奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

一回戦敗退。”勝ちたい”より”底上げ”を優先した結果だ(2023年天皇杯1回戦/Honda FC戦)(23.5.21)(095)

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(ハイライト:HondaFC制作)

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(ハイライト:JFA制作) ※23.7.26追加

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観戦記:今年も来ました天皇杯!

「初タイトルを取って、ユニフォームに1つ目の☆をつけたい」

 

というのが夢。

天皇杯は、「今年中に」夢を叶える唯一のチャンス。

年の最大のイベントです。

 

奈良クラブはここ5年苦戦しており、県大会敗退1、2回戦敗退4。

18年の金沢星稜大学戦以来、勝ってません。

2回戦の名古屋グランパス戦でPK蹴り直し・再試合になった年です。

久々の特等席。

日差しがきついので、屋根のあるエリアにしました。

 

サッカーに詳しい知り合いが捕まったので、色々教わりながら観戦しました。

キックオフ。

今日は、リーグ戦にあんまり出てない選手の出番です。

 

Honda FCが普通のJFLクラブに戻っててびっくりした。

全体的に小型化してて(DFで180cm超えが一人もいない)、全然ボールを持てない。

順位相当の強さ(JFL9位)で、J3でいえば二桁順位でしょう。

 

相手がイマイチなのに、二軍メンバーなので全然形にならない。

どこが原因なのかは見れば分かるし

経験を積ませるの優先(ハーフタイムの交代をしない)でも

修正をいれて修正できてない時点で諦めようよ。

 

ポジション問わず、同じミスを何度もやったら

フリーで待ってもパスが回ってない。味方から匙投げられてるんやぞ。

攻撃カードを2枚切ってきた。

19酒井達磨と30髙橋隆大。

 

30髙橋は、ガンバジュニアユース→静岡学園高校(全国制覇)→今年ガンバに加入→レンタル。

天皇杯でしか見れないので、お目当てにしていた人が多かった。

↑ボールを持ってるのが30髙橋

 

30髙橋の今日のプレー、見ても仕方ないですよ。

飛鳥FC(5部相当、下位)には通用してもHonda FC(4部相当、中位)には全然、というのが現在地です。

 

ポジションをコンバートした直後の練習を見てる感覚。

隣の選手に立ち位置を指示されてたし、途中で入れ替わってた。

 

ポジション取りと攻守切り替えがツーテンポ遅い(見劣りする)

 

焦ると手でつかむので、ファールが怖い。自陣中央を守らせたくない。

(今日も自陣の危険なエリアでファールしてた)

 

ドリブルは…見せ場はあったけど、有効なエリアでドリブルしてなかった。

「抜かれても別に構わないや」の場所で勝負に勝っても。評価は保留。

 

しばらく警戒されてたけど、すぐに(攻守ともに)フリーになってた。

全然守れてないのと、まともなフィードが出ない(ボールが飛んでこない)から。

実は、二枚替えの準備してるあいだに失点してました(後半18分、0−1に)。

髙橋隆大を見てて、見逃した。

アルナウ(レフェリー右、緑のユニフォーム)を上げてパワープレー。

勝つつもりだったのか。知らなかった。

シュートが外れ、相手ゴールキックに。

もう時間が残ってない。

コーナーで時間稼ぎをする、王者Honda FC(通称:鹿島る)。

毎週サッカーを見てても、年数回しか見れない貴重な光景。

(審判も、遅延への対応に迷ってた)

敗戦の瞬間。自業自得です。

機能してない人を交代するタイミングは何度もあったのに。

暑い中、お疲れ様でした。

後半に入ってみるみるプレースピードが落ちてたのは、疲労でしょう。

 

気温29.1℃(公式記録)

選手の挨拶。

こういう試合でも温かい拍手をするのが、奈良クラブのファン。

拍手かブーイングか、選ぶのはお客さんです。

 

ゴール裏(今日はバックスタンドに陣取った)は、どうしたんだろう。

試合の位置づけ(そもそもの話)

本気で勝ちにいって負けるなら、どういうスコアになっても構わないんですよ。

 

控えを使いながら勝つ。

苦戦するのは覚悟の上でしょう。

ただ、うまく行ってない人はどこかで見切りをつけて、勝ちに行ってほしかった。

 

控えだけで負けるのと、途中から勝ちにいってもう1試合やるの。

もう1試合やる方がいいでしょ。

 

今日は、カップ戦でもきつい(もっというと、試合に出しちゃいけない)レベルの選手が混じってた。

経験を積ませるのが優先なら、”予定通りの負け”だったんだろうか。

 

感想

今日のHonda FC相手に通用しなかった選手は、もう出番がないよ。

 

誰がどうだったか、個人名も内容も書きません。

ファンが悲しむだけだし、通用してなかったのは本人が一番分かっていると思う。

チャンスは少ないだろうけど、試合に出れば全力で応援したい。

 

ずっとファンだった選手がこういう立場になると、こちらも辛い。

 

チャンスをもらっても、やるべきタスクがこなせないと

ボールが回ってこないし、味方からも相手からも

”いないもの”として試合が進んでいく。

(自分の「生まれて初めての公式戦」を思い出した。もちろんレベルは違う)

 

プロの、真剣勝負の場ではまず見ない光景。

監督はなんで放っておいた。見極めは前半だけで十分でしょう。

勝ちに行こうよ。

 

後半15分までに堀内と酒井達磨を入れてたら、失点はなかった。

点を取る可能性もぐっと上がった。勝てたかどうかは分からない。

 

参考

「今のHonda FCに通用するか」

あとから考えると、絶妙な判断基準でした。

スコアを見れば、接戦でしたし。

 

公式記録

https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2023/schedule_result/pdf/m07.pdf

 

更新履歴

23.5.22 21:00 公開

23.5.22 23:30 追記