奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

奈良クラブ2021年シーズン終了報告会へ行ってきた(053)

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(2021年12月7日、ホテル日航奈良にて)

 

今年のシーズン終了報告会が行われました。

僕は「ゴールドアンバサダー」枠での出席です。

(スポンサー、ボランティアに続き、一番後のブロックでした)

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シーズン終了報告会は、2年前にも参加しました

同じ時期。同じ会場。嫌な記憶を思い出します。

(その時は、不祥事が発覚した直後でした)

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濱田社長から、今期の報告とこれからの経営計画の説明が。

(気になったポイント)

フリアンはビザが取れず、来日が遅れた。

本当は中位(8位)くらいを狙っていたが、10位に終わった。

ただ、来日後は8勝4敗11分。チームの完成度は上がっている。

 

トップチームの観客数は、16試合で8969名(平均560名)

最初の頃、ホームゲームで全然勝てなかった

(大きくうなずく方が多数。みんな気にしてたんだ)

 

来年は選手が多く残る。

同じ監督の下で継続して取り組めるので、戦力の上積みが期待できる

 

アカデミー、ユースには、トップチームと同じくらい力を入れている。

今季はいい結果を残し、注目が増している。

加入したいという問い合わせがすごく増えた。

直近の売上実績・今後の予測も、スライドで発表されていました。

次の記者会見(新拠点の発表)で説明されると思います。

今回は紹介しないことにします。

今後の売り上げ・収支の予測。

直近2年は、売上1億5千万円達成がギリギリだった。

もし売上が下がったら、J3ライセンスが取れないじゃん。

 

拠点が本格稼働するまで、ずっと赤字の予想。

経営体質が弱い。マイナス分は借り入れでまかなう?

※この項目は編集しました(21.12.11)

 

つぎに新拠点の話。

5月頃のゴールド向けイベントで聞いて以来、

断続的に話を聞いていたのですが、細部の調整にもうすこし時間がかかるようです。

新拠点(練習場、クラブハウス、選手寮)は、2022年1月に発表できる見込み

拠点の運営、付帯事業は、記者会見の時に一緒に発表するので

(マスコミ各社は)今回は詳しく書かないでほしい。

 

新拠点は、他世代の人が集まる場にしたい。

保護者でない人も、近所のおじいちゃん・おばあちゃんも集まって

色んなカテゴリの練習・試合を見て、選手を一人一人認識してる。

バルセロナに限らず、ヨーロッパの育成グラウンドなら

どこでもある風景を、奈良に作りたい。

(用もないし孫も通ってないのに)毎日練習を見に来て、

サッカーがめっちゃ詳しくて、選手全員に覚えられてる名物じいさん。

 

日本にいるかなーと考えて、思い出したのが、高校野球の地区予選。

「毎日通って、全試合最初から最後まで観る、スカウトより選手に詳しい素人」

いました。これこれ。

 

アマチュア好きで色んな選手を見たい需要はあるでしょうし、

散歩を兼ねて毎週通ってるうちにサッカーに詳しくなる人もいるでしょう。

新拠点が稼働して、どう展開していくかが楽しみです。

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続いて、選手・監督・コーチ・現場スタッフが登場。

フリアン監督が挨拶している様子です。

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小谷副キャプテンからの挨拶。

「JFL優勝、J3昇格を目標にしていたのに、昇格争いすらできず不甲斐なかった」と。

 

ここ最近、満足感いっぱい(最終戦が気持ちいい勝ち方だったので)だったので

そんなに責任を感じていたのか、とこちらが反省しました。

 

選手のあいさつが、なぜか小谷選手から。

キャプテンの向選手はどうなったんだろう?と思っていたら

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ホーム最終戦、ロッカールームでの円陣の様子。

そう、向慎一引退セレモニーの日です。

 

かなり感動的なシーンです。いいものを見れました。

会場に来た人だけではもったいないので、

機会を見つけて、他のサポーターにも公開して欲しい。

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つづいて、向キャプテンから。

「6年間奈良クラブに在籍し、昇格には何が必要かを考えてました。昇格には、選手、スタッフ、パートナー、サポーター、その他奈良クラブに関わるすべての人が、”昇格する”という強い気持ちを持つことが大事だ」

 

シンさんの在籍中に昇格することは、できませんでした。

今後、何らかの形で奈良クラブに関わり、昇格へのサポートをしてくださると信じています。

 

続いて、選手企画の抽選会へ。

賞品も豪華です(サイン入りボール・クッション・色紙・パンフレット)

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司会は奈良ドーナ(都並優太選手)。四条大路あたりから来たそうです。

 

抽選は、プレゼンター(選手)を都並が指名して

簡単な挨拶をした後、くじをひくという形式。

 

選ばれた10選手は退団組が多く(途中で気づきました)、

スポンサー・サポーター・関係者に最後のお別れをする場になりました。

選ばれた選手名は書きません(まだリリースが出てない人が多い)。

 

写真は、長島グローリー。

明るく軽い、いつものグローリーでした。

新天地で大暴れしてください。対戦する日を楽しみにしています。

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和やかな雰囲気で、報告会が終了。

 

濱田社長が〆の挨拶をし、頭をさげている場面です。

 

社長によれば「謝罪しなくていい初めての会見」

就任以来たいへんだったと思いますが、

関係者の努力で、クラブ周辺の環境も落ち着いてきました。

 

最後に、社長からの言葉を。

「J3昇格が目標ではなく、J2でも通用するようなチームにしたい」

「来季の目標はJFL優勝」

 

来年はいよいよ”本気で昇格を狙う”年になります。

期待しています。

 

(各社のニュースはこちら)

www.yomiuri.co.jp

www3.nhk.or.jp

 

チームは着実に前進してる:FCマルヤス岡崎戦レビュー(052)

1.結果

1−0で勝利。これで順位は11位、勝点38に
8位(勝点41)と3差。そして残りは3試合。
 
一ケタ順位(今年の現実的な目標)が射程圏内に入りました。
 

2.内容

1−0の数字以上に強い勝ち方。
敵が引いたら、ボールは持てるけど点を取れない。これがダメな日。
 
この日は、ゴール前までボールを運べて、決定機は何度も作っていたし、
何より良かったのが「ファール→セットプレーでピンチ」がなかったこと。
もちろん、ファールをあまり取らなかったのも理由の一つです。
 
一時、サポーターを怒らせていた
「不用意なファール」からの「セットプレーでの失点」も
気がついたら見なくなりました。

 

(引用)

さらにこの試合で際立っていた事は、セットプレーの向上です。

シーズン中にはセットプレーにおいて苦しんだ事もありましたが、
チームは成長しています(以下略)。
セットプレーディフェンスは、フリアンも言及しています。
 

3.今できなくても、修正すればいい

フリアンのすごみは、修正能力。
試合中でも打つ手がきれいに決まりますが、
試合を重ねるごとに、課題を一つずつ解決していきました。
SBが高い位置をとる
CBが高い位置を取る ←失敗する日がある
ビルドアップ命、ボールを保持する
取られてもすぐ回収する
 
安易なクリアはせず、自陣でもボールを繋ぐ ←よく失敗する
インサイドの選手がスペースを作る ←宗太朗がんばれ
サイドで崩していいクロスを上げる 
 
ゴールを決める ←まだ
あ、出来てることと出来てないことがありました。
 
今シーズンを10試合ずつ3分割したら、
最初の10試合より11−20試合の方が、
11−20試合より現在の方が、強くなってます。
 
「気がついたらすごく強くなってた、というのが理想」
濱田社長が、開幕直後に話していました。
 
順調じゃん。今年の奈良クラブ。
 

4.来季は昇格が絶対条件

先日の社長イベント(ゴールドアンバサダー限定)、こういう話がありました。
 
「いままで、昇格という言葉は使わないようにしていた」けど、
「来季はJ3へ昇格する。奈良クラブの拠点竣工に合わせる」
 
来年が最大のチャンスです。本気で昇格を狙う年になります。
 
フリアン、凄いですよね。
いつまで奈良クラブ、いつまでJFLにいると思いますか。
あと1〜2年だと思います。
 
金子雄介、森俊介、桑島、寺島はるひ、森田凛(これはレンタル終了)
Jから声がかかりそうな選手もたくさんいます。
 
優秀な監督がいて、選手がそろってるときにさっさと昇格しないと
ずっと無理ですよ。昇格なんて。
 

5.昇格争いはしんどい(たぶん)

たくさん勝って順位を上げるぞ!と、
昇格ラインまであと勝ち点差○だ、この試合は必勝!とは、
試合の重みが違います。
 
今季、オリックスの優勝争いを見てました。
25年ぶりの優勝へ、最後の1ヶ月間。
楽しむ余裕がなく、ずっとしんどかった。優勝がきまってほっとしました。
(あとは日本一だけ!)

東京オリンピックの男子サッカーを覚えてますか。
予選でいくら勝っても、最後の最後で結果が残せない(連敗でベスト4)と
悔しさしか覚えてない。
 
勝ち負けで一喜一憂する日々。
来季は奈良クラブで、ロートフィールド奈良で楽しみたいです。

 

明日はいわきFC戦。今度は勝ちましょう。

(前半戦は、後半ATで追いつかれ引き分け)

2021年シーズンも残り6試合(久々の更新です)(051)

 

1.お久しぶりです

しばらく間隔が開きました。9月22日以来です。

前回の更新(922日)から、2勝1分1敗。

数字の上ではまずまずですが、

今の奈良クラブなら全部勝てたと思います。

 

2.現在の順位

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11/2時点での順位表。

今季は「一ケタ順位」が、一応の目標です。

 

9位まで勝点差は5くらいでしょうか(残り6試合)。

試合数がそろってないので分かりにくい。

 

3.長嶋グローリーが試合に出るように

現地観戦組、Youtube観戦組とも、

スタンバイが始まるあたりから盛り上がっているようです。

 

この時期から出番が増えてるってことは、

残留が決まったのか、それとも最終テストなのか。

 

来シーズンの編成も始まってるようですし、

来春、覚醒したグローリーが活躍するのを楽しみにしてます。

 

4.優勝争いの熱気を味わった(更新サボってた言い訳)

奈良クラブのブログの更新をさぼってる間、

オリックス戦の中継を見てました。

(週6試合×1~2時間をかけていると他に時間が使えない:言い訳)

10月中旬、首位オリックスと二位ロッテとの直接対決の様子です。

 

雰囲気が重いし、誰も席を立たない。みんな本気だ。

今日勝ってマジック点灯だ、オリックスは絶対優勝するんだ。

観客がプレーに一喜一憂してる。

 

「優勝争いも昇格降格争いも、やっててしんどい」

「楽しいことより辛いことの方が多い」

 

という話を、以前友人に話したことがあります。

この日は、試合中ずっと胃が痛くて気分が悪かったし、

最後の1ヶ月は、楽しいことより辛いことの方が多かった。

(優勝してほっとしました)

 

奈良クラブが優勝争いするとき、ロートフィールド奈良が

どんな雰囲気になるか、楽しみです。

 

関係ない話でごめんなさい。

でも楽しいですよ、優勝争い。

奈良クラブでも経験したいです。

見所は「時間稼ぎ」そして桑島のシュート:アウェーのFC刈谷戦(050)

再生は2:15:02から

後半アディショナルタイムに入ってからの美しい時間稼ぎ。

強いチームしかできないやつだ(成功したのを初めて見ました)。

www.youtube.com

www.footballista.jp

 

チーム名がサッカー用語にもなってる。

 

JFLのトピックに取り上げられてます。

その後はボールをキープしながら刈谷の攻撃を抑え、逃げ切り8試合ぶりの勝利

【JFLオフィシャルサイト】第23回JFL 第23節「FC大阪が木匠の2ゴールで5試合ぶりの勝利!」

youtu.be

次はゴールシーン。再生は2:05:50から

(自陣でボールを奪ったシーンから)

FC刈谷のハイライトより。再生は5:10から。

 

小谷(平松?)が敵と競り合い。それを長島滉大がインターセプト。

DF4人の間のスペースに走り込んだ桑島にパス、そして豪快なシュート!

これはすごい!ゴラッソ!!

 

今週は試合なし。来週はホームで東京武蔵野戦です。

刈谷戦に続き、下位(降格圏内)のチームとの対戦です。

勝ち点3を確保し、次につなげたいですね。

最近3試合のゴールシーンまとめ&感想を少し(049)

(再生位置が違っていたところを修正&一部説明を書き足し。更新:21.9.19) 

 

直近5試合が1敗4分(その前の5試合は、2勝3分)

勝てた試合を引き分け、押してた試合で敗戦。

強いのか弱いのか、よくわからない試合が続いています。

 

このブログの更新が飛び飛びになってるのは、

「忙しい」とかじゃなくて、見ててあんまり楽しくないのが大きい。

 

ヴィアティン三重戦。0−1で敗戦。

再生は2:20:50から(PCからだと、その位置から再生されます)。

 

無駄なファールで相手にFKを与えたシーンです。

(都並優太のイエロー。これはありえへんプレー)

 

1点リード、アディショナルに3枚投入して

試合が締められないか。去年もみたよ、こういうシーン。

 

MIOびわこ滋賀戦のゴールシーン。

(代替試合は1試合。1得点しかなかったので、探しやすかった)

 

距離があるフリーキックをダイレクト、なので

こっちはMIOの松本翔選手を誉めましょう。

ゴラッソ!あっぱれ!!次は別のチームに決めてくれ!!!

1失点目。37:40から ※再生位置・説明を修正(21.9.19)

 

DFライン裏へのクロス。

裏を抜かれそうになるのを奏一がファールで止める。

ボックスのすぐ手前。

 

これは分かる。決定機だった。

ノーファールで止めるのがベストだけど、

何が何でも止めるシーン。イエローカードが出なくてよかった。

 

問題はFK。

壁のニアサイドがなぜか割れて、そこから決められた。

あまり見ないシーン。なんで?

2失点目。再生は1:47:00から。

 

スローインからの受け手に奏一がファール。FKに。

FKからヘディング合戦を経て、左サイドからのクロスでシュート。失点。

 

セットプレーというほどセットプレーじゃないし、

クロスが上手かった。あれを守るのはしんどい。

奈良クラブ1点目。1:36:00から

 

コーナーキック。はるひクロスに都並がヘディングで合わせ、ゴール。

ゴラッソ。すばらしいゴールだ!

 

クロスは腰くらいの高さ。

手前のそうたろうがスルーしたのは、低すぎたから?

 

都並優太は、サイズ(身長)はあまりありませんが

ヘディングに強いです。あのサイズでCBをやってるだけあります。

 

前線(二列目、右アウトサイド)で使うシーンが増えてます。

攻撃のジョーカー&守備のバックアップ。

ベンチに一人は欲しいよね、都並優太。

奈良クラブ2点目。再生は2:02:00から

これもすごい。

 

ハーフェーラインフキンでそうたろうがインターセプト。

競り合いには強い。そこから

 

金子→そうたろう→スルーパス(これがすごい)→森俊介→クロスで片岡爽。

上のカテゴリでもなかなか見られない、鮮やかなゴールです。

 

「認知・判断」という新チーム・エコノメソッドの効果でしょう。

周りが見えてるから、ボールが繋がる。

全体の感想

フリアンは相変わらず強気・前向きなコメントです。

全然勝ててない(引き分けばかり)ので、

だんだんと歯切れが悪くなっていってます。

(それか、こちらが冷めていってるのか)

―セットプレーに対する対策は行ってきたか
しっかりとトレーニングを行ってきた。我々はJFLにおいてセットプレーに多くの時間を費やしているチームだと思う。なぜならばそれは我々の弱点でもあるからだ。だからしっかりと毎日のトレーニングでも時間をつかっているし、チームや個人でのビデオでの確認も行っている。その中で、試合では失点してしまっているところも、分析していると向上している点というのもあります。例えばシーズン当初はマークにおいて、相手にくっつきすぎて相手にプッシュされるだけでバランスを崩してマークを外されていたが、今ではしっかりと手を使ったりするなど、マークは向上していると思う。

奈良クラブ vs. ホンダロックSC – 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

セットプレー対策より、ファールしない対策をしたほうが即効性がありそう。

 

失点シーン以外のプレーは、洗練されてます。

次節はアウェー(FC刈谷戦)、一週飛んで、ホーム(東京武蔵野FC戦)。

いい試合が見れるよう、期待しています。

フリアン激怒、ハーフタイムにチームへ喝!(第20節:FC TIAMO枚方戦)(21.8.29)(048)

前半途中で0-3とリードされていたのを追いつき、

3-3で試合終了。今期で一番熱い展開でした。

 

勝ちに近い引き分け???で、勝ち点1を拾いました。

失点1 小谷のマークを外してヘディングシュート。クロスのタイミングがワンテンポ早くて正確だった

失点2 2人抜いてニアサイドにシュート。ゴラッソ!

失点3 ワンタッチパスでスルーパスを通してシュート。パスもシュートも完璧 

こちらの戦術や対応の問題はあるんだろうけど、

10回やって1回決まるかどうかのシュートを3回連続で決められました。

 

「これを決められたら仕方がない」

「TIAMOが強い。奈良クラブ動向じゃない。格が違う」

「今日はダメだろうから、自分の形でちゃんと攻めよう」

 

という話を友達としてました(負け惜しみではなく)。

得点1 田中奏一のクロスが直接。FWが触ってたらオフサイド

(ここでハーフタイム)

2 森俊介クロスに浜田幸織が合わせてシューーート!

3 森俊介クロスに都並ヘディング で合わせゴラッソ!

今日のMVPは、途中出場で2アシストの森俊介を起用したフリアン監督です。

―前半、戦術的に押し込まれた原因は?

(略)これは選手たちにもHTに言ったが、やはりパッションなしには、他のことは何も意味がなくなってしまう。パッションがなければ、戦術的なこと、技術的なことは意味がなくなってしまうということを言いました。

(試合後の監督コメントより引用)

 
 
 
 
 
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コロナの集団感染でクラブ内外に迷惑をかけた後ですし、

チーム内でも危機感はあったと思います。そういうことを置いといて、

前半戦アウェーで3−1で勝った相手にホームで0−3で負けるのは、

サッカークラブ的にアウトでしょう。

 

しかし、フリアンの修正はいつも見事です。

森俊介のドリブルに相手SBが全然対応できてなかったし

森田凛→片岡爽も思い切った起用でした。こっちも当たった。

 

機能してない人が交代して、変わった人が大活躍します。毎試合。

(HTでどう変えるか、予想して答え合わせするのが楽しみ)

 

若くて優秀な方に来ていただきました。こういう時代に。

いつまでもJFLで指揮している器じゃないですし、

すでに、他クラブ(Jリーグを含む)からオファーが来てると思います。

 

そうそう。フリアンが情熱的という話は結構出てきます。

最近だと、奈良クラブラジオの山川広報の回とか。

熱血エピソードが色んなところで聞けそうです。

 

(最後に)

しばらく忙しいので、あっさりした&遅めの更新になります

(今シーズン完走するが優先です)

奈良クラブのコロナ集団感染へのコメント(047)

東京オリンピック(終了)→プレミアリーグ開幕と

2021年の夏は忙しかったです。これからも忙しい。

 

奈良クラブの存在をしばらく忘れていた中、こんなニュースが。

 

1.コロナの集団感染

リリース、動画、ニュース記事は一通り見ました。

監督主導にしても

監督が言い出したので、事実上の選手全員参加

選手から表だっては断れないが、不満が出ていた。

要望は汲んで「テラス席で開催」となった。

 

ただ、監督はスペイン人。来日して2ヶ月そこそこだ。

すべての準備をやってる訳はないし、

監督が言い出してから実現まで、何人もが関わっている。

誰か止めろよ

コーチ・通訳・スタッフ。折衝に当たった、選手代表。

途中で立ち止まる地点は、何度もありました。

30人以上で動くとなると、 矢部さんやフロント側にも

話は伝わるでしょう(参加しないにしても)。

 

奈良クラブはフロントに感染者が出た経験があり、

ニュースリリースを出ています(リンクは貼りません)。

①懲戒処分

 フリアン・マリン・バサロ監督: 減給10%(3カ月)

②クラブ全体での取り組み

 代表の浜田満を含む、以下奈良クラブ所属常駐スタッフ(トップチーム・アカデミー・スクール・フロント)及びトップチーム選手:

2021年度シーズン中(2022年1月31日まで)に社会奉仕活動3日間(24時間)

(奈良クラブニュースリリースより)

クラブ全員で責任をとる案件だし

処分結果は(落とし所として)こんなものでしょう。

 

ただ、処分対象が「監督」から始まるのはおかしい。

 

監督より上の現場責任者(強化委員長、GMなど)または

クラブの最高責任者(社長)が

監督と同じ/もっと重い処分でないといけない。監督の監督責任だ。

 

社長もフロント組も全く知らなかった、

クラスターが発生して初めて会食を知ったなら、原因は監督の独断です。

だけど、聞いてたけど消極的にOKを出してたなら、組織全体の問題です。

 

情報は最初に全部

第一報から小出しに情報が出てる。

おおっぴらに言えないこと(会食)があるなら

最初に書いて欲しい。もしかして、把握できてなかった?

 

「30人の会食が原因だと保健所が発表した」

「本当の原因は分からない」

 

本音はそうだろうけど、情報を小出しにしたあと

奈良市は、これまでに関係者の感染が複数確認されていた市内の2か所の酒を提供する飲食店とスポーツチームでいずれもクラスターが発生したと認定しました。

奈良 新型コロナ 新たに138人の感染確認 過去最多に|NHK 奈良県のニュース

「奈良クラブの選手がお酒を飲んでクラスターを発生させた」

と誤解しがちな、複雑な文章。

www.city.nara.lg.jp

 

保健所の発表(3件:飲食店・飲食店・奈良クラブ)を

一本のニュースにまとめたのが原因。

 

「ちょっと待て、今まで隠してたな」と思うでしょ。これ。

 

2.応援してる・応援してないの前に

 

大人数での会食がダメだ、というのはほとんどの人が知ってます。

夜の居酒屋はもちろん、昼食での会話もNG。

クラスターのニュースは、新聞でもニュースでも

毎日欠かさず掲載されています。

8割 無条件でアウト(プロセス・結果が両方0点)

2割 事情は分かるが感染者がたくさん出たからアウト

(プロセスは30点、結果が0点)  

というのが、私の評価です。今回のクラスター発生への。

 

サッカーのプレー以外の話でやる気を削がれるのも嫌ですし、

擁護しようのない話に無理して擁護しても、

誰も聞いてくれないし、自分への信用がなくなる。

 

ここから、周囲の話を聞いた感想です。

 

「ダメなものはダメ」というのが前提で

「では問題発覚後の対応は…」

「今後の奈良クラブには、まだまだ期待しています」なら分かる。

 

前提部分を飛ばして「私は奈良クラブを応援します!」と言ったら

「事実認識」や「反省」は、他の人から見えない。

「あんなに迷惑かけたのに反省してない」になります。

 

記者会見でも

発生した事実→謝罪→経過説明→再発防止策

という順番。謝罪までを飛ばして結論(応援してるよ!)だけ話すから

誤解を生む。

 

「クラスターを起こしたこと」に賛成の人なんて、いません。

サポーター内でも、スポンサー内でもそうです。

 

問題を起こしたあとは、色々な人が集まってきます。

 

 

「奈良クラブを攻撃してやろう」という人ももちろんいるでしょうが

「実際はどうなっているだ(純粋な疑問)」

「サポーターはどう受け止めているんだろう(様子を見に来た)」

など、あんまり関係ない人からどう見えるかも想像してください。

 

人物(団体)と行動を分けること、

事件・事故とその後の対応を分けるのは、基本スキルです。

  

3.それを踏まえて

今回のクラスター発生は初歩的なミスで、

たくさんの方に迷惑をかけています。

(週末に対戦する、FCマルヤス岡崎MIOびわこ滋賀さんも嫌でしょう)

※対戦相手が間違っていたので修正(21.8.18 12:50)

 

今回の記事を読んでいただければ、

「全然だめ」「呆れた」「サジを投げてる」のが伝わると思います。

 

ただ、どんな組織も問題は抱えてるし、

間違いを犯すことは多々あります。

私が見ているのは「やってしまったこと」よりも「それへの対応」の方。 

 

失敗したことはどっちでもいいけど、

失敗してウソつく人やごまかす人にはむちゃくちゃ怒ります。

調査結果を公表する

記者会見を開く(特に追加情報はなくても)

会見の様子をノーカットで公開する

外部からの意見には、何らかの返事をする

やっとまともなクラブになったんだなあ、と。

あたりまえのことが、以前の経営者にはできなかったんですよ。

 

 

やったことは0点だけど、

組織としての事後対応は及第点(70点くらい?)なので

怒りが収まればまた試合に行くかな…という方針です。

 

4.私のことを「クラブに甘い」と感じている方へ

ネット上でも会った人にも、クラブの批判をあまりしないのは、

不満や改善点を、運営に直接伝えているからです。

 

info@へメールするか試合後アンケートに書けば

次までに直るか、アンケートを踏まえた形跡がある、小さい修正がされているので

ネット上に不満を書く必要がありません。

もちろん、毎回言った通りになるわけではありません。

「門は開いている」

「クラブに関わる人ともっとコミュニケーションを取りたい」

 

という話は社長から何度もうかがっています。

自分が見聞きした範囲では、言った通りに行動されているようなので

そこは信用しています。

 

メールに住所と名前と電話番号を書いて

「社長と話がしたい」と送れば、折り返し電話がかかってくるはずです。

一度、試してみてください。

 

 

そうそう、夏のマーケットが終了しました。

長島滉大の完全移籍以外にリリースなし。

FWは取れなかったみたいです(こっちの方が大きいニュース)。