現地観戦でした
残留決定の瞬間。37試合目、1試合残して決まりました。長かった。
9酒井達磨の復帰後初ゴール。DAZNのインタビューでは涙ぐんでいました。
後半開始前の円陣。今年見るのは最後
セレモニーとサイン会を終えて撤収。日没が早い。もうすぐ冬です。
初期フォーメーション
右のシャドー(2列目、FWの下のポジション)が15パトリックに変更。あとは前節と同じ。GKが1岡田慎司、3バックの中央に22生駒が入ります。
得点シーン
見ての通り、40吉村の個人技で取った一点です。説明するほどのことはないんだけど、気づいたことをいくつか。
この試合、岩手側は高い位置でのプレスをやらず(たぶん正解)、DFラインは自由にボール回しをさせてもらってます。
岩手のフォーメーションも3421。WBの裏を取れば、サイドで1:1です。
25神垣は、自分に当ててワンツーでポケットを取らせたいと考えていたようですが
40吉村が自力でドリブル突破します。
パスコースは31岡田優希と25神垣。31岡田優希へのは細いし、25神垣は囲まれてる。23小谷が助けに来て欲しい。40吉村じゃなければ、ボールを取られてた。
この1点、岩手の配置がおかしい。
・サイドに3人が吊られる →分かる
・31岡田がフリー →分からない
・9酒井がフリー →分からない
相手15が31岡田優希についてて0.5~1秒稼いでいたら、それか、40吉村と31岡田優希の間に立つか(パスコースを切る)。相手15はバリバリのフォワード。ブロックを組んで引いて守ってるのに、敵フォワードにフォワードを当ててるのはおかしい。
奈良クラブのペナルティエリア侵入が3人(31岡田優希、9酒井、15パトリック)で岩手側は5人(+見えないところにあと1人?)。人数は足りてます。
31岡田優希がシュートモーションに。赤の内側のコースに蹴れば、枠内です。
シュートを防げるのは相手51とキーパーの2人。キーパーがニア(右側)に寄って、相手51はファーのシュートコースを切ります。気になる方は、相手51がどう動いたのか確認してください
反対サイドのゴール正面が空きます。フォワードなら、そんなことは気にせずシュートを打てばいいです
パスっぽいシュート。9酒井担当のCBは背後にいるので、いないのと一緒。触れば入る、ものすごく簡単なゴールです。
— acl (@yikc3760) 2024年11月21日
ゴール期待値は0.5ちょっと。何度でもいいますが、PK(=一番簡単なシュート)で0.7、10回蹴れば7回入ります。
31岡田優希のはシュート扱い(xGL=0.05)だけど、相手をよく見た上での「パス」だと思う。もう一度どうぞ
試合終了の瞬間
生駒のガッツポーズを初めて見た
感想
パスサッカー同士の対決。スタンドから見てても安心する。監督交代後は「勝ち点はとってるけど、そうじゃないだろう」感が強かった。どういう分野でも「結果」が最重要だけど、その次に大事なのは「プロセスの納得感」
岩手は引いて守ってた。相模原「でも」失敗した(連動したプレスの完成度が高い)ので、ハイプレスはほとんどやってません。たまにやっても、効いてませんでした。岩手のプレスの完成度だとボールが取れないので、正解だと思う。
奈良クラブがボールを持ってゆっくり攻めると、守備も余裕が出来た。お互いに、無理にボールを取りに来てなかった。
40吉村は5試合連続スタメン。プレーレベルが違う。10/13に澤田が故障、生駒がCBにコンバート→右WBがいなくなる→10/20から吉村が復帰、スタメン定着、という流れです。
9酒井が相手とコンタクトすると相手が倒れるのは、復帰後も健在。リハビリで下半身を鍛えたらパワーアップした(要約)そうです。
ソース→
J3メインの主審で10試合以上担当するのは、約20名。この日担当の岡宏道さんは、今季2試合見たはずが、全く印象に残っていなかった。今日も印象に残らなかったが、印象に残らない理由も分かった。20名の中だと真ん中くらいで、2021年までJ2を担当されていました。
シーズン初の連勝で、今季7勝目。17位に浮上しました。最終節に勝ち、16位讃岐が引き分け以下だと、16位でシーズンを終えます。
「うちは貧乏だから下位で仕方ない」という趣旨の発言を、今季あちこちで聞きました。「選手のレベルが違う」「1:1ではどうしようもない」と言っていいチームは、J3では2チームだけ。1つは、優勝した大宮アルディージャ。もう1つはツエーゲン金沢、最終節の対戦相手です。