奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住サポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

百年構想リーグ総括・積み上げとゲームモデルと

 

総括

コンセプトのよく分からない半年だった、というのが正直な感想で、何か語りたくなるほどの思い出はありません。日程調整のため、なにかやらないと仕方なかったとはいえ、J2リーグのサポーター(とくに状態の悪いチーム)には災難だったと思います。J3には勝って当たり前負けるとジャイアントキリングだし、知らない場所に遠征しないといけないし、アウェー客は減るし、あっちになんかメリットがあったんでしょうか?

 

 

チームの積み上げ

青が攻撃、赤が守備。6が及第点、7が昇格レベルに設定してます。

 

グラフは左から、

25年3月(中田監督時代・タイキャンプ効果) 攻撃7、守備5

25年9月(小田切監督就任直後) 攻撃5、守備7

26年2月(大黒監督就任直後) 攻撃5、守備3

26年6月(プレーオフ終了時) 攻撃8、守備6

 

「一貫したゲームモデル」「着実に積み上げ」の以前に、監督のカラーがバラバラで方向性が全然違う。一三が頭突きしたのと小田切監督が急に出て行ったのがすべて悪いんですが、守り切るタイプの次に大黒さんを招聘するフロントを見て「一貫性」「ゲームモデル」と語るファンはいないでしょう。積み上げというより賽の河原や(積み上げると鬼が壊しにくる)

 

実際、守備の積み上げを無視して、攻撃の積み上げだけを目指した最初の2ヶ月で「これが続くのか」「1年半無駄にした」と唖然とした方は多いでしょう。

 

守備は、おそらくシーズン当初は練習を一切してなくて、1:1とかゾーンとかの基礎的な習慣が抜けてました。潮目が変わったのはアウェー金沢戦(第12節)。この試合の前から守備練習をするようになり(おそらく指導するコーチが変わった)、試合を経るごとによくなった。

 

【公式】金沢vs奈良の試合結果・データ(明治安田J2・J3百年構想リーグ:2026年4月25日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

 

興味がある方は、ハイライトを見直してください。開始6分でセットプレーで失点し、そのまま0−1で負けました。ものすごく面白くない試合です。リアルタイムで見ていて、この試合を評価した人はごく少数でしょう。

 

※最近、クラブ社長が金沢戦に言及していました

 

目の前のプレーを見ること

アウェー金沢戦(0−1)を終えて、12戦3勝(得失点差−12)の最下位です。試合内容がよかった、よくなったと拍手した人はどれくらいいたでしょうか。私もやってません。リアルタイムには。

 

私の持論は「いい観客がいい選手を育てる」、砕けた言い方をすると「ファンがあほやとチームは永遠に強くならない」です。今季はファンの純度が上がった分、「サッカーが分かってる人の反応」が増えました。

 

これ、「50点のプレーには50点の反応」「70点のプレーには70点の反応」を返すという意味です。つねに熱狂的な応援をするのはBGMと一緒で、プレーに何の反応もしてません。ずっと拍手するより、いいプレーだけ拍手したほうが選手が賢くなる。

 

サッカーの解説もそうです。いいプレーを褒めるのは当然ですが、ただの凡ミスをいいように解釈したり、30点のプレーに(本当は30点と分かってるのに)80点をつけるのは違うと思います。そういう態度だと、続けるごとに精神的にしんどくなります。

 

サッカーは難しいです。最初に見た印象と、同じシーンを何度も巻き戻して見た印象が全く違うことはよくあります。

 

周囲のサッカー通は、サッカーが分かるようになるまで長い期間、修行僧のような日々を送ってます。そんな苦労はやらなくていいので、僕が分かったことはこのブログにまとめてます。見方が分かるとすごく面白いです。このスポーツ。

 

スキルの積み上げ

今季の奈良で積み上げてるとすれば、止める蹴るの技術。プレーオフ最終戦の松本山雅戦。相手の攻めは理にかなっていたんで、こちらの技術向上がなければコテンパンにやられていたかもしれません。

 

奈良の試合を現地観戦された方。試合前の「止める蹴る」「鳥かご(ロンド)」が昨シーズンの1.5〜2倍に増えてるのをご存じですよね?チームで「技術」への優先度が高い証拠です。

 

その分、体全身を動かす時間が減って「試合開始15分のパフォーマンス低下」につながっていると個人的には感じています。試合前練習は時間が限られてますから、止める蹴るドリルは前日までに済ませろよと。

 

ちなみに一三時代は、対面か3人での簡単なパスをしながら、お手玉をやってました。並列処理の練習です。頭のウォーミングアップをすると頭が活発になり、技術のウォーミングアップをすると技術が向上します。使える時間は決まってるので、意識付けできるのはひとつだけです。

 

移籍・流出

スポーツ選手の移籍は「本来いるべき場所に戻る」ものだと考えています。

 

3部リーグには、3部リーグの役割があります。何かの間違いで3部に所属した選手を、2部や1部に送り出すことです。また、何かの間違いで4部にいた選手を、3部にひっぱってくることです。

 

生駒のJFL時代、J3奈良からレンタルのオファーが来たとき、チームのキャプテンでした。チームメイトに相談すると「おめでとう」「明日からJリーガーだ」「頑張れよ」でした。キャプテンをシーズン中に引き抜かれると、大きな戦力ダウンです。祝福されて送り出されたのは、生駒の人徳もあります。

 

逆に、生駒がFC淡路島(5部相当)に入団したとき、周囲の選手はすごく困ったと思います。レベルが違う、ここにいるはずの選手じゃない、上から絶対にオファーがくるだろう。短い付き合いになるだろうけど、それまでの期間、チームに貢献してもらおうと。

 

國武はデビュー時からものが違いました。2部スタートでも試合に出れたし、奈良に来てくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。2年半で85試合。今季は17試合3ゴール4アシスト。2年でJ2〜J1に送り出す計画(勝手に立ててた)だったので、そろそろ個人昇格してほしいなと思います。

 

他の選手も…マルクは出て行かれると困りますが、他は自分の人生を大事にしてくれれば。同じJ3に移籍されるとカチンと来ますが、それも本人が選ぶこと。他人の人生です。

 

最後に

最初の9試合じゃなくて、最後の9試合をレビューしておけばよかった。

3点差をひっくり返した”大黒マジック”の正体(プレーオフラウンド第1戦:大分トリニータ戦)(212)

ハーフタイム修正

前半が0−3。ハーフタイムに1人交代して、後半・延長で4得点、逆転勝ち。

 

そこだけ見れば「交代策が当たった」となりますが、話は単純というか、もっとしょうもない話です。

 

これが試合開始時の布陣。

説明の前提になりますが、前半の結果(0-3)を見て、どう思いましたが。

 

「サイドの連携で崩されたが、他は相手の個人技。さすがはJ2」

「相手がJ3なら、0-1だっただろう」

「内容は悪くない。後半は1~2点取れるだろう」

考えていたのは、こんな感じです。前半で0−3といえば開幕戦(徳島戦、0-6)と全く同じ。内容が全然違います。

www.jleague.jp

ハーフタイムで1枚交代。22生駒を投入して、サイドバックの位置を調整します(他も立ち位置を変えてます)

 

狙いは相手の72番。大分の中盤3枚のうち、唯一動ける選手です(他の二人は50分の時点で動けてない。というか試合開始時からどちらも運動量がひどい)

22生駒は、相手72の裏に立たせてます。2高畠の立ち位置よりも内側にいれる、偽サイドバックというやつです。普通のサイドバックと立ち位置が違うので、誰がマークにつくのか分からなくなります。

(よくある偽サイドバック)

生駒1人に相手が1.5〜2人引きつけられる→そのスペースで攻撃

22生駒は3人の真ん中に立って、相手72が見る(=中央が空く)なら10森田と20國武で勝負、相手6がついたら、生駒でつり出す(=7田村亮で勝負)という作戦なんですがでしたが、相手はそもそも何もしません。

(今日の生駒)

生駒に誰もマークがこない

投入後の20分くらい、自由にプレーしてチャンスにも関わってます。「危険な状態なのに対応できない」はよく見ますが「何もしない」というのは非常に珍しいです。

 

1点目

youtu.be

青、相手18をよく見てください。

相手18は10森田につりだされて(というほど動いてないけど)、広いスペースで20國武にプレーさせてます。20國武に限らず、こんだけノープレッシャーなら、なんでも出来ます。

20國武のヒールパスがおしゃれ(解説の人のセリフ)ですが、この縦パスも、相当おしゃれで攻撃的です。敵の弱点を突いて決定機を作る、あとはフォワードが頑張って10回に1回点を取る。J3は国内3部なので、得点よりも、チャンスを作った回数を見るべきです。

 

うちは前線のタレントやアイデアで圧倒するチームじゃありません。拍手するなら、最初のクサビ。國武とタムショーはおまけ、応用編です。

あとは得点王に任せましょう。タムショーは手の届かない場所へ行っても、奈良のことを忘れないでほしい。

 

もう二回くらい見てください。

youtu.be

youtu.be

2点目

youtu.be

相手ボール(パスミスというほどじゃない)を、14望月、18後藤をインターセプト。

14望月がボールを奪取。相手72はフル出場(しかも他の2人の分まで走っている)ので、狙われるのは仕方がない。72は結構いい選手です。

あとは14望月がシュートまでいきます。相手18の動きをみてください。

追いかけてカードで止める、タックルしてシュートブロック、どちらも十分できたと思うんですよ。ボランチは1人しかいないんだから、それくらい要求されます。下のカテゴリでこういうプレーをすると明日から速攻で外されます。やるべき仕事をやりましょう。

 

あと2回くらいどうぞ。

youtu.be

youtu.be

大黒マジックの正体

「戦術」というとかっこよく聞こえますが、22生駒の投入は、「うまくいってないところを修正して最初の1点を取る策」で、使う選手もやらせる仕事も、定石通りです。というか、3点差をひっくり返すような魔法のような戦術は、世の中に存在しません。

 

逆に大分が何もしなかったのは、戦術浸透度やサッカーIQの問題以前に「中盤がほとんど動けないので、やりようがない」というのもありました。スタミナ面です。

 

そもそも、大分は「ハイプレスがうまくいってる」と考えてました。

 

奈良クラブのパス回し。うちのサポーターなら、後方のパス回しで致命的なミス・失点をするシーンを何度も見ています。「点は取られてないし、これくらいのプレスなら、やらせておけばいい」とみなさんも思っていたんじゃないでしょうか。もし0-0なら「70点の出来」だし、0−3でも「まあまあ」でしょう。

 

うちは今年一番のパス回しで、技術で相手を翻弄していました。守備を続けるだけで相手にダメージを与えることもあります。相手がボールをもっていても、実質的に攻撃できてることはありますので、そういうシーンがきたらまた紹介します。

 

二つ目の理由は、大分がプレスをやめなかったことです。前線の二人(9、17)はクオリティが高く、ハイプレスも高い強度でできています。ただ、2列目・3列目の約半分が動けない人たちなので、ハイプレスで上下動を繰り返すと、バテてきます。プレスをやめる(ブロックを敷く)か、自分たちがボールを持つか、休憩する時間が要ります。

 

奈良はロングボールをあまり蹴らないので、守備になるたびに延々とプレスをかけ続けることになって疲弊します。後半50分に、相手CBのうち2人が同時に転ぶ場面がありました。最終ラインのキーマンが、この時点でどちらもスタミナ切れです。

 

紹介していませんが、後半にFWが2枚変わったあと、プレスをかけるたびに交わされ、空いたスペースを奈良に使われる場面が何度もありました。フォワードの技術(プレスを交わされる)の問題もあるのですが、「今がプレスをかける場面か」の判断がおかしかった。

 

コンパクトな5バックで上下動するより、引いた5バックで中を固める方が、まだましだった気がします。といっても中盤3人が死んでたので、中が固まらず、くさびを通されてずっと混乱していたでしょう。

 

「やめる判断」はピッチ内からはわかりません。監督が指示をしてあげないと。

↑言い忘れましたが、現地観戦でした

 

攻撃的な手、守備的な手

note.com

 

22生駒が上がった(=後ろの人数が減る)分の守備はどうするのか?攻撃に振れば、守備が手薄になります。生駒のいたはずのスペースをどう守ったのか?

 

「失点したからうまくいってんかったんだ」と記憶が上書きされてますが、そもそも「サイドの連携で崩される」こと自体が、失点シーン(3回)を含めて4〜5回しかありません。「サイドをえぐられるシーン」をなくせば、「サイドを崩される」もなくなります。サイドバックは、引いてはだめ、もっともっと前に上げる。なら、相手のサイドバックはあの位置までこない。これが正解でした。

 

「そんなんでいいんか」という声が聞こえてきますが、サッカーの戦術ってそんなものです。問題が起こっている箇所と、解決方法は、一見かなり離れています。

 

もし「大黒マジック」というのが存在するなら、「作戦が上手くいってるか」の判断の方です。作戦で一番難しいのは、やめどき。せっかくプランBを用意してても、切り替えられない、切り替えるタイミングを間違えて負けるチームはたくさんあります。

 

また、持ち駒がないと策を打てません。戦術眼があっても何もできません。この試合も、2高畠の交代要員が40吉村なら、打つ手があまり機能せずに3点差で負けていたかもしれません。22生駒を攻撃要員に育てた、アタッカーに変身させたのは大黒さんです。

 

大黒サッカー総括

大黒監督のサッカー、見ての通りです。徳島戦、新潟戦、富山戦、大分戦を見て、解任を主張する人はいなくなりました。結果で黙らせるのが、プロとして正しい姿。いいですね。人間的には大嫌いですが、勝たせる力も育てる力も、次元が違う。

 

次の1シーズン乗り切れば、ビッグクラブへ引き抜かれるでしょう。

 

参考

www.jleague.jp

www.oita-trinita.co.jp

youtu.be

 

開幕戦以来の5失点。最下位ターン(WEST-A 第9節:カターレ富山戦)(211)

百年構想リーグ編最終回

特別リーグ18試合。折り返し地点で、今回のシリーズは終わりです。

最初15分 0-3

残り75分 2-2

あとの3/4は同点だ、善戦した、というのは、別の競技だと思います。個々の技術や連携はよくなってます。細かく分析する試合じゃないので、今後9試合の展望を。

 

4バックでいいのか

出典:

【公式】富山vs奈良の試合結果・データ(明治安田J2・J3百年構想リーグ:2026年4月5日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

 

今の時代に4バック、SBを2人上げて攻撃するのは無理がある。やるなら、後ろ4枚を生駒戸水レベルの快足にしないと。あと、27中山にサイドの守備を教えてあげてほしい。得意不得意の前に、「ちゃんと教わってない人」の守備だ。

 

点が取れるのは前に2人多いから、失点するのは後ろが3人少ないから。

 

実は「ハイラインで後ろ2人で守る形」は、同時期に中田監督がやってます。失点が多いのは、監督の「関心」の違いです。直す気がないから直ってない。それと、ボランチが芝本だから。CB2枚がつり出されて、カバーに入る選手が戻れてないので、同じ形で失点してます。

 

26-27シーズンの開幕は8月、真夏です。「後ろ2人」が戻れない状態、1:2で守って失点というのが最初の8試合です。守備力が半分になった状態で、どう戦うんでしょう。スタートダッシュ「は」最悪ですよ。年間の順位はともかく。

 

折り返し地点で最下位

※Jリーグ公式から

 

2勝2分(PK負2)5敗、11得点(4位)、21失点(10位)

 

開幕戦はJ2相手に0-6、9試合目はJ2相手に2-5。得点は増えて、失点は減ってます。前進しているといえば前進しています。

 

監督を解任しよう

彼は監督の器じゃない。ここまでずっと「攻撃担当コーチの仕事」だけを続けてませんか。「トップチームの監督」「現場の最高責任者」という立場を自覚していますか。戦術や起用や補強なら周囲がサポートできますが、もっと手前の話です。

 

私は、以下のどれかのタイミングで監督が替わると思います。

1)次に5失点以上した時

2)特別リーグ終了時

3)新リーグで19位以下が2試合続いた時

「富山戦限りで解任」でも構いません。「5失点」って、上位のチームでも監督が首になります。前節勝てたので、少し先に伸びました。

 

今の監督は、どっかのチームから降ってきて、自分がやりたいことだけやってます。欠点をそのままにして好きな練習だけつづける指導者は、今までいませんでした。

 

ディフェンダーの対応が(練習しないせいで)高校生以下にレベルが落ちてます。2:2や3:3、速攻をされたときのディフェンスとサイドの1:1だけでいいんです。アシスタントコーチの2人でもできますよ。どれも基本的なことです。

 

奈良クラブの良さ(戦術で動く、立ち位置への理解、守備意識の高さ)はもう消えました。戦術で動くチームに何も指示しなければ何もできないんだ、というのは新しい発見でした。大黒氏は奈良OBじゃないので、今後の奈良クラブなどどうでもいいでしょう。

 

他ブロックの最下位、長野はすでに監督が解任されました。今このまま相当勝ち続けるならそれでかまいませんが、最下位のままだといずれ解任です。これは現監督のキャリアにもよくないでしょう。

 

彼には、自分の指導者人生をどうやりたいのかも考えてもらいたい。やるべきことをやらずに解任されたら、次の監督オファーなど永遠に来ません。もうサッカーの仕事を辞めるのか、ずっとコーチでいいのか、それともどこかで監督をやりたいのか。

 

「人間いつからでも変われる」その言葉は正しいと思います。ただ、私の見聞きした範囲では、心を入れ替えるより人間を変える方がずっと簡単でした。どの現場でもそうでした。

 

誰が監督を決めるか

監督はああいう人で、最下位です。次は選んだ側(GM)の責任です。↓に監督の選考基準が書いてます。

ヘッドコーチを呼んできて半分の指導(立ち位置、守備、セットプレー)を任せる、というのもいいんですが、今の監督がそういうのを受け入れられるか。

 

サッカーも客商売、人気で決まります。ファンサポーターの声、反応はクラブもよく見ています。大黒サッカーは面白い、これで強くなる、今年は昇格だ、そう思う人が多ければ監督続投でいいでしょうし、こいつはおかしい、やる気あんのか、何をしたいんだと思う人が多ければ監督は変わるでしょう。

 

このあとの9試合+38試合をどうするか、みなさんでよく考えてください。お客さんが減ってる(行楽シーズンなのに)のが答えだと思います。

 

選手起用のアイデア

一応考えましたが、「ちゃんと指導したらまともに守れる」のも下のアイデアも、監督続投だと絶対やりません。

GK そのまま?

ヴィトは他チームから引き抜かれるかもしれない。ただ、今の失点数でオファーが来るか

 

DF 3バックに変更、真ん中に22生駒

中田監督就任直後の布陣です。

鈴木大誠は構想外だと思います。4バックでDFリーダーを33佐藤にするなら、使う場所がない

 

中盤 ボランチにカバーリング、コーチングができるタイプを獲得

堀内か神垣がいたら大体の問題は解決してた。

 

前線 人数自体は足りてる

選手のスキルは上がってるし、メンバーは上々。

9富樫、11佐藤諒のコンディションが上がるの待ち。

 

最後に

naraclub.jp

 

監督に期待したいのは、チーム成績を上向かせること。他に一つお願いがあります。解任時、違約金を請求するつもりなのかを教えてください。解任される(された)のはもちろん「僕の責任」だから、お金なんて受け取れないですよね。

 

リンク

www.jleague.jp

www.football-lab.jp

 

※以下は26.4.21追加

 

naraclub.jp

note.com

note.com

5-1快勝。今季2勝目(WEST-A 第8節:ツエーゲン金沢戦)(210)

フォーメーション

54川﨑(立に可の「﨑」です)が加入即先発、40吉村も初先発です。

4231対3421の対戦(よく見るパターン)

 

得点シーン

1点目

youtu.be

解説が間違ってます。「キーパーがペナルティエリアの中にいないのが悪い」のは全く逆で、「キーパーは最初からもっと前にいなさい」です。

 

96マルクが蹴った時点で、オフサイドラインはセンターサークル内。網がけのエリアはキーパー一人で守れります。ペナ外でキャッチはできないので、クリアか味方のパスでピンチを脱出します。

 

正しい位置は、上の”×”。この場面では、ペナルティエリア内にいます。いくら相手が裏狙いとはいえ、後ろすぎ。

 

ループで失点するのが怖いので、キーパーは後ろに引きがちです。ただ、上の長方形を一人で守るなら、中心付近の方がいいですよね?前に立った方が守備範囲が広がるので、クリアの期待値が高くなります。困ったら後ろに下がればいいんです。

正しいポジション”×”にいれば、立ってる位置にボールが飛んでくる(たまたまです)ので、その場で足に収めたら終わりです。

 

相手キーパーは、バウンドするボールの上がり際を胸でトラップしようとし、ミスします。キーパーはペナの外で上半身を使えない、それ以前にサッカー選手って、上半身のトラップをあまり練習しません。バウンドする前に足で処理しないのが悪い。もう一度どうぞ。

youtu.be

 

「裏」が全体の1/3を超えるようなハイラインです。オフサイドラインの設定とカバーしないといけないエリアを見れば「なんでそんなに後ろにいるんだ」「前に出て守れ」が正解です。「もっと後ろにいて守れ」というのは、キーパー=ペナルティエリア内を守る、という思い込みです。今のキーパーは、ほぼフィールドプレーヤーです。

 

専門職(キーパー、CB、CF、それと主審副審も)への技術解説は、中継でもよく間違ってます。経験した業務以外はよくわからない、仕事でも解説業でも一緒です。

 

2点目

youtu.be

相手9番のキーパーへのプレスがすごくいい。96マルクにまともに決まったのを初めて見た。

96マルク、右で蹴ってます。相手9のプレスが効いて、あまり余裕がなかった(プレスでボールに触れられそうな場面もあった)。フィードの弾道がおかしく(山なり)、変な回転・バウンドをしたのも、利き足と逆で蹴ってるから。実質キックミスです。

54川﨑、相手15ともこのピッチは初めて。バウンドに対応できた、できなかったは、たまたまだと思う。結果は相手のミスになりました。

ハンドをとられた選手(金沢38)がかわいそうなので、フォローしておきます。

 

54川﨑がボールを拾った時点で前線が2:2。そもそも守れない形です。相手38は、17田村翔のシュートコースを切ったあとで、17田村翔がサイドに移動したあとに7田村亮のシュートブロックに入ってます。人数が少ないなかで、やるべきことをやってます。

ちゃんとファーサイドのコースを切ってます。

 

ただ、シュートへ対応する時間がなかった。半身になってハンドを防ぐか、両腕を後ろに回すか。奈良がゴールをとってからシュートまでの流れがよかった。もう一度どうぞ。

youtu.be

 

3点目

youtu.be

金沢はボールを競る気がなく、ドリブルを仕掛けたら止めに来ません。10森田も前半からドリブルしてますし、さっきの54川﨑もそう。

 

それはともかく、相手CB55から相手VO26へのパスがわからない。

パスがくることを予想してなかった?この位置、この体の向きでボールを受けたら何もできない。ワンタッチで15(右下の選手)なら可能だけど、それができる選手なんだろうか。

10森田に抜かれた時点で、3バックがこの配置。2点ビハインドで前掛かりに攻めてました。想像だけど、金沢はゆっくり前進するたいぷのチームで、攻撃一本のスタイルはやらない。もう一度どうぞ。

youtu.be

 

4点目

youtu.be

 

33佐藤のシュートがよかった。「シュートを打て」指示が出てるみたい。

 

失点

youtu.be

 

クロス対応にマンツーマンを併用する気配があります。解決まであと少し?

 

5点目

youtu.be

 

他のシーンですが、47オラスンカンミはいいクロスを上げてました。サイドの選手でしょうか?

 

感想

40吉村のパフォーマンスは他と違う。タイプ云々、好き嫌い抜きに「使わないと仕方がない」選手じゃないだろうか。

 

センターバック2人の役割分担。前に飛び出すのが33佐藤になって、開幕直後と逆になりました。CB陣にも指導が入ったんでしょう。

 

カターレ富山(次節の対戦相手)は、金沢戦54.5%、新潟戦37.8%、今治戦60.9%(ボール保持率)。「ボールを持ちたい度」はうちと一緒くらい。ハイプレスはうまいから、ボールを持つ相手ならそこそこいける。

 

次節(第9節)で折り返し。半分過ぎるまえに、いい兆しが見えてよかった。

 

クロス対応の悪いチーム

こないだXに載っけたネタです。24・25シーズンののツエーゲン金沢のクロス対応が最悪でうちとそっくりでした。

 

2024年第3節

www.youtube.com

 

2024年第7節奈良戦

www.youtube.com

 

2024年第9節。白が金沢

www.youtube.com

 

場所とボールをみてる、相手が動いても反応しない、人が余ってても数的不利、あたりがすごく似てる。

 

金沢はその後、ゾーン主体、マンツーマン併用の平均くらいの守備に戻ります。大黒サッカーも、実はゾーンディフェンスなんでしょうか。たぶんマンマークではないと思います。

 

(参考)

note.com

 

リンク集

www.football-lab.jp

www.jleague.jp

note.com

note.com

”クロス対応”で2点取られた理由を詳しく(WEST-A 第7節:カマタマーレ讃岐戦)(209)

得点シーン

讃岐1点目

youtu.be

相手66ボランチから逆サイドへフィード。この試合、ずっと狙っていた形です。

(出典)

奈良クラブ 2026 マッチレポート | 3月22日 vs 讃岐 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

 

遠いところからパスが飛んできた図です。普通ならディフェンシブサード(ピッチを前後に三分割したときの、自陣ゴールに近い位置)に濃い色は来ない。

 

ここから変化をつけてクロスが来ます。奈良がクロス対応に問題があるのはバレてます。1点目も2点目も、よくある変化パターンです。

相手13のプレーが良かった。小さい選手が大きい選手に競り勝つための、教科書通りの動きです(相手13は171cm、奈良33佐藤は183cm)

クロス対応の原則は「ボールとマーク相手を両方同時に見る」です。なのでどの選手も、かなり下のカテゴリから、両方同時に見る練習をやってます。

 

33佐藤が相手13を見ます。動きながらのプレーだと、相手選手の位置を把握するのが難しい。

攻撃側の原則は「見えない位置へ動く」こと。相手13は一度離れて、33佐藤の死角に消えます。

あとは33佐藤より先に動き出して(22生駒が何をしたいのか分からない)

ワンタッチ。触れば点が入ります。綺麗なヘディングです。もう一度どうぞ。

youtu.be

 

奈良クラブはゴール前で「人への」ディフェンスをやりません。「マンマークじゃない、じゃあゾーンだ」そうでもなくて、ボールに誰かチャレンジして裏をカバー、というのもやってない。

 

今は、いる選手が等間隔に並んで、自分の近くに飛んできたボールをはね返します。パスを出す人やシュートを打つ人にはつきません。人数が足りてるのに、相手が毎回フリーでシュートを打って失点します。あまり見ないシステムですが、監督がどこかから輸入して、どの選手も身に付けてる「クロス対応の原則」をやらないように指示したか、クロス対応の練習をしていないか、どちらかです。

 

得点

youtu.be

相手ディフェンスラインの裏へフィード。ずっと狙っていた形です。讃岐のCB陣がフィードを眺めながらゆっくり戻るので、ボールを確保できればビッグチャンス。

 

讃岐2点目

youtu.be

相手66(ボランチ)から相手17(WB)へサイドチェンジ。ノープレッシャーとはいえ、このフィードを何度も決めるのはすごい。

クロス対応の原則、サイドバック編です。SB27中山が相手についてます。ディフェンス側としては、何を防ぎたいでしょうか。ファーストディフェンダーの仕事は、マーク相手に決定的な仕事をさせないことです。

①「1:1で抜かれる」のが最悪です。マイナスのパス→シュートも、自分でシュートもできます。こっちから仕掛ける(ボールを取りにいく)と抜かれますし、「相手の仕掛けを待つ」のが原則です。特にこのシーン、カバーする選手がいません。出れません。

 

つぎに困るのが②「ディフェンスラインとキーパーの間にクロス」。上の青いエリアです。DFはクリアできない、GKは出るに出られないで、大変守りにくい。

 

されても構わないプレーも紹介します。

DFライン前への①パス、②ドリブルは仕方ありません。こういうのは他の選手に任せましょう。サイドの仕事は1:1、他の選手が絡んだらそこで切り上げです。

 

③ゴールライン方向へのドリブル、なぜ「されて構わない」のか分かりにくいので

サイドの選手は、体の向きがこう。前、左右への動きが期待されてますが、他の動きはできない(求められてない)。ゴールライン方向への守備は「サイドの1:1」そのものです。③ゴールライン方向へのドリブルをされた(させた)上で、防ぐかCKで逃げるか。見せ場ですよね。

結果は、されたらあかん②「ディフェンスラインとキーパーの間にクロス」でした。クロスを早めに蹴られて、対応できませんでした。この失点は、サイドの選手が悪い。

 

しかし、相手90のワンタッチシュートは見事です。いい選手ですね、後藤選手。プレーを見直すうちにファンになりました。もう一度どうぞ。

youtu.be

 

讃岐3点目

youtu.be

準備していたプレーです。96マルクからのフィード。SBが開いて、横幅を広げます。

出したのが中央の10森田。4人に囲まれます(相手が3421やから、中央に4枚いる)

周囲は1:4です。すぐパスを出さないといけません。相手はファールで止めれば終わりです。

 

10森田の視線を見ると、20國武(上から2人目)か17田村翔を狙っていたようです。前に4人もつけずに、誰かが下りてきて、ボールを引き取って欲しい。

この位置でボールを取られて、讃岐のカウンター。ここから失点します。結果的には96マルク→10森田フィードは、いいプレーに見えましたがが致命傷となりました。もう一度どうぞ。

youtu.be

 

この試合は「相手ディフェンスラインの裏へ蹴る」を繰り返してましたが、「裏抜け要員」は17田村翔が7割、3割が20國武で、37濱名はおそらく受けてません。裏抜けは専門的なスキルなので、やれといってすぐできるプレーではありません。小さい選手で世界を狙うなら、ぜひ身に付けたい。

 

試合全体

最下位です。あと11試合がんばりましょう。

 

監督コメントがおかしい

カマタマーレ讃岐 vs 奈良クラブ – 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

【公式】讃岐vs奈良の試合結果・データ(明治安田J2・J3百年構想リーグ:2026年3月22日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

 

2種類は違う内容です。奈良クラブ公式だけ読みましょう。Jリーグの方は、字数制限の関係&要約する人が良くなくて、元発言から違う意味になっています。例えば

 

--後半、富樫 佑太選手と岡﨑 大志郎選手を入れた狙いは?

(Jリーグ公式Ver.)

背後の対応に問題があって、なかなか前には行けなかったので、そこで違う選手に期待しようと思いました。

【公式】讃岐vs奈良の試合結果・データ(明治安田J2・J3百年構想リーグ:2026年3月22日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

 

(奈良クラブ公式Ver.)

相手が背後の対応に問題があったのでスピードのある(岡﨑)大志郎を入れたのと、タム(田村亮介)が前半からあまり良くなかったので、そこを変えました。(濵名)元希もよくやってくれていましたが、なかなか前にはいけなかったので、そこで違う選手を入れました。カマタマーレ讃岐 vs 奈良クラブ – 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

意味が逆になってます(問題があるのが奈良か讃岐か)

 

奈良クラブからの監督コメントを見る方法

・MATCH RESULT(ホームページ右側)の得点のあたりをクリック

・スケジュール→2026年→試合結果をクリック

・公式X 【MATCH REVIEW】試合記録・監督コメント更新からのリンク

使いにくくて仕方がないので、noteに戻すか、(独立した記事にして)公式HPの新着情報に出して欲しい。

 

リンク集

www.jleague.jp

www.football-lab.jp

改善が見られ引き分け。最下位を脱出(WEST-A 第6節:アルビレックス新潟戦)(208)

試合全体

「だいぶよくなってるじゃん」が、ほとんどのサポーターの感想でしょう。

 

前節まで(高知戦、FC大阪戦)が最悪なので「まあまあ」に見えますが、試合内容はあまりよくありません。「J2相手に」がなかったら凡戦でした。相手(新潟)がもっと悪かった。

 

メンバー

リザーブに15岡田慎司、40吉村が戻ってきました。15岡田慎司に96マルクの代わりを、40吉村に22生駒の代わりをやらせると、全然違うサッカーになります。どうするんでしょう。

 

左SBが8吉田→27中山。

27中山はいくつか欠点がありますが(最近までCBだったから仕方がない)、攻撃時のキーパーの使い方を変え、うまく使ってました。SBなのにむちゃくちゃでかい(179cm)ので、マルクのフィードのターゲットになるんですよ。

 

9富樫→37濱名。

前半(強風・風上)で裏への飛び出しをやって欲しかった。いまのレベル(レギュラーまで時間がかかる)なら、ラスト20分限定の攻撃用ドリブラーから実績を積んで欲しい。

 

ここ2、3試合の9富樫のコンディションが悪そうだったので、僕が心配してるのはそっち。

 

チャンスシーン

前半10:50~、37濱名→20國武のスルーパス。「きれいな崩し」「連動した攻撃」に一番近い。解説しようかと思いましたが、「新潟の守備がゆるい」のが原因なのと、シュートまで繋がらなかったので、やめておきます。

 

シュート5本(前半3、後半2)で枠内1。ゴール期待値0.45。ボールを保持してゆっくり攻める形式にしたら、「組織的な崩し」が見えなくなった。

 

これって(監督交代直後によくある)「攻撃に手が回ってないチーム」そのものです。当たり前のこと(守備の整備とセットプレー)をやると、よくあるチームになる。

(奈良・大黒監督)

今日は風もあったので、前半は風上をとって、追い風なのでどんどん(シュートを)打っていくよう指示を出しました

youtu.be

 

ミドルシュートって元々入らないし、この位置ならまず無理です。ただ、

強風で風上

相手が繋いでくるチーム

プレスがはまってる(どっかでボールが取れる)

という条件がそろった場合は、

シュートを外す→ゴールキック再開→プレス→ボールを取る

シュートを外す→相手ゴール付近から守備開始→プレス→ボールを取る

で、また攻撃が回ってきます。「シュート(を外すの)は次の攻撃のスタート」とも言えます。いい位置でこぼれ球を拾えたら、チャンスになるし。

youtu.be


折り返した42岡崎がうまい。生駒は試合を経るごとに、(シュート以外の)スキルが上がってます。1年半経てば、J2に個人昇格できるレベルになってると思います。

 

試合全体

前半(風上)、後半(風下)で違うサッカーをしてた。前半は前からガンガン攻めて、後半はゆっくり保持。前半に点を取りたかったよね。

(新潟・船越監督)

試合内容は、風の影響もありますが、非常に苦戦しました。ある程度想定はしていたので、(風上に立つ)後半に得点を奪うというプランで進めていました。前半はプランどおりだったと思います。

前半はシュート0で応援団からブーイングを受けてました。後半勝負って本当なの?レフェリングに戸惑い、何もできてなかったようにしか見えなかった。

 

96マルク

「ビルドアップに入れてマルクからフィードを蹴れば」とみんなが思っていた。その通りにしたら、新潟でも対応できませんでした。足下とロングフィードはJ1にもほぼいないレベル。気を抜くと夏までに引き抜かれそう。

 

14望月

これまでで一番よかった。

新潟DF・2ゲニア(183cm、現オーストラリア代表)相手に、ロングボールを収めてました。FC大阪から移籍の181cmFW。「マルクに蹴らせる日」には先発もありそう。

 

19関口

ユースの内野監督が絶賛する逸材。何度見ても、サイド向きの選手じゃない。一度でいいから、ワントップで使ってボックス内での仕事を見たい。

 

リンク集

www.football-lab.jp

www.jleague.jp

note.com

note.com

 

雨の生駒山ダービー、シュート23本打たれて大敗(WEST-A 第5節:FC大阪戦)(207)

フォーメーション

言いたいことは1つだけ。大黒監督が配置の指示をしてない。

 

トップ下の動き

今日のトップ下は、18後藤→20國武  ※右に向かって攻撃します

 

20國武がこの試合で何をやっていたか、おそらく覚えてないでしょう。20國武は立ち位置が非常にいい選手で、フリアン・エコノメソッド時代を象徴する選手です。ただ監督が変わって、育成・評価システムも変わりました。

 

20國武はフリーで「下りてきてもらう動き」をしていましたが、元々パスコースのない場所なので、パスは来ません。裏抜けのアクションも、不十分なのか、パサーに意図が伝わってないのか、いいボールは来てません。この日のパフォーマンスは、前半途中で交代するレベルでした。ハーフタイムも修正は入らず、後半、右サイドに回ってからも(7田村亮のポジション)、立ち位置と動きの意図がよく分からず、ボールに絡んでません。

 

18後藤(前節までスタメン)は、釣る動き、もらう動きともできてました(クオリティの評価は別:戦術通りに動いていたという意味)。

 

分かった。20國武はタスクを理解してない。そして監督は「求めるタスク」だけ言って、「立ち位置」「動き方」の指示をしない。守備だけじゃなく、攻撃時「も」。

 

だから、最初からできる選手(教え子、ベテラン)だけ期待通り動いて、そうじゃない選手は何もできない。50芝本の立ち位置も動きもずっとおかしかった理由がやっと分かりました。何年もかけて築いた「いい習慣」も、なくなるのはあっという間です。

 

左サイドの連携

つぎは左サイド。グレーの部分です。攻撃要員が「居てほしい場所にいない」のが困った。パスの起点は36石井、190cmの左利きSBです。

改善策1。左SB・8吉田、LM富樫はピンクの場所にいて欲しい

こういうやつ。8吉田が、かなり高い(前に進んだ)場所にいないといけない。

改善策2。左SB・8吉田、LM富樫はピンクの場所に移動

8吉田が中に入りランニング。サイドで9富樫が受けてワンツーで裏に、というパターン。こっちも、8吉田が高い位置(かつ中に入って)にいるのが大事。「偽サイドバック」ってやつです。

 

問題点

攻撃も守備もそうですが、配置が崩れたまま速攻をかけても、ボールを取られるだけです。なのでキーパーとディフェンスラインでボールを回している間に、配置を調整します。

 

8吉田はCBと同じ列にいます。後ろが安定しないから、パスの逃げ道を作るためです。ただ、SBが前に出るのが攻撃の前提条件です。「石井がボールを取られても知らん」「アシストついたら自分だけ給料上げてくれ」くらいの割り切りで、攻撃時は攻撃に専念して欲しい。

 

あと9富樫。守備意識が高い選手です。後ろが崩れそうなときに、先回りして下りてきて、守備に回ります。それはそれでありがたいのですが、フォワードの選手に期待するのはあくまで得点です。失点が多いのは守備練習をやってないせいで、1人余分に戻ってもほとんど影響ありません。9富樫の仕事は攻撃。

 

前節までは18後藤(こっちも守備がうまい)がこの仕事(先回り守備)をやって、9富樫がわりと高い位置に残ってました。18後藤がサブに回って、20國武が機能しないから、フォワードが攻撃できなくなる。

 

どちらも「守備が不安定だから攻撃できなくなる」形、原因は一緒です。

2試合連続でシュート20本以上打たれて複数失点、こちらは枠内0本、1本。酷すぎて伝説になりそう。

 

得点シーン

1点目

youtu.be

 

ゴール正面で36石井がヘディングを空振りしてます。36石井はハーフタイム後、様子がおかしかった。混乱してたんじゃないか。

 

2点目

youtu.be

 

パスを出すのはそっちじゃない。キーパーだ。

 

終盤に集中力が切れる

うちのチームは70分過ぎ、特に失点してから、プレーが雑になります。頭に負荷がかかって、一定量を超えた時点で動かなくなって、判断能力が下がってるんだと思います。

 

今季の攻撃は「縦に早い」サッカー。攻撃開始から終了まですぐなので、基本的に時間がかかりません。守備の時間が長い。そして守備はチーム方針がなく、選手同士で決めてる。

 

選手が困ってるのは「考えながらプレーしてる」からで、何をやるか先に指示しておけば、決めた通りに動くだけ。普段は思考力をセーブして、難しい場面だけ頭をつかいます。

 

百年抗争リーグの位置づけ

新監督は有名人らしいですが、僕は南大阪の人間なので、北摂の人にはあまり思い入れはありません。数年でいなくなる人のために、何年も苦労して身に付けたポジショナルプレーが消えてしまったのは大変残念です。

 

5試合経過で今の状態。そろそろ強化部が回入する時期です。18試合のリーグ戦で何がしたんですか。通常のシーズン(昇降格あり)なら、1ヶ月以内に監督が変わってると思います。

 

特別リーグは全18試合、次節で1/3が終わります。

 

サッカーには4局面あって…というのは、サッカーに詳しい人なら誰でも知っています。チームを「攻撃」から組み立てるのは別に構いませんが、守備、ポジトラ、攻撃の3つはワンセットです。そろそろ「守備→攻撃(ポジティブトランジション)」くらいはやりませんか。守備で陣形が崩れてて、配置を直す間に相手の陣形が整っている。準備できてる相手に攻撃して、また守備から。問題は、その前の守備陣形です。

 

最後に選手起用について。試合に出てない選手は(大黒戦術の)理解度が低く、メンバーを入れ替えれば入れ替えるほどチームが弱くなります。みんないい選手です。弱いのは、選手の問題じゃないです。

 

今後の予定

今季の解説(更新)は第9節まで、あと4試合で終了します。今のチームに言いたいことは特にありません。一巡(前半戦9試合)はやろうと始まる前に決めていたので、予定通りやるつもりです。

 

リンク

www.jleague.jp

naraclub.jp

www.football-lab.jp

news.yahoo.co.jp