下川の退場
自分が主審なら2枚目のイエローを「遅延行為では」出さないです。遅延行為のイエローを出すこと自体はサポートできる(支持できる)ので、その説明です。
89:58 スローイン判定(奈良ボール)
90:06 笛1 短い プレーをしなさいという合図
90:08 笛2 長い (その2)
90:13 笛3 長い イエロー提示
90:26 他の審判から指摘、下川が2枚目だと気づいて退場に
「イエローをすぐに出した」という人とハイライトを作った人は、笛1、笛2を聞いてないんじゃないかな。大事なのはそっち。DAZNで見直してください。
↑笛1笛2が削られたバージョン
笛1笛2「急いでね」→「分かってます、すぐやります」
このコミュニケーションがあれば、カードなんて出しません。笛2の段階で、奈良クラブ選手の反応は
下川 ボールはお腹の位置、スローイングを受けられる選手がいないので指示を出す
掘内 ソックスを直す
大誠? もらいにくる来るよう、下川から促される
90分を過ぎて長い笛→やばい、というのは、下川は分かっていたようです。誰ももらいに来ない方が悪い。そもそも「遅延のイエロー」はチーム全体に出されるもので、個人の悪行を処罰するものではありません。
主審の安川さんは試合を通じて、スピードアップを促す笛を何度も吹いてます(いつもやってたっけ>安川さん)。80分までプレーオンの笛を何度も吹いてたなら、90分を過ぎて同じことをすればイエローを出されても文句を言っちゃいけない。「前から言ってたやん」や。
ただ、安川さんは「下川はイエローをもらってない」と勘違いしていたんだと思います。その後もプレーを続けようとしてましたし。
「カードをもらってる選手には、しょうもないカードは出さない」というのが暗黙のルールなので、下川がむちゃくちゃ怒ってたのは分かります。怒るのが当然です。
↓の記事の解説で正解だと思います。うちの記事は重箱の隅をつついてるだけです。
得点シーン
1点目・掘内J初ゴール
ずっと望んでいた「アンカーのミドルシュート」が決まった。これで今日は勝てる!とみんなが思った。
失点
ファーサイドに配置した24(183cm)にドンピシャ。キックの精度がよかった。
もう一つ。セットプレーだとニアサイドが狙われるので、ファーサイドに置く選手って、空中戦があまり上手じゃない人になる。この場合は14賢星。「ヘディングがきれいに決まったー!」という風に見えますが、上手い人が立ってたら「フリーじゃない体勢で打たせる」ところまでは行ったと思う。
賢星はサイズは大きい(180cm)けど、セットプレーオフェンスではキッカーをやってるから、空中戦の経験値が少ない。ディフェンスでも重要な場所は任されてません。
2点目
これは個人技ですよね。岡田優希は他とレベルが違う。ゴール期待値は0.05くらい(20回に1回点が入る程度のチャンス)です。
失点
下川が退場+相手GKが上がってた、で2人の数的不利。それに、GKマルクが相手に巻き込まれてプレーできなかった。
結論を言うと、31岡田優希のファール。相手のGKは被害者です。シュートが外れていればPKでした。
31岡田優希が相手GK(攻撃参加)の体をつかむ
→相手GKがゴール方向に移動する時、バランスを崩す
(岡田優希と接触してる段階で、前に転んでる)
→5大誠を巻き込む
→96GKを巻き込む
→奈良のキーパーがいない
→ゴールが決まる
ポイントは「相手GKがバランスを崩すタイミング」と「岡田優希の手・腕がどこに触れているか」です。主審は正面にいます。よく見てました。
映像が非常に分かりにくいので、キャプチャするともっと分からなくなります。動画を50回くらい見て、自力で確認してください。10秒のシーンを50回再生しても10分弱で終わります。
感想
— acl (@yikc3760) 2024年9月27日
(画像をクリックして拡大してください)
パス成功数212…全然パスやってない。FC大阪みたいなプレースタイルだ。
ゴール期待値0.48vs1.96。数字上はボコボコにやられてる。キーパーが目立つ日ってそうですよね。堅守で逃げ切らないといけない試合でした。
— acl (@yikc3760) 2024年9月27日
— acl (@yikc3760) 2024年9月27日
詳しい方がいれば教えてください。生駒のプレーエリア・プレースタイルです。
生駒はSBだけど0.5~1列、中に入れてて「サイドライン沿いのプレー」をあまりやってません。サイドが本職じゃないから(中央の選手だから)でいいでしょうか。下川はいつも、サイドライン沿いにヒートマップが重なります。
下川、あれは怒る。2枚目のイエローが「遅延」は、ない。もっと抗議していいと思うよ。試合前にJ通算200試合出場のセレモニーをやった後で、翌週の松本凱旋もなくなった。
岡田優希が執拗に抗議して、自身にイエローを出されたタイミングで拍手してました。もうアディショナルタイムが過ぎてる(いつ試合終了になってもいい)んだし、猛抗議で退場になっても別にいいじゃないか。不当な判定から仲間を守ってるんでしょ。
ただ、こういうのはチームリーダーがやらないと。選手から審判にコミュニケーションを求めるのは、岡田優希だけ。審判は聞いたら教えてくれるから、もっと聞いた方がいい。損をする。
観客数1209名。雨の日、17位と19位の試合。「また」最後に追いつかれた。お客さんは正直だ。
残留できるかは、残り試合でどれだけ勝点を稼げるか。現在の順位にはあまり関心がありません。点を取って、いい試合をしてください。