奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住サポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

Jリーグ百年構想リーグは明日開幕(202)

1.監督交代

「半年間でチームを作って、そのあとの新シーズンで結果を出す。」

 

(うちを含めて)そう言ってるチームがいくつもあるようです。(特にJ2クラブは)真面目に戦うのか。昨年までの天皇杯の1回戦みたいな、完成度が低い試合が半年間続く可能性があります。しばらく様子見です。僕は真剣勝負が見たい。

 

大黒監督について、特別な情報をもってません。ごめんなさい。変なタイミングで前監督が退任したのと、新監督がトップ監督歴がなかったのとで、編成にも悪影響があったと思います。半年やってもう一回補強して…かな。

 

前監督は「守り切る」思考が強く、結果的に勝ち点も落としていきました。長期政権になりそうなのでずっと我慢してましたが、あれが3年続いて、熱狂的に応援を続けてましたか?

 

前監督はリードしてる試合のラスト5分、攻める気ゼロでした。もう一つ前の監督は、ラスト5分にフォワードを2枚入れて、前から攻めさせる人でした。お金を払って見たいのは、どちらですか。

 

新監督だし戦力も落ちたしで、勝敗は期待してません。開幕戦はJ2・昨季4位(で主力が残留)のチーム。「見せ場」とか「ワクワク」とか、いい点がいくつ見つかるか。

2.主力の退団

主力6人とレンタル組主力2人が抜けて、選手がけっこう入れ替わりました。

(澤田くんおめでとう、神垣堀内はJ2に行けた、百田はもう一年やってJ2へ行ってほしかった、という感想)

 

スポーツ選手は、”もっと上手くなること”が最優先です。「愛着」とか別の要素は、チャンスを逃すだけです。いくらか迷う要素があっても、いい選手になって、いいプレーをすれば移籍先でいくらでもファンはついてきます。僕はもう応援しませんが、所属チームで頑張ってください。

 

引き抜きの話になると「クラブが貧乏」だという話が出てきますが、今年も鳥取のエース(9富樫)を引き抜いてますし、岡田優希(→福島)は2年前に北九州のエースを引き抜いた選手です。自分だけ被害者面をするのはダサい。

 

奈良の売上を100とすれば、

福島110(→岡田優希を取られた)

鳥取120(→富樫を獲得した)

相手が特別お金持ちという話ではありませんし、予算を組めば(やりくりをすれば)、取ったり取られたりできる範囲内です。

 

それより、こっちの表を見てください。

市場が+7~12%伸びてる時代に「微増」はまずい。クラブ経営が市場の成長に追いついてない。


去年の奈良クラブの売上高はJ3・20クラブ中17位(額はリーグ平均の半分強)です。予算17位のチームが平均以下の成長を続けたら、17位以上には上がれません。獲得した選手をみれば、毎年降格圏です。

 

いまの最優先は売上獲得&売上を獲得できる社内体制整備じゃないかな。ピッチ内、プレーよりも先に。工夫して勝って、育てても、選手を取られてまたやりなおし。この先5年間は停滞ですよ。

 

 

図の補足

【奈良】大黒将志新監督がチームづくりに手応え「やるからには優勝目指して」とV宣言も - J3 : 日刊スポーツ

 

2025年売上は未発表。社長からは「微増」のコメントあり(成長率(1%)は適当に書きました)。

※同じ図です

 

市場成長率は、J1の売上伸び率で表しました。22年から集計してるのは、1)奈良がJリーグ参入した年、2)クラブ数が20チームにそろった、3)23年からコロナの影響が薄まって正常化してきた、という理由です。

 

J3平均は23→24年で実質20%増(655→800)。見かけ上ものすごく増えてます(+30%強)が、大宮が26億円(例年の1位チームの+10億円)で、リーグ平均で+5000万円押し上げてます。

 

今聞いてる話(噂)だと、貧富の差が激しくなって、本気で昇格狙いのチームはものすごくお金をかけてる。オフにうちから主力を引き抜いたチームは、どれもPO狙い(=6位)のチーム。そこが強化費を上積みしてる。

 

J3の成長率は(上の表だと)3年間よこばい。強化費の(全20チーム中)中央値か、強化費のリーグ第8位の額を見れば、「昇格への難易度(売上編)」が出てくると思う。誰か計算して。

 

ちなみに、J2への自動昇格(上位2チーム)を狙うなら10億円(リーグ上位2位)欲しい。ざっと、今の倍です。積み上げ式(年3%増)だと25年。大口契約をまとめれば、もう少し早く到達する。

 

(参考)

クラブ経営 | Jクラブについて | 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)

面白いデータが転がってるので、仕事が暇なときに読もう

 

2014年からの伸び率(J1~J3混合)。10年で100%増=年7%です。非常に見づらい表です(1枚にまとめる必要がない)。

 

3.特別リーグの注目

…と考えていくと、「勝ち点=現金収入」という特別リーグもシンプルに魅力的に見えてきました。いっぱい稼いで、夏春制でバーンとつかおう。

 

そうそう、特別リーグは解説付きです。解説がきます、J3に。


開幕戦(vs徳島ヴォルティス)は小林徳男さん。昨年はJ2中心に解説をされています。解説者も、J3クラブを解説したことはほとんどないでしょう。

 

開幕戦は、両チームのデータがなく、両チームとも監督が交代、奈良は選手も大幅入れ替え。かなりコメント・解説しづらい試合です。とはいえ、戦力差が大きい(開幕戦の相手は昨季J2で4位)ので、あまり困らないかもしれません。

 

プロの解説者の力に期待しましょう。

 

4.まとめ

今年も一年よろしくお願いします。

毎試合とはいいませんが、気が向いたときに解説を書きます。

奈良クラブのスポンサーになりました #春からスポンサー  (201)

 

スポンサーになるまで

夜10時に資料請求したら、翌日9時に営業さんから電話があり、翌週会社に来てくれました。
クラブの説明を受けた後、広告メニューを見せてもらい、(契約の意思と予算は最初に伝えてたので)1回で商談成立。26年2月から1年半の契約を結びました。問い合わせをして、アポを取って、商談をして、契約を結んで、請求書が届いて、振り込みをする。普通の契約と一緒です。
 
 

フラッグスポンサーに

電柱に飾るやつです。↑は白いですが、青いフラッグで下に会社名が書いてるの、見たことありませんか?あれ2枚に会社名が入ります。
 
値段はみなさんが想像するくらいです。百年構想リーグの関係でどれも1.5倍の値段(半年シーズン+1年シーズン)になってたので、1年分+半年分の2回払いにしてもらいました(うちは12月決算なので、広告を出した期間分で割った方が都合がいい)。契約日と支払い方法は融通が効きました(よくある対応らしい)。
 
 

なぜスポンサーに?

自営業なので、会社の財布と個人の財布が一体化しています。出そうと思えば出せる立場。単純に「観戦に使ってた額をスポンサーで使う」だけです。今年はスタジアムにほとんど来れないから。
 
関連製品・サービスにお金を使うより、直接クラブに支払った方が強くなります。スポンサーのお店で10万円使っても、クラブに回るのはせいぜい数千円です。スポンサーのお店で数百~数千円の買い物(=チームの応援)という人はたくさん見たので、僕はクラブに直接支払う(+経費で落とす)ことにしました。
 
 

“費用対効果“の世界

営業の人からメニュー一覧を見せてもらいました(これを見たかったのも理由の一つ)。ピッチ内の広告看板はどれも100万円を超えてた。
 
僕「この看板とこの看板、なんで50万円違うんですか」
営業さん「もともと、宣伝効果はほとんどありません。会社が支払える額からメニューを選んでます」
 
サッカー場前の電柱についてるフラッグを見て、仕事を注文する人はほぼいません。スタジアム内の看板もそうで、会社が100万円払っても150万円払ってもどうせ「効果ゼロ」、費用対効果とは関係がありません(効果がゼロなので、費用がいくらでもゼロになる)。「それならカラーの折込チラシを」「ラジオ広告を」という人は最初からいない。
 
 

ファン、スポンサー、どっちを向くのか

社長も選手も、マイクを持つと「“スポンサーの皆様“、行政の皆様、ファンサポーターの皆様」の順に感謝を述べます。ここは「ファンサポーター」単独か、「ファン→スポンサー→行政」の順にした方がいいと、前々から思っていました。
 
経営資料の「スポンサー収入」「入場料収入」を比べてください。入場料収入は確か10%強で70%以上がスポンサーから(数字は適当です:後で埋めます)。スポンサーの方を向いて仕事をするのが普通です。
 
スポンサーになって思うのは、こっちはほぼ100%善意でお金を払ってるので「順番を間違えた」程度で怒る人はいません。俺が○十万円払ってるのに2000円の入場料しか払ってない連中を先に名前を出しやがって…そういう人は、地域を盛り上げるスポーツを通した青少年育成とか向いてない。秋祭りの寄付と一緒です。支払いに対する対価がほとんどない。
 
自分は善意でチームを支えるから、一般のお客さんには気持ちよく観戦して欲しい。選手は「ファンの応援のおかげです」、ファンは「私たちの応援で」、これがプロスポーツの自然な関わり方です。ファン以外は全部「関係者」の一言で片付けましょう。スポンサーがついてるのは当たり前のことだし、感謝の言葉は個別に伝えればいい。
 
大谷翔平さんの主な収入源は日本企業の広告費ですが「伊藤園のスポンサー料のおかげで打ちました」なんて言いませんよね?
 
 

最後に

あと10万円足すと選手のぼりに名前が入れられます。あと、うちわスポンサーが意外に安かったので、売り上げが増えたらチャレンジするかもです。
 
マッチデースポンサーになるには、広告費が2桁足りない。趣味の世界で「たくさん支払ったレース」をするのは違う気がするので、こういうのはやりたい人がやればいいと思う。

奈良クラブ・2025年シーズン終了報告会に参加しました(200)

参加しました(7年連続)

昨日(25.12.5)はシーズン終了報告会でした。

 

主に行政・スポンサー向けのイベントですが、クラブと関わりの深いサポーターは参加出来ます(ボランティア、年会費2万円(アンバサダー)、9万円(エヴァンジャリスト)など)。

退団選手の挨拶。都並優太選手、山本宗太朗選手。酒井達磨選手は欠席です。

自分の選手ボードにサインするナラドーナ

 

選手と語ろう

さて、シーズン終了報告会では選手・監督・コーチと、割と自由に話せます。

 

活躍した選手(今年だと百田、賢星など)や社交的な選手には人だかりができ、試合に出れなかった、レンタルや活躍できなかった選手はサポーターから無視され、非常に分かりやすい。プロは実力の世界です。(この日の2時間のために、年2万円払ってます)

 

オフレコの話がほとんどなんだけど、ひとつだけ紹介します。

 

小谷コーチ(24年で引退→今年からコーチ)は、小田切監督から

「監督を目指すなら、奈良クラブでやるべきだ」

「ここで頑張れ」

という話をよくされているそうです。

 

小田切さん(おたさん)は人格者、熱血漢で有名でした(カターレ時代から僕の元にも話が届いてた)。サポーター、スポンサー、スタッフに熱く支持されたのは、人間性や能力以上に「カターレ富山で活躍、引退した選手がたたき上げで監督になった」からです。地域との絆が太い。

 

奈良クラブにも過去、クラブOBがコーチになることはありましたが、色んな事情で監督にはなれませんでした。奈良クラブ初の生え抜き監督、小谷監督。いつか見てみたい。

 

シーズンふりかえり

順位の推移。6位をがっちりキープからずるずる交代

勝ち点の推移。比較対象はツエーゲン金沢

出典 Jリーグ 順位・勝ち点推移のグラフ

 

内紛があった年に”選手層”相応の結果になりました。「上々のシーズンだった」というのが一年の総括です。

 

最終戦が特によかった。

試合前 (最低)2点差で勝つのがPO進出には必須

試合中 1点リードしているが、あと2点(最低3点差での勝利)必要に

采配  DFを削って、点を取りに行く

結果 裏を取られて2失点、逆転負け

本気で昇格しようとしてダメだったら、結果にかかわらず「よく頑張った」。逆転負けで8位→9位になりましたが、それは結果論です。

 

もし「1点リードを守り切ろう」「FWを削って逃げ切り」なら、もう奈良クラブの応援をやめてる。昇格できないなら、7位も18位も一緒です。そこで1勝しても意味がない。

 

サッカーには理不尽なことがたくさんあって、その多くは、自分が当時者にならないと苦しみが分かりません。22年のJ昇格争い、24年の残留争いもそうでした。

 

前節の相模原戦で2点取ってたら、守り切っての昇格が狙えました。それまでの37試合でできなかったことを最終戦で取り返すのは無理がある。最終戦だけ見てアレコレいってもしかたがない。

 

勝ちに行かないと勝てない

昇格を狙って戦ったことが大事。結果はおまけです。

 

19年、一三サンガの1−13も大好きな試合なんです(最終節に大量得点で勝たないとPOに進めない状況で、何点取られても攻め続けて大量失点)。この試合(25年第38節鳥取戦)もお気に入りです。「こういう時は、ちゃんと勝負をかけるクラブなんだ」「昇格しようと本気で思っているんだ」というのが分かって嬉しかった。

 

(できるかどうかは別として)一三のままチーム内がうまく回ってたら、明日はプレーオフを戦ってました。

 

一三は勝てる監督です。毎試合、本物の攻撃的サッカーをみれて、わくわくしました。そして自動昇格が狙える順位に。監督退任は大変残念でした。

2025シーズン・夏の中断期間が終了(199)

最近あんまり試合を見てないので(理由は後述)、気づいたことだけ。

 

監督交代の影響

小田切監督は長期政権になります。

ここからしばらく、安心して応援できますよ。

 

今季に限れば、「一三遺産」で、誰が監督をやっても勝てます。

シーズン前の準備、練習(スプリント&フィットネス能力)、戦術の引き出しの多さ、勝負眼。

チームに負荷がかかることを除けば(それが最大の問題)、一三は日本有数の勝てる監督でした。

 

”公開練習の日に”頭突きしてなければ、もっと続けられた。アホすぎる。

 

順位(第22節終了時)

今年の順位の推移。

4節以降は1桁順位、7位(3試合)→6位(4試合)と昇格プレーオフ圏内です。

 

2024年

勝ち点の推移。自動昇格枠(上位2チーム)との比較。

 

今季は「戦っていてどうしようもない」という相手がいない。

実際、前半戦は

2勝2分1敗 上位6位以内との対戦 

3勝2分2敗 上位8位以内との対戦 

プレーオフまで進めば、いい線まで行くんじゃないか。

2位を狙う→3・4位に沈む→プレーオフで全力

というのが正しい思考法です。6位狙いだと6位になれないよ。

 

現時点(22試合終了)で勝ち点34。

+4で一般的な残留ライン(38)、+5で昨年の勝ち点(39)。

「残留争いをしない」という今季のミッションはクリアしてます。

 

ありがとう一三。

 

ちなみに2024年(17位)。1桁順位は1度もありませんでした。

(薄い線でほぼ重なってるのが、18位長野)

 

昨年の勝ち点の推移。選手もファンも、よく我慢したな、これ。

 

補強

補強期間は8月20日まで。あと1週間弱あります。

 

獲得済みなのは、2田頭亮太。

 

第22節金沢戦で移籍後初出場(19分)。

右WB、すでに5バック化してて、引いて守っている際に右サイドのスペースを埋めてました。

 

率直にいえば「誰かそのへんにいればいい」という使い方で

特徴は特に出てませんでした。(移籍直ぐだけど)無理して出てもらった感じです。

 

田頭亮太 2025 選手データ | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

 

前所属ザスパ群馬では10節まではレギュラー扱い。

シーズン中に4バックから3バックに変更しているので、その影響でポジションがなくなったようです。

 

群馬が「高い熱量を持ってオファー」東洋大SB田頭亮太の入団内定を発表 | ゲキサカ

 

一応紹介しますが、入団前の触れ込みはあてになんない。

たぶん右WB吉村の代わりなんだろうけど、吉村があまり攻撃的な選手じゃないので

1:1で普通に守れればそれでよい。

 

補強(流出)

96マルク・ヴィト(→J1京都・期限付)

地味ですが、奈良クラブからJ2以上にシーズン中に個人昇格した、最初の選手です。

(2023年オフ、アルナウがサガン鳥栖(=当時J1)に移籍してました:赤字部分を追記(25.8.14)

 

25神垣

(移籍してないけど)引き抜かれそう・J2でプレー出来そうな選手。

故障持ちの選手なら、あと数名います。

 

J3は放っておくと若手とベテランばかりになる。実力のある中堅は個人昇格か移籍する。

 

「チームの核」になるのは、移籍できそうな実力があるけど(年齢、故障歴、はっきりした欠点がある、過去の不祥事など)事情があって移籍できない選手ではないか。他チームを見てるとそう思います。

 

故障者

長期 9酒井達磨、21戸水利紀

不明 40吉村弦、70川谷凪

登録選手26名+ユース3+退団2(タイ選手)で長期離脱2人。

予想できる範囲内です。あとは、どのポジションに穴が空くかは確率の問題。

 

故障者がいるのはどのチームも一緒。

それに全員が健康でベストコンディションなら、一番お金のあるチームが勝ちます。

「怪我人が…」というセリフはスポーツでは禁句です。

(「お金がないから」も禁句だと思う。じゃあ最初からやるなよ)

 

近況

今年からレフェリーを始めました。

 

雨でも雪でも灼熱でも、時間内は一人で主審をやります。

8月の土のグラウンドは、なかなかのコンディションでした。30代~50代のサラリーマンがやるには過酷すぎないか。

 

覚えることも多いし、何より体作りが大変なので、生活もレフェリー優先です。

色んな人に応援してもらってるので、もう少し頑張って公式戦を担当したい。

 

サッカーは、一回中継を見てそれっきり、というのが増えました。

何かを始めた=一番負荷がかかる時期なので、しばらくは同じような状況でしょう。

(ブログの復活は当分ない)

 

ちなみに僕は3級審判員なので、2つ?カテゴリを上げるとプリンス2部(関西の高校・ユースのリーグ戦:都道府県リーグの上)を担当できます。

 

奈良クラブユースとどっちが先に昇格できるか?

”現役”でないと味わえない、目標です。いいですね、現役生活。

第15節で中田一三監督解任、小田切監督就任(198)

 

最近の流れ

25.6.6(金)

トップチームトレーニング内で発生した事象について

 

25.6.8(日)

アウェー・高知ユナイテッドSC戦(●2-3)

 

25.6.11(水)

ルヴァンカップ アウェー・京都サンガF.C.戦(●0-1)

 

25.6.12(木)

中田一三監督 契約解除のお知らせ | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

小田切 道治氏 監督就任のお知らせ | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

 

25.6.13(金)

小田切(おたぎり)道治氏 監督登録(見込み)

 

25.6.14(土)

ホーム・ガイナーレ鳥取戦

頭突きから新監督就任まで、6日間のスピード解決でした。

去年は解任の判断が遅れて致命傷になりました(幸い残留できた)。

 

【公式】小田切監督の退任を発表。新監督に安達氏が就任【富山】:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

 

小田切さんは5.27に退任したばかり。いい人が空いてました。試合は2日後にあります。

 

 

スタッツで見る小田切監督

今年の奈良クラブと24年のカターレ富山を比較してみましょう。

組織で戦うチーム(選手層は中位レベル)

ボール保持寄り

攻撃的

強度の高いディフェンス

奈良クラブはプレーのバリエーションはかなり広い(ロングボール攻撃とかサイド攻撃とかドリブルとかはできない)ので、すぐ適応してくれると思います。

 

選手は一緒、できることはあまり変わりません。やることはだいたい一緒でしょう。昨年の監督交代時と同じです。先に言いますが、今年の奈良クラブのスタッツは上々です(順位=8位相当)。

 

(ソース)

奈良クラブ 2025 シーズンサマリー | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

カターレ富山 2024 シーズンサマリー | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

 

プレーエリア

プレーエリアは、攻撃方向に向かってどっちのサイド・エリアを使っているか

距離別パス数は、ショートパス・ロングパスの比率

エリア別パス数は、自陣・敵陣でどの種類のパスを使ってるか

 

選手によって左右されますので、プレーエリアは参考まで

25年奈良の方がパス本数そのものが多くて、自陣ゴール前から繋ぐことが多い(24富山は、ロングフィードがうまいキーパーがいた)

 

 

攻撃用の人員

25年奈良 ※期待値は15節時点(試合後との合計値です)

 

24年富山

24富山はまんべんなく点を取ってます。24年富山のエース(碓井)は、最近(6/6)J1福岡への移籍が決まりました。田村翔太は、1年通じてプレーすれば、それに近い得点が取れます。

得点・失点の内訳

上が25年奈良、下が24年富山

セットプレー絡みの比率を見てください。今年はクロスからの失点が多いな。

 

スタッツ

 

左が25年奈良、右が24年富山。リーグの傾向が変わってるので、実数より「リーグ順位」を見てください。今年は守備スタッツが悪化してますが、結構いい数字です。

 

中田一三監督について

2018年J2最終節、13点目を取られたときの中継から

 

24年のラスト3戦(相模原、岩手、金沢)。戦術、実戦での指揮とも「モノが違う」という印象で、得点パターンの種類も増えました。シーズンが終われば引き抜かれるのは中田監督。そう見ていました。地力は上がってますので、すべてがうまくいけばシーズン5~6位で終えると。

 

運動量、強度、ハイラインもかなり無茶なもので、途中で変更することまでは折り込み済みでした。24年、3~4月のハイラインを覚えてますか。澤田が毎試合バテて、終盤に失点していた時期です。やってること自体はほぼ一緒。

 

今年は序盤の失点が多くて、終盤の失点が減りました。理由は簡単です。練習時間を2倍以上に増やしたから、時間をこなすのが目的になり、パワーセーブする癖が付いたからです。部活でしごかれた経験のある人なら、先輩が急に「1年生は校庭100周」と言い出したことを想像してください。100周するのが目的です。力を入れるのは後半ですよね?その前の監督は練習が短かった(全体練習は1時間強)ので、意識が逆です。

 

この1ヶ月の失速は、皆さんも見ていましたよね。うちは4バックのチームじゃないでしょ。攻撃的・縦に速い3バックから、ボール保持の4バック。こういう方針転換ってやりますか。前線に人がいなくなって、得点の機会がなくなりました。おそらく、監督自体が「4バック・ボール保持」の「攻撃的サッカー」を準備せずに、最近思いついた。チームに覇気がないのは、方針転換が急で、選手がついてきてない証拠です。

 

奈良クラブの一番いいところは、選手が戦術通りに動くこと。一番悪いところは、選手が戦術通りに動くことです。選手は素直で、人がいい子がそろってます。言われたとおりに動けるかわりに、監督が手詰まりになったら選手では打開できない。何もできずに終わった試合は、多くが作戦のせいです。個では圧倒できなくても、組織でなら勝てます、地方の小さいクラブならではの選択です。

 

一三さんの一番悪いのは、決めた通りにやらせてるのに、指示に従った選手を別の理由で非難すること。メンバーからキャプテンを全員外して「選手がリーダーシップを発揮しなかった」。3バック縦に速いサッカーから4バックボール保持に変えて「攻撃のアイデアがなかった」 

 

こういうことは、組織の上に立つ人間が、外で話す内容じゃない。ああこの人はすぐ行き詰まるだろう。組織で働く、組織を動かすのに向かない。お山の大将だ。全部をやらせちゃダメな人だ。

 

中田一三監督 契約解除のお知らせ | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

 

読めば分かりますよね。頭突き以外は全部パワハラの話です。

 

その前の監督は、リーグの流れについていけなくて解任されました。中田さんは、自分の考えに選手がついていけなくて、突然終わりました。

 

熱血漢、戦術家、この監督はただ者じゃない。中田一三さんの指揮官としての能力は、今季の闘いぶりを見た人なら誰でも分かります。今回は事件があったので監督退任となりましたが、何もなければ、チームが何かおかしいまま最後まで指揮し、シーズン終了後に監督が代わっていたでしょう。その時、順位がどうなのかは分かりません。

 

僕は中田監督を一番高く評価していた、その自信があります。チームが壊れる前にお別れでして、お互いに幸せでした。ただあと1週間続いて、サンガスタジアムでの京都サンガ戦を見たかった。

"J3全試合レビュー"終了、不定期更新に変更します(197)

J3の昇格から、リーグ戦の全試合レビューをやってきました。2025年第12節のテゲバジャーロ宮崎戦(88試合目)で終了し、今後は月1回程度の不定期更新になります。

 

J3昇格後は、毎週ブログを更新するため「仕事・睡眠の次にブログ」で生活してきました。プライベート枠では最優先で、(初回の試合観戦と別に)毎週固定で6~10時間使ってきました。

 

今年から始めたことがいくつかあり、ブログ最優先の生活を送るのは難しくなってきました。全試合レビューも、DAZNのライブ観戦も、いったん終了します。

 

運営方法は変わりますが、また遊びに来てください。

なにも見どころのない試合。ホーム初黒星(ホーム・テゲバジャーロ宮崎戦)(2025年第12節)(25.5.6)(196)

得点シーン

youtu.be

奈良のスローインから。宮崎10が×のあたりでインターセプト、ゴールを決めます。

 

膠着状態のまま後半87分。お互いに引き分けを意識してました。宮崎から見れば敵陣、一か八かのプレー(インターセプト狙い、失敗しても影響が小さい)を狙える場面です。

スローインの受け手は20國武だけ

次にパスを出すなら、33佐藤か6中山。インターセプトを狙えますよね。

(宮崎10井上怜)
パスを出した選手(注:20國武)がセンターバック(注:5鈴木)の裏に出して来るだろうなと読んでいました。(略)パスが出る前に自分はすでに走り出していると思います。相手が疲れてきている時間帯だったので、そこを狙っていこうという意識がありました。:()内は筆者が補足

【試合結果】明治安田J3リーグ 第12節 vs 奈良クラブ - テゲバジャーロ宮崎-オフィシャルサイト

チーム全体で「残り数分をどう戦うのか」が共有できていなかった結果です。

 

「絶対勝つ」なら、このペースでボール回ししてちゃダメですし、「引き分けでOK」なら、失点を防いで時間を稼ぐのが最優先。最終ラインが数的同数のままじゃ、一人がミスすると大ピンチです。芝が悪く、パスミスが多発するスタジアムなら尚更です。

 

パスミスをした選手はもちろん反省しないといけませんが、これは選手の配置の問題。指示を出して、修正しないのが悪い。責めるなら監督とディフェンスリーダーです。試合後、ミスした選手を責めるコメントが(監督・選手はもちろんサポーターからも)なかったのは大変健全だと思います。もう一度どうぞ。

youtu.be

 

試合展開

宮崎は元からボールを持つ気がないし、今日は積極的に攻めてくるか。相手が引いて守るなかで1点をどうやって取るか。

中2日。メンバーを入れ替えながらどう戦うかがポイントです。前節も先発出場した選手を網がけにしてます。奈良は9枚替え、宮崎は3枚替え。

 

奈良はターンオーバー、宮崎は主力をそのまま起用。奈良が走って、宮崎を動かして、終盤勝負。そういう狙いと思っていましたが、相手に付き合ってしまいました。

 

奈良クラブは、SBがどちらも連戦です。前節、40吉村はフル、32ユは86分出場。サイドは消耗が激しいのに、メンバーが手薄。早く都並が戻ってきて欲しい(都並は左右両方できる)。

前半。宮崎がボールは相手に持たせて、442で引いて守りました。442ブロックの崩し方…541ブロックほど難しくはないですが、基本は3つくらい。つり出す、左右に振る、裏狙い。前半は2左右に振るを、後半は2左右に振る、3裏狙いの併用でした。

(画面に向かって)左右に動かすのが釣り出しです。奈良の4バック相手に442で守ると、2(フォワード)がボールを追いかけてきます。前の6人を左に、残りの4人を9酒井11百田28川井で釘付けにして、ライン間を空ける。それか10人全員を左に引っ張って、裏を狙う。

 

相手が本当に出てくるのか、動かしても陣形が崩れるのか、こっちの中盤の選手がどれだけ崩せるか、あたりがポイントです。

 

一つ良いシーンがありました。前半15分。

youtu.be

(映ってないシーン:キーパー→40吉村へロングボール→失敗→キーパーまで戻す→相手が出てくる)→33佐藤→28川井がライン間で受ける→11百田→70川谷→シュート。決まっていれば年間ベストゴールに入るような、いい崩し方、攻め方でした。

 

33佐藤、5鈴木ともビルドアップは上手なので、96マルクではなく、そちらから配球したんだと思います。キーパーからのフィードは警戒されてました。もう一度どうぞ。

youtu.be

 

ちなみに、これが前半唯一のシュートです。誘っても出てこないなら、相手の陣形はそのまま。一度キーパーまで戻してやっと「釣られてくれる」っけど、ハーフウェーライン前後でボール回すだけになってしまった。

「スライド」は左右の4人を横に伸ばす作業で、「引き出す」が「3列」を前後に伸ばす作業です。こういうパスを何度も見ましたよね?失敗でした。宮崎は対策済みで、スライドが早かった。

(14中島賢星)

今日は相手に疲労している様子が見えたので、サイドに動かしてさらに疲労させようと考えていました。動かすことはできても、そこから中に進入していくことは物足りなかったなと思います。

【公式】奈良vs宮崎の試合結果・データ(明治安田J3リーグ第12節:2025年5月6日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

相手は疲れてるんだから、走って、動かして、反応できない選手を狙って…というのが基本です。誰かが仕掛けて相手の配置を乱さないといけないんですが…特に前3枚(9酒井、11百田、28川井)が機能しません。動かない、動けないんなら、ターンオーバーで起用した意味がない。現地で見てて「そりゃ交代やろ」と思いましたし、他のお客さんも同じ感想だったと思います。

 

9酒井と28川井が「ロングボールを納める」力があるので、33佐藤→9酒井、5鈴木→28川井へ対角のパスを出すんだと思ってました。スライドと裏狙いの併用です。これはかなりの高スキルがないとできません。やらなくても仕方がない。

 

前半は28川井を起点に攻めてましたが、39下川(トイメン)が載ってこなかったのと、仕掛ける意識がなかった。後半は左サイド(24松本)狙いに切り替えた(96マルクから17田村翔太、23岡田優希へロングボール)ので、相手が交代するまでは優勢でした。

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このシュート3本が唯一の得点機でした。ずっとボールを持ってて(保持率65%)攻めあぐねる、見たことのある風景です。

 

感想

この試合は面白くなかった。勝敗がどちらでも、負けても負けたなりに、0-0引き分けでもそれなりに見どころがあります。今日は得点シーンもしょうもない。誰も見に来てなくてよかった。今日が初めてのサッカー観戦だったら、もう来てもらえない。

 

4バック、ボール保持に切り替えて、「ボールを後ろに戻せ」の指示が目に付く。確かに運動量重視から切り替える時期だけど、攻撃が軽視されてないか。

 

主力と控えの力の差が大きい。5~6月でカップ戦も終わる(たぶん)し、サブメンバーはそろそろ結果を残さないと。

 

32ユ・イェチェン。前節鹿児島戦がほぼフル出場(86分)で、中2日なので交代も視野に入れての起用。途中、トレーナー(日本人)から「足は大丈夫か」と聞かれて「OK」を出した2分後に足が攣って交代。ベンチの交代策が代わり(14中島を下ろす予定が10山本になった)、1人少ないまましばらく戦うことになった。疲労を考慮しての交代策なんだから、正直に言ってくれ。

 

収穫は10山本宗太朗。近く、リーグ戦でベンチ入りできるでしょう。あとは70川谷の空中戦もよくなりました。

 

リンク集

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