試合全体
3-3の引き分け。
2回追いつき(2-2)、追い越しました(3-2)が、最後に追いつかれました。
今日見に来たお客さんは、みんな満足していたと思います。
点がいっぱい入って、楽しかった。
奈良クラブユース出身、27関口智也のデビュー戦。
ベンチに呼ばれたとき、スタンドから歓声が上がってました。
(質問)フリアン監督からはどんな指示があった?
「相手陣地ではひたすらスプリントをしろ。そして1本でもシュートを打て」と言われました。【公式】奈良vs金沢の選手コメント(明治安田J3リーグ第7節:2024年3月31日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
「先輩が怪我をする」のも才能のうち。
夏まで何度かチャンスがありそう。がんばれ!
得点シーン
— th (@yikc3760) 2024年4月3日
ゴール期待値は奈良が1.12、金沢は1.18。
思ったより低かった。2-1くらいで収まる数値です。
すごいプレー、すごくまずいプレー、その両方かが起こったということ。
1点目
金沢の選手はCBの3枚(186,186,183:それぞれcm)とCF(182)以外は全員小さい。
後ろは高さ、中盤はテクニック、前線はスピード。分かりやすい編成。
39嫁阪(178)にヘディングで競り負けたのは中盤の選手、14石原(172)。
ミスマッチを作ればやりやすいよね。
31岡田優希がうまくクロスを出した。
キーパーの手が届かない、ギリギリのコース。
あれは「狙って出したパス」なの?
2点目
嫁阪と競り合ったのは、14石原です(同じ選手)。
CB3人が中を固めるので、WB(5バックの時は最終ラインに入る人)が担当になる。
金沢は寄せが甘いので、下川はやりすかっただろう。
(金沢・伊藤彰監督)
ただやはり後半のクロス2失点は、反省しないといけないところです。特に右サイドで簡単に上げさせてしまったところは、人にクロスを上げさせない守備が今回課題になってきたかと思います。
チームの方針(パスを出させていいから、中でしっかりはね返す)かと思ったら違ってた。出来てなかっただけ。
3点目
金沢はボックス内がゾーンディフェンスらしくて、
元々マークがついてない。こっちが動いても配置が変わらない。
手前が49下川、右奥が17百田。
×印の場所、CBの間(右38と中央3の間)にクロスが来ます。
(いいコントロールだ)
17百田は飛び込み、奥から前へ。
DFが5人いて、スキマが4つ。一番奥のスキマから、前に2つ移動
ヘディングが決まった。勝ち越し。
金沢CB陣は、ゾーンの切れ目(担当者があいまい)だったのと、
時期的に(監督が変わった)ポジション取りしかできてなくて、自分の判断で動けないのか。
後半戦に同じ場面があれば、金沢3が前に出てクリアしてたと思います。
もう一度どうぞ。
失点シーン
1失点目
試合開始から、金沢の前3枚が裏抜けの動きを繰り返す。
ゴールを決めた30大谷もその一人。
クロスのタイミングが早いように見えるのは、蹴る+GOの一連のプレーだから。
8梶浦からのクロスが5大誠にあたりコースが変わる。
前に出てクリアしようとした生駒が転び、見たとおり。
2失点目の前に3失点目
前提として、前節にPKを取られた関係で(エリア内ディフェンスで)手を使うのは禁止になりました。
「手で相手の動きを制限する」のをやらないので、
マーク相手は比較的動きやすくなりました。
奈良クラブはニアサイドを空けてます。
金沢キッカーは右利きなので、直接は入らない。
相手6梶浦は6寺島がマーク。
「そこに蹴るの?」というのが最初の感想。
ここからシュートを打つのは難しいし、キープして誰かにマイナスのパスをして誰かがシュートを打つのか…???
後半AT、1点負けてて、おそらく最後の攻撃。
とっておきのプレー?
6寺島は元々エリアないディフェンスがよくないし、
手を(積極的に)使っていたタイプ。
相手6が対応してるのを見れば、デザイン通りのプレーなんだろう。
決めた相手がすごい。
後半AT4分台に追いつかれ、引き分けになりました。
あと2分。うーん。
2失点目が余計
この試合で怒るなら
「ボックス内の連携がひどいやろ」「これで何回目や」だと思います。
勝敗、得失点、時間帯は制御できませんが、2失点目は防げる失点です。
相手が右サイドへ展開
右サイドから繋ぐ構え。中央は3澤田です
矢印の二人(奥:3澤田、手前:8掘内)の体の向きに注目。
相手選手を見てない。マークしてない。
あと、17百田のボールへの寄せが遅い(FWだから仕方ないか)。
プレッシャーのない状態でクロスを出されて
9土信田がゴール。
結果的に澤田のあたりで問題は起こってるけど、
チーム全体の問題で、練習で解決できるものだ。
相手9のうしろに5大誠がいたんだけど、何をしてたんだろう。
後半開始すぐ。まだみんな元気ですよ、この時間帯は
何度か見てください。
計画通りに進めた結果
奈良クラブの3失点はJ3昇格後のワーストタイです。
※23年第15節相模原戦(2-3)、第33節ホーム愛媛戦(0-3)
堅守・リーグ最少失点路線は見てて面白くないし、それだと先に進めません。
今年の目標「点を取る」は、デザイン通りに得点してます。
失点以上に点を取が取れてれば構わない。
「ホームで勝ちに行く」も、やろうとしてる。
後半ATで14中島→23小谷の交代。小谷は相手CFのマンマーク。
いい時間稼ぎ。できることはやってる。あとはいつ結果がでるか。
少人数のメンバーで戦うことも、チームの方針。
フォワード3人中2人(パトリック、酒井)が怪我したのも予想の範囲内だ。
選手層が薄い(というか人数が少ない)のは元々分かってること。
下川が怪我をしたみたい。
(後半76分に左太ももを痛め、スプリントできなくなり後半81分に交代)。
試合後、金沢ゴール裏に挨拶に行くとき、足をひきづってた。
DAZNにも映ってます。
都並は(メンバー外)は試合後に練習してた。
コンディションは戻ったんだろう。ルヴァンカップまでに復帰してほしい。
ツエーゲン金沢の応援
ツエーゲンは明るくて歌いやすい曲が多くて、いいですね。
一緒に応援したくなりました。
都会の娯楽の多い場所(ABCD…たくさんの中から選んでもらう)なら
差別化が必要(先鋭化した応援スタイルにする)でしょう。
地方、選択肢が多くない中から(様々な)お客さんに来てもらうなら、
簡単で参加しやすいスタイルが正解だと思います。
金沢の新スタジアムは、屋根があって声が反響します。
いつか行く日が来るのが楽しみです。