奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

サッカーの素人解説を3週間続けた結果(134)

この記事を書いたきっかけ

2024年は反響があって楽しいです。

チームへの期待(今年はJ2昇格を狙える)を反映してるんでしょう。

 

私に情熱があったとしても、読んでくれる人がいないと続きません。

いつもありがとうございます。

思ったより共感する人が多かった。

少しずつ書き足して、量が貯まったので記事にしました。

 

賢い観客が選手を上達させる

プレーのレベルと観客のレベルは比例します。

 

派手なプレーに拍手するのと、

”選手ならわかるファインプレー”に拍手するの、

どっちが緊張感をもって、技術が上達するか。

 

ロートフィールド奈良で、試合前・後に

フォーメーションのかみ合わせや交代枠をあれこれ言ってる人を見たことがありません。

そこそこ高い席に座っているのに、です。

 

どのスタジアムも、年間指定エリアに近づくと

全試合、複数年度見てるのが前提の会話があちこちから聞こえてきます。

 

奈良県の場合、プロスポーツを、お金を払って鑑賞する層が薄いので、

そこまで観客が育ってないんだと思います。

 

サッカー王国・静岡を示すエピソードはたくさんあります。

最近、エッジが効いてた話を聞いたので紹介します。審判に対するヤジです。

他地域「それはファールだろ!誤審だへぼ審判」

日本平「副審、そこからだとオフサイドか分からないだろ!」

副審の立ち位置を確認しながら試合を観る。

さすがは静岡、サッカーIQが非常に高い。ヤジを飛ばしたのは、たぶん現役審判員だ。

 

「誰かが見てるから」努力する、上達するというのは

プロスポーツの世界でもそうです。

常時、最高音量で応援するだけが「応援」ではありません。

 

もっと楽しむために

奈良クラブの面白さがあまり伝わっていない気がします。

「サッカー観戦の楽しさ」を紹介する記事はたくさんあるのに

「サッカーそのもの」の記事があんまりないし、読んでも分からない。

 

どの国でもそうですが、下部リーグは「地元の二元」以外はほとんど見ません。

奈良クラブの評論をする人はほとんどいないし、DAZNには解説者がいません。

 

解説を解説者に任せようにも、解説者がいないから困っている。

なので、試合で何が起こっているのか分からない。

 

鹿島アントラーズや浦和レッズなら、メディアの情報だけで戦術も修正も補強もだいたい分かります。

それがないから代わりに(このブログを)やってます。

誰かがやってくれるならやめよう。そう思いながら、何年も経ちました。

 

誰が誰に向けて書くのか

A一般人

Bスポーツを見る人

Cサッカーを観る人

Dサッカー戦術が気になる人(せっかくなので試合内容も知りたい)

Eサッカー戦術に詳しい人(解説者の話がほぼ全部分かる、くらい)

スポーツを見ないけどサッカー戦術に詳しい人は存在しないので

A>B>C>D>Eの順に人数が少なくなります。

 

このブログは、こういうレベル設定です。

D(サッカー戦術が気になる人=私)が

C(サッカーを観る人)、D(サッカー戦術が気になる人)に向けて書く

出場選手で分かるのは半分程度で、

4-1-4-1といわれて意味が分からない人が対象です。

 

戦術ブログの中で、うちより解説がわかりやすいところはほぼ存在しないと思います。

 

書き手がアホなのと(情報が薄い)、想定する読者レベルがすごく低いのが理由です。

公開前に、意味が分からない記述を順番に潰してるので

専門用語が連続するようなものにはしていません。

note.com

 

ちなみにZerofagiさんのブログはむっちゃ分かりやすいです。

ファイアーの岡山(J2)に関心がない人も、このブログだけは読んだ方がいいです。

ブログと動画講座にすごい時間をかけてると思う。どうやってるんだろう。

 

サッカーに詳しい人の発想

開幕から、各チームの戦術ブログをたくさん読みました。

多くの戦術ブログはこう。

D(サッカー戦術が気になる人)・E(サッカー戦術に詳しい人)の人が

D(サッカー戦術が気になる人)・E(サッカー戦術に詳しい人)の人に向けて

クラスの中で同じ趣味の人を見つけた、好きなことをしゃべってもいいんだ、

というのが、D・E→D・Eの状況。

 

内容が難しい。専門用語がいっぱい出てくる。

語彙のレベルが高くて、1行読むごとに詰まる。

図は見ても、文章は全部読まれてないと思います。

 

バラエティ番組を見るとき、参考書を調べながら視聴する人はいませんよね。

素人の書いた記事を、調べながら読む人はほとんどいません。途中で辞めます。

もちろんJリーグ60チームすべてに戦術ブログがそろってないのですが、

試合内容を分析する層が存在するかで、成熟度は図れます。

 

もちろん、ブログでもスタジアム内でも、どういう話をするのは自由です。

解説記事一本にあまり時間を使えない(毎週〆切がやってくる)ので

継続を最優先に、何か書ければ公開しないと、やってられません。

 

知らない人に向けて文章を書くのは苦痛ですし、

自分のために書いてる人(読者を想定していない人)もいると思います。

 

まとめ:せっかく分かったのだから

同じプレーを何度もみて、せっかくの分かったことなんだから

たくさんの人に使ってもらい、他の人が賢くなり、選手がもっと上手くなるのが一番いいでしょう。

 

 1試合の記事を書くのにかかるのは、通常の観戦+6~7時間くらいです。

今シーズン最後までできるか、永遠に続けられるかは?です。

で、最初に戻ります。

戦術分析も楽しみ方の一つ。

他の人は、自分の楽しみ方を続けてください。

 

ここまで読んだ人だけにプレゼント。

次節(第4節、アウェー大宮戦)の展望でと、↓の記事の続きです。

(おまけの存在は、他に書かないでね)

 

推しチームが急に“ハイライン・ハイプレス”を始めた(2024年第3節/アウェー・カターレ富山戦)(24.3.9)(133) - 奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

 

大宮アルディージャはハイプレス・高スキル・球際厳しめのチーム。

ハイライン・ハイプレスが効く相手ですが、実行する難易度はかなり高いです。

ルヴァンカップ(vsFC岐阜)から中2日ですが、カップ戦はメンバーは入れ替えてるんで

日程の影響はほぼない。

 

うちが本気でハイラインをやる気なら、どんな結果になっても応援しますし

ブロック構築・ミドルプレスで来るなら、勝ちにきてる。

3戦未勝利なので、勝負に徹するなら、それは構いません。

 

「ハイライン・ハイプレス」はもう対策されてますし、

(ポストプレー型のCFを投入して澤田をマークにさせ、掘内を下がらせる)

同じやり方で2試合連続失点しています。

今の澤田のプレス耐性だと、プレッシャーをかけたらボールが取れます。

 

早ければ3月中(長ければ5月くらい)に終わり、次の形態に移行するでしょう。

 

(参考)

note.com