奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

大雨の松江シティ戦。戦術が見えてきたかな(第3節:21.3.28)(024)

開始1分でミスから失点し、そのまま0−1で敗戦。

 内容自体は6:4くらいでこっちが押してた(100%負け惜しみ)ので、

アクシデント込みでも、1−1で勝ち点が取らないといけない。

 

奈良からも結構なサポーターが遠征してましたが

どうにも、もやもやする一戦でした。

 

 

ピッチコンディションが悪い

元々、芝の状態がよくない上に、ひどい雨。

選手の動きを見る限り、ゴールマウス周辺がぬかるんでいたようです。

(GKがロングキックを蹴らなかったのは、おそらくこれが原因)

 

先発メンバーは固まってきた

今年はJリーガーを集め、選手のメンツはそろってます。

能力・コンディションで選んだというより

戦術理解度の高い選手を順に使ってるのではないか。

 

田中奏一がいい働き

1・2戦とベンチ外の田中奏一。途中出場で右SHの位置に入って、

何度もチャンスを作っていました。

 

右SBの金成純は今のところ不動のレギュラーなので、

MFにコンバートなのかも知れません。

なんといっても、田中奏一は今年の目玉です。

2戦目まで出てなかったのはコンディションの問題だと思います。

出場時間が増えれば、チームの得点も増えていくでしょう。

  

リザーブにフォワードが欲しい

残り10分で1点取りに行くときに、FWがいないのは辛い。

浜田が先発だと、長島グローリーしか候補がいないのですが

この日は「1点取りにいく」タイミングで吉田直矢を投入。

SBを1枚削りました。

 

もっとも、開幕戦はMF吉田直矢→FW浜田幸織という起用でした。

今年の吉田直矢はフォワードなのかも知れない。

なんでも出来そうな選手だし。

 

シュートが少ない

開幕戦 シュート6(3点)

第二節 シュート2(1点)

第三節 シュート3(0点)

 

開幕戦で「どのシュートも枠内に飛んだ」のは、

枠内に飛ばせるような絶好の位置でシュートを打ったから?

いいクロスが入ったけど合わずシュートまでいかない、というシーンは

たくさん見ます。ここは戦術の練度の話。

 

豪快なミドル!(で、ボールはどっかに飛んでいく)を

見かけなくなりました。

 

今年は「決まる位置から打つ」という戦術なんでしょう。

決め手はシュート精度です。  

 

今年のビルドアップはショートパスオンリー

飯田、小谷から細かく刻んでいくスタイルです。

チームの決め事なんでしょう。

 

ピッチコンディションが悪い=ロングキック主体というのを

JFLでよく見ますが、終盤追いかける展開でもずっとショートパス。

「時間がないのでロングボールをいれてCB勝負」も、

今年は少なくなるでしょう(去年は特に多かった)。

 

あと、キーパーがCBにボールを渡してパスの起点になるやつ。

何なの?

 

まとめ

他に、ボール取られた後のプレスをめちゃくちゃ頑張るかわりに

ディフェンスのスプリントが少ない、

CBで間を取って、位置が決まってからゆっくり攻める

(攻撃でもスプリントが少ない)など

「戦術の決め事」がだいたい見えてきました。

 

エコノメソッドは、敵味方の位置関係と動き方の勉強はしますが

個人技やフィジカルが急に向上する訳ではありません。

 

いい位置に立ってマークを混乱させ、ボールを動かす。

いい場所にパスを出して、少ないシュートで仕留める。

いい位置でシュートが打てる分、個人の技量に左右されるとも言えます。

 

二戦目以降はうまくかみ合ってませんが、  

前線での崩し方、点の取り方は、何種類か準備してると思います。

 

 ガンガン走ってどんどんシュートを打つサッカー。

見た目に派手で盛り上がります。しかし、去年はこれで勝てなかった。

 

まずは戦術が浸透するのを待ちましょう。

なるべく勝ち点を稼ぎながら。

ホーム初戦はHONDA F.C.との対戦。雨でしんどかった(第2節:21.3.21)(023)

2021年ホーム開幕戦に行ってきました。

橿原開催は昨年なかった(1試合のみ:無観客)ので、2年ぶりになります。 

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「雨の橿原はきつい」と噂に聞いてました、

屋根は関係者席だけだし、イス(木製)は水を含んでどろどろに。

イスを拭いても水がしみだし、ズボンがびちゃびちゃになりました。

 

最後列が傘使用可だったので、ここで観戦してました。

座ってたのはアウェー側、HONDA F. C.の応援団のすぐ後ろです。

周囲の99%は、傘をさしながら観戦するHONDA F.C.ファン。

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この日はシュートが2本だけ。HONDA F.C.も前半5、後半1。

シュートが少ない試合でした。

ボールは前線へ運べてましたが、ゴール付近で何も出来てなかった。

 

1:1ではなんとかやれていて、足下の技術もそんなに見劣りしない。

敵の前線(やばいのが2人くらい)に個人技で崩され、

そこからの連携でやられてた…という印象でした。

 

HONDA F.C.は、ボール保持者が一人抜いてからが連動してて、その後が早かった。

「やることを決めると機敏に動ける」というのはエコノメソッドと同じ理屈だと思います。

 

 

最終的には1−3になりましたが、3点目は後半42分に選手を2枚変えた直後。

点を取りに行っての結果なので仕方ない。

点差ほどの差はないですが、その差を埋めるのはものすごく大変です。

 

HONDA F.C.は同じメソッドを何年もやってるので、

大物ストライカーが引退しても、完成度はあまり変わらない。

うちとの違いは、タレントというよりチームの練度です。

 

奈良クラブも、フリアン来日後に戦術の練度が高まるのを待ちましょう。

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後半42分に長島グローリー投入

グローリーが呼ばれたとき、サポーターから拍手が起こっていました。

 

時間帯からいって、ツートップでロングボールを押し込む役だと思います。

パスがうまく繋がらなかったこともあり、シュートはなし。

次は、機敏に裏へ走り込む姿が見たい。

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今日は「ゴールドソシオ」カードのデビュー戦です。

入口でさっと呈示(+検温・消毒)で入場できました。これは便利です。

(チケット引換・もぎりのプロセスが不要になった) 

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恒例のJFLガイドブックも入手しました。

全チーム網羅の選手名鑑っぽいのはこれだけ。

選手の寸評は、たぶんチームスタッフが書いてます。

 

当日のメンバー後、敵・味方のCB・FWの身長を調べるのに使います。

この日は雨で、傘を差しながら。読むのは帰ってからです。

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昨夜からの雨で、芝は重そうでした。水たまりもちらほら。

スピードはそがれてましたが、パスが繋がる程度のピッチコンディションでした。

このスタジアム基準でも、JFL基準でも「良馬場」です。

 

なお、橿原公苑陸上競技場は、前から芝のコンディションがよくありません。

2年前のHONDA F.C.戦は、投擲の穴がコーナー付近に開いてて

あちこち剥がれてました。

 

このスタジアムがどうこうというより、地方スタジアムはだいたい同じ感じです。

あらゆる陸上競技を一つの会場でやりますので。

桑島良汰選手の先制ゴールに感動したので開幕戦のレビューを書きます(第1節:21.3.14)(022)

アウェーの開幕戦に勝利です。やったー!

嬉しいので、サッカーよく分からないけどコメントするよ。

桑島選手は、いいところからいい方向へ動いて、いいシュートを打つタイプ。

嗅覚とシュート精度を兼ね備えたタイプ、奈良クラブでは…見た覚えがない。

(スピードだけ、シュートだけならいたけど:主にシュート制度の問題)

 

最近見た試合だと、セレッソの大久保が近い…というと誉めすぎかな。

 

開幕直前のオンラインイベントで「得点王」と「16ゴール」を約束してくれました。

ノルマまであと15得点。

コンディションに問題がなければ、二桁得点はいけるでしょう。

  

しかし「シュートが決まる」って、気持ちいいですね。

試合の感想

風が強い。前半は風下、後半は風上。

前半はやりにくそうだった。敵の先制弾はナイスシュート。

(シュートを打たれるまでの経緯は置いといて)

 

中盤でのボール保持・足下の技術は高い。

さすがは先発メンバーの半分以上がJリーガー。

 

昨年はインテンシティが高く、ハードワークをできる選手が重宝されてた。

今年は「箱で運ぶ」というか、配置そのままで並行移動していく感じ?

(戦術には詳しくないです)

 

敵ゴール前の1/4のエリアにボールが進まない。

ハーフタイムで17吉田直矢 → 8浜田幸織に後退。

ここからシュートレンジにボールが進むように。

(その後10分以内に2ゴール。これはベンチワークの勝利)

 

先制弾は桑島。ストライカーらしい動きでシュートも正確。

他の選手も、シュートが枠内に飛ぶ。これは気持ちいい。

勝ち越し弾(2点目)は浜田。1分後に決めた。 

 

後半の27山本宗太朗がデュエル無双。

こんなに1:1に強い選手だったっけ?

 (昨シーズン、MIOはだいたい同じくらいの実力…)

起用法

7桑島と17吉田直矢の2トップ

注目のGKは21金子優希。これで固定?

5片山はいい選手やん。これはレギュラーだ

 

10向、2田中奏一などがベンチ外。

実力も実績もあるので、おそらくコンディションの問題。

Google翻訳を使ってフリアンへリプライを送ると、いいね!をくれます。

サポーターからのメッセージは全部読んでるようなので

 

フリアン監督が日本に来れないのは不可抗力ですし

本人が一番迷惑してるでしょう。

 

「早く来日」と繰り返すのも(どうしようもないので)反応できないでしょうが

来日できない状況で、奈良から「フリアンのおかげで勝てた」と伝えるのは

やる気が出ると思います。

 

(以下、あくまで推測)

フリアンはリアルタイムで試合を見ているようです。

会場外のスタッフはハーフタイム以外は指示や接触ができないと思います。

試合中の采配は100%ダリオでしょう。

 

(次節はホーム開幕戦)

 橿原でHONDA F.C.戦です。

アマチュアなのに鬼のように強いので有名です。

ただ、昨年の後半からおかしかったですし、監督と中心選手が退団しました。

 

簡単に勝てる相手ではありませんが、好勝負を期待してます。

(見に行きます)

2021年のJFL開幕直前、今年のチームに期待すること(021)

2021年のJFLリーグ戦は、3/14(日) 13:00に一斉にキックオフです。

ギリギリになりましたが、今季の展望を少し。

1.今年の期待

新メンバーについては…見てないし、監督はまだ来れないし

JFLの強豪が本当に強いというのもここ2年で学んだので

 「今年は強くなった」という紹介は9割引くらいで受け止めてます。

 

で、今年期待するのは

 

・前半戦を8位以上で折り返す

・10月以降、昇格圏内(6位以上)で1ヶ月以上頑張る

 ・長島グローリーのゴールを見る

 

2.「昇格しそうな雰囲気」が欲しい

昇格はもちろん目標だけど、9ヶ月32試合はちょっと長い。

まずは「昇格できそう感」を出して欲しい。

 

開幕から首位を独走する必要はないですが、

昇格圏内のまま最後の2ヶ月を迎えれば、

 サポーターやスポンサーが本気になって、自然と盛り上がっていくと思う。

 

優勝がかかった首位攻防戦、

昇格・降格が決まる入れ替え戦、

全国大会出場がかかるトーナメント決勝など

「特別な試合」には独特の緊張感があります。

 

 

今の奈良クラブは、「昇格」とは口にしてますが

ぜんぜん「昇格」の空気に触れてません。

 

みんなが本気になるのは「大事な一戦」を経験した後でしょう。

 

3.キーマンは長島グローリー

去年ほとんど出てない(1試合:残留した7選手の中で最少)けど

「フリアン監督が映像を見て、残留させた」選手。

 

2021年のゲームモデルには、グローリーが輝くタスクがあるんだと思います。

FW登録の選手は二人だけ(浜田、グローリー)ですので

出番は大幅に増えると予想してます。

 

グローリーは、ゴール前に張り付いて最後に押し込むタイプ。

190cmのフォワードなら、得意技はもちろんセットプレーでしょう。

 

ただ、フィールドで見ると動きがもっさりしてるし、

90分間ハードワークで走り勝つサッカー(去年の戦術)には

どう見ても向いてなかった(なんで取ったんだ)。

 

Jリーグからもオファーがあった(と聞いてる)のに、

ほとんど起用されず、1年間苦労させてしまった。 f:id:eo64air:20200905144951j:plain

2020年は等身大パネルも登場したけど

出場しないから、サポーターもちびっ子も反応しない。 

 

今年は飛躍の年。期待してます。

 

4.フリアン監督入国

東京の緊急事態宣言の終了が前提?

www.youtube.com

 

5.新加入選手は詳しい人の解説を読もう

Jリーグから移籍した選手は、情報が多いので調べやすい

6.宇都宮徹壱さんの奈良クラブ紹介

フットボール風土記

フットボール風土記

  • 作者:宇都宮徹壱
  • 発売日: 2020/11/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

ここ数年、経営面で混乱していたので、

奈良クラブを肯定的に紹介したせいで顔に泥を塗ってしまった方が多数。

(心配をかけて申し訳ない)

 

社長交代後の取材(2020年2月以降)は、

コロナの影響で出来なかったんだと思います。 

 

どこかのタイミングで

「エコノメソッド導入で快進撃を続ける奈良クラブの秘密に迫る」 

企画が専門誌に掲載されると思います。

 

一時期のように、社長だけ目立っても仕方ないので、

ピッチで結果を残して、選手や監督に注目が集まりますように。

上田智輝選手が大宮アルディージャの正GKをつかみそう(020)

1.Jリーグデビュー 

大宮に移籍したGKの上田智輝選手。

第1節、第2節とフル出場しました。まさか開幕スタメンとは!

上田選手に関しては、特殊能力があるので(左足のフィードの精度)

チームの戦術にピッタリ、止める技術はあとから鍛える、という方針で

獲得したんだと思います。

(4部から2部の移籍って、めったにない)

 

2.昨年以前の試合を見るなら

2020年以降、JFLのYoutubeアカウントから、過去の試合が見れます。

開幕戦に関してはあんまり記憶に残ってない(画質が悪かった)ので

見るべきなら、この2試合。

リーグ戦の3試合目。

後半40分くらいに正GKが故障して(後述)、

HTから上田選手が登場します。ここから快進撃が始まります。

上田選手がヒーローインタビューを受けた、最初で最後の試合。

奈良出身だし、しばらく奈良クラブにいると思ってました。

油断した真面目に聞いてれば…じゃない、うれしい誤算です。

 

3.活躍したけどレギュラーじゃなかった

昨年(2020シーズン)は、全15試合中11試合出場。

こう書くとレギュラーに見えますが、レギュラーじゃないです。

 

第16節(開幕戦)フル出場 ※正GKが怪我

17節 出場なし ※正GKが復帰・フル出場

18節 HTから途中出場:正GKが試合中に故障

19~23節 フル出場

24~27節 フル出場 ※正GKがベンチ入り

28~30節 出場なし 正GKがフル出場

 

http://naraclub.jp/schedule-results/2020-jflから抜粋。

 

終盤、レギュラーが復帰したら控えに戻ってます。

 

上田選手がどうこうと言うより、

正GKがJFLトップクラスで、セービングがめちゃくちゃ上手かった。

「止めるだけ」なら、たぶんこの選手の方が(今でも)上手い。

 

キーパーは基本的に固定しますし、

レギュラーが故障しないと、第2GK以下は(下手すれば1試合も)出れません。

 

 

上田選手がどうしてもレギュラーを奪えなかった選手。

その選手は、藤吉皆二朗といいます。

↑成績に注目

 

18、19シーズン、

藤吉選手がリーグ戦にフル出場。上田選手は天皇杯しか出てません。

藤吉選手の存在が大きかったからです。

 

上田選手は、自身の背番号(31)について

「去年まで在籍したチームにいた尊敬する選手がつけていた番号」だと語っています。

 

藤吉選手は、昨年限りで引退しましたが、

31番を背負って活躍する姿が見れれば大変うれしいです。

 

4.成長はGKコーチのおかげ

正GKが怪我をして第2GKを使うとどうなるか…

 

サッカーをよく見る方なら想像つくと思います。

何より奈良クラブは4部相当。選手層はそんなに厚くない。

 前年までの上田選手、公式戦というか対外試合にほとんと出てないし。

上田選手が出場し始めても戦力が変わらなかった(むしろ攻撃力が上がった)のは、

ツイート中に出てくるジョアンコーチの力です。

 

「JFLの第2GKを鍛えてJ2のレギュラーにした」

 

このフレーズだけでインパクトがあります。

FC東京、湘南ベルマーレのGKコーチを歴任。

出世頭はFC東京の林選手。

インタビューにもよくジョアンが登場します。

(以前フットブレインを見てたら、ジョアンの名前が出てきてビックリした)

ジョアンのインタビューはいっぱい出てるので、そちらをご覧ください。

正直、4部リーグに来てくれる格じゃないのですが、

当時の林監督が口説き落として、JFLに引っ張ってきました。

現在は、アーセナル系の育成チームのディレクターをやってるそうです。

(スポットでコーチを頼めば来てくれそう)

 

5.まとめ

Jリーグデビュー以降にファンになった方向けに、この記事を書きました。

 

今後、上田選手を取り上げる記事がたくさん出てくるでしょう。

今のパフォーマンスなら、「JFLから移籍した」というフレーズも、

すぐになくなると思います。

 

前年まではほとんど出場してなかったし、

急に出番が来て「今年は終わった」と思ったら、「あれ?普通にいけてるやん」

終盤は控えに戻って、来年はレギュラーかと思ったらオフに移籍。

 

活躍したのは1年ですし、書いた以上の思い出はないです。

最終戦の試合後、サイン会がありました。

藤吉選手の退団が決まっていたので、サインをお願いするときに

 

「来年は正GKですね。がんばってね」

 

と声をかけたのを覚えています(大宮で実現)。

 

11月に、関西で大宮の試合があります。

(関西圏のJ2クラブはサンガスタジアムby京セラだけ)

 

J1昇格争いの主力として、活躍を見れるのが楽しみです。

JFLの日程が決まったので2021年の観戦計画(019)

2月いっぱいで、大阪府の緊急事態宣言が解除されました。

これで他府県への移動も解禁に(移動自体が推奨されてない)。 

 

3月14日からは、いよいよJFLのシーズンが始まります。

オフももうすぐ終わりだ。

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↑奈良クラブニュースリリースより拝借

第23回日本フットボールリーグ試合日程発表のお知らせ | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

 

2021年は橿原開催が多いのが特徴(6試合開催)。

鴻ノ池より30分くらい近いので、多少楽になります。

 

今季は全試合パスがあるので何試合行ってもいいのですが、

10試合前後になる予定です。いつ(大阪に)緊急事態宣言がでるかも分からないし。 

アウェー遠征

開幕戦(滋賀、東近江)→パス

大阪のアウェー戦→両方頑張る(J GREEN堺、花園第二)

最終戦(仙台) 展開とコロナの状況によっては遠征するかも

新ユニフォーム

すごく格好いい。鹿もデザインに入れれるんだ。

チームカラーは、青>赤の順なんですね。

 

ユニフォーム購入は今年もパス。

理由は「ゴールドアンバサダーで予算を使い果たした」から。

 

※アンバサダー年会費+ユニフォーム+チケット代相当額(500円×10)が、

ゴールドアンバサダーの年会費ほぼ同じ

 

サポーターの貢献って、

お金、時間、興味関心のどれかを使うことだと思う。

 

僕は、結構な時間を奈良クラブに使ってます(奈良は遠い)。

お金は、チケット代・交通費>飲食費>その他、という順で振り分けてます。

関心はそれなり。

 

「80%頑張る」は継続できるけど、「120%頑張る」は、せいぜい数年。

今年でサポーター人生を総決算するなら別にいいけど、

奈良クラブは15年計画で応援してます。2034年まで。

 

別件で、組織の中で大小いろんな仕事を引き受けすぎて

燃え尽きた(燃え尽きそうになった)話を聞きました。 

 

やる気を見せようとして仕事を抱えたんだろうけど、

自分はいなくても組織は回る。あくまで脇の話だ。

「目的が達成できるか」が先で、手段は何でもいい。よっぽど暇でない限り。

 

サラリーマンでも学生でも主婦でも、使えるリソースが限られてるんだから

目標(Jリーグ昇格?)までのペース配分には気をつけないと。

 

奈良クラブはいつかJリーグに昇格しますし、

Jリーグで活躍する奈良クラブに惹かれて、

サッカーが好きになる人がたくさんでてきます。

 

スタジアムへ行けば、楽しいことがある。

知らない人とも、サッカーをきっかけに親しくなれる。

そうして奈良にサッカーが根付き、スポーツを好きな人が増える。

こうして奈良が楽しくなる。

そんな明るい未来の中に自分もいたい。

 

道のりが長ければ長いほど、最初のゴール地点を確認すること。

気がつけば、あれもこれもになっていきますので。

セミナーレポ:林舞輝のコーチング論〜日本プロサッカーリーグの現場から〜(018)

1.受講したよ

【オンライン】林舞輝のコーチング論 ~日本プロサッカーリーグの現場から~


【海外サッカー専門誌『footballista』で大人気の林舞輝氏が登壇】
※アーカイブ期間 2/10~2/16

2019シーズンに、最年少となる23歳でJFLに所属する奈良クラブのGMに就任した林舞輝氏。2020シーズンからは、同クラブの監督を務め、10代からイギリスのチャールトン・アスレティックFCやポルトガルのポルト大学といった海外の専門機関で学び続けている最先端のサッカー理論を実践しています。
今シーズンは、新型コロナウイルスの影響により、無観客試合の開催や5人交代制の導入が行われ、従来とは全く異なる対応がチームに求められました。
本講座では、奈良クラブ前監督の林舞輝氏を講師にお迎えして、日本サッカーの現場で得られた経験やトレーニングから試合へ向かうための実践的な指導方法を解説します。

林舞輝・奈良クラブ前監督の講座を受講しました。

浦和レッズのキャンプ地(沖縄)からリモートで参加(たぶん)。

 

1時間半の講座。

最初にプロフィールを話した後、残りの1時間29分はすべて質疑応答。

質問は計49個、奈良クラブ関連は2割くらい?

 

有料の講座なので一部しか紹介しません。

見逃し受講(動画アーカイブの視聴)が可能ですので、

気になる方はNHK文化センターで正規の手続をしてください。

 

2.講義まとめ

Q)奈良クラブはなぜ勝てなかったのですか?

奈良クラブは新加入選手が多く、新任の監督。

チームが機能するまで時間がかかるのは予想していた。

 

前半戦(第1~15節)が終わって4位(昇格圏)への勝ち点差が7以内なら

巻き返せると踏んでいた。

 

結果は、試合数が半減(第16~30節)し、全15試合に。

15試合終了時の勝ち点差は4。

30試合あればいけたかもしれないが、

もちろん、15試合制でスタートダッシュを決めて、昇格していたかもしれない。

Q)浦和レッズの分析担当チームになった決め手は?

選んだ理由は色々ある。

(浦和レッズであること、J1,リカルド監督、ックラブ内での位置づけなど)

 

「やったことがない」というのは理由の一つ。

Q)分析担当コーチとして心がけることは

監督・チームのリクエストに応えること

Q)今までのコーチング経験のうち、

最大の成功と最大の失敗を教えてください

何を成功とするのかが難しい。

 

2020年、25歳でJFLの監督になったのは、

「史上最年少」「経験を積めた」という意味では成功だったのかもしれない。

ただ、Jリーグへの昇格条件(4位以内)を逃したので、そこを見れば失敗だ。

Q)監督として必要な資質を3つ挙げるとすれば?

リージョもアラダイスもいい監督だと思う。

ただ、強いチームで勝ち続けるのと、降格圏のチームを残留するのは必要な要素が違う。

 

その中で大事なのは(これとこれとこれ)だ ※秘密

Q)島田選手、上田選手とも、前年度はどちらも出場機会に恵まれず、まさに急成長だったと思います。1年間でJリーガーにステップアップした要因として、何が大きかったと思いますか 

※FW島田拓海:JFL奈良クラブ→J3八戸

※GK上田和輝:JFL奈良クラブ →J2大宮

両選手は、監督に必要な資質3つ(※秘密)を備えていた。

何が大事だったかは分からない。

 

島田と上田の出場機会が増えた分、出場機会が減った選手がいる。

その選手がJリーガーになる可能性を奪ったかもしれない。

Q)サッカーの難しさ、楽しさは?

分からない。何が難しいか分かったら解決できる。

そんな簡単な話ではない。

Q)1年後、10年後の目標は

次の試合に勝つこと

Q)今の夢は?

浦和レッズが開幕戦で勝つこと

 

3.まとめ 

いつも楽しそうだし、講義も「いつもの調子やなあ」という感想です。

お元気そうで安心しました。

 

個別のクラブ(奈良クラブ・浦和レッズ)について、というより

ヨーロッパで学んだ理論(戦術的ピリオダイジェーション)をどう実践したかという

指導方法・指導理論に関する質問が多かったと思います。

戦術的ピリオダイジェーション、理論の説明は書籍数冊しかないし

実践例の紹介はもっと少ない。

指導に取り入れたいので、講座を受講してもっと勉強…という監督コーチ。すごい。

 

「奈良クラブの昨シーズンを掘り下げて聞きたい」と言う人(いるのか?)

は聞いても仕方ないのですが、勉強になることが多く、

受講した甲斐があったと思います。

 

あ、長島グローリーのことを聞くのを忘れてた。

紹介した質疑応答は、全体の2割弱。

残りの8割が気になる方は、2/10~16の間、アーカイブ視聴が可能です。

 

興味のある方は(今からでも)受講の検討をしてください。

質問以外の機能は利用可能です。