1.結果
1−0で勝利。これで順位は11位、勝点38に
8位(勝点41)と3差。そして残りは3試合。
一ケタ順位(今年の現実的な目標)が射程圏内に入りました。
2.内容
1−0の数字以上に強い勝ち方。
敵が引いたら、ボールは持てるけど点を取れない。これがダメな日。
この日は、ゴール前までボールを運べて、決定機は何度も作っていたし、
何より良かったのが「ファール→セットプレーでピンチ」がなかったこと。
もちろん、ファールをあまり取らなかったのも理由の一つです。
一時、サポーターを怒らせていた
「不用意なファール」からの「セットプレーでの失点」も
気がついたら見なくなりました。
(引用)
さらにこの試合で際立っていた事は、セットプレーの向上です。
シーズン中にはセットプレーにおいて苦しんだ事もありましたが、チームは成長しています(以下略)。
セットプレーディフェンスは、フリアンも言及しています。
3.今できなくても、修正すればいい
フリアンのすごみは、修正能力。
試合中でも打つ手がきれいに決まりますが、
試合を重ねるごとに、課題を一つずつ解決していきました。
SBが高い位置をとるCBが高い位置を取る ←失敗する日があるビルドアップ命、ボールを保持する取られてもすぐ回収する安易なクリアはせず、自陣でもボールを繋ぐ ←よく失敗するインサイドの選手がスペースを作る ←宗太朗がんばれサイドで崩していいクロスを上げるゴールを決める ←まだ
あ、出来てることと出来てないことがありました。
今シーズンを10試合ずつ3分割したら、
最初の10試合より11−20試合の方が、
11−20試合より現在の方が、強くなってます。
「気がついたらすごく強くなってた、というのが理想」
濱田社長が、開幕直後に話していました。
順調じゃん。今年の奈良クラブ。
4.来季は昇格が絶対条件
先日の社長イベント(ゴールドアンバサダー限定)、こういう話がありました。
「いままで、昇格という言葉は使わないようにしていた」けど、
「来季はJ3へ昇格する。奈良クラブの拠点竣工に合わせる」
来年が最大のチャンスです。本気で昇格を狙う年になります。
いつまで奈良クラブ、いつまでJFLにいると思いますか。
あと1〜2年だと思います。
金子雄介、森俊介、桑島、寺島はるひ、森田凛(これはレンタル終了)
Jから声がかかりそうな選手もたくさんいます。
優秀な監督がいて、選手がそろってるときにさっさと昇格しないと
ずっと無理ですよ。昇格なんて。
5.昇格争いはしんどい(たぶん)
たくさん勝って順位を上げるぞ!と、
昇格ラインまであと勝ち点差○だ、この試合は必勝!とは、
試合の重みが違います。
今季、オリックスの優勝争いを見てました。
25年ぶりの優勝へ、最後の1ヶ月間。
楽しむ余裕がなく、ずっとしんどかった。優勝がきまってほっとしました。
(あとは日本一だけ!)
東京オリンピックの男子サッカーを覚えてますか。
予選でいくら勝っても、最後の最後で結果が残せない(連敗でベスト4)と
悔しさしか覚えてない。
勝ち負けで一喜一憂する日々。
来季は奈良クラブで、ロートフィールド奈良で楽しみたいです。
明日はいわきFC戦。今度は勝ちましょう。
(前半戦は、後半ATで追いつかれ引き分け)