開始1分でミスから失点し、そのまま0−1で敗戦。
内容自体は6:4くらいでこっちが押してた(100%負け惜しみ)ので、
アクシデント込みでも、1−1で勝ち点が取らないといけない。
奈良からも結構なサポーターが遠征してましたが
どうにも、もやもやする一戦でした。
ピッチコンディションが悪い
元々、芝の状態がよくない上に、ひどい雨。
選手の動きを見る限り、ゴールマウス周辺がぬかるんでいたようです。
(GKがロングキックを蹴らなかったのは、おそらくこれが原因)
先発メンバーは固まってきた
今年はJリーガーを集め、選手のメンツはそろってます。
能力・コンディションで選んだというより
戦術理解度の高い選手を順に使ってるのではないか。
田中奏一がいい働き
1・2戦とベンチ外の田中奏一。途中出場で右SHの位置に入って、
何度もチャンスを作っていました。
右SBの金成純は今のところ不動のレギュラーなので、
MFにコンバートなのかも知れません。
松江には勝点3を取りに行きましたので、負けた後は100%喜べませんが、試合を見直していると負けた感覚というものがより少なく感じ、プレーの多くの局面において満足しています。チームは毎週成長していますし、再びピッチに戻ってきた奏一を観れたことは、みんなにとって喜ばしいことだと思います。 pic.twitter.com/vTOeDfZk5p
— Julián Marín Bazalo (@jmb_ekkonocoach) 2021年3月29日
なんといっても、田中奏一は今年の目玉です。
2戦目まで出てなかったのはコンディションの問題だと思います。
出場時間が増えれば、チームの得点も増えていくでしょう。
リザーブにフォワードが欲しい
残り10分で1点取りに行くときに、FWがいないのは辛い。
浜田が先発だと、長島グローリーしか候補がいないのですが
この日は「1点取りにいく」タイミングで吉田直矢を投入。
SBを1枚削りました。
もっとも、開幕戦はMF吉田直矢→FW浜田幸織という起用でした。
今年の吉田直矢はフォワードなのかも知れない。
なんでも出来そうな選手だし。
シュートが少ない
開幕戦 シュート6(3点)
第二節 シュート2(1点)
第三節 シュート3(0点)
開幕戦で「どのシュートも枠内に飛んだ」のは、
枠内に飛ばせるような絶好の位置でシュートを打ったから?
いいクロスが入ったけど合わずシュートまでいかない、というシーンは
たくさん見ます。ここは戦術の練度の話。
豪快なミドル!(で、ボールはどっかに飛んでいく)を
見かけなくなりました。
今年は「決まる位置から打つ」という戦術なんでしょう。
決め手はシュート精度です。
今年のビルドアップはショートパスオンリー
飯田、小谷から細かく刻んでいくスタイルです。
チームの決め事なんでしょう。
ピッチコンディションが悪い=ロングキック主体というのを
JFLでよく見ますが、終盤追いかける展開でもずっとショートパス。
「時間がないのでロングボールをいれてCB勝負」も、
今年は少なくなるでしょう(去年は特に多かった)。
あと、キーパーがCBにボールを渡してパスの起点になるやつ。
何なの?
まとめ
他に、ボール取られた後のプレスをめちゃくちゃ頑張るかわりに
ディフェンスのスプリントが少ない、
CBで間を取って、位置が決まってからゆっくり攻める
(攻撃でもスプリントが少ない)など
「戦術の決め事」がだいたい見えてきました。
エコノメソッドは、敵味方の位置関係と動き方の勉強はしますが
個人技やフィジカルが急に向上する訳ではありません。
いい位置に立ってマークを混乱させ、ボールを動かす。
いい場所にパスを出して、少ないシュートで仕留める。
いい位置でシュートが打てる分、個人の技量に左右されるとも言えます。
二戦目以降はうまくかみ合ってませんが、
前線での崩し方、点の取り方は、何種類か準備してると思います。
ガンガン走ってどんどんシュートを打つサッカー。
見た目に派手で盛り上がります。しかし、去年はこれで勝てなかった。
まずは戦術が浸透するのを待ちましょう。
なるべく勝ち点を稼ぎながら。