JFLの関西ダービー、FC大阪戦。
アウェーの服部緑地での開催です。
全体
勝てた試合。引き分けは「勝ち点3を取りこぼした」だ。
後半に限れば、奈良クラブが8本、FC大阪が1本だ。
数字は極端だけど、「奈良クラブが押しまくってた」のが分かる。
なんで点が取れないんだ。
試合を通じて(特に後半は)、ボールもゲームも支配できた。
JFL上位クラブと実力差がないのは、証明できたと思う。
FC大阪について
個々の質はともかく、チームとして強さは感じなかった。守備→攻撃の確かに切り替えが早い
他の三局面(攻撃、守備、攻撃→守備)では通常レベルか。
守備はブロックを敷いて固めるパターン。
こっちの前パス通ってバイタルエリアには進めたし、シュートも打てた。
FC大阪が失点しなかったのは奈良クラブのフィニッシュの問題。
フリアン采配
決定機は何度も作ってる。
修正が入る度に(飲水、ハーフタイム)良くなってた。
監督の力は、奈良クラブの方が上回ってた。
(勝ててないからなんだけど)いい監督です。
12本のシュートのどれかが決まって、1−0で勝ってたら、名采配と言われたでしょう。
縦・斜めの前パスが通る
別のチーム(去年の新潟、今年の浦和:いずれもエコノメソッド採用)で、
たまに見た現象。理由はまだわかんない。以下は想像。
FC大阪 ブロックを組んだ時、立ち位置が絶対値(経度・緯度)で決める
奈良クラブ 相対値(相手と相手の間に立つ)で、相手と交互に立つ
可児がボランチ
可児がCB間に下りて(ビルドアップに加わって)から、攻撃が安定してきた。
森田凛は高い位置でパスを出す、昔の10番(トップ下)の仕事。
森田凛は後半68分に交代(→片岡爽)、可児を残したのが意外だった。
可児→片岡爽だと思った。
【第10節vs #FC大阪】
— 奈良クラブ (@naraclub_info) 2022年6月4日
◆Result
△奈良クラブ0-0 FC大阪
本日アウェイにも関わらず沢山のご声援をありがとうございました。#可児壮隆 選手のコメント&メッセージです。#奈良クラブ#naraclub#高みへ pic.twitter.com/lXmtYyyeLq
表情が険しいのもコメントが辛いけど、
カニちゃんはいつもこんな感じだよ!
司令塔・森田凛
攻撃は十分。今日はディフェンスの話を。
笛が鳴らないのもあって、インターセプト狙いが効いてた
いつの間に「ボールを奪う側」になったんだ。
(こんなにフィジカルが強かったっけ)
(思い出したので紹介)
森田凛が最初に輝いたのが、昨年(2021)のアウェーFC大阪戦。
試合後の質疑応答に注目。
当時は「なんで金子雄祐を下げたんですか」と質問されてた。
いまだと、森田凛を下げらたら、記者から質問される。
長島滉大の使い方
前半は長島滉大サイドが起点。後半は金子昌弘サイドも。
天皇杯(Honda FC戦)と見比べると、滉大へのプレッシャーが全然違う。
今日はうまく繋がって、前に運べてた。
タスクを減らしたのか、FC大阪のプレッシャ-が少ないのか。
気温が高い
13時キックオフはしんどい時期。
ハーフタイムの気温が27度(お天気アプリ情報)
カンカン照りだったので、体感気温は30度台半ば?
序盤は強度が高く、ハードな展開。
展開が落ち着いた頃から奈良クラブがボールを保持し始めた。
FC大阪は、後半から(動かなくなって)押し込まれ、
終了間際は(頑張って動いて)主導権を握ってた。
夏場はきつくない、あっちの戦術。
ファールを取らない審判
ファールの基準は両軍一緒。大きな有利不利でないけど、
奈良クラブのインターセプト狙いがノーファールだったので
攻撃は優位に進められた。
FC大阪側のコンタクトがきつくて、怪我しないか、見てて怖かった。
意外に遠い服部緑地
なんば起点だと、
服部緑地 電車一本(23分)+徒歩20分(緑地公園駅から遠い)
ロートF奈良 電車1本(36分)+徒歩20分
奈良へ行くのと10分くらいしか変わらない。
あんまり近くない。
大阪府南部の人間(南海沿線)には、北摂は遠い。
近鉄奈良から服部緑地だと、電車で1時間+徒歩20分。
東員(ヴィアティン戦)と大した違いはない。
おしまい。