奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

2019年からの見始めたサポーターの日記です

”支配して勝つ”に一試合通じてチャレンジ。内容も良くなったが結果はまだ(vsラインメール青森)(第13節:21.6.19)(039)

 

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1.試合の感想

大雨の試合です。0−1で完封負け。
 
水谷(昨オフ、奈良クラブから移籍)の個人技と
サポートプレーヤーの使い方。セットプレーも精度が高い。
攻撃力では、今までの対戦相手でも上位かな。
 
最初の10分で点が取れなかった(なら、どこで点を取るんだ)のが
この日のすべて。
先制点を取ったあと、ボールを保持しながらじっくり攻めれば
 
たまにディフェンス→普通に守る→ボール回収→時間をかけて攻撃→たまにディフェンス
 
で終わってた。
 
失点を減らすには、相手の攻撃(特に、水谷がボールを持つ回数)を
減らすのが手っ取り早い。 
 

△ホームはいまだ未勝利

水谷にやられたのもあり、サポーターには評判が悪いようですが
めっちゃ良くなってるよこのチーム。
ここ2〜3試合で急によくなった。
 
思い出してください、一か月前の奈良クラブを。
ヴィアティン三重に負けて(5/16)、6連敗。監督来日の目処も立たず
いい要素が何もない状態で天皇杯ウィークでした。
 
この日、青森相手に決定機を何度もつくり、
(私の目には)互角で戦えるところまで来ました。
 
何より、「エコノメソッド」に必要なピースが
順番にはまってきました。そっちに感激しました。
気がついたら「すごく強いチームになって」ますよ。奈良クラブ。
 
 
この試合に関しては、良くなった部分を書いた方が
(少なくとも私の)ためになると思います。
なので「はまったピース」の話だけ。
 

2.「ボール継続」サッカーを本格的にスタート

「DFラインでボールを奪ったら、何が何でもボールを継続」
 
この試合でできるようになりました。
今までは、すぐにクリアして敵ボールになってました。
(エコノメソッドはそういう戦術ではない)
 
「すぐにクリア」するから、敵の攻撃が続いてたんですよ。
タッチに出せば相手ボールのスローインだし、フィールド内でも回収されて
ずっと相手ボールのまま。
 
青森の最初の10分がそうです。怖いですよね、あれ。
「ボールを支配して勝つ」って、この状態です。
 
「キーパーからはショートパスで順に繋ぐ」もそう。
キーパーからのロングボールは試合終盤くらい。
GKからMFまで、ビルドアップでつなげるようになりました。
 
「クリアしない」「ボール継続」は
できれば開幕までに実現して欲しかったんですが
まだ10試合。22試合残ってるので、何とかなるでしょう。
 

△「ボール継続」の意味

ゴール直前まで押し込まれてても(たとえボックス内でも)、
4バック&GKがショートパスを続け、攻撃態勢まで持って行きます。
クリアも、大きく遠くへ飛ばすんではなく、
味方のいる方へのミドルパスにします。
 
去年(J2時代)の徳島、今年のJ2新潟の試合を見たら
感覚がわかると思います。
 
自陣ボックス内でGKと敵FWが1:1、
トラップした3m先のCBへパス、ボランチに繋いで…と
取られたら即失点の場面でも、ボールを継続します。
(たまにキーパーがトラップミスして失点する)
 
今までやらなかった(できなかった)理由はだいたい分かります。
出せる状態じゃない(敵のプレッシャーがきつい)か
出す先がない(味方がそこにいない)か
出す先はあるけど見つけられないか
(おそらく2が主な理由)
 
 

△完成度はそれなり

この日も、味方へのミドルパスが相手にダイレクトで渡って
突然ピンチになる場面がありました。
最終ラインでのパスも、何度かボールロストしてました。
 
ただ、ようやくチャレンジしました。
チームの基本戦術なのに、試合でやらないと一生上達しない。
 
もちろん「継続できそうな相手だった」というのも、大きな理由です。
 
いつかは忘れましたが、
前線でのプレスがきつかったので試合途中からボール継続を諦め、
キーパーがロングキックを蹴ってた試合がありました。
 
DFがプレッシャー受けた時点でボールとられそうなのに
味方へショートパスなんて余裕ない。
 
前で取りにくるか、持たせてくれるかによって、
保持しやすい、しにくいはもちろん変わります。 

この試合、何度もボール取られてても、

クリアせずに根気強くボールを繋いでた。
 
「自分たちのスタイルを」という話は何度も聞いてました。
口で言うのは簡単ですが、失敗したら即失点の場面で
なんどもチャレンジした。不完全でも一試合通したのは、大きな意味があります。
 
 
こうして一つずつピースを集めて行って、
勝てるチームに変わっていくのでしょう。
今年の奈良クラブは。
 
ゴール、完成形への道筋が見えた。
目的地へ近づいてる。そう強く感じました。
それが、ラインメール青森戦の、私に取っての意味です。
 
結局負けた。監督来ても弱いままじゃん。
その通りなので反論はしませんが、
弱いチームが強くなる過程は、めったに経験できませんよ。
(今年、別のスポーツで経験しました。週末が来るのが楽しかったです)
 
 

3.立ち位置と動き方の整理

すごく良くなってた。
重なってる選手、なぜそこにいるか分からない選手がいなくなった。
 
パス出した選手は、次のパスの出す先を指示しながら
必要な場所へ、スペースに向けてまっすぐ走っていってる。
 
これを半年くらい続けたら
声を出さなくても選手全体の配置とボールを動かす順序が
チーム全員に共有される。
 
桑島がトップ下、長島滉大が右ウイングで固まったみたい。
桑島はスペースを見つけるのがうまいし(シーズン序盤より良くなってる)
1:1で崩せる。中で使った方がいいかなあ。
 
片山滋永は長島滉大と入れ替わりで右ウィングへ。
出番が減ってるのは
「他の選手にも(求められる動きが)できるようになった」から?
 
 

4.金子雄祐がすばらしい

前回の観戦(2週前、FC刈谷戦)とは別物。
 
家で見てると失敗シーンしか記憶になかったのが
担当するスペースが広いのと、ボールへの反応が早いので
全部に対応するのは無理です。
 
例えが野球になりますが、守備範囲の広い選手は
「ボールに追いついてグラブに当てる=エラー扱い」です。
 
この試合も、1:1で抜かれる場面が目立ちましたが
彼が抜かれてもチームは全員納得してるんじゃないか。
 
 

5.森田凛はあと少し

立ち位置がいい、ボールを回収できる、体が大きいのに加え
彼には「ミドルシュートを打つタスク」が与えられてる。
(おそらく、ミドル打てる選手が他にいない)
 
毎試合3本はミドルを打って欲しい。全部外れてもいい。
枠内(かその周辺)に飛べばDFが外へ出てきます。
ボックスが空くので、あとは浜田幸織の出番だ。
 
 

6.課題(得点力)

エコノメソッド(攻撃編)は、
ボールをゴール前まで運ぶ公式・例題なので
ゴールを取るのは、普通のフィニッシュです。
 
ドリブラー、スルーパスを出す人、セットプレーのキッカー、
ボックス内でヘディングする人、ボックス内でシュート打つ人、
DFの裏を取れる人で7つ。
 
5つ以上の要素、できれば全部が欲しい。
(現有戦力でも、できる選手もいます)
 
夏の補強は、どのチームもFWを欲しがります。
どれくらいの選手が取れるかは分かりません。
 
トップ下かボランチを獲得して桑島を最前線に回すのが
ありうる線かも知れません。
 
 

7.おわりに

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帰りの鴻ノ池。

試合中の激しい雨は、すっかりやんでいました。

三重戦、6連敗目は文字通り「最悪」でした。
大雨もやみました。晴れ間がでるまでもうすぐです。