奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

久々のホーム勝利で6位浮上。2得点とも”ゴラッソ”の一言(2023年第24節/ホーム・AC長野パルセイロ戦)(23.8.26)(106)

 

得点シーン

1点目 浅川

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浅川の11ゴール目。

堀内→金子昌→中島賢星→浅川→金子昌→桑島→賢星(アシスト)→浅川(ゴール)

 

すばらしいパスサッカー。そして賢星のいいランニング。

ゴールを決めた浅川が真っ先に賢星に走り寄ったのがすべてだと思う。

 

2点目 酒井達磨のFK

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セットプレーのシステムが、前節か前々節から変わった。
(北九州戦、ショートコーナーでやられてから?)
CKのとき、第二キッカーを横に立たせてショートコーナーのパターンが増えた。

 

酒井達磨がキッカーを務めるのも、変わった点の一つ。
おそらく今シーズン初めて。

無回転のシュートをゴールマウス隅に決めた。

(酒井達磨コメント)

社会人になってからは今回が初めてのFKでの得点でした。

【公式】奈良vs長野の選手コメント(明治安田生命J3リーグ第24節:2023年8月26日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

マジかよ、なんで蹴らせたんだ!

 

感想

残り14試合、昇格圏内(2位富山)まで5ポイント差。
絶好の位置につけました。
 
(いかなる犠牲を払っても)全力で昇格を狙うか、できるだけ頑張って、届かなかったら仕方がないか。
選ぶのはクラブ、選手、サポーター。
 
残り全試合勝ちに行く。今年ぜったいに昇格する。
そう考える人がどれくらいいるか。
 
夏場の15時スタートの試合で何人か体調を崩したみたいだし
今日に関しては「負けてもいいからターンオーバー」が絶対条件。
(前節勝ったので、少し余裕が出てきた)
 
宗太朗→桑島はおそらくターンオーバー。
金子昌は抜擢。西田がベンチなのは、怪我?
西田と嫁阪は使いすぎなので、少し休ませた方がいい。

 

後半90分から、左SBの加藤徹也→森俊介。

超攻撃型布陣だ。

2点差あったし、「とにかく試合に出すこと」が優先なんだと思う。

(敵スローインで済むのを、クリアミスしてCKになったシーンがあった)

 

2点ビハインド、点を取るために森俊介を使うシーンを見たい。

 

伊勢がイエロー、累積4枚目で次節出場停止。
前節(FC大阪戦)から小谷をテストしてたのは、これに備えて?
 
小谷は敵FW音泉とのマッチアップ。
このレベルならいける。坂本修佑よりはだいぶ余裕があった。
 
いや、次節の先発CBは生駒かもしれない。
長野戦はSBで初出場。中へ走り込む動きがよかったし
いいシュートも一本打ってた。
 
守備のポジショニングより攻撃で”スペースを作る動き”の方が
好印象だった。あんまり見てないので、まだ実力は分からない。
 

相手チーム

前半は奈良のやりたい放題だった。

3〜4点とって試合を決めたかった。

 

長野の5池ヶ谷はワントップ(CF)。
ここまで23試合中22試合にCBで先発、21試合でフル出場。フォワードの動きができない。

(欠場したのは出場停止の1試合)

 

ずっと浮いててブレスもかけないし、シュートもあまりうまくなさそうだったし
起用してくれて助かった。

 

GK岡田は足下が怪しいので、本気でプレッシャーをかけるとボールを取れるか
クリアミスをして、エリアが取れる。

前半戦はCBへのプレッシャーもゼロだった。

 

誰かが基本的なプレッシングをできれば、前半の戦況は変わっていた。

 

後半から右ウィンガーをCBへのプレスに行かせてパスミスを誘ってた。
池ヶ谷のタスクもいじったけど、宮坂とともに65分で交代。

キーマン2人が仕事をできないままいなくなった。

(長野:シュタルフ悠紀監督)

一つ一つのクオリティが高いとか、まずボールが収まるのが一つ池ヶ谷の特徴でもあるのでボールを収めて相手陣地で時間を作りたかったです。

|トップチーム|AC長野パルセイロ

池ヶ谷にボールが集まってる気配がなかったので、監督の意図通りにいかなかったのだろう。

 

長野戦は、事前分析を含め4戦見て、長野の3敗1分。いい印象はなかった。
前節、ホームゲームで1−5の敗戦。内容も非常に悪かった。
解任へのリミットが近いことを周囲も自覚していたと思う。

 

ラストチャンスでこの采配。

クラブはここまでよく我慢した、というのが正確な表現だ。

parceiro.co.jp

 

長野で気になるのは、コンタクト強度が低くて、綺麗なサッカーをすること。
あと、監督が審判に(無理目の)抗議をしている姿。

 

しんどいときも手を抜かず頑張るとか、痛いけどボールにアタックするとか
とても基本的で、だけどほとんどの人ができないことを徹底するのが「いいチーム」で
それをやらせるのが「いい監督」だと思う。

 

飛び抜けた選手がいない、選手層も薄い。
そんな奈良クラブがどうやって勝つかを考えれば

 

「止める時はイエローでもいいから止めろ」
「コンタクトでは絶対に負けるな(都並とかそうだよね)」、それに
「ボールを取られたら全員すぐに死ぬ気で戻れ」とかは、一つの正解だと思う。
(うちはプレースタイルが汚いので、そのうちバッシングされると思う)

 

やったぞJリーグ初勝利!3−0の快勝、長野で決めた(2023年第3節/アウェー長野戦)(083) - 奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

 

前半戦(3月、アウェー)での0−3。球際で勝って奈良クラブの勝利。

奈良のファールについて、相手監督から試合中に抗議がありました。

(おそらく「手で止めるな」という内容)

 

この試合、前半は長野が球際で負け、ハーフタイム後に急に当たりが強くなりました。

 

3月の試合から何を学んだんだ。

最初からいけよ。やるからやられる前、や。

 

”炎天下”対策

長野が(特に前半)動きが鈍かったのはペース配分を意識しすぎたのか。
後半、気温が下がってから…という監督コメントの通り、最初から後半勝負だったのか。
 
今日の気温は33.1度。
このコンディションでの試合はそうそうない。
(照明がなくてごめんなさい。来年からはナイターです)
 
アクチュアルプレーイングタイムが56分台。
春先の試合でもなかなか見ない数字(飲水タイムが導入されてからは見たことがない)。誤計測かと思った。
※アクチュアルプレーイングタイムとは
格上相手にファールで止めるチーム(奈良クラブ)、
ファールとってセットプレーで点を取るチーム(J2岡山)など
プレースタイルがそのまま数字に表れるので、
たまに面白い結果が見える。説明はこの辺を参照。
 

真夏の15時スタートの4試合、対戦相手別に。

 
8/26 長野戦
56'05 ←アクチュアルプレーイングタイム 
クリア 15 奈良20
 
8/13 讃岐戦
43'39
クリア 32 奈良24
 
8/6 北九州戦
49'23
クリア 27 奈良13
 
7/22 富山戦
49'19
クリア 41 奈良8 ※富山は退場者あり
暑さに慣れてる相手(奈良)に、雪国のチームが
休憩なしにいつもより10分以上長くプレーしたら、そりゃ苦戦する。
 

暑い日なら、大きくクリアしてプレーを切り、小まめに給水・休憩を取るのが基本。

実プレー時間を短くして、大事なところだけ頑張る。
できるだけ動かず、セットプレーで点をとって守り勝つ。
 
長野のクリア数は、他チームの半分以下。
プレーを切らずに継続する、ファールしてもすぐにスタートする。
チームの方針なんだろう。チームの方針。
 
チーム事情は外野からは分からないし、
選手起用で成功・失敗するのは仕方ないんだろうけど、
「気温35度での試合運び」には失敗した。
 
もっと休むべきだった。
こういう日は、ファールの度にサイドラインへ行って水を飲んでも
だれも怒らない。これはズルじゃない。
 

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