奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

先制点=決勝点は誰のファインプレー?(2023年第29節/アウェー・テゲバジャーロ宮崎戦)(23.10.1)(111)

得点シーン

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決定打は森俊介。こういうクロッサーが欲しかった。

攻撃の起点はGK岡田。

 

ピンチを凌いで、一度陣形を作り直したあとで

キーパーからのロングフィード。

↑波立つDFライン

 

442の「4(MFのライン)」が一人つり出されて

裏にスペース。そこには宗太朗が立ってます。

「前線がハイプレスを頑張る×DFがそのまま=DF前にスペース」と

ハイプレスあるあるな状況。

 

こちらは浅川、酒井、森が攻撃参加。DFは3枚で、3:3の同数。

速攻にはもってこい。

 

宮崎が4バックなのにDFが3人しかいない。

もう守備に移行してるはずだけど、442から陣形を変えてる?

(FWがプレスに入ったので、一人上がってる。たぶん)

酒井達磨がボールを収めました。

左サイドの森俊介にパス。

ゴール正面、浅川がCBの死角に入ってる。ここが狙い所!

 

そっちはスルーして、森俊介がグラウンダーのクロス

ターゲットは達磨。

DFとMFの間のスペースには一人しかいない。

こっちもフリーだ。

フリーで豪快なシュート。

 

達磨の正面のDFは浮いてる。

達磨が収めた段階で達磨につくか、位置関係を把握していれば

うちの得点はなかったかもしれない。

ゴラッソ。バーに当たって先制点。

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(もう一度見たい人向け)

 

相手チーム

今週から下位との三連戦です。

(17位宮崎→15位YS横浜→13位福島)

 

3チームともシーズン途中で監督が変わったし

宮崎・YS横浜はうちより強化費が少ない(=選手のレベルはそれなり)。

 

こういう状況はJ3昇格後初。

言い方はよくないけど、「格下相手に取りこぼしの許されない」三連戦です。

シーズン終盤で「勝ち点3必須」というのは、今後増えてくる。

勝ちきろう。

 

宮崎は夏の補強が一人(DF国本)で、この日は欠場。

J3は、チーム状況にかかわらず全く補強しないチームがあるので

監督が気の毒になる。 ※奈良の補強は2人:生駒と森田凛

ここ2試合はともに5本未満のシュート数にとどまるなど、攻撃面に課題を残す両チーム。とりわけ深刻な得点力不足に悩まされているのが宮崎で、現在6試合連続無得点。監督交代後の初戦でどんな策を用意するのか注目だ。奈良の注目はFW浅川。連続得点は4試合で止まったが、今節も鋭い得点感覚を披露したい

(DAZNの再生画面下の紹介文より)

(テゲバジャーロ宮崎 加藤光男監督)
「シュートに至る過程のところはチャンスは作れていた部分があると思うので、もっと、その辺の質を高めて、まずは得点をとるというところにフォーカスしてやっていきいたいなというふうに考えてます」

7試合連続無得点だと、監督に指揮云々の話じゃないと思う。

練習で攻撃しかしてないような空気を感じてました。

 

奈良クラブの得点シーンも、雑に要約すれば

「選手の連動ができてない」のが原因。

監督交代後の初戦、準備時間がない

442が基本のチーム

奈良クラブ対策

慢性的な得点力不足

とくれば、442のままハイプレスしか選択肢がない。

前線を入れ替え、死ぬ気でプレッシャーを与えるのに勝機見いだす。

 

引いて守って0-0、0-1なら、監督を変えた意味がない。

○は前節のスタメン(5名)、△は前節ベンチ入り(2名)

抜擢組(前節ベンチ外)が5名。

リザーブはGK、DF、MF、FW、FW、FW、FW(うち前節ベンチ外が5名)

 

こんだけ入れ替えたら、連携とるのなんて無理だろう。

ハイプレスの功罪

ハイプレスを頑張ってた(特に最初の20分)。

ボールを取るというより、プレッシャーをかけてミスを誘発する用のプレスだった。

(本物のボールハンターがFWにいたら、危なかった)。

 

見た限りでは、致命的なミスはなかった。

GK岡田は、プレス回避もパスも頑張っていた。

画像はクリックして拡大を

 

SBのプレーエリアが自陣中心ってのは

相手にものすごく押し込まれてる時です。

(見慣れてないと分からないと思います)

 

宮崎も、シーズン通して「前から行く」わけじゃなくて

相手に合わせた急場しのぎに近かった。

 

DFラインで左右にボールを一往復する(小谷←→大誠でもOK)と

ボールにプレッシャーがこなくなる。

後ろがちゃんと準備できたか、FWが確認するまで時間がかかるんだろう。

 

誰のおかげの”1点”?

得点シーン。DAZNが見れる人は後半65:30から確認してください。

(ハイライトからカットされてる)

賢星(最終ラインに落ちて右に)→寺村→賢星→寺村(ここにプレッシャー)

→賢星→キーパーに戻す→フィード(→得点)

賢星から左サイドの大誠にパスを出せるんだけど、

一度寺村にボールを振って、食いついたところを逆サイドのキーパーへ。

 

岡田がフィードする前、大誠が宗太朗?の方を指さして指示を出しています。

大誠、賢星ともミドルパス30~40mくらいのミドルパスは出せるので

どこを狙うか、三人とも見ていたのでしょう。

 

一連の中でベストパフォーマンスは、中島賢星。

ボールを持って、相手をつり出してからキーパーに戻した。

あれは「ビビった風に見せて、相手をつり出した」みたい。

 

逆サイドに振ればフリーでフィードできるから

陣形が崩れた時点で岡田・大誠に任せたんだと思います。

前半、ハイプレスに苦しんだだけに、演技に見えなかった。

 

サイドチェンジがこんなに効く試合も珍しいので

そこに注目して見直すと楽しいと思います。

 

各選手へのコメント

寺村が入ると、ミドルもいけるしフィードもいける。

守備で今日くらい安定感があれば、レギュラーで。

 

生駒はしばらくスタメンはないと思う。

本人に大きな問題はなくて

「うちは選手を入れ替えて戦うチームだから」というのが理由。

 

森田凛は後半72分、宗太朗と変わって左IHへ。

昨年はボランチか右だったので、チーム事情に合わせた起用か。

 

相変わらず、ボールへのプレッシャーがえげつない。

アンカーで使う(賢星の怪我が怖い)のもいいけど、

このポジションで使って、守備時のDFラインへのプレス役にもいい。

守備はミスからピンチを招く場面があった。低い位置で何とかボールをキープしようとすることでリスクを冒しているようだ。サポートなどの対策が求められる。

奈良クラブ試合サマリー J3第29節|奈良新聞デジタル

にもあったが、最終ラインがやたらと低い位置で頑張ってる印象だった。

攻撃重視の週だったので、両CBはラインを下げないことを優先してプレーした?

 

関連リンク

www.nara-np.co.jp

note.com

www.jleague.jp

www.football-lab.jp

sporteria.jp