最近の流れ
25.6.6(金)
25.6.8(日)
アウェー・高知ユナイテッドSC戦(●2-3)
25.6.11(水)
ルヴァンカップ アウェー・京都サンガF.C.戦(●0-1)
25.6.12(木)
中田一三監督 契約解除のお知らせ | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site
小田切 道治氏 監督就任のお知らせ | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site
25.6.13(金)
小田切(おたぎり)道治氏 監督登録(見込み)
25.6.14(土)
ホーム・ガイナーレ鳥取戦
頭突きから新監督就任まで、6日間のスピード解決でした。
去年は解任の判断が遅れて致命傷になりました(幸い残留できた)。
【公式】小田切監督の退任を発表。新監督に安達氏が就任【富山】:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
小田切さんは5.27に退任したばかり。いい人が空いてました。試合は2日後にあります。
スタッツで見る小田切監督
今年の奈良クラブと24年のカターレ富山を比較してみましょう。
組織で戦うチーム(選手層は中位レベル)
ボール保持寄り
攻撃的
強度の高いディフェンス
奈良クラブはプレーのバリエーションはかなり広い(ロングボール攻撃とかサイド攻撃とかドリブルとかはできない)ので、すぐ適応してくれると思います。
選手は一緒、できることはあまり変わりません。やることはだいたい一緒でしょう。昨年の監督交代時と同じです。先に言いますが、今年の奈良クラブのスタッツは上々です(順位=8位相当)。
(ソース)
奈良クラブ 2025 シーズンサマリー | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
カターレ富山 2024 シーズンサマリー | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
プレーエリア
プレーエリアは、攻撃方向に向かってどっちのサイド・エリアを使っているか
距離別パス数は、ショートパス・ロングパスの比率
エリア別パス数は、自陣・敵陣でどの種類のパスを使ってるか

選手によって左右されますので、プレーエリアは参考まで
25年奈良の方がパス本数そのものが多くて、自陣ゴール前から繋ぐことが多い(24富山は、ロングフィードがうまいキーパーがいた)
攻撃用の人員
25年奈良 ※期待値は15節時点(試合後との合計値です)

24年富山

24富山はまんべんなく点を取ってます。24年富山のエース(碓井)は、最近(6/6)J1福岡への移籍が決まりました。田村翔太は、1年通じてプレーすれば、それに近い得点が取れます。
得点・失点の内訳
上が25年奈良、下が24年富山


セットプレー絡みの比率を見てください。今年はクロスからの失点が多いな。
スタッツ

左が25年奈良、右が24年富山。リーグの傾向が変わってるので、実数より「リーグ順位」を見てください。今年は守備スタッツが悪化してますが、結構いい数字です。
中田一三監督について

2018年J2最終節、13点目を取られたときの中継から
24年のラスト3戦(相模原、岩手、金沢)。戦術、実戦での指揮とも「モノが違う」という印象で、得点パターンの種類も増えました。シーズンが終われば引き抜かれるのは中田監督。そう見ていました。地力は上がってますので、すべてがうまくいけばシーズン5~6位で終えると。
運動量、強度、ハイラインもかなり無茶なもので、途中で変更することまでは折り込み済みでした。24年、3~4月のハイラインを覚えてますか。澤田が毎試合バテて、終盤に失点していた時期です。やってること自体はほぼ一緒。
今年は序盤の失点が多くて、終盤の失点が減りました。理由は簡単です。練習時間を2倍以上に増やしたから、時間をこなすのが目的になり、パワーセーブする癖が付いたからです。部活でしごかれた経験のある人なら、先輩が急に「1年生は校庭100周」と言い出したことを想像してください。100周するのが目的です。力を入れるのは後半ですよね?その前の監督は練習が短かった(全体練習は1時間強)ので、意識が逆です。
この1ヶ月の失速は、皆さんも見ていましたよね。うちは4バックのチームじゃないでしょ。攻撃的・縦に速い3バックから、ボール保持の4バック。こういう方針転換ってやりますか。前線に人がいなくなって、得点の機会がなくなりました。おそらく、監督自体が「4バック・ボール保持」の「攻撃的サッカー」を準備せずに、最近思いついた。チームに覇気がないのは、方針転換が急で、選手がついてきてない証拠です。
奈良クラブの一番いいところは、選手が戦術通りに動くこと。一番悪いところは、選手が戦術通りに動くことです。選手は素直で、人がいい子がそろってます。言われたとおりに動けるかわりに、監督が手詰まりになったら選手では打開できない。何もできずに終わった試合は、多くが作戦のせいです。個では圧倒できなくても、組織でなら勝てます、地方の小さいクラブならではの選択です。
一三さんの一番悪いのは、決めた通りにやらせてるのに、指示に従った選手を別の理由で非難すること。メンバーからキャプテンを全員外して「選手がリーダーシップを発揮しなかった」。3バック縦に速いサッカーから4バックボール保持に変えて「攻撃のアイデアがなかった」
こういうことは、組織の上に立つ人間が、外で話す内容じゃない。ああこの人はすぐ行き詰まるだろう。組織で働く、組織を動かすのに向かない。お山の大将だ。全部をやらせちゃダメな人だ。
中田一三監督 契約解除のお知らせ | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site
読めば分かりますよね。頭突き以外は全部パワハラの話です。
その前の監督は、リーグの流れについていけなくて解任されました。中田さんは、自分の考えに選手がついていけなくて、突然終わりました。
熱血漢、戦術家、この監督はただ者じゃない。中田一三さんの指揮官としての能力は、今季の闘いぶりを見た人なら誰でも分かります。今回は事件があったので監督退任となりましたが、何もなければ、チームが何かおかしいまま最後まで指揮し、シーズン終了後に監督が代わっていたでしょう。その時、順位がどうなのかは分かりません。
僕は中田監督を一番高く評価していた、その自信があります。チームが壊れる前にお別れでして、お互いに幸せでした。ただあと1週間続いて、サンガスタジアムでの京都サンガ戦を見たかった。