- 1)得点シーン
- 2)1点目(生駒ヘディング)
- 3)失点(コーナーキックから)
- 4)失点(カウンター)
- 5)戦術解説:はじめに
- 6)奈良クラブ攻撃時
- 7)奈良クラブ攻撃時まとめ
- 8)北九州攻撃時
- 9)試合全体
- 10)あとがき
- 11)リンク集
注:普段の倍以上の分量(約9000字)があります(全10章+リンク集)。目次を活用し、何回かに分けてお読みください。得点解説(1~4)、戦術解説(5~8)、のこり(9~11)の3回に分けるのがお勧めです。
忙しい人は1~4と9だけでいいです。
1)得点シーン
2)1点目(生駒ヘディング)
ゴールを決めたのは22生駒。遠くから飛び込んでくる役です。マークは特についてないので、入ってきたときに、そのエリア担当ディフェンダーがボールをはじきます(選手へ対応するわけではない)。5鈴木大誠はあとで説明します。
賢星のキックが◎でした。攻撃の設計がいいのはもちろんですが、セットプレーが決まるかは、キッカーが8割です。
マンマークで4人(ブロック役・百田はフリー)、生駒にはマークを付けず、ゾーンディフェンスで対応。赤いあたりに蹴ります。
蹴るコースを決める→生駒が飛び込む→ヘディングで競り勝つ、と個人能力で取った1点。競り合ったのが相手13工藤。
1本目のCK(前半5分)では生駒に13工藤、50杉山がつき、13工藤がクリアしています。1本目はもう少しオープンな場所(上の画像だと審判寄り)でした。2回目で見事得点しました。
この試合、5鈴木大誠のマークは相手17岡野(165cm)。北九州側は「しつこくマークにつく」「ジャンプの邪魔をする(フリーでは打たせない)」という作戦だったと思います。5大誠に17がつくのは予想していたようで、5大誠は最初の5本(見直した箇所まで)をすべて「動き回って相手を振り切る」方法でフリーになってます。
大誠が1人連れて行けば、國武+マークであわせて1:2。攻撃の人数と守備の人数が1人ずつ減るので、2:3よりは攻撃しやすい
賢星がCKを蹴る
5大誠が戻ってきてフリー。見かけ上は2:2
いい位置でヘディング。ここに蹴れば点が入ってました。1回目のCKでマークを外せてました。2回目のCK、私ならここに蹴らせます。
5回連続でマークを外されてるので、何回目かにマークを変えればよかったのに北九州のセットプレーコーチ。
もう一度どうぞ。
3)失点(コーナーキックから)
北九州10・永井龍
(同点とする1点目は)自分が(岡野 凜平のCKに)ニアサイドで合わせたのですが、練習どおりというか分析どおりで、あそこを狙っていくことになっていました。
【公式】北九州vs奈良の選手コメント(明治安田J3リーグ第17節:2024年6月16日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
コーナーキックは、ボールエリアの角付近に飛んできます。赤のポイントにはなぜディフェンダーがいなかったのか?
(ごちゃごちゃしてますが我慢してください)
マンマークとゾーンを併用する場合、攻撃側選手の配置によって、守備者がいないエリアを作れます。空いたエリアに一人入れば、フリーでヘディングできます。もちろん、そんなにうまくいきません。
上の図、Aの選手はショートコーナー後にボールに向かう役、Bがストーン(ニアサイドのボールを弾く役)で動けません。今回「狙われた」とはいえ、配置はこんなものなので、次回からマンマークかカウンター用を1人削って、ニアサイドにゾーン要員を一人立たせると思います。
ちなみにCはゾーンディフェンス要員(このへんのボールをはじく役)、Dはキーパーのブロック役へのマーク(&こぼれ球をクリアする人)です。あとはカウンター用に、ハーフラインあたりに1~2人います。
赤で囲った4人。相手10に8掘内、相手50を5大誠。掘内と大誠は、直前にマークを入れ替えたみたいです(DAZNだと、マークの確認をしてる映像が見れる)。
北九州セットプレーオフェンスは10永井(180cm)・33乾(187cm)が1・2番目なので、掘内(4番目)がマークしてるのは本来おかしい。永井が怪我してるから、マークを変えたのか?フェイスガードの選手と競り合うと痛そうだし。
相手10が動く段階で、8掘内の体から離れてる。スタートを先に切られたら追いつけない。
蹴りました。キッカーの能力はJ3平均くらいです。
「人がいない、あのへんを狙って」「CFが」「タイミングを合わせて走る・合わせる」の3点だったようです。相手10の進路を空ける/奈良側のディフェンスを邪魔する動きは確認できませんでした。
CK3本目(後半58分)も同じことをやって、キックが上にブレました。永井が前に出て先に飛んでるので、ボールが良ければ決まっていたかもしれません。マークは5鈴木大誠です。
ニアサイドのあの位置。確かにスペースはありますが、そこを詰めてるチームは存在しません。一度使うとしばらく使えないトリックプレー。
どこかで見た覚えたあったので調べたら、ちょうど2ヶ月前、第10節・松本山雅戦でやられてました。細部(ヘディングを決める選手のスタート位置)は違いますが、発想は同じです。
たぶん8月~9月に同じ失点をします。もう一度どうぞ。
4)失点(カウンター)
決定機を作ったあとにロングカウンター。攻撃シーンの入ってる映像は最後に紹介します。
下川からファーサイドにクロス
嫁阪ヘディング。キーパーがキャッチ。これは惜しかった。決めてれば勝ってた。
さて、ここから北九州の速攻です。
位置関係。北九州21はサイドアタッカー。22生駒が間に合いそう。
「流れの中」で、敵陣に全員攻め込んでいた状況です。北九州はカウンター型のチームじゃないので、ハーフウェーライン付近にCB二人(5大誠、3澤田)を配置。現状で、ボールサイドが2:1、全体で3:2。布陣は上々です。
ちなみに10永井は走っていません。様子を見ながらゆっくりゴール前に向かっています。試合開始からもう60分。最初から飛ばしてますから、ペース配分しないといけません。もし点が入りそうなら(21がディフェンスを突破するか、中盤に1人サポートに来たら)スピードを上げて、点を狙いに行ったでしょう。
相手21の最初のボールタッチがここ。アタッキングサードからプレー開始だ。キーパーの強肩がすべてじゃないか。この得点。
生駒が抜かれた。行くならちゃんと潰してくれ。行かないなら行かないで構わない。今日の主審は競り合いを取らない。イエローも出ないし、もらってもいい。それにこのポジションは、あと10分前後で交代だ。
大誠は先に体を入れてた。ボールを確保できそうなときに、後ろから手で倒された…と得点後に抗議していた(異議でイエロー:映ってない)。
今日の審判だと、そんなところでファールは取らない。大誠もイエローで止めればいい。抜かれたらキーパーと1:1、決定機だ。
この時点でキーパーと1:1。3澤田はゴール前に戻ります。
澤田がプレーに関わろうとすると、黄色のライン(相手21とゴールの間)まで走って、スライディングでブロックするか、シュートコースを切るか。間に合わないだろ、これ。
それに澤田がボールホルダーに行くと、相手の10番がゴール正面でフリーです。岡田慎司は絶対思ってるぞ、「俺に任せろ」と。キーパー最大の見せ場じゃないか。
5大誠が抜かれたあと、22生駒が戻ってます(マークはできてない)
相手21が3人引きつけ、冷静なパス。21牛ノ濱のファインプレー。このアシストは価値がある。
あとは触るだけです。10永井はマークが勝手に外れたので、あの辺にゆっくり向かっただけです。永井選手の能力を考えれば、こんな簡単なプレーで誉めらても嬉しくないと思います。セレッソユース出身、19歳でJ1でデビューして、33歳の今まで一線で戦ってる選手です。
今回の得点は誉める選手がいっぱいいます。(私の考える)手柄順は、GK27田中>21牛ノ濱、攻守全員を入れたら、GK27田中>生駒>21牛ノ濱>澤田>永井の順です。
北九州27・GK田中悠也
(永井 龍選手の決勝ゴールにつながる牛之濵 拓選手への素晴らしいスローイングについて)
どちらのチームに流れるかというようなきっ抗した試合展開の中では、ああいうスキを突くようなプレーは大事になると常に考えています。ああいう場面は実際には1試合に一度あるかどうか、いや数試合に一度あるかどうかのもの。それを逃さないように集中力を保つことができていたから生まれたプレーだと思っています。でもあれは牛之濵選手がしっかり前に運んでくれたから、また牛之濵選手からのパスを永井 龍選手がしっかり決めてくれたからこそ生きたプレーです。【公式】北九州vs奈良の選手コメント(明治安田J3リーグ第17節:2024年6月16日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
関係者もおそらく同じ考え。キーパーの談話がJリーグ公式に載ってます。
もう一度どうぞ。
(奈良クラブの攻撃シーン→カウンター、のヴァージョン)
5)戦術解説:はじめに
僕がフォーメーション(442とか352とか:いわゆる戦術の話し)をほとんど書かないのは、自分のチームのフォーメーションが予め決まって、長所・短所とも毎試合同じことと言わないといけないからです。相手チームも、いつものフォーメーションの微修正で、奈良クラブ対策の極端な戦術をとるチームはほとんどありません(2トップのチームが0トップになるとか)。
そもそも初期配置で決まるのは、試合全体の2~3割です。最強のフォーメーションがあれば全チームが同じフォーメーションにして、どのチームも最強になって、最強のチーム同士で優劣がなくなり、どこにも強みも弱みもない、選手の質で戦うサッカーになります。
ただし絶対的に最強のフォーメーションはありませんが、「433攻略には最強のフォーメーション」「433攻略の必勝法」というのは一応存在します。こういうのは「4231+相性」とかで検索するといっぱいでてきます。どっちかというと本で勉強した方がいいと思います。
6)奈良クラブ攻撃時
基本フォーメーション。北九州は4231、奈良は4123。大きな優劣はありません、かみ合った状態です。バランス型、中央が厚めで、中盤の3人が2-1なのか1-2なのかの違いです。あとはどの選手を使い、どう動かすか。
この日は前線の3人がぜんぜん機能してませんでした。攻撃に関しては「もうちょっとやりようがあっただろう」という一言です。
前線の3人を相手4バックで見る形になってます。嫁阪・岡田優希は、通常なら「ボールが来ない」ときには自陣に戻ってパスをもらう動きをします。これは両SBがついて、パスを受けたあと前向きに動けないようにしてます。
これをされた時は、嫁阪・岡田優希は(1)少し内側に立たせて、ボールに関われるようにするか、(2)前に走らせて、ロングボールを入れる(何度か続けるとSBが後ろに下がる)をやります。(1)は「横を広げないと攻撃しづらい」「2人をピン留め(マークしてる人とともにシステム的に動けないようにする)」のどちらかだが理由で、やらなかったのでだと思います。
北九州前線の守備も少し。パスをもらう人にカバーする方式で、ボールにはあまり厳しくプレッシャーをかけません。左右のFWは岡田優希・嫁阪へのパス警戒で、どちらかといえば中に誘導する形でした。10永井はたまに動き(暑いので消耗させたくない)、トップ下、左右FWが死ぬほど頑張って守ります。
百田は「孤立させる」役割で、下りてきてボールを繋ぐことはやってません(中島・國武まで”繋ぐ”のが出来てなかった)。なぜ下りてこないのかといえば、嫁阪・岡田優希と同じ理由で「前線のスペースを確保したい」です。百田はかなり警戒されてたので、百田1人で相手2~4人を釘付けにできる考えれば、コスパはそれなりに高いので。
百田のタスクは、(CB2人の間の)裏抜け、間で受けること。2人の距離感がよかったのでやらない方がいいです。もらっても前を向けません。
SBが前に出てくるのでSBの裏…だと、上の四角形がそのままスライドしてボールに触れない(上の図を参照)。こっちの作戦はあまり使ってません。
解決策…もあまり見当たらないのですけど(この盤面だと、IH二人が相手を動かしてもらわないといけない)、1)相手ボランチの手前に嫁阪が入り、岡田からミドルパス、2)下川がボールを持ってるとき、嫁阪が國武の隣に移動して受ける、3)嫁阪を13工藤の横に立たせてロングボール、の3つを挙げておきます。最初の2つは1回成功してます。あまりトライしていないので、別の理由でやらなかったんでしょう。
後半70分くらいから、攻め手がなくなったのかアーリークロス作戦(=相手の陣形が整う前に、ゴール前にロングボールを入れる)になります。跳ね返った(2CB、2ボランチを動かした状態で)ボールを回収→二次攻撃(できればミドル)。北九州の2CB・2ボランチの高さがそれなりで高さは互角です。
ただ「アーリークロス」は「アーリー」でないと意味がありません。守備陣形が整った状態でロングボールを入れても、ただの雑なパスです。リードして、引いて守る相手にアーリークロスを入れ続けてもほとんど効かないのは、何本目からかアーリーじゃなくなるからです。
今回はアーリークロスで何本か惜しいのがありました。最近の都並クロスでは一番良かった。点が入ってたらお立ち台でした。
あと、ベンチにパトリックが入ってなかったのは、最近のパフォーマンスが悪い(天皇杯は桑島がよかったのでこちらを)のが一番の理由だけど、「スペースがないのでスペースの使いようがない」「このレベルのゾーンディフェンスだと対応できない」というのが大きい。パトリックは184cmですが、ヘディングの能力は180cm弱相当だと思います。止まってヘディングを打つ能力は百田の方が高い。
7)奈良クラブ攻撃時まとめ
北九州で一番すごいところが「DF・ボランチの距離感、スペースの消し方」「ラインコントロール」。どちらもボールを持っていない時の動き。裏抜け、CBの間、SBの裏、色々仕掛けたけど、最後まで崩せなかった。監督が変わったばかりでなぜこの完成度なのかが分からない。現在13失点でリーグ3位。
ただ、肝心なところがDAZNに映ってない。後半戦は、みんなでロートFに確認しに行こう。そもそも、CBを見たいなら現地観戦だ。
【公式】工藤 孝太 | ギラヴァンツ北九州:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
【公式】杉山 耕二 | ギラヴァンツ北九州:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
仕切ってるのは13工藤だと思います(J1浦和からレンタル、20歳)。
北九州リードの状態で残り約30分。逃げ切るにはちょっと長かったのですが、届きませんでした。北九州のホームゲームなので、あちらは必勝です。先制点をとるか、同点のまま後半30分まできて、相手を引っ張り出すのが一番よかった。
8)北九州攻撃時
北九州は4231(攻守とも同じ)、奈良は442(フラット)です。お互い、いつもの陣形なので
余るところ、足りない場所もいつもと一緒です。442の「2」、百田・國武はどちらかが前に出ます(國武がメインだったような)。中盤で1人余って、それが17岡野について、あとは前が3:4(CFに2CBがつく以外はかみあう)。
4231でも4123でもそうですが「CFが孤立したときどうするか」という問題があります。4231だと、10永井が文字通り一列前にいます。CFの隣にはCB2人。こちらのマークは確かに厳しかったのですが、2CBでCFを見るとだいたい同じ形になるので、いつも通りだったのかもしれません。
CF孤立問題の解決策は「孤立したまま仕事をする」か「下りてきてボール回しに加わる」かのどっちか。孤立しておけばCBを引きつけられるので、周囲にスペースが出来ます。それか、ロングボールをCFに永井に当てるか。北九州はロングボールをあまり使わない(永井に当てるのが一番簡単)ので、孤立したまま(3割):下りてくる(7割)くらい?
この試合、北九州の攻撃はお世辞にも上手くいってるとは言えなかったし、前線4枚が連携を取れてなかった。永井が下りたあとの動きがたぶん決まってなくて、ゴール正面で選手が頻繁に重なる。試合中にCFから指示が出てたので、まだ連携を作ってる最中なのでしょう。夏に誰か取ると思います(特にトップ下)。
9)試合全体
気温30.5度。すっかり夏場のサッカー(動かない)に変わりました。6月中旬に14時から試合をするのは辞めて欲しい。
この試合は飲水タイムを導入。修正をかける回数が3倍になる。前半の飲水(賢星・岡田優希に指示)、ハーフタイム(百田に裏抜け指示)、後半飲水(アーリークロス)は確認しました。
矢野浩平主審のファール基準がタフで、競り合いではほとんど笛が鳴らなかった。得点機に関連するの(北九州2点目)が1個あったけど、他は有利不利が一緒くらい。
ファールっぽい、PKっぽいプレーはいくつかあったがノーファールだった。あまり荒れなかったのは、主審が「見えたけどそれはノーファール」なのを逐一伝えていたのと、どちらのチームもファールを取ってなかったから。選手・審判団の信頼関係があれば、個別の判定はなんとかなります。
(奈良クラブを含めて)どのチームも、現在の順位は、今の実力に見合ったものになってる。首位のチームはどの試合を見ても強いし、最下位のチームは最下位なりの試合をしてるし、6位以内に入ってるチームはやっぱり強い。
奈良クラブは”セットプレーの個人技”で1点、北九州は”セットプレーのシステム”で1点、相手のミスで1点、結果は1−2で北九州が勝った。「最悪1-1で終われたのを、対応ミスで勝点を落とした」というのが率直な感想です。
両チームともしっかり守った、両チームともうまく攻められず「崩しての得点」ができなかった。この試合をもう一度見直したい人がいるなら、北九州のコーナーキック(全3本)を連続で見たあと、奈良のコーナーキック(全7本)のうち最初の5本を連続で見るのがおすすめします。この試合のセットプレーは面白い。
ゴール期待値は奈良1.04、北九州0.57。北九州は、前半33分(FK→ヒールでシュート)が0.2、「流れの中」でのチャンスは、2点目のカウンター(0.1)で最大です。他の「チャンスに見えるシーン」は大したチャンスじゃないです。
4231は「1(=CF)」の出来に左右されます。なのでワントップに、給料・能力の高い選手を呼んでくるのは正解です。ですが、選手を一人取ったから、組織の問題がすべて解決するものではありません。
この試合で見えた問題点は、「1」のエース用の連携ができるまで時間がかかる(属人性が高い)、他の選手(4231の「3」全員、バックアップのCFのどちらも)の力量差が大きいということ。そもそもの話になりますが、永井選手が33歳で故障がち(直近2年で13試合2ゴール)。1年間稼働できるか分かりません。この編成にした相応の弱点があります。
一つの選択をすれば、プラスマイナス両面がついてきます。いい選手がいればいるなりに悩みは生まれます。うちなら、岡田優希か下川が怪我すると攻撃力が急減して苦しむでしょう。見た試合で特定の選手が活躍するのと、チームが勝てるのは少し違う話です。
オカ、おかえり!😆✨
— ギラヴァンツ北九州 オフィシャル (@Giravanz_staff) 2024年6月17日
次は奈良で会おう🤝#岡田優希 pic.twitter.com/X1Jp9oAk8a
岡田選手お帰りなさい😊
— 篠崎亮太 (@qHpUaGbMXzlDu25) 2024年6月17日
久しぶりにプレイが見れて良かったです
これからも活躍に期待してます🔥🤝#テゲバジャーロ宮崎 #ギラヴァンツ北九州 #奈良クラブ #岡田優希 pic.twitter.com/fTv1P5ahPQ
移籍を受け入れてもらってよかった。大ブーイングかと思ってました(移籍の仕方があまりよくない)。
10)あとがき
サッカー・戦術ブログに限らず、「分かる人」が「分かる人」に向けた記事、「難しいこと」を「難しく」書く記事が非常に多い。ぜひ「いいサイト」「いい記事」を読んでください。いくつか紹介しますので、やることのない日にでも。
2017/8/31ロシアW杯最終予選、日本対オーストラリアのレビュー - pal-9999のサッカーレポート
戦術系記事では最高傑作だと思う。あと、この試合の再放送を早くやってください(噂に聞くが、まだ見てない)
【2024.5/15】アルビレックス新潟対横浜F・マリノス【ボールを奪うのか、ゴールを守るのか、それが問題だ】 | サッカーの面白い戦術分析を心がけます
速報性重視(本数が多い)の方なので、図表は少なめです。少し手を入れると、スポーツニュースにそのまま使えます。過去記事が大量にあるので、好きなチーム絡みのをどうぞ。
構造的問題は構造を変えないと解決しない 第16節 鹿児島対長崎|仙太郎
鹿児島サポーターの方。問題の指摘に「こうすべきだった」と必ず書いてる。指導者にしかできない。読みやすく書きやすいフォーマットなのでそのままパクッてます。
武、朝まで眠れない覚悟はできてるな? 〜福島ユナイテッド戦〜|よしだ
SNSは「先生・生徒」になるか「友達」になるかの二択。このブログは友達路線(サッカーにも詳しいです:たまに教えてもらってる)。試合観戦、応援の楽しさを力を抜いて紹介。
こちらは書籍。中古なら手に入ります。編集者が関わってるので、図の使い方がうまい。時系列の情報を文字だけで説明するのは無理だ。ハリルジャパンのアジア最終予選・オーストラリア戦(H・A)の解説だけで価値がある。
うちのブログが戦術をほとんど書いてないし(今回は珍しくまじめに説明した)、戦術ブログとしては平均点まで行ってません。せいぜい下から1/3です。
この記事も約9000字。最初から最後まで飛ばさず読んでるのは、いったい何人いるんだろう。もしいたら、X宛てに「1文字も飛ばさず最初から最後まで全部読みました」という意味のコメントをください。
11)リンク集
(24.6.21追加)
増本監督のインタビュー
こちらは岡田優希選手(北九州在籍時)のインタビュー