奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

フリアン監督解任、中田一三新監督就任(163)

新監督就任

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9月4日に中田一三新監督が就任されました。ようこそ、奈良クラブへ!

 

19年にJ2京都サンガを率い、プレーオフまであと少しまで躍進しました。今後も戦い方はほとんど変わりません。中田監督のやりたいサッカーと奈良クラブのプレーモデルがだいたい一緒。「合いそうな人」の中で一番良い人を呼んできました。期待しましょう。たぶん、ちょっと変わった人だと思います。

 

監督交代が遅くなりました。交代するならもっと前、チャンスは少なくとも3回ありました。

 

これも考えようで「中田一三さんに前々から打診をしていて」「この試合で負けたら監督交代、まで交渉が進んでいた」なら、奈良クラブとJ3の現状把握は出来ています。てこ入れ策も起用法も固まっています。初采配から期待できそうです。

 

19年中田サンガの分析

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(うちは非営利サイトなので、色々引用します)

 

赤が同じ部分、青が違う部分です。大事なのは相対値(リーグ内順位)です。

 

同じ部分(赤)は、ボールを保持し、ゆっくり攻めて、クリアはせず繋ぐところ。守備は撤退が第一で、無理にインターセプトを狙わない。数字からはっきりしました。戦術は全く一緒です。中田監督。シーズン通算で保持率59%は、相当高い。

 

違う部分(青)は、奈良はクロス攻撃が多いのと、攻撃力があまり高くないのが理由です。

 

選手とフォーメーションが多少変わりますが、基本は一緒です。よく見つかりました、こういう監督。

19京都のプレーエリア。ディフェンシブサード(ゾーンA・自陣側)ではリスク回避が優先。ミドルゾーン(B)、アタッキングサード(C)でもショートパスで繋いでることが伺えます。完全に左右対称なのはすごいな。

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こっちは2019年の京都サンガと2024年の奈良クラブのデータ比較です。解釈が難しい(リーグ・試合数が違う)と思いますが、リーグ内順位だけを比較すると、色々見えてきます。

 

2019年当時のサンガサポーターの分析

どちらも「難しい内容を分かりやすく説明してる」記事。予備知識がない人こそ読んでほしい。

note.com

www.tomex-football.net

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不思議なことに、中田一三さんの指導力・采配を悪く言う人がいないんですよ。なぜ2024年まで空いてたのか。フロントとケンカをしたので呼びにくかったのかも知れません。

 

前監督について

「前だけを向いて」

 

スタジアムでたまに聞く言葉です。これは、残り12試合の段階で監督を引き受けてくれて、一緒に戦ってくれる中田一三監督のこと、それと残り12試合・残留のこと、この2つ「だけ」を考えると解釈してます。

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昨年までの実績と今季の成績は、一度切り離して考えませんか。

 

今季、特にこの2ヶ月、修正が効かず、同じ失敗を繰り返すのを何度も見てきました。理由は色々ありますが、目標設定の誤り、長期政権の弊害の二つに集約されます。

 

「情」で切るのが遅れ、早ければ3日後に降格圏に落ちるところまで来ました。もう手遅れに近いのですよ。楽しいですか?18位のチームの応援、今月末の19位との直接対決。

 

前監督の最後の試合は、0-6の大敗でした。この敗戦で、奈良クラブは17位から18位に順位を落としました。「”今季26試合の”采配、起用」「現在の順位」に満足してるから前監督の続投を望んだ、という人はどれだけいるでしょう。

 

いまこそ「前だけを向いて」でしょう。中田監督、一緒に頑張りましょう。絶対残留しましょう。