奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

岡田優希ハットトリック達成、6戦ぶりの勝ち星(アウェー・FC琉球戦)(2024年第22節)(24.7.21)(157)

初めに

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奈良クラブ・Jリーグ初のハットトリック達成!今回は岡田優希を大特集!

 

…というのをみんなが期待してるんだろうけど、毎試合1~2点取って当然の選手ですし、ライブ視聴・見直し視聴時とも、これから書く以上の感想を思い浮かびませんでした。ハットトリックの解説を期待していた方は、ここでお別れです。次節お会いしましょう。

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ゴール期待値は琉球1.04、奈良1.3、試合中に感じた通りです。1-2か2-1くらいで納まる内容なのに、「(FC琉球の)失点に直結する大きいミス」で点が入ってます。

 

琉球から見るとおそらく今季ワースト3に入る出来で、サポーターは大変やろうなあ、が先に来て、あまり喜べない結果でした。以前からFC琉球の試合を定期的に見ていて、この日に出た16人のうち半分以上は顔と名前が一致します。前半戦は生観戦したし、知ってるチーム同士の対戦で楽しみにしてました。

 

得点シーン

1点目 岡田優希

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この試合、琉球17の対応がよくない。31岡田優希をゴール前で収める役割なんだけど…これはクリアできる。GKが正面を向いてる(岡田優希のシュートに反応してない)のは、17が岡田に「シュートだけはさせない」と思ってたからです。

 

ではもう一回。

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2点目 パトリック・ヘディング

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田村が中途半端なルートをドリブルするので、相手5が追いすぎ。相手17とぶつかります。相手17と43田村の距離が空き、ディフェンダーが詰める前に43田村がクロス→15パトリックがヘディング。相手14の守備も、うーん。パトリックを見てるのかなあ。

 

ではもう一回

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もう一つ。こっちは納得いかない。2点目はノーゴールのはずだ。

49下川の肘が相手89の顔に入ってます。ファール、琉球のFKで試合開始(=ノーゴール)だと思います。主審は次のプレーを見てたので、A1(ホームスタジアム側の副審)か4thがサポートする場面。これが決勝点にならなくてよかった。

 

3点目 百田が収めて岡田優希

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この試合、パトリック・百田・宗太朗のポストプレー(ロングボールに競り勝って、マイボールにする仕事)がよかった。「つなぐサッカー」を基本にして「ポストプレー」を要所に使った(かつ成功した)のは初めてかもしれない。

 

ポストプレーで勝てたのは、相手DFが小さい(右CB、右SBとも172cm→こっちサイドに蹴れば178cmでも無敵)のが一番の理由で、納める人の頑張りが二番目、ロングボールの質(3点目だと41森田、4点目は1岡田慎司)が三番目です。ではもう一回

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失点

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琉球でよく見る「こんな難しいことができるのに何故○○ができない」です。これを解説する技術は、僕にはありません。

 

8岩渕、いい選手ですよね。2023年、J2藤枝で37試合5ゴール。J3にいてはいけない選手だと思います。気が利くストライカー、タイプでいうと片岡爽(をかなりレベルアップした感じ)です。欲しい選手です。二列目のアタッカーに。

 

ではもう一回

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4点目 岡田優希ハットトリック達成

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裏抜けを決められて、決定的な場面だ。確かにオフサイドか微妙だけど…オフサイドアピールより走るのが先。オフサイドと言いながらでも、相手選手は追える。

 

ライブで中継を見ててかなり引きました。現地観戦してたら帰ってました。

 

もう一度どうぞ。

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試合全体

6岡澤が故障しててほとんど走れず、ハーフタイムに交代しました。故障には、現地観戦の人に教えてもらうまで気付かなかった。FC琉球をよく知る人にしか分からないだろうけど、白井の穴より岡澤の穴の方が何倍も大きい。(セレッソからレンタルで来てる中盤の選手で、ルヴァンのガンバ大阪戦でも通用していました)。攻守の両面で、岡澤抜きに中盤をどうしろと(FC琉球からの感想)。

 

基本戦術は、ラインを低めにして、最終ラインでボールを回す。中盤・前線の配置が整った状態で、相手を引きつけて(相手の陣形を崩し)、空いたスペースに縦パス。

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この図がすごく分かりやすい。下川→岡田優希、掘内→國武、大誠→神垣、生駒→田村(これは意味が違うので後述)。パスを出す組み合わせが正面・縦の4通りに決まってる?(あくまでスタッツ上は)

 

「4バックでのボール回しでボールを取られない方法」も一応準備してました。一番面白いのが、生駒(4バックの中では一番狙いやすい)のサポート用に、田村を近い位置に配置したこと。

同じのをもう一回貼っておきます

 

さっきのパスソナーで「田村・生駒間のパス本数」がDFライン並に多かったのはそれが原因です。賢星・GKに加え、田村が7人目のディフェンダーとしてパス回しに参加していました。

 

田村・生駒間では「田村から後ろに戻す数」の方が多いのにも注目。縦パスで決定機を作るのが優先で、形が悪ければすぐにキーパーまで戻してます。この日は徹底してた。奈良クラブらしいサッカーです。

 

奈良クラブのやることは最初から分かっていた。なのに琉球のプレスが全然出来てなかった。今日の敗戦は監督のせいだと思う。そもそもプレスの枚数が足りてない、岡田が入った瞬間、琉球が数的不利になる、前のプレス2~3枚が連動してない、などそれ以前の話だった。理由があって練習できなかった、とか?

 

ラインが低い(=ゴールに近い場所でボールを回す)ので、ボールを取られると大ピンチです。「プレスをかけられてもボールを持てる・取られない」のが、絶対条件。ラインを下げるのはかまわない(それも困る)けど、足下に不安のある人は使えない。澤田、小谷の出番は、終盤15分間だけなんだろうか。

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クワガタムシのつかみ取りをやりたい。FC琉球は親会社?が変わって、ファンサービスが尖った企画に変わってます。客席の子どもに水をかけたり。楽しそうだから行ってみたい。

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FC琉球に関して出回ってる分析で、一番突っ込んだ解説をしてます。生駒の話は、このnoteからパク…勉強しました。こちらは有料マガジン(月400円)ですけど、価値は十分あります。

 

終わりに

前節までの分量を毎回書くと死にます。今節・次節はオリンピック特別(短縮)版です。うまく手抜きする技術が欲しい。

 

気のせいかもしれませんが、監督から、以前ここに書いた批判(アイデンティティの放棄、補強は最低限)へのアンサーっぽいのが書いてます。

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(解任ネタ)暗雲漂う奈良クラブ:求められる刷新 #終盤に追いつかれる 

(補強ネタ)後半戦の巻き返しへ。夏の補強ポイントをざっと解説

 

補強は、海外移籍→J1→J2→J3…という順に(上のリーグから)進みます。そろそろJ2・J3のフェーズに入ったようなので、1つ2つくらいまとまる時期です。期待しましょう。

 

リンク集 

www.jleague.jp

sporteria.jp

www.football-lab.jp

www.naraclub.net