得点シーン
1点目
※動画は指定した箇所から再生されます(以下同じ)
中島賢星のCKがスペシャル。
生駒はJリーグ初ゴール。ヘディング。
(鈴木大誠の移籍後初ゴールはまだか)
2点目
14賢星ロングフィード→19達磨が下りてきて受ける→右サイド生駒へ
生駒のすばらしいクロスで、浅川は合わせるだけ。
賢星が縦パスした時点で、岐阜DF陣は背走してる。
ラインを上げてる最中に縦を通されたんだと思う。
FC岐阜サイドは浅川のオフサイドをアピールしてますが、オンサイドだと思う。
失点
奈良クラブの失点。
ずっと警戒していた右サイド、浅川・加藤を交わされてクロスを入れられる。
浅川との1:1も、ヘディングの質も、J3のレベルではない。
このマッチアップに注目して、もう一度どうぞ。
無理だ。
3点目
いくつか注釈が必要なプレー。
岐阜7村田が負傷(生駒との接触)
→しばらくプレーを続けるが、続行不可能
→岐阜がプレーを切る
→奈良クラブが相手キーパーにボールを返す
→CB(39遠藤)にショートパス、ここから組立て
…と思ったら、
39遠藤に10山本宗太朗が競り合い→インターセプト→得点
確かに「ボールを返す=”フェアプレー”完結」だけど
その直後に本気でボールを取りに行くのは珍しい。
返したあとの数プレーは「ふんわりプレス」にするし。
FC岐阜サポーターがブーイングするなら、ここではないか。
あんまりフェアじゃないと思うよ。抗議しづらいけど。
感想
酒井・宗太朗のプレスが厳しくなっていた。
前節のハーフタイムに怒られたやつだ。
生駒はヘディングもスルーパスもよかった。
前の2戦、寺村のパフォーマンスがよかったので、もう出番がないと思ってた。
選手がどう化けるかは分からない。
生駒は、抜かれた後にファール(相当の)プレーで止める。
ボックス内でも。この試合、2回あった。そのうちPKを取られる。
賢星は今日もいいパフォーマンス。
相手15浮田(DAZNの注目選手:何も出来ず前半で交代)
鈴木大誠が一つ外のレーンに位置し、加藤徹也と2:1でおさえていたみたい。
前節とのポジション比較はこちら。
奈良クラブのDFラインがえらい高い。
岐阜のハイプレスを交わしたあとに縦に入れると、DFの前にスペースがあった。
同じ縦パスでも、入れられたときの状況が全然違う。
(縦に入れて、反射神経を鍛えて、シュートを早めに打つ)
微妙な判定の数々
スコアは3−1ですが、相手にPKが2回ありました。
判定に救われました。
実質引き分け(3−3)です。
1)前半41分、岐阜にレッドカード
99%レッド。だから、敵味方だれも抗議しない。
相手DFは、16西田の腕→手首を掴んでる。
手で相手を倒したのでファールは確定。
そして、ファールがなければキーパーと1:1の場面。決定機。
→DOGSOレッド
足りない1%はこのへん。
・審判はかなり後ろにいる。遠い
・腕を掴んでるのは見えてるけど、コンタクトポイントが見えているか
・最初から両者はつかみ合いをしてる
腕を開閉して相手をブロックするのは分かるけど、
手のひらを開け閉めすると、相手の体やユニフォームをつかんでしまう。
いつファールを取られてもおかしくない。
ディフェンス時に「つかむ動作」って必要なんだろうか。
2)前半22分、岐阜のPK?
囲ったあたりに注目。逆サイドからクロスが上がります。
7村田のヘディングシュート。
22生駒が後から押して倒している(ように見える)。
誰も注目してないけど、十分PKだと思う。
もう一度ごらん下さい。
シュートを打ったからノーファール?
3)後半78分、岐阜のPK?
左サイドで一回目、中央で二回目のファール。
動画をどうぞ。
7村田(左サイド)に22生駒が後から行って倒した。
抜かれたから後からチャージしてて印象が悪い。
ボックス内でもボックス外でも、ラフプレーでイエロー。
45ンドカ(中央のFW)には、たぶんノーファール。
ンドカが腕で押して小谷を倒してて、倒れた23小谷の足がひっかかってンドカが倒れた(ように見える)。
FWのファールかオフセット(両方のファール=笛なし)。
というか、ファールかPKかどうかより、
エースストライカーは、ゴール前で倒れたらあかん。
PKなんかめったにもらえない。
倒れてファールアピールするセンターフォワードでは昇格など不可能だ。
もう一度ごらん下さい。
4)審判に合わせてプレーしよう
主審の原田雅士さんは、奈良クラブ戦3試合目の担当。
(FC琉球戦、愛媛FC戦:いずれも前半戦)
イエローレベルのコンタクトプレーもノーファールになる(今回もあった)ので
初見ではかなりびびる審判です。
ファール基準こそ独特ですが、J3のレベルだと(どっちかというと)上手な人。
「どうせファールを取られないだろう」
「なら厳しくデュエルを仕掛ける」
というのは、スカウティング(審判の分析)を活かしたクレバーな戦い方だと思う。
上手い選手を集めたり、上手に綺麗に戦うより、
デュエルや球際の練習をする方が即効性が高い。
関連リンク
(FC岐阜 監督・選手コメント)
試合後 https://www.fc-gifu.com/match_results/202332