奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住サポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

第15節で中田一三監督解任、小田切監督就任(198)

 

最近の流れ

25.6.6(金)

トップチームトレーニング内で発生した事象について

 

25.6.8(日)

アウェー・高知ユナイテッドSC戦(●2-3)

 

25.6.11(水)

ルヴァンカップ アウェー・京都サンガF.C.戦(●0-1)

 

25.6.12(木)

中田一三監督 契約解除のお知らせ | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

小田切 道治氏 監督就任のお知らせ | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

 

25.6.13(金)

小田切(おたぎり)道治氏 監督登録(見込み)

 

25.6.14(土)

ホーム・ガイナーレ鳥取戦

頭突きから新監督就任まで、6日間のスピード解決でした。

去年は解任の判断が遅れて致命傷になりました(幸い残留できた)。

 

【公式】小田切監督の退任を発表。新監督に安達氏が就任【富山】:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

 

小田切さんは5.27に退任したばかり。いい人が空いてました。試合は2日後にあります。

 

 

スタッツで見る小田切監督

今年の奈良クラブと24年のカターレ富山を比較してみましょう。

組織で戦うチーム(選手層は中位レベル)

ボール保持寄り

攻撃的

強度の高いディフェンス

奈良クラブはプレーのバリエーションはかなり広い(ロングボール攻撃とかサイド攻撃とかドリブルとかはできない)ので、すぐ適応してくれると思います。

 

選手は一緒、できることはあまり変わりません。やることはだいたい一緒でしょう。昨年の監督交代時と同じです。先に言いますが、今年の奈良クラブのスタッツは上々です(順位=8位相当)。

 

(ソース)

奈良クラブ 2025 シーズンサマリー | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

カターレ富山 2024 シーズンサマリー | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

 

プレーエリア

プレーエリアは、攻撃方向に向かってどっちのサイド・エリアを使っているか

距離別パス数は、ショートパス・ロングパスの比率

エリア別パス数は、自陣・敵陣でどの種類のパスを使ってるか

 

選手によって左右されますので、プレーエリアは参考まで

25年奈良の方がパス本数そのものが多くて、自陣ゴール前から繋ぐことが多い(24富山は、ロングフィードがうまいキーパーがいた)

 

 

攻撃用の人員

25年奈良 ※期待値は15節時点(試合後との合計値です)

 

24年富山

24富山はまんべんなく点を取ってます。24年富山のエース(碓井)は、最近(6/6)J1福岡への移籍が決まりました。田村翔太は、1年通じてプレーすれば、それに近い得点が取れます。

得点・失点の内訳

上が25年奈良、下が24年富山

セットプレー絡みの比率を見てください。今年はクロスからの失点が多いな。

 

スタッツ

 

左が25年奈良、右が24年富山。リーグの傾向が変わってるので、実数より「リーグ順位」を見てください。今年は守備スタッツが悪化してますが、結構いい数字です。

 

中田一三監督について

2018年J2最終節、13点目を取られたときの中継から

 

24年のラスト3戦(相模原、岩手、金沢)。戦術、実戦での指揮とも「モノが違う」という印象で、得点パターンの種類も増えました。シーズンが終われば引き抜かれるのは中田監督。そう見ていました。地力は上がってますので、すべてがうまくいけばシーズン5~6位で終えると。

 

運動量、強度、ハイラインもかなり無茶なもので、途中で変更することまでは折り込み済みでした。24年、3~4月のハイラインを覚えてますか。澤田が毎試合バテて、終盤に失点していた時期です。やってること自体はほぼ一緒。

 

今年は序盤の失点が多くて、終盤の失点が減りました。理由は簡単です。練習時間を2倍以上に増やしたから、時間をこなすのが目的になり、パワーセーブする癖が付いたからです。部活でしごかれた経験のある人なら、先輩が急に「1年生は校庭100周」と言い出したことを想像してください。100周するのが目的です。力を入れるのは後半ですよね?その前の監督は練習が短かった(全体練習は1時間強)ので、意識が逆です。

 

この1ヶ月の失速は、皆さんも見ていましたよね。うちは4バックのチームじゃないでしょ。攻撃的・縦に速い3バックから、ボール保持の4バック。こういう方針転換ってやりますか。前線に人がいなくなって、得点の機会がなくなりました。おそらく、監督自体が「4バック・ボール保持」の「攻撃的サッカー」を準備せずに、最近思いついた。チームに覇気がないのは、方針転換が急で、選手がついてきてない証拠です。

 

奈良クラブの一番いいところは、選手が戦術通りに動くこと。一番悪いところは、選手が戦術通りに動くことです。選手は素直で、人がいい子がそろってます。言われたとおりに動けるかわりに、監督が手詰まりになったら選手では打開できない。何もできずに終わった試合は、多くが作戦のせいです。個では圧倒できなくても、組織でなら勝てます、地方の小さいクラブならではの選択です。

 

一三さんの一番悪いのは、決めた通りにやらせてるのに、指示に従った選手を別の理由で非難すること。メンバーからキャプテンを全員外して「選手がリーダーシップを発揮しなかった」。3バック縦に速いサッカーから4バックボール保持に変えて「攻撃のアイデアがなかった」 

 

こういうことは、組織の上に立つ人間が、外で話す内容じゃない。ああこの人はすぐ行き詰まるだろう。組織で働く、組織を動かすのに向かない。お山の大将だ。全部をやらせちゃダメな人だ。

 

中田一三監督 契約解除のお知らせ | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

 

読めば分かりますよね。頭突き以外は全部パワハラの話です。

 

その前の監督は、リーグの流れについていけなくて解任されました。中田さんは、自分の考えに選手がついていけなくて、突然終わりました。

 

熱血漢、戦術家、この監督はただ者じゃない。中田一三さんの指揮官としての能力は、今季の闘いぶりを見た人なら誰でも分かります。今回は事件があったので監督退任となりましたが、何もなければ、チームが何かおかしいまま最後まで指揮し、シーズン終了後に監督が代わっていたでしょう。その時、順位がどうなのかは分かりません。

 

僕は中田監督を一番高く評価していた、その自信があります。チームが壊れる前にお別れでして、お互いに幸せでした。ただあと1週間続いて、サンガスタジアムでの京都サンガ戦を見たかった。