。

 

奈良クラブはCBもSBも足りてません。

両方できて身長182cmとなると非常に魅力的です。

 

期待しています。

 

浅川へのマーク

kanata0954.nobody.jp

 

讃岐サポーターの方が分析されてるので、そちらを参照ください。

毎試合読んでるブログなので、うち(奈良クラブ)との戦評が読めて嬉しい。

 

讃岐のラインが高かったけど、裏抜けはあまり決まらなかったし

CBの高さにも負けた。その通りです。

 

浅川のマークの件は少し考えが違って

(16奧田:CBが本職をマンマーク気味に当てて、DFとの駆け引きができなかった)

奈良クラブは、良くも悪くも組織的に動くので、

試合開始10分から、FWの本来業務を放棄して下りてくることはしません。

 

・前節、嫁阪へのラインを切られてサイド攻撃ができなかった

・今節は、腹をくくって「サイドからのクロス」以外の攻撃に絞った

・浅川は「一列下りてボールを繋ぐ」タスクが半分。DFとの駆け引きは、今回のメインじゃない

・浅川が動くと奧田が付いてきたので、スペースを空ける作業もやってた

 

というのが正解に近いと思います。

 

38.5℃

試合開始時は39℃(DAZNの画面表示)

メインスタンドB席、ゴール裏(屋根がない)で

死人がでなくて良かった。

 

試合の中止・延期条件に「暑さ指数」を入れるか

午前中に開催するか(甲子園みたいに朝8時半スタート)。

 

8月の15時開始の試合が1試合残ってます。

長野の人には申し訳ないが、なんとか乗り切りましょう。

 

19700424.blog.fc2.com

 

カマタマーレ讃岐サポーターの方のブログ。

バルドーさんは、アウェーサポーターの憩いの場休憩場所でもあります。

 

うちもこれまでJで多くの先輩サポから

ヒントや励まし貰ってきて

今度はお返しする番なのかもしれない

もちろんまだまだ未熟な讃岐です

謙虚に何か伝えたい

奈良クラブはJリーグの59番目に参入したチーム。

困ったことは先輩に聞いた方が早い。

頼れるところは頼っていこう。

 

参考リンク

www.kamatamare.jp

www.jleague.jp

www.nara-np.co.jp

www.football-lab.jp

sporteria.jp