奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

ホームで快勝、今季2勝目(ホーム・FC今治戦)(2024年第12節)(24.5.3)(145)

現地観戦でした

やっと2勝目。いやー、長かった。試合終了の瞬間。昇格か優勝が決まったかのような大声援でした。選手も倒れ込んだり泣いてたり。

まだ5月です。あと7ヶ月、26試合。ここから頑張りましょう。

試合全体

下川が全然動かないので、怪我してると見てた。FC今治の選手もそう考えてたみたいで下川のサイドを開けてたら、急にしかけてワンツーからクロス。1点を取った。騙されたのは僕だけじゃなかった。

 

前節(YSCC横浜戦)からパスサッカーに戻して、今日が二戦目。オーバーラップとかドリブル突破とかは要所でしか使わなくなった。強度は抑えめ。

 

相手のポジションがよく分からない(開始~15分、今治のプレスをかける選手が毎回違ってた)ので、場所を意識してたんだろう。場所が正解なら、基本的に動かなくていい。

 

今日のFC今治は全部が悪く、かみ合ってなかった。ラスト15分も圧力を感じなかった。前節(大宮戦)はそこまで悪くなかった。チームは1試合で急に変わるから怖い。今日に関しては監督の問題だと思う。

 

今日からパトリックが復帰。百田と交代で途中出場。今日くらいの運動量なら、百田はまだいけそうだった。

 

岡田優希がパトリックに指示を出してるシーンを何回か見た。海外挑戦してたんだし、サッカーの英会話なら出来て当然でした。

 

前節も「組織的にやってる」のは分かったので、変な指示を出しておかしくなったのかと思ってた。スローインへの反応とかボックス内ディフェンスのコミュニケーションとか1週間でいっぱい直ってて、ここまで大変だったんだなと。

会う人会う人がみんな笑顔だったのが最高でした。奈良のみんなを笑顔にする、これがスポーツの力。

「生駒、そこはシュートだ」

 

得点・失点シーンの分析

毎試合思いますが、J3まで来ても、基本的なことができてる・できてないで点が入ります。すごい選手やスーパープレーがなくても、そこそこの成績を上げるのは可能だと思います。もちろん、本気で勝とうとする、真面目に取り組むのが前提です。

 

1点目 

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現地で見てて、なんでフリーでヘディングができるのが分からなかった。あとでハイライトを見たら全部答えが書いてました。面倒でもハイライトは真面目に見よう。

位置関係から。39嫁阪は逆サイド(画面手前)です。39嫁阪のマークは2加藤。ゴール正面に17百田がいます。クロスを上げたのが49下川。

 

大事なのは、2加藤、39嫁阪の位置関係。今治から見て、百田のマークが優先なのは当然。ただ、逆サイドを開けててディフェンダーが1人配置してるのに、マークしてるのかしてないのか分からない状態。

 

ハイライトをもう一度ご覧ください。

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次は前半3分。こっちも位置関係がほぼ同じです。動画の前に位置の説明から。

位置関係はほぼ同じです(クロスを上げたのは31岡田優希)。39嫁阪はフリーになり、ヘディングを狙いますが届きませんでした。

39嫁阪と2加藤の位置関係に注目して、動画をご覧ください。

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最後は前半11分のシーン。位置関係は同じ。ゴール正面、フリーなのが嫁阪です。画像は省略します。39嫁阪のマークに注意してごらん下さい。

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「そりゃ失点するだろ」

 

ファーサイドは嫁阪しかいないから、嫁阪マンマークでいいしょう。気にするのは百田じゃなくて嫁阪だ。

 

最初のフリー・決定機から20分強。2加藤はSBが本職で、期間・時間帯限定でCBに入る選手。修正を自力でできないのはしょうがない。監督とCBの真ん中の選手が悪い。

 

得点シーンをもう一度どうぞ。

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2点目

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素晴らしいシュート。嫁阪が今日2点目。他チームだから言いにくいんだけど、最初のシュートのはじき方(今治のキーバーの)はあれでいいの?

22生駒がハイボールを前線へ。前に飛べば十分ってくらいの、クリアかもしれない。

17百田が空中戦に競り勝って、すぐ手前の31岡田優希が回収。岡田はマイボールにしてからの反応が早い。岡田行きがドリブルで持ち込んでシュート→セーブ→嫁阪シュートの順。

 

あとで見直すと、ボールを持ってる人、次のプレーをする人。いるべき場所にいるもんだなあと。

 

もう一度ごらんください。31岡田のシュートがはじかれたとき、17百田が反応して押し込もうとしてるのも要チェックです。

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1失点目

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7山田にワンタッチで(ボレー?)クロスを入れられ、50阪野がスーパーゴール。22生駒の守備が甘くない?ノープレッシャーだよね?というのが最初の印象。

今治のスローイン。ボックス内が8:4くらいになってて枚数は足りてる。手前側コーナー方向に4番目の選手が走り(7山田)、スローインを受けに行く。

マークした22生駒がついていく。よく見るとペナルティエリアの手前1/3に人がいないので

スペースをこういう使い方をされてマイナスのクロスを出されると、すごく嫌。2人ともフリーだし。22生駒が(7山田へ)詰めるのが遅れたのは、中を空けたくなかったのが原因かもしれない。

ゴールを決めたのが、50阪野(赤で囲んだ中央にいる選手)。マークは3澤田。

 

※キャプチャの都合で、さっきの0.5秒くらい前の画像になります

あのタイミングでクロスが入るとCBはちょっと対応できない。いつも澤田を色々言って申し訳ないが、これは仕方が無いと思う。

ボールを確保し、澤田の動きを封じつつ反転

この体勢からシュート。

岡田優希がシュートブロックに行ってる。届かない位置だと思うけど、ダメだと分かってても滑り込む、こういうのは気持ちが重要。

阪野はボックス内で起点を作れる・自分で決めれる選手です。奈良クラブがやられるならこういうタイプだろうなと、前節の試合を観ながら思ってました。

 

阪野はJ1で22試合2ゴール、J2で290試合65ゴール。去年からJ3に来ましたが、現在もリーグトップレベルのストライカーです。CB陣が毎試合しんどい相手とやりあってるのは分かってください。もちろん、経歴にびびる必要はありません。

 

【公式】阪野 豊史 | FC今治:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

 

もう一度どうぞ。

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最後に

 

この日はメインB自由席で観戦しました。青空で観戦するのはいいですね。温かい、明るい気分になります。屋内・屋根の下だと寒い・暗いし、自宅で作業するのは夜間。気分が全然違います。

 

今年の連戦は、次節(5/6、福島戦)で最後。その後は1週空いて、天皇杯(県決勝)。選手もファンサポーターも、1段落です。

 

リンク集

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www.fcimabari.com

 

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