本当に真剣勝負するのか
「ロートFフィールド奈良での初のナイター」「相手はJ1クラブ」、話題性は十分。サンフレッチェ広島は9戦無敗の3位。本物の強豪です。あとは勝つのみ。
奈良クラブがJ1クラブと対戦するのは、2018年のあの試合以来です。懐かしいネタが。
PKやり直し…そのとき選手は? 奈良クラブ「審判を攻撃するつもりはない」 | ゲキサカ
強いチームに勝つには「本気で勝ちに行く」のが絶対条件。奈良クラブはチーム状況が悪いので、ベストメンバーを揃えて全力で勝ちに行くのも、悪くないと思います。リーグ戦でタイトル無理そう→カップ戦に全力、というのは、J1でたまに見かけます。
うまく条件が重なると、楽しい経験ができるかも。3年前(2021年)、関西リーグ1部(=5部相当)のクラブがサンフレッチェ広島に5-1で勝ちました。先制点を取るのと、相手を焦らせるのって重要です。
予想メンバー
フリアン監督はカップ戦は「控え組の出場機会確保」がメイン。本気で勝ちに来ることはありません。昨年の天皇杯HONDA F.C.戦がどれほどひどかったか…1人変えてたら勝ってました。予想メンバーです。
故障してそうな選手も入れてます(他に替えがいないポジション)。
【公式】Jリーグの成績・データ:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
↑今季の出場時間一覧。上位5名がベンチ外、次の5名がベンチ入り、残りからスタメン・ベンチメンバーを選ぶ感じ。百田と下川はベンチ外だと思います。この基準だと関口がフル出場することになるけど本当に大丈夫か。キーパーが誰になるかも、意外に読みにくい(岡田慎司が一時チームを離れてたので)。
ルヴァンはベンチ入りが9名(2枠増える)なので、ルヴァンにベンチ入りしていない人=故障者というのも分かります。今季は、2種登録の2名、故障者(酒井)、第3・第4GK以外は全員リーグ戦に出場しています。「全員戦力化」は、今年も出来てます。
広島もメンバーほぼ全員を入れ替えてきます。あっちもカップ戦が初戦。見たい選手は何人かいるけど、直近の先発メンバー「以外」で元気な人が出場するので、たぶん遠征に来てない。
監督がやりたいことはだいたい一緒ですので、時間のある方は広島の試合を観てください。奈良クラブのサッカーが好きな人なら、きっと好きになります。
松本山雅戦のレビュー
松本山雅が過密日程だった(=土:A奈良→水:H福岡→土:H讃岐)関係で、山雅サポからの分析はなさそうです。見つけたのが、こちらのツイート集。
仕事の関係で奈良戦レビュー書けそうにない&讃岐戦もリアタイ視聴できなそうなので、奈良戦〜ルヴァン振り返りと讃岐戦へ向けてのあれこれをつらつらと。
— おぐち (@ogucchan_) 2024年4月20日
奈良戦は、2トップがアンカーを背中で消すこと、サイドに追い込んで蹴らせて回収すること、高い位置をとるSBの背後を狙うなど対奈良の仕掛けは見えた。一方で、対奈良関係ないゴール前のマークや球際の部分で緩さが出てしまった。
— おぐち (@ogucchan_) 2024年4月20日
また、ボール保持の時に後ろに人数をかけすぎる傾向が強くなってるので点が取れなくなってる。ビルドアップでボールを失わないことに固執しすぎて後ろに重たい。本来はもっとリスクを恐れずプログレッションする姿勢のはず。根本が揺らいでる感が嫌な流れを感じる。
— おぐち (@ogucchan_) 2024年4月20日
残り28試合
早い時期に1桁順位につける&シーズンどこかで6位争いをする、というのが一つの目標です。詳しく検証された方がいたので、紹介します。
現時点で10位以下だと、最終順位が6位以内(昇格プレーオフ出場)になる可能性は0%でした。17位のチームが数字上苦しいのは当たり前なので、一戦ずついい試合をして、勝ち点を積み上げていきましょう。
過密日程もあと少し
24水(ルヴァン)→27土(アウェー:YSCC横浜戦)
5/3金(ホーム・FC今治戦)→6月(アウェー・福島戦)
で、当初予定していた連戦は終了。ルヴァン・天皇杯を勝ち抜けば、あと数回連戦になります。
J3がお休みだったので、先週末京都に遊びに行ってきました。こちらもお読みください。