奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

JFL開幕戦の日程発表&監督抜きでの新チーム始動など(016)

今年のオフも、奈良クラブには大きな変化がありました。

(通常ならシーズンオフにサッカー情報は遮断してるのですが、

今年も見てしまった… )

 

気になるニュースがたまってるので、何回かに分けて紹介します。

 

その1)開幕戦の詳細が決定

www.jfl.or.jp

今季開幕戦の日程が決定。

ホーム開幕戦は橿原になりました。2年ぶりのカシリクです。

MIOびわこ滋賀戦、ホーム開幕戦のどちらかに行く予定です。

時期的に(京阪神の)緊急事態宣言が解除されてるか分かりません。

大阪からの県外移動がダメなら、諦めるかー。

 

なお2021年は、チーム数が奇数(17チーム)です。

34週間に32試合戦い、試合のない週が2回発生し、降格は3チーム。

変則的なシーズンとなります。

 

その2)チーム始動

↑NHK奈良放送局のローカルニュース(動画)/すぐ消えます


現在は、外国から日本への入国が難しい状況です。

フリアン監督はまだ来日できず、スペインからリモートで始動する形式。

(想像ですが)外国人の指導者は、何をするにも通訳が入るので

プレーと指導にタイムラグが発生するのには慣れてるでしょう。

 

やろうと思えば何とかなるものですね。

 

(参考)

 

その3)春季キャンプ実施

あれ、キャンプなんてやってたっけ…?

2月にこんな寒い場所で(奈良・和歌山・三重の県境)。

 

オフィスで働く?リモートワーク?東京を離れて気付いた「効率のいい働き方」 | Business Insider Japan

 

下北山村は、奈良市から見れば山村、過疎地かもしれませんが、

東京と直結した、ビジネスの最前線という印象です。

 

リモート・座学形式なら東京の指導者を集められますし

やりかた次第で面白い展開ができそうです。

フリアン監督は来日できない?新規入国が停止に(015)

(NHK NEWS NEBより引用)
28日からは全世界からの外国人の新規入国を停止しました。停止期間は1月末までとしています。
また、この期間は、日本人や在留資格がある外国人が外国への短期出張から帰国・入国した際に一定の条件のもと14日間の待機を免除している措置についても停止するとしています。(傍線は筆者)

外国人の新規入国が停止。期間は21年1月末までの予定

ビザを持っている場合、スペインからの入国は可能(14日の隔離は必要?)

 

フリアンが就任決定時にビザを取ってれば間に合う計算ですが…

新チームの指導は、奈良クラブの日本人コーチか

アメージングの外国人コーチが行うことになりそうです。

今の時代、外国関係の仕事をしてると、こういったリスクもあります。

入国関連で少し調べたので、後半に載せました。

ややこしいので、興味のある人向けです。

 

あとは、年末年始に気になった話題を。

日本のファン向けに、日本語のツイート。

フリアン監督も、発信力のあるタイプだといいですね。 

試合に出て、活躍するのが一番の恩返し。期待してます!

「補強はいい感じで進んでいます」

新年早々、いいニュースが聞けるかも!

昨年は、島田拓海、菅野哲也が急成長&不動のレギュラーに&強豪に移籍。

フォワードは横一線からのスタートです。次はグローリーの番やで! 

(できれば移籍はしないでくれ) 

 

(ここから入国関連)

フリアンが現在どこにいるか、ビザをもう取ってるかで話が変わってきます。 

 

●全ての国・地域からの新規入国の一時停止
本年10月1日から、防疫措置を確約できる受入企業・団体がいることを条件として、原則として全ての国・地域からの新規入国を許可しているところですが、本年12月28日から明年1月末までの間、この仕組みによる全ての国・地域(既に12月23日及び25日に決定を行っている英国及び南アフリカを除く)からの新規入国を拒否することとなります。

(注1)上記に基づく措置は、12月28日午前0時(日本時間)から行われます。
(注2)この仕組みを使うことを前提とした発給済みの査証を所持する者については、原則として入国を認めます。ただし、本邦への上陸申請日前14日以内に英国または南アフリカにおける滞在歴のある者、並びに令和3年1月4日午前0時(日本時間)以降の入国者で、本邦への上陸申請日前14日以内に感染症危険情報レベル3(渡航中止勧告)対象国・地域における滞在歴のある者を除きます。

日本に本社・子会社・取引先があって、

事前・事後の行動管理ができればビジネス目的の出入国は可能でした

(12月27日までの話)

以前のフローは、こちら。

 

島田拓海・上田智輝がJリーガーに&主力流出のお話(014)

二人とも、限られたチャンスをつかんで次への挑戦権を得ました。

おめでとうございます。Jリーグでも活躍するんだよ!

 

2月の段階で、この二人が「今年レギュラーをつかむ」と

想像してた人はどれくらい居ただろう。

(奈良クラブ)

島田拓海選手 ヴァンラーレ八戸へ完全移籍のお知らせ  

 

(ヴァンラーレ八戸FC)

完全移籍加入のお知らせ | ヴァンラーレ八戸FCオフィシャルサイト

得意不得意がはっきりしてる選手なので

まずは絶対的なエースになって、いいオファーを待ってからJ3へ移籍、

と思ってました。考えてたより1年早かった。

(奈良クラブ)

上田智輝選手 大宮アルディージャへ完全移籍のお知らせ

 

(大宮アルディージャ)

上田智輝 選手 奈良クラブより完全移籍 | 大宮アルディージャ公式サイト

24歳でちゃんと守れてパントがあれだけ蹴れれば、

誰が見ても魅力的でしょう。

 

上田選手、大卒でのルーキーイヤーは3試合、2019年は1試合しか出てない。

2020年の今季、レギュラーに定着してオフにJ2へ移籍するとは

全く想像してませんでした。

 

ジョアンの指導とカイジの怪我、数少ないチャンスをモノにしました。

※ゴールキーパーの場合、誰か怪我をしないとチャンスが回ってきません。

※運が強いのも大事です。

f:id:eo64air:20201229200022j:plain

最終戦終了後のサイン会でもらいました。

カードは2019年のやつです(背番号が違う)。

 雑感

元々が、Jクラブからオファーを受けるかどうかという実力。

若くて、試合に出て、結果を残せば認められる。

いいことですね。夢があって。

 

Jリーグに個人昇格の話題と違い、こっちの退団のニュースは引っかかる。

菅野哲也選手 ヴィアティン三重へ完全移籍のお知らせ 

早坂翔選手 ヴィアティン三重へ完全移籍のお知らせ

鈴木一朗選手 栃木シティへ完全移籍のお知らせ

 

ヴィアティン三重には、田宮碧人を含め3人移籍。

あっちは、J3昇格に最も近いチームです。

三人とも、Jリーグへの昇格を本気で目指してるのが伝わります。

 

奈良クラブの低迷(ヴィアティン三重の充実)、監督交代、それにクラブの経営不振。

気になるのが三つ目。

 

もしかして、レギュラークラスにも「お金ないから給料下げるわ」って

ダウン提示してないよね?

元Jリーガーを引っ張ってきた/元が高いならともかく、

今年の活躍でダウン提示ならそりゃ逃げていきます。

 

菅野哲也は、チームの中でも替えが効かない存在。

出て行くのは相応の理由があると思います。

菅野は残ってくれると思っていたけど、うーむ。

 坂本修佑選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ

こちらも、残って欲しかった人。

 

相手はプロのアスリートです。 

 

出場機会、年俸。重視するのは、まずこの二つ。

2020年のレンタル移籍期間も、起用法が終盤のジョーカーに限られてたし

年俸でFC大阪と競り勝てるとは???

 

なにより、J3昇格への可能性が高いのは、三重でありFC大阪であり松江です。

今季頑張れば、来年はJリーグでレギュラーになれる。

 

期限付き移籍終了→沼津に戻る→沼津と契約終了→FC大阪へ移籍。

 

奈良クラブ側からみると、確かに感じが悪いのですが、 

奈良クラブが嫌いで移籍を断ったわけではないでしょう。

 

良く思わない人は多いでしょうが、

隣県のライバルチームより魅力をつけないと。

まとめ

待遇がよくない中で、良い選手に来てもらうには

監督の情熱、クラブのブランド力の両方が必要です。

 

監督を前面に出すようなクラブ運営はしないと聞いてます。

そうなると、ブランド力アップ。

今から初めると、時間がかかりそうです。

浜田社長が直接説明!フリアン新監督就任&エコノメソッド導入に込められた戦略(20.12.10サポーター向け説明会まとめ)(013)

20.12.10(木)  サポーター向け説明会

前半:メソッド部門新設・フリアン新監督就任の説明

後半:質疑応答   ←37分40秒くらいから

後半の質疑応答パートは、時間内に来た質問に対しては

すべて答えられてました。トップチーム・奈良クラブ経営に興味がある方は

37分40秒以降を先にご覧ください。

 

質問すべてに答えてもらえたので、リアルタイム視聴された方には

満足度が高かったと思います。

※延長分(終了間近の投稿)は、3つくらいスキップしました 

 

18時開始なので、リアルタイムで見れた人は

ほとんどいなかったと思いますが…

(視聴者数は、開始時で70人台、終了直前で120人くらいでした)

 

質疑応答で分かったこと

動画は40分くらいあるので、見てもらった方が早いのですが

忙しい人向けのまとめを。

1.J3への昇格のために、勝てる監督を呼んできた。

 

2.トップチーム選手の契約満了は、フリアン監督が2020年の奈良クラブの試合はすべて見た上で、必要な選手を選んだ。もちろん、予算の問題も大きい。

 

3.現在所属しているコーチをスキルアップし、エコノメソッドを実践する。外国人コーチに入れ替える趣旨ではない。

 

4.前年度(2019)は、集客に過剰な予算を投入して収支が合っていなかった。コロナの影響は2021年も続くと考えている。出来る範囲でファンサービスをしていきたい。

 

5.J3に昇格すれば自動的にお客さんが増えるわけではない。J3に昇格したチームも、熱はすぐに落ち着く。J3で継続して集客できているチームは、JFL時代から集客できていたチーム。

 

6.トップチームがJ3に昇格すれば 育成のスカウトが楽になるわけでもない。ユースが選ばれるには、ユースがどのリーグに所属するかなど、別の要素が大きい。

 

7.奈良クラブは常にオープン。質問をもらえれば答えるし、ZOOMや奈良クラブ本社でも説明する。

質問もかなり厳しかったですし、回答も夢のない話が多いです。

(来季はJ3優勝だ、G大阪から○○を補強とかの”景気のいい話”はなかった)

 

動画を見て頂ければ、浜田社長が、言葉を慎重に選びながら

正直に答えているのが伝わると思います。

 

聞いていて、納得できない回答も混じってるでしょうが、

誰に対してもまっすぐ向き合う、納得いくまで話し合うという

クラブの姿勢(社長のキャラクター?)が伝われば大成功だと思います。

 

 

マスコミへの反応

Youtubeライブと同日に、記者会見が行われました。

メディアでも取り上げられてます。 

NHK奈良放送局のローカルニュース。

動画部分もふくめ、すぐに記事が消えます。見るならお早めに!

フリアン監督は「誰?」という人です(日本でのネームバリューは…)。

ニュースとしてのインパクトは小さかったと思います。

 

「史上最年少監督」「5年でJ1」とかと「元タイU-21監督」、

どっちがニュースになるか。マスコミも商売ですしね。

 

フリアン監督は、海外での指導歴が豊富ですし、日本での指導歴もあります。

サッカーの成績と監督の知名度は関係ないですし、

奈良クラブと一緒に成長するにはふさわしい人材であると、期待しています。

 

ニュースに対する反応

件数が多いので、個別にコメントするのは諦めました。

観客数水増し発覚から1年、失ったものと得たもの(012)

1.はじめに 

水増し発覚時、僕は3ヶ月そこらしか応援してませんでした。 
奈良クラブはしばらく年2〜3試合くらい見るライトファンで
昇格がかかったあたりで(偉そうに)顔を出そうと思ってました。
「あのチケット、1年先に延びましたね」
2020年最終戦で知り合いに言われ、1年ぶりに思い出しました。
日付のないチケットの存在を。
 
失ったものの大きさは、長く見てきた人ほど大きいと思います。
特に、2019年に多数行われた「集客イベント」に参加された方は。
 
例の「1試合5000人集めよう」企画。
スポンサーはもちろん、決起集会にお金を払って参加してましたから。
 
結果は3762人、公称5102人。
「目標達成ですね、おめでとうございます」
みなさん、プロジェクトの成功を喜び合いました。
 
普通にやってて、数字にちょっと下駄を履かしてたくらいなら
あそこまで怒らなかった。みんな。
 
当時、クラブと関係がこじれた人が嫌がらせしてたので
まともな情報を流そうと思い、ブログに色々書きました。
あんな長文の記事、もう書かないと思います。
 
(リアルタイムで書いた記事)

2.倒産の危機

水増し発覚後に起こったことは、みなさんがご存じの通りです。

公表されているデータでも売上が半分。
森精機さんが撤退して胸スポンサーが無くなったときは
クラブがなくなると思いました。
 
2月に浜田社長にお会いしたとき
「聞いてたより状況が酷いが、自分が手を引いたらクラブが潰れる」
と伺いました。

(生々しい話が多かったので、話のごく一部しか紹介してません)
  

3.失ったもの

経営破綻の危機(売上半減)
昇格不可能(ライセンス剥奪)の危機
自治体との関係悪化
スポンサーの撤退
クラブのイメージ悪化
サポーター離れ
集客数の減少

マイナスのものをゼロに戻す作業に、特効薬などないでしょう。

聞いた範囲では、行った対応策はどれも「当たり前のことを当たり前に」でした。
 
ようやく、まともなクラブ、まともな組織に近づいたと思います。
 

4.得たもの

(1)浜田満氏が社長に

クラブを存続させただけでも百点だと思いますが

プロのサッカークラブの目的はあくまで「勝つこと」です。
スクールや地域活動が上手くいっても、負け続けて残留争いしてたら
何の説得力がありません。
 
浜田社長は、現場寄りで実績のある方。
バルセロナ仕込みの”本物を知っている人”。
いちから起業して、会社もずっと成長させています。
 
サッカーの現場も、経営の現場も知っていて奈良にゆかりのある人物…
良い人に来てもらえたのが、不幸中の幸いでした。
 
 

(2)話題の中心が「ピッチ内」に戻った

中川前社長の時代は、イベントをやったりマスコミ露出をしたり、

フロント側が全面に出ていてピッチの話題がほとんどありませんでした。

 

今年は、林監督が面白いサッカーをしたのもあり、

チーム成績、試合内容に集中して応援できました。

去年のサッカー、面白く無かったですから。点が入らないしホームで負けるし。

(3)NHK奈良放送局との関係が正常化
地域密着路線に、地元マスコミとの関係がこじれていては話になりません。
NHKさんは、定期的に取り上げてくれてましたし。

↑画像をクリックすると、全体が表示されます

 

林監督の初練習のあたりは、報道がえらく厳しかったのを覚えてます。

それが監督退任時にはあんな温かい(泣ける)のが…

(記者会見動画をどこかで見れるようにしてください)

林舞輝監督初練習のとき、NHKの記者に水増しのことを聞かれ
半分切れ気味にコメントしてたのが遠い昔のようです。

こんなのとか。

退任って、自分の後始末をやってからですよね、普通の社長なら。

 

 

5.これから期待すること

 
(1)対話路線の再開
 
浜田社長には、日本のトップチームやサッカー教室だけを見てる人間とは
違う風景が見えているようです。
やりたいことは、おそらく外国の成功事例の輸入なので、
奈良クラブに受け入れられるかと、成功するまで何年かかるかの問題でしょう。
 
2年連続で代表が変わり、戻すべき「旧路線」も、もはや存在しません。
といっても、継続と改革の比率に気をつけないと、
離れていく人が出てきます。
 
新体制の話を最終戦翌日に行ったのもそうです。
最終戦は良い試合だった、今年は残念だったね…の翌日に、来シーズンの話。
昨日(11月29日)までのやり方はもう終わり、今日からは自分のやり方でやります。
 
そうか?いやちがう、来年の話をするなら
12月8日のJFL理事会&表彰式の後でしょ。
ユースの改革って、そんなに急いで発表することなの?
 
変えるにしても、受け入れる側の準備というものがあります。
 
新方針がすばらしいのはそうなのでしょうが
一気に色々変えるのは、現状の全否定と紙一重です。
「まだ奈良クラブを愛し、応援を続けている人」が大事にしていたものが
いくつか消えるわけですから。
 
監督退任から新体制移行まで、ついて来れない人が相当数でると思います。
どう変えたかというか、変わったことそのものへのストレスです。
サポーター側がどういう不満を抱いてるかは、見れば分かるでしょう。
 
ほんの少しのコミュニケーションで解消できると思いますので、
 
せっかく応援を続けてくれた人を失うようなことは
してもらいたくありません。

明日(2020.12.10)には、2021年のビジョンについて

発表があると聞いています。今後の舵取りに期待しています。
(2)身の丈にあった”ファンサービス
今年は、新型コロナウイルスのおかげで、
集客イベントは何も出来なくなりました。
チケットの引換も面倒だし、気軽に行けないんですよね。今は
 
昇格条件のひとつ「観客数3万人」も、しばらくの間は撤廃されるでしょう。
ただ、観客数云々を置いといて、
新しいファンを獲得しないことには、未来はありません。
 
いくら倒産間際とはいえ、販促費を削ると客数が減るのは当たり前です。
大規模イベントができない分、地道な集客策で構わないので
「お客さんを増やす」意識を持って欲しい。
 
あ、オン飲みも、高知戦前のジョギング企画も、楽しかったですよ。
スポンサー付きの単発イベントっていいですよね。
(3)新しいグッズ
新しいロゴを考えて、Nロゴ商品を全部廃番にしてください。 
Tシャツとタオルは毎年新しいのを作ってください。
波佐見焼のタンブラーをネットショップで売ってください。
雨用の青いポンチョを作ってください。
(席移動が出来ないので、雨具がないときついです)
 

6.まとめ

観客数水増し自体は擁護しようのない100%クロの話で
良かったことは、悪かったことの100分の1もありません。
 
観客数を真面目に発表する路線でいけば
水増し再開をやらなければ、中川社長=林GM路線で
(良くも悪くも)安定した運営が出来ていたと思います。
 
今年は結果が出なかったけど2〜3年でJ3に昇格して
ずっと右肩上がり、と想像していました。
 
浜田社長には、手弁当、持ち出しでクラブの危機を救って頂きました。
他人の作った路線で、経営安定化だけをやっていたこの一年、苦しかったと思います。
 
現在は、経営破綻も回避できましたし、ライセンスも無事に回復。
ようやく「どん底」からは脱したと思います。
 
色々考えたのですが、奈良の風土に「急成長」路線を持ってきたのが
根本的な失敗のように思えます(中川前社長の話)。
 
「昇格!」「昇格!」が合言葉でも別に構いませんが、
予算に見合った活動で、地道に強化するのがいいんじゃないでしょうか。
(少なくとも経営面が落ち着くまでは)
 

7.補足:矢部次郎(前副社長)について

JFL昇格時、観客数水増しを決めた張本人です。

試合運営や関係者の挨拶など、現場仕事をやってる姿をよく見かけます。

(こちらは、見かけてもあえて声はかけてません)

 

「1スタッフに戻って頑張る」

「厳しい目で見て頂き」という言葉は、今のところ守っているようです。

 

観客数水増しは確かにやっちゃダメなことですが、

一生を牢獄で過ごすような凶悪犯罪ではないと思います。

殺人以外の罪なら、時間と誠意があれば、つぐなうことができます。

 

「矢部次郎がいるから」奈良クラブを応援してる人は、まだまだいます。

矢部さんが表舞台に戻るか、戻れるかは本人が決めることではないですが

真面目に働いていれば、どこかでチャンスがあると思います。

 

すぐに記者会見をやって、すぐ謹慎してたら、1年で経営陣に戻れたのに。

やらなくていい苦労だ。もったいない。

 

記事についてのお問い合わせは、

コメント欄かメール(suica@chibisuke.net)でご連絡ください。

”林舞輝体制”最終戦は”向こうの山”から観戦しました(vsMIOびわこ滋賀 第30節)(011)

今日はタダ見だ!

f:id:eo64air:20201129131623j:plain

今週は消化試合(本来なら残留争いしてる順位…)なので、

スタンドを抜け出して、近くの探検です。

 

「向こうの山から見てる人は何なんだろう」

 

みんなが気になってるだろうことを確かめに行きました。 

「向こうの山」への行き方

f:id:eo64air:20201129134633j:plain

スタジアム外周から、山に向かって遊歩道が伸びてます。

メインスタンドの入口から7〜8分、バックスタンド入口から3分くらい。

これだけ簡単に来れるなら、人が集まるわけだ。

 

ベンチは2箇所(8人分?)、競争率が高いのでレジャーシート必須です。

お弁当かおやつも必須。 

試合は見れるの?

スタンド最上段とおなじような感覚で試合が見れます。

思った以上に見やすいです。

 

林監督の指示がよく聞こえてました。

こっち(バックスタンド方向)に向いて叫んでますし。

応援の制限がある時期は、ピッチ上の指示も楽しめそうです。

 

なお、死角が多い(センターポール周辺の建造物、あと枯れ木も)ので

試合を楽しむなら、チケットを買って入場してください。

あくまで「雰囲気なら味わえる」というレベルです。

 

最終戦の様子は

f:id:eo64air:20201130163929j:plain

ここからは試合の感想を。

まずは菅野哲也の先制ゴール。山登りの前に決めました。

今年、化けました。林監督の残したレガシーだ。

f:id:eo64air:20201129140130j:plain

後半開始。今季最後の円陣。

f:id:eo64air:20201129140641j:plain

林舞輝監督は、サイドライン上、いつもの場所に。

この姿を見るのも今日で最後です。

f:id:eo64air:20201129145433j:plain

試合終了後のあいさつ。

3−0で快勝。気持ちの良い試合でした。

こんな勝ち方、去年あったっけ?

 

そうそう、都並選手のイエローは大受けでした。

(得点後のパフォーマンスでユニフォームを脱いで、カード)

f:id:eo64air:20201129151326j:plain

中村謙吾選手の引退のあいさつ。

まだできる、まだできるけど、次の場所でも頑張ってください。

いつか奈良クラブに戻ってきてください。

サイン会へ

f:id:eo64air:20201130180035j:plain

退団が決まった、遊馬選手。

去年のカードにサインをもらいました。ずっと応援します!

f:id:eo64air:20201130175847j:plain

林監督がふらっと出てきたので、即席のサイン会&撮影会。

(遠方から知り合いが来ていたようです)

 

「今日も拓海がわけわからんオフサイドをとられて…」と

いつもの拓海いじり。このままレビューが始まりそうな感じでした。

 

最後にご挨拶できてよかったです。

シーズン最後に

f:id:eo64air:20201129161402j:plain

サイン会も終了。奈良クラブの今シーズンが終了しました。

無事に、健康に、シーズン全試合を終えました。

 

今年の奈良クラブは、「今日のお客さんの笑顔」がすべてだと思います。

スタジアムでサッカーを見るのは楽しい、勝てばもっと楽しい。

シーズン最終戦、足を運んだ方は、再確認したのではないでしょうか。

 

監督も選手も替わりますが、奈良クラブはこれからも続いていきます。

来季は落ち着いて、チーム成績だけに集中できますように。

来季に向けて!浜田満社長のビジョンなど(note&ツイートまとめ)(010)

社長のnoteに、気になる情報がいくつも出てきます。

全体的にあっさり書かれてる(おそらく時間の都合)ので

これからの説明に期待します。

(今後のスケジュール) 

~11/28 選手・スタッフの退任発表

11/29 シーズン最終戦

11/30 リリース(シーズン終了の翌々日)

12/10 記者会見

 

記者会見はYoutubeかKCNで中継して欲しい。

 

以下は、社長の最近のツイートから抜粋です。

こちらも、詳しい話を聞きたい箇所がたくさん…!

 

(その1)

  

 (その2)

 

 (その3)  

 

 (その4)

 

  (その5)

今年2月、浜田さんが社長に就任したのは

チーム編成から経営戦略から何まで前任者の決めた状態だったと聞いてます。

1年間、中からチームを見て、思うところはあったでしょう。

 

どうせ一度倒産した(経営破綻しかかった)会社です。

思い切ってやってもらえたらと思います。

(それがサポーターに受け入れられるよう、うまく持って行ってください)

 

浜田社長は「27歳でJICAに落ちるまで」部分も面白いので

興味のある方は著書をどうぞ。

「天職ってどこで見つかるか分からないなー」

「やっぱり語学力があると強い」というのは、強く思いました。 

今季は、選手もスタッフも元気にやれたのでそれで十分です。

 

残すは最終戦、今のメンバーで最後の試合です。

最終戦も、強い気持ちで!