鈴木優磨「はっきりいってしょうもない試合でした」
天皇杯2回戦
— 英 二 (@dubianying20762) 2024年6月12日
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奈良クラブの選手が挨拶に
— komachi©︎♥🦌🐲⚽️ (@hiro_392232) 2024年6月12日
(*˙︶˙*)ノ"
お疲れ様でした😊
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失点
1点目
10柴崎岳のスルーパスから。
柴崎は今季、途中出場3試合(うちカップ戦1)、計47分の出場。昨年も4試合(うちカップ戦1)。出場時感だけ見れば、カップ戦要員です(本当はコンディションの問題です)。
【公式】柴崎 岳 | 鹿島アントラーズ:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
奈良クラブが引いて守っていたので、鹿島は裏に走ってもらう動き。オフサイドギリギリでのランニングが決まりました。
2点目
アントラーズはずっと攻撃してるのに、選手がボールに2~3人かけて(ボールを撮りに行ってた)、他に使えそうなスペースが結構あった。
ハーフタイムでエース・鈴木優磨を投入。空いてるスペースを上手くつかって、後半53分に得点。事実上、ここで試合が決まりました。
奈良40・吉村弦
失点のところは最初の対応で体をぶつけられて、そのあとで距離を空けてしまって入り込まれてしまいました。
得点
吉村からパトリックへのクロスがずれ、クロスバー・相手のゴールキーパーに当たってゴール。パトリックのペナルティエリアへのランニングがよかった。
奈良40・吉村弦
ゴールは狙っていません。トラップしてかわして上げたんですけど、腰をひねり切れなくてゴール方向に飛びました。たまたま入ってくれたので全然狙っていないです。
鹿島戦の位置づけ
鹿島40・鈴木佑磨(Q:前半を見て、探りながらの後半からの出場だったと思います。どんなことを考えてプレーしていましたか?)形自体は悪くなかったと思います。1点取ったんですけど、思った以上に相手が無理に焦れて出てくることがなかったのはキツかったです。普通なら負けていたら前に出てくるんですけど、1点リードされてもいいという考え方のサッカーをしていたので、厳しさがありました。(傍線部筆者:以下同じ)
ディフェンス陣
Jリーグ - 天皇杯 2回戦 鹿島アントラーズ vs. 奈良クラブ - 試合経過 - スポーツナビ
ルヴァンカップからは、左SBが寺島→都並。4バック+神垣・森田の4枚で中を固め、WH2枚が相手のSBをマンマーク。カウンターをやらなかったから陣形はずっと保ててた。
ほぼ同じ選手でよく守りました(広島戦では寺島が狙われてた)。吉村が70分強出られたこと、都並ー寺島のコンビで、相手の右サイドをそれなりに守れていたことは大きい。
奈良クラブ・フリアン監督
(Q:守備面での評価をお願いします。また、サブ組の底上げ等を含めて収穫があれば教えてください)
(0-6で敗れたルヴァンカップ1stラウンド2回戦・)広島戦では普段われわれがやっているのと同じように高いプレスをやりたかったのですが、うまく機能しませんでした。そういった経験を生かし、今日の試合ではより選手を固めてブロックを敷いて、固まってゴールを守ることを意図しました。しっかりと固まることで走る距離も短くできましたし、選手たちも自信を持って守れているという話をしていました。そして、こういうスタジアムでもできるんだという力を示してくれたと思います。
サンフレッチェ戦は事前にハイプレスの練習をして、高い位置でボールを奪う→ショートカウンターという方針だったそうです(実際はできなかった)。
選手別に
↑ルヴァンカップ・サンフレッチェ広島戦のフォーメーション
Jリーグ - Jリーグ杯 1stラウンド 2回戦 奈良クラブ vs. サンフレッチェ広島 - 試合経過 - スポーツナビ
都並優太
よく声を出し、指示を出して、ゲームキャプテンとしていい働き。6戦未勝利時のミーティング(5/3FC今治戦前の)が共有され、違う選手がゲームキャプテンになったときでも、同じ働きが出来ている。再現性がある。
(見た目と違い)都並は淡々とプレーするタイプで、少なくとも「引っ張る」タイプじゃない。ルヴァン広島戦では後半17分に登場しパフォーマンスが悪かった(ボックス内でファール・イエロー=PK献上)。選手個人としても、リベンジできたと思う。
伊勢・澤田
伊勢はルヴァン広島戦も非常に良かった。ボックス内での1:1守備は大誠レベルの安定感がある。CK時、鹿島55植田のマークはきつそうだった。
澤田は…動かなかったから体力が持った、というのが大きい。後半は攻撃にも参加してた。前に出てヘディングでクリアする動きは、水沼貴史さんからも高評価。
森田・神垣
守備時のポジションが逆?いつもはVo(掘内=神垣)が左、IH(賢星=森田)が右。今日はIH森田が左で、Vo神垣が右だった。パトリックと桑島も逆だった。
神垣は前パスが良くないので、右から回すとすぐにバックパスすることになった。神垣はフル出場。掘内が次出られるか分からないので、地味に効いてくるかもしれません。
森田は攻撃寄りの選手で、立ち位置と強度の高い守備が持ち味。今日はCBの前のスペースを埋めるのが仕事で、与えられたタスクはこなした。ミドル2本はどちらも素晴らしかった。
國武
いまからJ2に入れてもレギュラーを取れるんじゃないか。サンフレッチェ広島戦に続き、プレースピードは遜色なかった
パトリック
ボールが全く収まらなかった。これなら桑島CFの方がいい。1試合数回でいいので、守備の強度を上げて欲しい。あとシュートを打つときは、外してもいいから強いのを打って欲しい。
ヴィト
1:1の決定機を2度防ぐ(81分、88分)。私は「ゴールキーパーはヴィト」派です。貸して欲しいチームがいっぱいありそう。
まとめ
奈良クラブのシーズンの目標は「リーグ戦6位以内」でした。ルヴァンカップ、天皇杯とも、内容・結果ともあまりよくありませんが、「リーグ戦優先」というのはシーズン最初に決めたことです。露骨に捨て試合にされても、当初の予定通りです。反発する人はほとんどいないと思います。相手も強いし。
今後はリーグ戦に集中できます。現在の目標が何なのかは分かりませんが、決めた目標を達成するためにできるかぎりのことをして欲しいと思います。本命はリーグ戦です。
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