奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

終盤に追いつかれ引き分け。何度目だろう(アウェー・Y.S.C.C.横浜戦)(2024年第11節)(24.4.27)(144)

得点シーン

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GKヴィトからのロングフィードで岡田優希が裏をとり、シュート。こぼれ球を百田が押し込み先制点。

 

おそらく岡田優希の個人技。一人で点を取れる選手がいて、本当に助かる。

DF・FWの位置関係が分かる、一番マシな画像。右上の白が抜け出した岡田優希。

 

前提として、YS横浜はライン間、左右の選手間の間隔にバラツキがあります。守備がそれなりでも点が取れれば勝てるので、どういうチームにするかは、クラブの方針と成績の問題。僕は組織的な守備が好きですが、YS横浜の方が順位が上なら、YS横浜が正しかったということです。

 

YSは3バック(WBが戻ってない)なのに5バックの横幅になってて、ラインもむちゃくちゃ高い。こっちが(ゆっくりと)キーパーにボールを戻した時点で、ですよ。

初期配置&ボール回収までを簡略化。この陣形、キーパーからのロングボールで裏抜けを狙うにはちょっとおかしい。

 

上の形は、17百田、39嫁阪が下りてきて、ボールをもらいに来てます(オフサイドラインより左側に移動してる)。DFラインとMFのラインが空いてるので、それも正解です。(その位置でボールをもらえばCBが出てくるので、その裏のスペースでシュートまで行けます)

 

そんな中で、31岡田優希は裏抜け、一発で点を取ることを狙ってた。最初は「百田が下りてきたら相手の19がついてきて、できたギャップに」とも考えましたが、それだと39嫁阪も裏抜け狙いでないとおかしい。前の3人が連動してない。

 

守備側が誰もオフサイドアピールしてない(副審も見てない)し、オフサイドがないというのは前提です。

理想的な?裏抜け狙い陣形。攻撃・守備の選手が同数。相手の間に3人とも立つ。キーパーがボールを蹴ったら、一斉にスタート。岡田優希はCB3枚の外に立ってるので、岡田狙いのロングボールは上の方向(CBの外側)にくる。

 

もう72分なので、FWならそろそろ交代する時間帯です。3人が連動して、しんどい裏抜けを続けるのは難しいかもしれません。ただ、彼らの仕事はFWです。ボールを繋ぐために低い位置に下りてくる選手ならどこにでもいますが、「次がラストプレーだ」「ダメ元で1点取りに行こう」と頑張る選手は貴重ですし、見てる側も応援したくなります。成績を上げる、上位カテゴリに移籍するのもそういう選手です。

ヴィトのロングフィードは、彼のキック力の限界に近いので、コントロールはアバウトです。岡田狙いのボールがたまたまこっちに飛んだのかも知れません。

 

ボールはゴール正面、岡田がぐるっと回り込んで回収。シュート。こぼれ球を百田がシュート、得点。岡田が抜けたあと、相手2の戻りが遅かった。真面目に戻ってたら防がれてました。

 

ちなみにYSの19ヴァンイヤーデン・ショーン(3CBの真ん中)は、194cmの長身でかなり動ける選手。FC横浜からレンタル中。U-20日本代表候補で、4月にもU-20代表合宿に行っていました。相手は本物です。

 

百田は常にヴァンイヤーデン・ショーンの死角側からゴールを狙っていました。この試合を見直すとすれば、この2人の駆け引きが見物。実質負け試合でしたが、ここだけで90分間十二分に楽しめました。

 

もう一度どうぞ。

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失点シーン

見れる人は、83:55から見てください。岡田優希のファール(かなり恥ずかしい)で相手FK。こちらが準備してない間にFKを蹴られ、相手のスローインに。ハイライトはここから始まります。

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準備が出来る前に相手がスローイン。クイックでロングスローなので、対応が難しいといえば難しい。相手FW11がポストプレーからシュート。

 

前半47分(AT2分)あたりにも同じ失敗をしてます。こちらはPK?っぽいプレー。試合を通じて複数回やってるので、セットプレーとは別の問題のように思える。

 

試合全体

失点したときにガッカリするしぐさは辞めて欲しい。後半85分なら、まだ10分弱残ってる。膝に手をつく、地面に座る、それは試合が終ってから。試合後であってもできるだけ、やらないで欲しい。そういうのは全部観てますよ、スタンドのファンは。

 

サッカーの後、ケーブルテレビでラグビーを見てた。ラグビーだと「きつそうな顔」「痛そうなしぐさ」をすると試合後に先輩に殴られてしばらくメンバーから外される。「根性」はやっぱり大事。なめられたら負け。なんだかんだで、スポーツはメンタルが命。

プレスをしない、競り合いをしない、気の抜けたプレーで失点。松本山雅戦、ルヴァン広島戦、アウェーYSCC戦のどこかで立ち直るかと期待していた。選手はもう諦めたみたいだ。

 

あと下川。下川が岡田優希を追い越してクロスを上げるプレー。うちのストロングポイントだけど、この試合は一度もなかった。下川が止まってパスを出すので、何度もインターセプトをされてた。走れないんだろう。この試合、攻撃でまともにスプリントしたのは、シュートを打ったときの1回だけだった。

 

リンク集

note.com

www.jleague.jp

(24.5.1追加)

sporteria.jp

www.football-lab.jp