奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

"J2昇格"を本気で狙う一年のスタート(追記あり)(2024年第1節/ホーム・FC琉球戦)(24.2.24)(131)

真剣勝負は最高

試合終了の瞬間。

残念ながら1-2で負けました。

全力で勝ちに行く緊張感。やっぱり公式戦は最高です。

 

天気もよかったし、客席(メインスタンド)の雰囲気もよかったです。

お金を払ってイベントを見に来る人がたくさん。

もっと、普通の人がもっと増えてほしい。

 

得点シーン

※動画は指定した位置(プレー)から再生されます

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百田選手のプロ初ゴール。下川のクロスもよかった。

百田はこの日はかわいそうな役回り(裏抜け担当)だった。

最後に報われてよかった。

 

百田(ひゃくだ)くん。CFで固定できると思います。

J3レベルへの対応にはそんなにかからない。

 

失点シーン(はじめに)

2点ともどちらも素晴らしいシュート。

特に白井のゴール。月間ベストゴール級です。

DFと入れ替わったタイミングで隅に強いシュートが打てる選手、そうそういません。

 

問題は、シュートの前。

「パスを出した人がノーマーク・どフリー」な点。

 

1失点目:逆サイドへのクロスから

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ゴール前で目測を誤った選手が気になりますが、

僕が言いたいのは「パスを出されたシチュエーション」の方です。

相手22上原がボールを持って、マークが31岡田優。

上原は右SHか右SB、岡田優は左(SH、IH、WG)なので、ポジション通り

隣にパスを出して、中に進むムーブ

ボールホルダーに2人行ってて、中の人数が足りてる。

やるなら上原にきっちりつくか、ゴールとの間に立つか

 

この時点で上原が視界から消えてる。

伊勢(赤の矢印上)にマークを渡したつもりだったのかもしれない

伊勢がインターセプトを狙ってきた(ボールに行った)。

同じタイミングで49下川がカバーに入ってるし、

DF陣の意図とは違う動きをしてる。

 

上原(赤丸)はタッチ方向へ。

上原がフリー。クロスか、縦へのドリブルどっちもできる。

岡田は他のDFと重なってる。そこにいらない

岡田が気付いた

フリーで上原がクロス

中が1:1。FW幸喜177cmとFW西田164cm。

中盤の選手なら、絶対に勝負させたくなるシチュエーション

 

あっちのサイドで人数をかけてボールを取りにいってるときに

突然、ゴール正面に”ドンピシャのクロス”。自分が西田なら、絶対焦る

西田が先にジャンプ。

目測を誤ったのか、ボールを見てなかったのかもしれない。

ボールは幸喜に収まります。

 

「西田と相手FWが1:1の状況でクロスを出させた」のが根本的な問題。

8割方負けるシチュエーションやんか。

 

長身フォワードを抑える技術なんて、フォワードは持ってないし、

小柄な選手は、タイミングよく相手にぶつかるか、相手に被るように先に飛ぶか。

幸喜がシュートモーションへ。打てー! ※今日のお目当ての選手

 

この先は別の話です。

青丸、鈴木大誠キャプテンに注目

ナイスシュート!幸喜選手、Jリーグ初ゴールおめでとう!

けっこう難しいシュートですよ。

 

そして大誠。勇気の要るシュートブロック。

その場その場でできる限りのことをやる。センターバックの鏡だ。

 

もう一度最初からどうぞ。

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西田は持ち場で出来ることをした。

ミスというなら、守備時442のライン相互の意思疎通というか

指示を出した監督の責任ではないか。

 

2失点目・CBからのロングボール

※動画は指定した位置(プレー)から再生されます

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琉球は3バック。左(手前)から4藤春、14鈴木、3森。

CBからのロングボールは真ん中、14鈴木から。

プレッシャーゼロの状態でロングフィード。

2コマ目で既におかしい。

 

奈良クラブって、DFラインへのプレスを辞めてたっけ?

琉球はCBに怪しい人が混じってる。DFラインに圧力をかけて

不正確なパスを出させるのが基本です。

ロングボールのターゲットは7白井。

試合開始から白井を走らせる場面が多かった。

4伊勢の両横、49下川の裏が狙われてたんだろう。

7白井が背走する4伊勢を抜く

ボールを受けてから抜け出す動きがむっちゃうまい。

早くJ2に上がって、いなくなってくれ。

白井、ナイスシュート!

 

この場面も、1:1で負けた伊勢のミスに見えるけど…

 

14鈴木はボールが足下に収まらず、トラップが大きい。

いわゆる「持てない」センターバック。

FWを前に走らせればボールが取れるし、取れなくても、まともなフィードが出来ない。(後半からはプレスをかけて、その通りになってた)

 

最初からもう一度。

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2つの個人的なミスによって今日のような結果を生んでしまったことを、受け入れないといけない。
全体としては良い内容だったと思います。しかし個人的なミスでこのような代償を払うということを肝に銘じ、これから修正していかなくてはなりません。

フリアン監督REVIEW【明治安田J3リーグ第1節】vs FC琉球|奈良クラブ

あえて「ミスをした人」を選ぶとすれば、監督だと思う。

監督のミスで負けた。大きな代償を払った。

 

こういうことを言っても、意味がないですよね。

 

失敗はチーム内で解決すればいいし、

フリアンはそういうことを外に言わない人だった。

ミスした(パフォーマンスが悪かった)選手は、面談をすませて

次節ベンチ外にすればいい。

 

試合運び

試合開始15分の攻め方、攻められ方が、両チームの事前分析の結果らしいです。

(最近買った本に書いてた)

攻撃 裏抜け狙い。CBの左(藤春)と真ん中(鈴木)の間(→失敗)

狙われた 4伊勢のあたりへの7白井のランニング(→成功)

相手が3バック(守備時5バック)予想なので、

前につり出してから、3→5バックに移行する前に縦パス、というシナリオ。

 

FC琉球は中盤のメンツがすごい&今日は宗太朗がいないので、

「ダメだと分かってても縦攻撃」という意図は分かった。

DFラインを下げたら真ん中のパスコースを消してどっかで取る。

 

監督コメントにもあったけど、ちゃんと守れてた。

作戦変更までに2失点したので「失敗」だけど、それは結果論。

0-1か0-1で前半を終え、後半からクロス作戦にしてたら…

 

対戦ゲームは、相手があることなので。

 

失点シーンの「相手センターバックがノープレッシャー」問題。

前半ラスト10分くらいからFW2枚でプレスをかけ初め、

(誰かが倒れてるタイミングで指示したみたい)

後半開始からは、全体的に前目で圧力をかけてた。手は打ってる。

 

相手が3バックなので、リードすると5バックにして、引いて守る。

じゃあ、ゴール前に何人か立たせてクロス、ヘディング+こぼれ球を押し込む。

6寺島も49下川も、クロスがよかった。49下川のは点に結びついた。

 

相手が5バックでちゃんと点を取ったのは、J3では記憶がない。

大成功ですよ、今日の試合。

 

セットプレーのシステム変更

昨年はCB合計1得点(伊勢1、大誠0、小谷0、掘内0)。

セットプレーで点を取らないと、J2昇格はない。

 

ほぼ全試合フル出場してヘディングが強い人(11加藤、181cm)が抜けたので

システムが多少変わった。

 

キッカーのメインは14賢星。6寺島がいれば6寺島優先みたい。

(賢星は大きいので、ヘディング要員にしたい)

 

キッカー自体は昨年と変わんないけど、攻撃時は49下川が底にいた。

こぼれ球が下川経由で入り、二次攻撃以降の質が上がると思う。

(去年は17可児か41森田?小さい人が担当することが多い)

 

守備時は、49下川がニアポストを詰める役。前年11加藤の担当。

14賢星がマンマークの4番目。去年は中に入ってたっけ?

(5大誠→4伊勢→22生駒→14賢星、8掘内は動く人対応)

 

ちなみに、メンバー発表後に相手チームの身長ランキングベスト5を作ると

セットプレーごとに、誰がどこに立つかどこに蹴るか、楽しめます。

 

選手へのコメント

岡田(優)

定位置が5レーンの一番外、タッチライン際。

大外からドリブル勝負で1人抜いてポケットを取って…というシナリオだけど、

ぜんぜんボールに絡めない。大外で張るのはもったいない。

 

相手の陣形を広げたいんだろうけどそのうちに戻ると思う。

 

生駒 

HTで下がったのは戦術的な問題(クロス勝負への切り替え)だし

本人にはあまり非はない。

ランニングとパスの種類が少ないのがばれたのではないか。

 

生駒から岡田に対角線のパスを出せれば、だいたいの問題は解決する。

J3レベルでは、たぶん誰も出来ない。

 

國武 

受け方、納め方がいい。そしてでかい(180cm)

宗太朗欠場時のロングボールのターゲットではなりそう。

 

あの”両足タックル”はいつかレッドをもらう。

審判には目をつけられてると思う。

嫁阪

「MF39番、思いを繋ぐ左足・嫁阪翔太!」←新しいキャッチフレーズが決まりました

 

今日はクロス要員(前線で起点になる・クロスを出す)で登場。

嫁阪はコンディションに問題がなければレギュラー。ガンバレ。

 

審判がよかった(主審・野堀桂佑さん)

「今日の主審、むちゃくちゃ流すなあ」と見てて、途中から意図に気付いた。

いらないファールは流し止めるのは最小限に。見えてて、取らない。

ラフプレーや重大なものは止めて注意。笛だけでコントロール。

(この審判がファールを取った=さすがにまずいか、という意味)

 

今日の審判はすごい。

J3昇格後、担当した主審ではベストだった。

 

試合にも影響があった。

最初から最後まで、奈良クラブに有利なゲームコントロールだった。

それにレッドカード(気になる人は後半47:20~を見て)をファールで済ませてもらった。

 

試合を面白くしよう、万全の状態でプレーしてもらおうという愛が

奈良クラブの選手に届いてほしい。

そして遅延への対応(試合終盤、FC琉球側)程度でごちゃごちゃ文句を言わないでほしい。

 

お知らせ

今年は試合2日後の21時更新に固定する予定です。

とりあえず最初の10試合をがんばります。

 

ここには書きたいことしか書かないので、

聞きたい話があればどこかでリクエストしてください。

 

追加(24.2.29)

動画をもう一度見直した(=現地+DAZN2回)のでコメントを追加。

sporteria.jp

sporteria.jp

 

ボールロストが敵陣(ゴール前)に集中してる。

エリアは取れてるし、チャンスの質(の合計値)が、FC琉球の2倍。

同点以上で終えないとダメだよ。

sporteria.jp

 

改めて見直したら、生駒→寺島の交代は

攻撃 寺島から(一列飛ばして)クロスでボールを進めるため。

守備 左)下川→寺島、右)生駒→下川で両サイドとも守備力が下がる

 

「2点負けてるので、3点取りにきた」采配。珍しいものが見れた。

一応理屈はある(ボールを持って攻撃し続ければ守備する必要がない=本当か?)

 

前半、桑島・百田がプレスをかけない(あえて言えば横に誘導)ので

森・岡澤→上原にボールが簡単に通っていた。

桑島がファールで強引に止めてた理由が分かった。1人で2.5人見てる。

手で止めてたのはだいたい岡澤。岡澤が捕まらない。

 

琉球は持つ・繋ぐ能力はそれほど高くない。ハイプレス推奨。

ハーフタイムに「ボールホルダーに全力でいけ」と指示が出た模様。

 

右CB森はボール保持・パスともあまり上手じゃないので

後半は3森→22上原のラインが消えて、しんどそうだった。

 

前半44分のシーンが、この試合で一番ゴール期待値が高かった(0.4くらい)

sporteria.jp

 

前半45分(正確には38分まで)敵陣へボールを運べなかったこと

試合映像を見ると、下川・生駒から前パスをやってない(すぐ戻してる)ので

「パスコースが空いてない」方の「ビルドアップできてない」状態。

 

奈良の攻撃時、琉球はボールを持たせて、自陣にくるとボールを圧力をかける。

この試合、賢星が高い位置を取ってた。前半は賢星までボールが回っていない

 

現場の判断で、賢星の位置を調整(賢星が下りてもらう?)してたら

うまくいったのかも知れない。

 

一つ訂正。

「主審が大小のファールをアドバンテージで流す」のは、奈良クラブに不利。

ファールで止めにいき、せっかくファールしたのにプレーが継続するなら

ファールした意味がない(「奈良クラブに有利」と書いたのを訂正)。

 

関連リンク

note.com

www.jleague.jp

 

(24.2.29追加)

sporteria.jp

www.football-lab.jp

 

(29.3.1再度追加)

note.com

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