奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

エースがPKを外したら仕方がない。引き分けでも上々(2023年第11節/アウェーカマタマーレ讃岐戦)(23.5.27)(094)

 

得点シーンの解説

自陣スローイン(寺村)から伊勢→寺村とつなぎ、寺村のパスが中途半端に。

相手が逆サイドに展開し、鈴木大誠と1:1に。シュートが決まる。

 

もったいない。

19酒井がキーパーのフィードをカット、そのままゴール。

 

こういう地味なプレー、まじめにキーパーへプレスをかける作業を

毎回、毎試合続ける選手が、チームから必要とされ、

サポーターからも愛されるのだと思う。浅川も片岡爽もそう。

 

もしかして、キーパーのロングキックのモーションが大きい、

チャージかけたらミスキックするかブロックできるという情報が

入っていたのかもしれない。

 

PK

片岡爽がDFの前を取った状態で敵DFと接触し、倒れてる。

ファールを取りに行ったプレーだし、仮に倒されなくてもDFが後についた状態。

体勢が悪く、体はゴールライン方向を向いている。この後、有効なプレーが出来ない。

 

私はノーファール(PKではない)と思う。

(ファールと取るのも分かる)

 

微妙な判定が有利不利どちらになるか、運要素が大きいので、

逆の判定になっても個人的には気にならない。

 

ノーゴール判定

シュートの跳ね返りで、オフサイドラインはない。

副審はゴールライン上におり、ボールの行方を見えてる。

VAR、ゴールラインテクノロジーなしの状況では、理想的な条件。

 

しっかりと見た上で、ボールが完全にゴールに入っていないと副審が判断し、

「ノーゴール」と判定された。なので、ノーゴールです。

 

不満なのは、後半ATのPK「後」の判定

最後は讃岐DFがクリアし、ゴールラインを超えた。

なら、奈良のコーナーキックで再開し、1分くらい残っていたはず。

なぜか讃岐のゴールキックでの再開だった。

 

試合終了後、堀内、西田らが抗議していた。

ラスト1プレーがCKなら、成功すれば勝てる。ここは怒らないといけない。

強く抗議すべき場面だ。

 

攻撃面

浅川の左右を変えたのは、あまり意味がなかった。

(西田投入時に、右→左、その後、森俊介投入時に、左→中央)

 

加藤徹也・堀内のサイドから浅川へ繋がってなかったので、

寺村・可児からボールを回そうとしたんだろう。

(そもそも、浅川は左ができるの?)

 

攻撃で機能していない選手が何人かいる(寺村、賢星)

寺村と前線(浅川)との間、寺村と可児の間に一人ずつ置いて

前へのパスコースが切られてる。パスを出しても、後に戻ってくる。

 

鈴木大誠の前を開けて、左方向からの攻撃に誘導されてる。

そもそも、DFの特定人1人がミドルパスを出すのは、繋ぐサッカーじゃない。

 

守備的な選手(堀内、加藤徹也)が攻撃の組立をしてる。

堀内のスルーパスも、加藤徹也のクロスもあまり良くないので、

ボックスまでボールを運んでも、チャンスの質が良くない。

(上手なら、もっと前から試合で使ってる)

 

賢星が攻守とも、プレーに絡めてない。

あまり動かない選手で、下りてきてボールをもらう動きをすると

攻撃時に前に戻ってない。逆も一緒。なんか浮いてる

攻撃用の選手なんだし、運動量に期待できないのだから、

3トップの真ん中か左で使う方が、理にかなってる。

 

昨年の浅川も、出場し始めた時期は機能してなかった。

(周囲の使い方、JFLの審判になれてなかったのも含め)

 

賢星のスタメンはまだ3試合目(天皇杯県予選を含め)。

賢星にできて山本宗太朗に出来ないプレーがあるはず。

期待しているのは変わらないけど、そろそろ結果を出さないと居場所がなくなる。

 

今季、敵チームサポーターの感想で

「浅川がちょろちょろしてうっとおしい」「可児がやっかい」というのを見かける。

機転が効くこと、細かく動くことで勝負してる選手なので

二人には最高の褒め言葉だと思う。

(キックの技術が高いのはもちろんです)

 

これでボール保持率は68%。

現状、使えそうな攻撃コースを切られて、手詰まり感がいっぱい。

よく引き分けまで持って行けたなという印象。

 

守備面

アルナウがスタメンに復帰。守備はやはり安定感がある。

繋ぐ攻撃が手詰まりになってるので、ロングフィードで攻撃を組み立てられるのは

助かる。

後半ラスト15分、選手の足が止まった時間帯にも、

ロングフィードが効いてくる。

 

寺村の守備の不安定さが気になる。この試合も、失点に繋がった。

配球重視&ミドルシュート要員で起用してるんだろうけど

サイドで1:1を簡単に抜かれる、簡単にクロスを上げられるのを何とかしてほしい。

 

鈴木大誠は、ゴール前1:1で相手がシュートモーションに入った場合

体をひねって、腕を下にだらんと垂らした状態でブロックに入る。

腕の位置は、ハンドを避けるためのもの。

 

キッカーと正対し、腕を後ろに回してブロックする方がいい。

立ち方を変えるだけで、ブロックできる面積が1.5倍になる。

うちのチームには(ハンド避けのために)腕を後に回す習慣がない。

あくまで習慣の問題。

 

判定

主審の辛島さんが素晴らしかった。

笛の強弱も良かったし、特によかったのが選手とのコミュニケーション。

 

ファール後に選手に注意するシーンを見てほしい。

選手が審判の話を、ちゃんと聞いている。

聞いてくれる場所に回り込んで、相手が聞いているのを確認して次のプレーに移る。

(笛で注意を促されてるのにどっかに行って、あとで審判に呼び出される選手、多いでしょ)

 

あと、セットプレー前のポジション争い。

問題となってる選手を個別に呼び出し、問題点を説明している。

笛を吹いた前後で、ごちゃつきが解消され、相手を倒すような押し合いがなくなってる。

 

どちらも、選手が注意を聞いている証拠。

説明をする時間は、試合進行に影響のない範囲だった。

J3昇格後、担当したレフェリーで一番でしょう(FC大阪戦の主審もよかったです)。

 

他のブログの紹介

blog.goo.ne.jp

個人的に信頼しているブログで、この試合が取り上げられています。
書いている通りだと思いますので、そちらをお読みください。

kanata0954.nobody.jp

 

こちらも。戦術的には、この2つで満足できると。

 

まとめ

讃岐戦の午前中、審判研修を受けてました(4級審判員になりました)。

 

サッカー審判員になりました(4級サッカー新規審判員講習/J-GREEN堺)(23.5.27) - Suicaどっとinfo

 

主審・副審の立ち位置や体の方向、笛の強さ、選手とのコミュニケーションが

気になって仕方がありませんでした。

自分が当事者になると、同じポジションの動きが気になる。選手と審判の違いこそあれ、同じです。

 

一度、ポジショナルプレーの指導を受けた上でミニゲームをこなせば、

立ち位置への意識が鋭くなるのでしょう。現役選手がうらやましい。

(僕は審判を頑張ります)

 

全試合レビューがきつくなる時期になりました。

書き始めると、言いたいことが色々出てきます。書くことには困りません。

ブログにかける時間はあまりありませんが、できる範囲で続けるつもりです。

 

参考リンク

www.jleague.jp

www.nara-np.co.jp

www.football-lab.jp

sporteria.jp

 

一回戦敗退。”勝ちたい”より”底上げ”を優先した結果だ(2023年天皇杯1回戦/Honda FC戦)(23.5.21)(095)

www.sponichi.co.jp

www.sankei.com

www.youtube.com

 

観戦記:今年も来ました天皇杯!

「初タイトルを取って、ユニフォームに1つ目の☆をつけたい」

 

というのが夢。

天皇杯は、「今年中に」夢を叶える唯一のチャンス。

年の最大のイベントです。

 

奈良クラブはここ5年苦戦しており、県大会敗退1、2回戦敗退4。

18年の金沢星稜大学戦以来、勝ってません。

2回戦の名古屋グランパス戦でPK蹴り直し・再試合になった年です。

久々の特等席。

日差しがきついので、屋根のあるエリアにしました。

 

サッカーに詳しい知り合いが捕まったので、色々教わりながら観戦しました。

キックオフ。

今日は、リーグ戦にあんまり出てない選手の出番です。

 

Honda FCが普通のJFLクラブに戻っててびっくりした。

全体的に小型化してて(DFで180cm超えが一人もいない)、全然ボールを持てない。

順位相当の強さ(JFL9位)で、J3でいえば二桁順位でしょう。

 

相手がイマイチなのに、二軍メンバーなので全然形にならない。

どこが原因なのかは見れば分かるし

経験を積ませるの優先(ハーフタイムの交代をしない)でも

修正をいれて修正できてない時点で諦めようよ。

 

ポジション問わず、同じミスを何度もやったら

フリーで待ってもパスが回ってない。味方から匙投げられてるんやぞ。

攻撃カードを2枚切ってきた。

19酒井達磨と30髙橋隆大。

 

30髙橋は、ガンバジュニアユース→静岡学園高校(全国制覇)→今年ガンバに加入→レンタル。

天皇杯でしか見れないので、お目当てにしていた人が多かった。

↑ボールを持ってるのが30髙橋

 

30髙橋の今日のプレー、見ても仕方ないですよ。

飛鳥FC(5部相当、下位)には通用してもHonda FC(4部相当、中位)には全然、というのが現在地です。

 

ポジションをコンバートした直後の練習を見てる感覚。

隣の選手に立ち位置を指示されてたし、途中で入れ替わってた。

 

ポジション取りと攻守切り替えがツーテンポ遅い(見劣りする)

 

焦ると手でつかむので、ファールが怖い。自陣中央を守らせたくない。

(今日も自陣の危険なエリアでファールしてた)

 

ドリブルは…見せ場はあったけど、有効なエリアでドリブルしてなかった。

「抜かれても別に構わないや」の場所で勝負に勝っても。評価は保留。

 

しばらく警戒されてたけど、すぐに(攻守ともに)フリーになってた。

全然守れてないのと、まともなフィードが出ない(ボールが飛んでこない)から。

実は、二枚替えの準備してるあいだに失点してました(後半18分、0−1に)。

髙橋隆大を見てて、見逃した。

アルナウ(レフェリー右、緑のユニフォーム)を上げてパワープレー。

勝つつもりだったのか。知らなかった。

シュートが外れ、相手ゴールキックに。

もう時間が残ってない。

コーナーで時間稼ぎをする、王者Honda FC(通称:鹿島る)。

毎週サッカーを見てても、年数回しか見れない貴重な光景。

(審判も、遅延への対応に迷ってた)

敗戦の瞬間。自業自得です。

機能してない人を交代するタイミングは何度もあったのに。

暑い中、お疲れ様でした。

後半に入ってみるみるプレースピードが落ちてたのは、疲労でしょう。

 

気温29.1℃(公式記録)

選手の挨拶。

こういう試合でも温かい拍手をするのが、奈良クラブのファン。

拍手かブーイングか、選ぶのはお客さんです。

 

ゴール裏(今日はバックスタンドに陣取った)は、どうしたんだろう。

試合の位置づけ(そもそもの話)

本気で勝ちにいって負けるなら、どういうスコアになっても構わないんですよ。

 

控えを使いながら勝つ。

苦戦するのは覚悟の上でしょう。

ただ、うまく行ってない人はどこかで見切りをつけて、勝ちに行ってほしかった。

 

控えだけで負けるのと、途中から勝ちにいってもう1試合やるの。

もう1試合やる方がいいでしょ。

 

今日は、カップ戦でもきつい(もっというと、試合に出しちゃいけない)レベルの選手が混じってた。

経験を積ませるのが優先なら、”予定通りの負け”だったんだろうか。

 

感想

今日のHonda FC相手に通用しなかった選手は、もう出番がないよ。

 

誰がどうだったか、個人名も内容も書きません。

ファンが悲しむだけだし、通用してなかったのは本人が一番分かっていると思う。

チャンスは少ないだろうけど、試合に出れば全力で応援したい。

 

ずっとファンだった選手がこういう立場になると、こちらも辛い。

 

チャンスをもらっても、やるべきタスクがこなせないと

ボールが回ってこないし、味方からも相手からも

”いないもの”として試合が進んでいく。

(自分の「生まれて初めての公式戦」を思い出した。もちろんレベルは違う)

 

プロの、真剣勝負の場ではまず見ない光景。

監督はなんで放っておいた。見極めは前半だけで十分でしょう。

勝ちに行こうよ。

 

後半15分までに堀内と酒井達磨を入れてたら、失点はなかった。

点を取る可能性もぐっと上がった。勝てたかどうかは分からない。

 

参考

「今のHonda FCに通用するか」

あとから考えると、絶妙な判断基準でした。

スコアを見れば、接戦でしたし。

 

公式記録

https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2023/schedule_result/pdf/m07.pdf

 

更新履歴

23.5.22 21:00 公開

23.5.22 23:30 追記

PK献上で痛い敗戦。J3で初の生駒山ダービー(2023年第10節/ホームFC大阪戦)(23.5.13)(094)

PK判定の解説(1)プレーのコマ送りで

ロングボールのこぼれたボールを追った15岡田が、相手39松田と接触。PKの判定。

相手32島田がPKを決めて決勝点。

ハーフライン付近からのロングボール。FC大阪得意の、縦に入れるパターン。

相手32島田が空中戦に勝利。前に落とす。

相手39松田が詰める。GK15岡田が飛び出す。

(39松田:190㎝の空中戦要員。東洋大→J2水戸→レンタルで大卒1年目)

GK15岡田はスルーを選択。

敵が触ったボールなのと、体勢が悪い(キャッチできないと危険)ので

触れずに出すことに。

接触の瞬間。見えない。

リアクションを見ると、意図せず何かが引っ掛かったみたい。

小学校で足を引っかけられた子が、こういう倒れ方をしました。

 

映像を見直すと、

岡田の左足(足首あたり)と右足が引っ掛かったみたい。

試合展開から「ファールをもらいにきた」のは間違いない?

 

それか、ボールを見ていて、GKの動きが見えてなかったか。

ボールと相手39の位置関係を見たら、急いだら追いつけるかどうか…という距離。

ファールと、ボール・プレーとが全く無関係とは言えない。

ファールの瞬間の、審判のポジショニング。

 

ロングボールを入れてボールが動く局面。

ボックスの後ろのほうにいて、引き気味に見てます。

審判とコンタクトポイントとの間に誰もいない。

 

審判→DFの足→コンタクトポイント→GKという並び。

 

見えてます。

 

ファールの妥当性(ミスジャッジか)を考えるとき

「ファールした側の選手が抗議しているか」を見るのが一番簡単です。

PK、レッド絡みのきわどい判定だと、ファールした側がむちゃくちゃ怒ります。

失点に直結するから。

 

このシーン。GK15岡田以外、奈良クラブの選手はだれも抗議してません。

 

判定に不服な人が多い(個人的には厳しい判定だと思う)けど、

妥当なんじゃないでしょうか。このファール判定。

(FC大阪 32島田拓海選手のコメント)

Q)PKのシーンで、蹴る瞬間にGKの逆を突くなど何か意識しましたか?
A)はじめは思い切って真ん中に蹴ろうと思っていたのですが、蹴る寸前くらいでGKが動いたのが見えたので、逆に流し込むことができました。冷静だったなと思います。

【公式】奈良vsFC大阪の選手コメント(明治安田生命J3リーグ第10節:2023年5月13日):Jリーグ.jp

FC大阪の今季初のPKだそうです。素晴らしい。

拓海は、敵だけど敵じゃない気分。

 

PK判定の解説(2)それより、空中戦が問題

いや、PK以前に、ターゲットを3:1でマークしてる。

で、相手32が空中戦に勝って(競り合いにすらなってない)る。

キーパーがかわいそうだ。

 

・8堀内 たぶん競り合いを想定してない(どいてほしい)

・19可児 競り合いするならこの人(相手FWの前にいる)だけど堀内が邪魔

 

・4伊勢 今日の32島田担当。ほぼ完勝だった

ボールが出た時点で後ろ側にいて、

ポジション争いをするには周りに人がいっぱいいた。

 

もしFC大阪側が、32島田の立っている場所に正確なフィードを入れたなら、

それはそれで仕方がない。

僕には「お見合い」に見える。

 

PK判定の解説(3)最後に動画をもう一度

誰か、4伊勢にコメントを取ってきてほしい。15岡田はしゃあない。

 

試合の感想

ゴール期待値は、1.02と0.42(PKが0.7なので、1.12-0.7)

相手はほぼノーチャンス。よく守った。

 

奈良クラブも、攻めてるようでチャンスの質があんまりよくない。

(ゴール期待値1.12なので、1点は取ってほしい)

FC大阪のパスネットワーク。中盤でパスが通ってない。回してない。

 (FC大阪側の記事)

後半も相手がボールを握る展開でしたが、後半14分にMF吉馴空矢に替えてFW今村優介を投入すると前線でボールを収めることに成功し、再びFC大阪がペースを握り始めます。

FC大阪、奈良クラブとのJリーグ最初の「生駒山ダービー」を1-0で制す - 週刊ひがしおおさか

後半、ハイプレスと引いて守る時間帯が交互に来てた。

 

ボール保持率は61.2%。

後半開始~15分が極端で、相手が引いて守る場面が多かったので

数値が上がった。

 

相手が引いて守ったときに攻めあぐねるパターン。

去年の前半までよく見た。懐かしい。

 

攻撃がだいぶ改善してた。繋いでる。

中9日(※リーグ戦限定)なので、うまく修正してた。

ここ数試合、サイドチェンジも、SBからの対角線のパスも使えてなかった。

 

相手が引いてる場面、特に加藤徹也の前にスペースができてる。

自分で運んでほしい。できればドリブルで。

(サイドを変えて寺村に回すと2:1か3:1でボールを取りにくる)

 

前パス(特に堀内起点)が多くて、ボールが前に進んでた。

(14中島賢星コメント)

Q)今後の課題は?

A)最後の質の部分で、クロス1つにしても、ちゃんと合わせていくとかそこにちゃんと入っていくとか、そういうところが必要だと感じました。そこでちょっと違うアイディアを自分は出せると思っているので、自分の存在価値を示していきたいです。

【公式】奈良vsFC大阪の選手コメント(明治安田生命J3リーグ第10節:2023年5月13日):Jリーグ.jp

奈良クラブ側のコメントで「アイデア」という用語を初めてみた。

加入後の賢星の中でいちばんよかった。

もちろん、相手のプレースピードの問題もあったと思う。

 

ブロックを崩すのがタスクだったと思うけど、

それは一人でできる話じゃないので、442型に次に当たるときに頑張って。

 

今日のレフェリー(矢野浩平さん)は良かった。

選手からの抗議(執拗なもの)は、試合を通じてほとんどなかった。

 

矢野浩平さんは、アドバンテージのジェスチャーが紛らわしい。

通常なら攻撃方向を向いて手を広げるところを、

ボールを向いてジェスチャーするから反則側が前後逆になる。何とかしてほしい

 

ダービーって、集客のために誰かが作るものじゃない。

宿命のライバル対決(扱い)で観客1500人そこそこ(1521人)。

観客数を見れば明らか。ぜんぜん盛り上がってない。

 

FC大阪のアウェーゴール裏は、目視で50人程度。

アウェー遠征する習慣がないの?

 

次は天皇杯

Q)今日の試合は結果こそよくなかったが、内容は良かったと見受けています。次戦天皇杯、内容とともに結果が欲しいと思いますが、天皇杯に向けての意気込みを聞かせてください

A)ー先日の天皇杯奈良県決勝戦では、中島賢星選手が準備が出来ている、ということをプレーの中で見せてくれましたし、次戦では森俊介選手やアルナウ選手も戻って来ますので、現状出場機会が少ない選手たちも自身が準備ができているというところを見せてもらいたいです。

天皇杯はアルナウがスタメンのようです。

それだと赤塚怜の出番が…。今季、公式戦に出てません。

 

二回戦の鹿島アントラーズ戦でみなさん盛り上がってますが、

メンバーを落としてHonda FCに勝つのって相当しんどいですよ。

いくら相手が調子悪いといっても。

 

FC大阪戦のまとめ

開幕戦、第10節とも、PKが決勝点になりました。

負け試合は、こんなものでしょう。

 

今日で10節。残り28試合。

(このブログの運営も)がんばります。

 

天皇杯一回戦(Honda FC戦)は中継がないみたい。

現地で一回みただけで感想を書けるか。頑張ります。

(普段は、通しで1回+ハイライトを何度か見直してる)

 

参考リンク

www.nara-np.co.jp

www.w-higa.com

www.football-lab.jp

sporteria.jp

”繋がないサッカー”にモデルチェンジで3-0快勝(2023年第9節/ホーム・テゲバジャーロ宮崎戦)(23.5.3)(093)

テゲバサポのみなさん。

奈良に来るのは3年ぶり(2020年昇格)

昨年亡くなった工藤壮人さんは宮崎所属でした。

その時期は、うちが昇格出来ると思ってなかったので…

 

単独首位

先日のナラディーアイベントで、濱田社長が言ってました。

「2年前に戻って、今日の順位表を見せたら全員が”嘘でしょ”と言いますよ」

 

今年、1分でも首位に立つとは想像してなかった。

 

J2ライセンスの申請期限が6月30日。

「2位以内」って、狙ってできることじゃないので

チャンスがあるなら昇格を目指したい。

 

ネックは色々あるけど、なんと言ってもスタジアム。

本気で昇格を目指すなら、近いうちに動きがあるでしょう。

 

得点シーンの解説

1点目 相手オウンゴール

※動画はクリックすると指定位置から再生されます:以下同じ
 

宮崎のクリアボールが味方に当たって、嫁阪に。

嫁阪のシュートが宮崎の選手に当たり、ゴールへ。

 

最初のクリアはミスだし、色んな偶然が重なりました。

 

ちなみに嫁阪は、得点を決めたあとに審判から「オウンゴール」と言われたそうです。

(嫁阪と主審が近づいてるシーンかな)

 

2点目 ゴール期待値0.1

直接FKで嫁阪シュート→壁にあたった跳ね返りを逆サイドへクロス→伊勢がヘディング

逆サイドにフリーの選手がいっぱいいる。

 

壁を解消したあとはボックス内の守備に変わるはずやけど、マークはどうなってるんだ。

 

3点目 ゴール期待値0.05

GK岡田からのロングボールを山本宗太朗が競り合い

こぼれたボールを浅川が運んで、右サイドの西田へパス。

西田がファーサイドにナイスシュート。

(宗太朗の後頭部に肘が入ってる。アドバンテージを取るべき場面)

ゴール期待値。

点を取れそうにない場面で点を取ってる。

 

ボール保持を諦めた

出典:奈良クラブ 2023 日程・結果・試合比較 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

 

キーパーが岡田に変わったのが原因でしょう。

数字で見たら、はっきり分かった。

 

第4節まではアルナウ、概ね50%以上。

第5節で岡田に変更(おそらくアルナウの怪我)。第6節以降は保持率45%前後。

 

自陣でプレッシャーを受けるとタッチに出してる。

※第5節(今治戦)は、相手のプレスがイマイチで、持たせてもらった

 

この日も、前半戦は繋ぐ意思が見られたけど

後半戦は「ボールをタッチに出す」指示が出てた。

キーパーもクリアするし、サイドライン付近の選手もクリアしてる。

 

ここ数試合、堀内のポジションが高い&薄く広がってる理由が分かった。

繋いでない(=下りる必要がない)のと、クリアボールを競ってるからだ。

GK岡田のファインセーブ

※上は第4節(アルナウスタメン)、下は第9節(宮崎戦)

パス成功数も相手の2/3。ショートパスの本数が減ってる。

 

ボール保持率が下がれば守備の時間が増えるし、猛攻を受けるのは当たり前だ。

今日も後半戦の攻められ方がきつかった。

後半6分の追加点がなければ、余裕がなかった。

youtu.be

youtu.be

どれを見ても危ない。クリーンシートっぽくないクリーンシート。

枠内に10本打たれて無失点なのは、

GK岡田の能力もあるけど宮崎側の攻撃の問題では。

 

4試合無失点で4連勝。

唯一の失点(第5節今治戦)は味方に当たったシュートで、その試合は引き分け。

アルナウが復帰したので、今後どうなるかはわかりません。

僕が監督なら、”キーパーで負けるまで”岡田でいくでしょう。

 

勝ってて守れてる。交代する理由がない。

 

その他

テゲバOBの二人

 

宮崎の監督は松田浩さん。松田浩といえば442。

繋ぐはボール保持優先で、後ろから丁寧に繋いでた。

(442って堅守速攻じゃ…攻撃の構築がまだなのかな)

 

奈良DF・キーパーへのプレッシャーは、きついとは思わなかった。

 

中島賢星はあまり動かないし、スプリントもしない。

怪我の影響で走れないの?

途中出場なら運動量が欲しいので、使うとしたら先発かな。

 

今季初のカードなし。すばらしい。

 

スタッツ・記事

 

最近のニュース

天皇杯県予選のハイライト。

髙橋隆大のミドルで競り勝ちました。

 

次はロートFで、HONDA FC戦です。

天皇杯は「ターンオーバーして勝つ」という制限付き。

今年のHONDA FC相手に勝てるか?

限定30名!フリアン監督&濱田社長のトークセッション、選手と同じカレーを食べながら(ファンコミュニティ座談会レポート)(23.5.4)(092)

 

ナラディーア初訪問

2023年5月4日。

ナラディーア(奈良県三郷町、奈良クラブの練習拠点)に行ってきました。

今年1月に竣工したばかり、どこを見てもピカピカ。新しい。

今年1月末に完成いたしました、ナラディーアにて今年度初のゴールドディアイベントを開催いたします!

クラブ代表取締役社長の濵田と、チームを指揮するフリアンとの座談会を開催!試合について聞くもよし、奈良クラブの未来を熱く語り合うのもよし、少人数開催だからこそできるイベントとなっております!

食堂にて、日頃から選手が食べている食事をお楽しみください!

※アンバサダー会員の皆さま限定のイベントです。
※限定30人、定員を超えた際は抽選とさせていただきます。

ファンクラブ(アンバサダー)向けイベントは、13時半から。

10時から練習見学ができるみたいなので、一緒に体験しました。

グラウンドは一般に貸し出ししてます。

この日も少年チームのバスが止まっており、小学生?と父兄の車がたくさん。

駐車場側から見たグラウンド(イベント終了後に撮影)

グラウンドは人工芝で、2面あります(天然芝に張り替える計画あり)。

見学エリアから見た風景。

練習開始前(10時スタート予定)なので、たぶん撮影OKのはず。

(ダメだったら消すので、連絡をください:選手スタッフは写ってません)

 

奥の建物がクラブハウス&奈良クラブ本社。二階は寮&宿泊施設。

あとで見学に行きます。

 

小高い丘の上、ニュータウンの中にあります。

 

練習見学&ファンサービス

テゲバジャーロ宮崎戦(23.5.3)の翌日なので、軽め。

全体的にリカバリー目的が中心で、週末の天皇杯対策も。

 

練習見学は平日が中心(週末は試合か非公開)だし、

次にいくのは、水木が祝日の日かな。

 

練習にはあまり期待せず、終了後のファンサービス狙い。

(出典:トップチーム5月 練習公開について | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

 

黄色(ファンサービスゾーン)は、練習場とクラブハウスの導線から外れてます(1)。

大声で選手を呼んで、こっちに来てもらう(2)のが基本。結構ハードルが高い。

 

もちろん、呼ばなくても来てくれた選手もいて、

都並、浅川、アルナウ、フリアン(これは監督)とか。

普段からファンサービスに熱心な人たちです。さすが、分かってます。

 

呼ぶのは別にいいんだけど、何度探しても目当ての選手がいない。

主力は軽めの調整だから、だいぶ前に終わってる。クラブハウスに帰ったみたいだ。

 

近くにいた奈良クラブ社長(濱田満さん)が

「僕が呼びますので、目当ての選手を言ってください」

とおっしゃったので、遠慮なくお願いしました。

社長が選手を呼び出す、独自のシステム(3)。

"社長命令"ってやつだ。

 

そして無事に…

堀内のサインをゲット。やったぜ!

 

あとは桑島・鈴木大誠(どちらも大ファン)に声をかけたり、

アルナウと日本語でしゃべって、背比べをしたり(あっちは190cm)。

 

今日は嫁阪が大人気でした。サポーターはよく分かってる。

序盤戦でMVP級の活躍です。

前日、宮崎戦のオウンゴール(記録上:当初は嫁阪G扱い)の裏話を教えてもらって、大うけでした。

 

サイン会には、ちびっこ(となりのグラウンドで、同じ時間に練習してた)途中からも参加して、大賑わいでした。

こっちも満足だったし、選手も嬉しそうでした。

(ちやほやされたいよね、プロのサッカー選手なら)

 

終始、いい雰囲気で終了。

イベント開始

イベント開場は食堂。さっきまで選手が食べてた場所です。

 

選手(10名くらい、練習後残ってくれてた)と記念撮影をしてから

カレーを取りに行きます。食堂内は撮影OKでした。

基本的にセルフサービス。返却もセルフサービス。

料理長から「”選手と同じサイズ”がお勧めです」と圧力がかかり

ついつい選手サイズに。多かった。

メニューと、選手へのメッセージ。

(試合翌日なので、リカバリー用のメニューだったみたい)

 

きなこバナナシェイクはプロテイン扱いかな。

 

フリアン監督×濱田社長・トークセッション

ごはんを食べながら、

濱田社長、フリアン監督のトークセッション&質問会がスタート。

 

クラブ運営の方針とか、話題の”J2ライセンス”の話とか

面白い話をたくさん聞けました。

 

「何でも話す代わりに公開NG」だったので、ここには書きません。

中身が気になる人は参加した人を捕まえて聞いて下さい。

 

ひとつだけ掲載許可をもらった話を。

Q)

勝利のカツ丼、必勝の奈良漬けみたいなゲン担ぎはないのですか

 

A)マッキー:料理長から

開幕戦の前に(予算オーバーだけど頑張って)うな丼を出したら、

その試合だけ負けた。それ以来、うなぎは出してない

うな重の差し入れはトラップなのか???

 

ナラディーアツアー

トークセッションは1時間くらい。次は施設の見学。

 

選手のロッカー(使用中)とか、さっきまでミーティングしてた部屋とか

たぶん見れない場所が見れて楽しかった。もちろん撮影NGです。

完成時の様子。だいたい一緒(当たり前か)

ネーミングはサッカーかバルサが基本です。

この部屋はイニエスタ(2F、宿泊施設?)。

お風呂場です。パンチの効いた名前。

風呂場の完成は26世紀の予定です。ここだけは、完成しててほしい。

 

まとめ

本当に楽しい一日でした。

 

この記事を読んでて「もっと情報を書いてくれ」とイライラする人が多いでしょう。

クローズドのイベントは公開できない話が多いので、

「聞きたいなら参加する」のが基本です。

 

年会費を払って、次のイベントのために週末を空けてください。

きっと2万円以上の価値がありますよ。

家路につく頃、冨山が引き分けて奈良クラブが単独首位になってました。

はじめてJ3(単独)首位になったときにナラディーアにいたのも、

いい思い出になりそうです。

 

参加された方、フリアン監督、濱田社長、お疲れ様でした。

 

おまけ(奈良クラブポストを発見)

帰り道で、奈良クラブポストを見つけました。

三郷町は奈良クラブ/スポーツタウンでで盛り上がってるそうです。

地域に根づくといいですね。

浅川得点王&”暫定1位"、快進撃は始まったばかり(2023年第8節/アウェーガイナーレ鳥取戦)(091)

 

はじめに

暫定首位!(他の試合が終わって、現在2位)

5月の連休を、昇格圏内で迎えます。

エースは得点王。3月・4月は出来すぎ。100点満点。

残り30試合も頑張ろう!

 

可児選手の鳥取凱旋

鳥取の元キャプテンでした。

2年前まで在籍していたので、サポーターはほとんど覚えていたようです。

(DAZNの注目選手にもなってました)

次節のテゲバジャーロ宮崎戦は、16西田恵の凱旋試合。

Jクラブからの移籍組には、アピールする絶好のチャンスです。

 

得点シーンの解説

1点目:動画をクリックすると、そのプレーから再生されます

 5鈴木大誠がインターセプト、ヒールパス(のこぼれ球)を相手がクリアミス、

29浅川がすぐにシュートを打って、キーパーがキャッチミス。

 

鳥取GK 糸原 紘史郎 選手
(最初の失点について)
誰かに当たってはいないです。少し虚を突かれた面もありますが、判断で迷ってしまいました。左右に振られて強いシュートが来ると予測したタイミングで、おそらく相手の選手もシュートが軸足に当たったようでタイミングが外れていて、しっかり落ち着いてボールを処理できなかった自分の技術と判断ミスが生んだ失点なので、言い訳できません。あれで確実に試合の流れが変わり、敗戦につながったと思います。

2023明治安田生命J3リーグ第8節ガイナーレ鳥取vs奈良クラブ 試合情報 | ガイナーレ鳥取

あのシュートを予測しろというのも無理な話だけど、

ゴール期待値は0.1(10回に1回ゴールが決まる程度)だし、パンチングなら防げた。

 

なんにせよ、ラッキーな形で先制点が取れた。

 

2点目

20片岡爽?のロングフィードをCF19酒井達磨が納めて

左サイドの20片岡爽にパス、片岡のクロスを29浅川が決めてビューティフルゴール。

浅川がうまくマークを外した(相手のマークが対応をミスった)。

 

片岡爽→浅川のラインも素晴らしかったし、

なにより良かったのが、CFが「相手DFを背負ってボールを納める」プレーが見れたこと。

 

今日みたいに風の強い日は、

センターフォワードらしいセンターフォワードがいると大きい。

 

ジャッジの解説

イエロー8枚(レッド1)と、(判定が)荒れた試合でした。

審判に怒ってる判定に不服の人が多そうなので、何点か。

 

10山本宗太朗イエロー

相手のフリーキックを遅らせたプレー。

鳥取がFKで再開しようとする場面で、一度ボールをまたいだあと

距離内で壁のような動作をして立ち去る。

 

鳥取選手は、宗太朗にボールを当てて抗議。

審判は遅延行為と判断し、イエローを提示。

 

ファールでいい(カードは厳しすぎ)場面だと思うけど、

90分を見直した上で

「リスタートの前後で奈良クラブの選手が不自然な動きをしてないか?」

を順にチェックすると、違ってみえる。

 

この試合、後半AT6分台まで試合を通じて、

奈良クラブは、フリーキックの邪魔をしてます。

敵スローインの場面でも、ボール付近に一度近づいて邪魔してる。

組織的(=たぶん監督の指示)だし、

邪魔の仕方が下手だから宗太朗はイエローをもらった。

 

遅延が目に余る…という審判の判断は正しかった。

ただ、順番を間違えた。

 

宗太朗のシーンでカードを出したら、その後の遅延が全部イエローになる。

最初を注意(ファール)にして、何度目かにカードを出さないと

ゲームをコントロールできない。実際、遅延へのカードは最初だけ。

 

鳥取(縦に速いチーム)対策で、

・ファールで止める

・リスタートを遅らせる

 

というのは戦術的には正解なんだろうけど、

2点リード、相手が退場者を出しても遅延をやり続けるというのは

相当根性がないとできない。

 

フリアンへのイエロー

↑の解説を読んで、90分見直してからもう一度監督の抗議を見てください。

「なんで監督にカード?」という感想から、だいぶ変わってるでしょう。

(カードの理由は「異議」です:抗議がしつこいからカードが出てます)

 

鳥取10世瀬 2枚目→レッド

2枚目のカードは仕方がない。

無謀なタックルで、相手選手に接触してる。

 

相手に2点目を取られた直後。もったいなかった。

4141のワンボランチがいなくなるとゲームプランを作り直しになる。

もし1枚目がファール判定だったら。

 

主審(西山貴生さん)

最初のイエロー(前半6分、加藤徹也)を迷いなくイエローにしたので

「強めのコンタクト=イエロー」になっちゃったんでしょう。

コンタクトの強度自体は、J3水準でもあんまり問題じゃなかったと思う。

 

レッドが出た後、主審の笛が2テンポくらい遅れ始めます。

ファール・プレーオンの判断に迷ったんでしょう。

その時点(55分)でカードが6枚出てますから。

 

累積出場停止

(出典)J. League Data Site

警告の累積
明治安田生命J3リーグにおいて警告累積が4回に達した場合、同大会の直近の試合が出場停止となる。

【公式】明治安田生命J3:About Jリーグ:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

※2022年の資料より

3枚(リーチ)が伊勢、加藤徹也

2枚は宗太朗、都並、寺村

 

DF陣がまんべんなくもらってるので(改めて見てもひどい)、

今後1~2ヶ月で順番に出場停止になりそう。

 

天皇杯といえば

9年前のほのぼのネタを。

岡山一成さんは、J2大分トリニータのコーチ。

リーグ戦でベガルタ仙台と対戦します。

「天皇杯に命をかける」環境じゃなくなったけど、

今年も熱い戦いが見たい。まずは飛鳥FC戦

(23.5.3追記 対戦相手を修正。間違えてましたごめんなさい)

 

参考

soccer.yahoo.co.jp

 

"J2からの降格組"に連勝。4位浮上(2023年第7節/ホーム岩手グルージャ戦)(090)

ゴールシーンの解説

都並の個人技で、勝ち点3を取った。

相手のクリアボールを拾って、右サイドからボックスに侵入。

二回切り返したあとゴール前にパス。

都並ってこんなに上手かったっけ?去年よりパフォーマンスが上がってる。

酒井達磨は合わせて、押し込むだけ。

よし、先制点を取った!

 

ゴールを決めた達磨の周りには祝福の輪が。

都並はゴール裏に向かい、一人ガッツポーズ…なんで一人?

 

この1点は、都並の個人技とスルーパスで取った。

ヒーローは都並だ。

 

あと(試合後)でいいから、みんな祝福にいこうよ。

www.nara-np.co.jp

試合展開

「タイムライン」欄のボール保持率の推移をみると分かりやすいので

そっちを見てください。

(引用・貼り付けができない)

 

前半は風下、キックオフ。

ゴールキックはほぼすべてキーパーからのロングキック。

風下なのによく飛んだし、コントロールも十分。

15岡田で(31アルナウ抜きで)ここまで戦えると思ってなかった。

 

最初から徹底して「蹴って」きた。

ターゲットはたぶん10山本宗太朗。

ボールは渡して、エリアを重視。

とにかく敵陣でプレー。こっちのゴールに近づくとやばいやつが、いっぱいいる。

 

前後半のどっちかを全部蹴ったの、フリアン監督就任3年間で初めて。

ボールを持たせて勝ったのは、前節のFC琉球戦に続いて2回目。

ここ2戦、すごく渋い戦いをしてます。

 

最初の10分くらい、岩手FWが戸惑ってるように見えた。

前線からプレスして、ボールダッシュ→ショートカウンターの予定だった。たぶん。

 

後半開始〜得点までは奈良クラブペース。

裏にロングボールを入れて19酒井達磨が決定機になった他は

繋ぐスタイル。そしてDFラインが高い。

(5鈴木大誠のポジションを見て)

 

先制点は、後半風上になったのと、

相手が前半中盤〜後半に頑張りすぎて、後半から運動量が落ちたのが効いた。

 

芝の状態は、かなり回復した。

ピッチを4つに区切った中の右奥(DAZN上)で転んでた選手が多かった。

岩手が後半の攻撃に失敗してたのは、左サイド攻撃でボールがうまく繋がらなかったのも理由の一つやと思う。

 

「ハーフタイムに守備を修正」とあったけど、

17可児・8堀内の位置関係(右左・上下)だけ見て、違いが分からなかった。

スタッツ関係は、画像をクリックしてフルサイズのを見てください。

 

前半30−45分で位置が重なっていた選手を、後半0−15分で調整してるはず。

わかった人は、後で教えてください。

CBの初期配置を高くしたのが一番大きい、と見てる。

(後半0−15分、攻撃時は全員敵陣に入ってた)

 

4伊勢が累積3枚目のイエローカード。

(決定機を止めるための戦術的ファール)

あと1枚で次節出場停止です。右CBの控え…小谷キャプテンの出番だ。

 

岩手の特徴1:セットプレー命

選手の質は高いし何でもできるんだけど、一番怖いのはセットプレー。

セットプレーで得点6(PK+セットプレー直接+セットプレー直後)、失点0。

 

仮にセットプレーの得失点を除くと、

得点7、失点5の普通のチームになります(変な設定だけど)。

敵陣空中戦が勝率80%、これはやばい。

(普通は40%くらい:50%を超えると攻撃のキーに)

SBだけど空中戦のエース。空中戦だけで毎日焼肉が食べられる。

 

対策

18宮市186cm →4伊勢184cm

6甲斐181cm →5鈴木大誠182cm

10クリスティアーノ180cm →10山本宗太朗185cm

5田代183cm →8堀内179cm

(前半13分の相手FK時)

マンマーク4人(すごくめずらしい:いつもは0〜2人)であとはゾーン。

相手の4枚を全員エース扱いしてるという意味。

 

うちのディフェンス陣のヘディングが強い順(この4人です)を覚えておくと

相手のエースが誰か、一目で分かります。

 

本当は11加藤徹也181cmが一番強い(攻撃ではエース)んですが、

守備時はストーン(ニアサイドの壁、動かない)です。

 

岩手の特徴2:左サイド命

岩手の攻撃はあくまで左サイドから。

そして、起点は8割方、左CBの田代。

横浜FMユース→横浜FM出身。J3で対戦したCBでは、一番質が高い。

 

このヒートマップは、「守るだけの選手」のデータですよ。

ずっと同じ場所から配球し続けた。

 

ボールの出所が分かってるので守りやすい気がするけど、

(FC琉球も、配球元はずっと止まってた)

受け手のポジションがいいんだろう。

右のサイドライン際からのボックス侵入がない。

奈良クラブみたいだ。

左サイド(こちらの右サイド)の守備に忙殺された二人。特に浅川。

ペナルティエリア侵入も少なく、守備専念のヒートマップになってる。

典型的なFWだとこんな感じ。

ボックス内/周辺が濃くなって、ボックス内でのボールタッチが多くなります。

 

29浅川の守備の貢献度が高いとはいっても、FWにこの仕事をさせるのは申し訳ない。

 

岩手の特長3:クリスティアーノ

J3で対戦した中で最高のストライカー。

(あまり仕事をさせてないから、伝わらないと思う)

 

裏抜けが上手な選手に見えた(裏へのロングボールで、決定機があった)けど、

オフサイドは0。ギリギリで仕掛けるタイプではないかも。

 

・判定に苦しんでた(見てて気の毒になった)、

・コンディションが悪そう(前節、接触で足を怪我したみたい)

・こっちのライン設定が良かった(この試合もエリア重視だった)

 

の3つが効いてうまく抑えた。

 

「判定に」の話も少し。

岩手はシーズン当初から判定に苦しんでて、J3の笛に合ってない。

前々節は監督が退場になってます。

 

判定があまりよくないのが原因だけど、

チーム全体からイライラが伝わってきてもったいない。

審判と戦うと、普段の何倍も疲れる。

 

4位浮上

FC今治戦、FC琉球戦、岩手グルージャ戦と、

相手が真面目に対策してる中で、互角に戦えてます。

一瞬とはいえ、これら3チームの上にいけるとは思わなかった。

 

いまは出来すぎですので、前半戦(最初の19試合)が終わるまで

順位のことは置いときましょう。

 

38試合のうち、まだ31試合残ってます。

先は長いし、この後色んなことが起こります。

 

次節の展望

今週末は天皇杯予選(天理大学ー飛鳥FC)のため、公式戦なし。

↑の試合の勝者と、5/7に県予選決勝を戦います

土日にどこかとトレーニングマッチをやってると思います。

 

4月は2勝1分。

次節の鳥取戦に勝つと、月間最優秀監督・月間MVPが見えてきます。

フリアンが受賞したら、こっちもJリーグ史上最年少?

 

おまけ:相手の凄さが伝わらない

今季の対戦相手は、凄い選手がそろってる良いチームばかりなのに

奈良クラブ戦だけ何もできてないので、凄さが全然伝わらない。

 

長野パルセイロ(敵地で3−0で勝利)は単独首位だし、

今治のヴィニシウスは前節ハットトリック。

 

後半戦の対戦では、こんなにうまくいかない。