試合の感想
ボールを持てるようになった、取られなくなった。
去年のソニー仙台なら「ハイプレスでカウンターをかけたら楽勝」と
定型処理されて(押し込まれて)たのが、
警戒しされ、ハイプレスをかけられなくなった。
奈良クラブの実力が認められた証拠です。
(実際、プレスをかけられた時も、ボールを取られなかった)
都並がクリアボールを拾い、クロス。
嫁阪からの折り返しを浅川が押し込み、シュート。
嫁阪翔太、シーズン終盤にして、重要なピースがはまりました
右ウイングは奈良クラブの弱点ですし、
もし来季も在籍してくれるなら、出番はたくさん回ってくるでしょう。
JFL最後のシーズン
8シーズンのJFL、ラストイヤーを優勝で終わりました
あまり実力差がないリーグ。
上位5〜6チームは順位がどう入れ替わってもいいし、
奈良クラブより強いチームはいくつもありました。
昇格できたのは(監督、フロントの)実力だと思いますが、
優勝に関しては、運の要素が大きかったと思います。
今季、ボコボコにやられたのは
天皇杯のHonda FC戦、後半のヴェルスパ大分戦。
スキルが高く、フィジカルも強く、高い位置でも中盤でもボールを奪えて、シュートまで持ち込める強い強いチームでした。
どちらの壁も越えないまま昇格してしまいましたが、
特定チームとの対戦成績で決める話でもないし、
天皇杯かどこかで決着をつければいいでしょう。
(Honda FCには、どこかで勝ちたかった)
気になったツイート
先に紹介だけ。コメントは別の場所でやります。
スタジアムの話は…オフにまとめて説明する予定。本当に大丈夫なの?
#奈良クラブ 最終節、仙台に決められ1-1の同点で終了。しかし他チームは奈良クラブの成績を上回ることができず、奈良クラブのJFL初優勝が決まりました! 来季からJへ挑むチームが有終の美を飾りました。
— 毎日新聞奈良支局 (@MainichiNara) 2022年11月20日
奈良クラブ、空の上でも祝福を受けました。
— 大知昌幸 (@m_oochi) 2022年11月20日
ANAさん、粋な取り計らいありがとうございます😁
やっぱり優勝はいいなぁ、、、 pic.twitter.com/aMD747mOtN
優勝してのJリーグ昇格、おめでとうございます!ホームスタジアムのロートフィールドでは既報の通り、既にJ3基準を満たす為の照明設備の準備を進めており、今後J2基準までを念頭にクラブと協議を進めています。 https://t.co/QVlXdjD3w5
— 仲川げん(奈良市長) (@nakagawagen) 2022年11月20日
来季のノルマは「1ケタ順位」
J3は全18チーム。J2への昇格枠は「2」
JFLからの昇格組は、J3参入からすぐに結果を出しています。
22年 1位 いわきFC (→来年からJ2)
21年 9位 テゲバジャーロ宮崎
20年 5位 FC今治
19年 10位 ヴァンラーレ八戸
(J3への参入年→今季の順位)
JFLで結果を残したチームは、すぐ上のカテゴリでも通用しています。
奈良クラブも、初年度からJ2昇格を狙った方がいい。
同じ競技で、やること自体は大きく変わらないんだし
「自分のスタイル」を固めていけば、期待した結果が出ると思います。
「昇格」の次は?
2023年シーズン、奈良クラブはJ3を戦います。
1年前「いつか叶えばいいな」と思っていた夢が、急に実現しました。
みなさんの次の夢は何ですか?
J3で好成績を上げて、J2へ、そしてJ1へ昇格することでしょうか。
天皇杯をかけ、国立で横浜Fマリノスと戦うことでしょうか。
サッカーをきっかけに、人の輪が広がっていくことでしょうか。
「Jリーグ昇格」は、もはや通過点です。
「Jリーグ昇格」以上に魅力的な夢が、いつか必要となります。
何年か先、こんな会話をするのが、僕の夢です。
「さっきゴールを決めたの、奈良クラブの選手だよ。」
「奈良クラブ?そんなチームあったっけ」
「ほら、ドバイの年にJリーグへ昇格して、そこから…」
最後に
2022年シーズン、お疲れ様でした。
来年も楽しいシーズンにしましょう。