奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

夏の補強は?/今季の目標順位は?クラブに関する質問をまとめて(イベントレポートその2)(21.6.6開催)(038)

 
イベントレポートの第二弾。 

「チームの現状」以外で気になったトピックです。

 

前編→

フリアン監督合流でチームはどう変わる?監督・社長のトークイベントレポートその1(21.6.6開催)(037) - 奈良クラブを見守る新米サポーターの日記


3.補強の予定は?(主に浜田)

やる予定。
現在はU-23(育成型期限付き移籍)のみなので、そのカテゴリをチェックしている
マーケットが開いたら(7/31〜?)本格的に動く

 

補強ポイントは固まっているが、今いる選手へのリスペクトもあるので
具体的にはコメントしない(フリアン)
 

今のメンバーが成長すれば、補強は要らないかもしれない。

予算の問題もあるので、欲しい選手が獲得できるかは分からない

 

 

4.クラブの目標(浜田)

長期的な目標:J1優勝

優勝メンバーの半分以上がアカデミー出身
そのために、すべてのカテゴリで同じゲームモデルを採用している

 

今季の目標:上位進出(シーズン当初から変わらない)

補強が上手くいく、選手が自信をもってプレーするのが重要
東京武蔵野、ラインメール青森、高知SCの三戦が重要

 

現在は、できるときとできないときの波が激しい
できるときを増やしていく
気がついたら強くなってる、というのが理想

シーズン終了後に開幕戦の映像を見れば、全然違うと思う 

 

 

5.新スタジアムの計画(浜田)

2031年の奈良国体に合わせ、新しくスタジアムができる。
おそらくJの仕様(J1〜J3のどれ?)になる
そのとき、J1、少なくともJ2にいるように
(奈良クラブがJ1なら、スタジアムが立派になる?)

 


6.サポーターとのSNSでの交流も大歓迎(フリアン・通訳)

来日できない状況でも、大変な力になった
日本のサポーターが機械翻訳したメッセージも、ちゃんと理解できている

(Google翻訳が優秀)

 もし日本語でもメッセージを送っても、通訳がフリアンに伝える

 

このイベントでも、SNSで見かける(名前の)方が参加されており、
とても嬉しかった。 

 

7.感想

サポーター向けイベントは対外的な場なので

しゃべっていいこと、いけないことの線は引いてます。

ごく少数の幹部にしか「建前」は言いません。指導者は。

 

チームがあまり上手くいってない時期なので、

具体的な話が少なかった(総論的な話が多かった)ので

肩透かしと感じた方は、一定数いるでしょう。

 

スペインからネット経由でやりとりしてた(よく3ヶ月も続けたよね)とはいえ

 チーム指導からすべての練習を見ています。

フリアン本人も言ってましたが、チーム状況の把握も、指導方法の浸透も、

ある程度進んでます。最初はつまずきましたが、ここからでしょう。

 

 

なお、奈良クラブのオンラインイベントは、

「コメントにすべて返事をする」スタイルが多いです。

 

何でも答えてもらえるので、都合を付けて

リアルタイムに視聴するのがおすすめです。

フリアン監督合流でチームはどう変わる?監督・社長のトークイベントレポートその1(21.6.6開催)(037)

 

www.yomiuri.co.jp

 

「JFLはJリーグじゃない」という理屈で、外国人の新規来日がストップ。

チーム始動から3ヶ月強遅れましたが、ようやく監督が合流しました。

 

フリアン監督が合流した当日とあって

参加者30名強(オンラインイベントでは過去最多?)と盛況でした。

質問もたくさん。時間が少しオーバーしました。 

naraclub.jp

 

イベントは刈谷戦の翌日(東京武蔵野戦の前)。

イベント部分で 1時間10分あるのでちょっと辛い…という人用に

まとめをつくりました。

 

0.お断り

全2回です。 
感想や注釈は、2本目の巻末に回しました。
 
イベントでは、フリアンの話を浜田社長が補足という形が多かったので
(特記しない限り)フリアンと浜田の発言を分けてません。
間違いがあれば、コメントをお願いします。
(コメントの内容をそのまま記事に張ります)
 

1.トップチームの現状

フリアンが合流したが、全くゼロからのスタートではない。
自分たちで選んだ選手であり、トレーニングを重ねて成熟度が上がっている
 
 
・課題は、波が大きいこと
自分たちのアイデンティティが確立されていれば、
どんな状況でも対応出来る
まだ初めて数ヶ月、浸透しきっていないし、
自分たちのスタイルを自信を持って貫けてないケースもある
 
 
・相手のスタイルに影響される
TIAOMO枚方戦、ヴィアティン三重戦の後半、松江戦の一部の時間帯は
うまく機能した状態として、イメージが共有できたと思う。
 
TIAMO枚方は自分たちと似たスタイル。
自分のプレーをすれば良かった(ので結果がでた)
ただ、相手のスタイルによっては、うまく対応出来ない場面もあった
(たぶんヴェルスパ大分、ソニー仙台あたり)
 
 
・刈谷戦(全日の試合)について
※内容が良くなかったので、サポーター間で疑問の声が上がっていた
 
CBが下がりすぎ、FWが裏を狙う→陣形が間延びしていた(フリアン)
支配して勝つというのにチャレンジして欲しかった
「支配してコントロールする」というスタイルを貫いて欲しかった
(以上2つは浜田)
 
 

2.今後の指導

・合流後のトレーニングの方針
(本日チームに合流して)第11節からのスタートになる
選手は自分で選んだし、今まで積み上げてきたものがある
(コード、スタイル、システムなど)
決してゼロからのスタートではない
 
改善点は、波をなくすこと。
スピードを上げる、インテンシティをあげるのも必要
(いいアイデアでもスピードが遅く、対応されることがあった)
 
 
・合流初日(初始動:イベント当日)の様子
※試合翌日なので、レギュラー組はリカバリーです
 
誰が声を出しているか、誰がジョークを言っているかなど
現場にいないと分からない部分を見ていた
 
 
・出場機会の少ない選手に対して
各選手に、分析結果と課題は伝えている。
来日前も、面談はZOOMで頻繁に行っていた
ただ、オンラインではモチベーションを上げるのが難しかった
 
監督合流でチャンスがあるとは伝えている
 
(続編は明日公開予定です)

山本宗太朗のヘディングゴールは美しかった(vs東京武蔵野ユナイテッド)(第12節:21.6.12)(036)

 

今週はアウェーの東京武蔵野戦。

フリアン監督合流後の初戦です。

 

ホンダロックSC、刈谷に続いて、下位(降格圏内)との対戦です。

※東京武蔵野は、ここまで10戦未勝利(4分6敗)。

 

ネット中継に実況・解説がついてたので、見ていても快適でした。

(カメラが見切れる回数も少なかった)

 

1.今日のスタメン

片岡爽→ベンチスタート

田中奏一・森俊介→ベンチ外

 

森田凛 初スタメン

山本宗太朗 スタメン復帰

CB 小谷・平松のコンビ

 

今季の奈良クラブは、レギュラー級でも定期的にベンチから外れます。

前半は選手の見極めに充ててるのか、ターンオーバーか。

選手の能力自体は大差ないと思うので

 

2.試合開始~前半

東京武蔵野がガチガチに引いて、

こちらはボールを持たせてもらってる状態。

 

「カウンター型のチーム」というのは予想していたけど、

ここまで引いてくるとは(おそらく選手も)予想してなかった。

 

前半は、奈良のボールホルダーへのプレスもなかったので

金子雄祐が文字通りのアンカー。

金子雄祐がパスの起点になるのはTIAMO戦以来?

 

CBへのプレッシャーがなかった分、SBも最前線に。

右SBは金成純(田中奏一はベンチ外)。

この人は、キープ力が高い。スピードはあんまりない。

セットを組んでじっくり攻めるには向いてる(ような気がする)。

 

今日の「立ち位置がいい選手枠」は森田凛。片岡爽、片山滋永もこの枠。

この日も素晴らしかった。頑張ってる感が少ないのに

ボールに触れる回数が多い。

 

この日の森田凛は(特に後半)ミドルを積極的に打っていった。

点が取れればもちろん嬉しいんだけど、

DFが森田凛に引っ張られ始めると相手の陣形が崩れる。

ゴールはなかったけど、上々でしょう。次も続けましょう。

 

3.後半(得点シーン)

ハーフタイムの交代 (1)CB平松→飯田

だれでもビルドアップできる状況なので、優先順位が下がった

 

交代(2)FW浜田幸→吉田直矢

敵がこの布陣だと、浜田のポジショニングと運動量が生きないので

走り回るタイプに切り替え。

 

FWの吉田直矢、いいですね。久し振りの登場です。

前線でボールキープが出来るし、カットイン(サッカーで使うかなこの用語)に切れがある。

 

後半最初は桑島がワントップの1-4-1-4(に見えた)が、

途中から桑島が左ウイングに回って、CFが山本宗太朗。

 

そうだ、中がきつければヘディング勝負だ。

185センチの大型技工士、宗太朗の時代がきた。

(吉田直矢もCBの前に張り付いてた。たぶん2トップ)

 

山本宗太朗の同点ゴール。すばらしい。

今年のゴールの中では、TIAMO戦の小谷ミドルに並ぶナイスシュー!

 

桑島→長島滉大が左に運んで、柔らかいクロスでヘディング。

マークがついてなかった理由がよく分からない(中は2:1だった)。

 

相手DFは全員ボールを見てて、ゴール前の攻撃側の選手を見てない。 

宗太朗が一度左に開いてからボックス中央に戻ったので、

あちらが気づかなかったのかな。

 

宗太朗のゴールを喜んでたが、よくよく考えれば

これは長島グローリーの仕事ではないか。

せっかくの190センチのFWだ。いるだけで相手はビビるぞ。

 

 

4.後半(失点シーン、その他) 

失点シーンは、ボックス内でファール→PKから。

あっちが転んでファール(PK)を取りに来たように見えた。

少し厳しいけど、判定は判定なので仕方ない。

 

後半は、武蔵野のFW(交代で入った選手)が

前線からプレスしてくる場面が多くなった。

前半のように、引いて誰も前に出てこない状態ではなくなった。

 

ボランチ・SB・CB間のパスが乱れてインターセプト、

相手のショートカウンターを食らう場面も。

(ここは練習で精度を上げていこう)

 

 

5.まとめ

プロスポーツの世界に、魔法の杖はありません。

急を取り入れれば急激に良くなることはありません。

 

この3戦、もっとこうすれば勝てた…というのはいくつも思い浮かびますが

刈谷→武蔵野に関しては、向上する芽がいくつも見えました。

 

東京武蔵野戦は、後半から攻め方を整理して、

決定機をいくつも作っていました。フリアン合流の効果?

 

後ろから・サイドからハイボールを入れて空中戦、というのも

桑島がしつこく裏抜けを狙うのも、森田凛がミドル打つのも、

刈谷戦では出来てなかったことです。

(宗太朗がフリーになったのは、たぶん桑島の動きが効いてる) 

 

 

シーズンは長いです。まだ10試合終わったところ。

ここから22試合。3分の1も終わってません。

先は分からないじゃないですか。

 

現状はあんまり良くないですが、

明るく楽観的に、適度にいいかげんに、サッカーを楽しもうかと思います。

ホーム初勝利はお預け。9戦全敗の刈谷に勝ちきれず(vsFC刈谷)(第11節:21.6.5)(035)

 

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2ヶ月ぶりの現地観戦でした。

久しぶりにスタジアムで過ごす時間は、とても楽しかったです。

ただ、試合はあまり見所のない内容。

 

色々書きたかったのですが、今回は試合そのものの話だけ。

 

1.ジャッジ絡み

「?」という審判は今年も何度かありましたが、

ここは4部リーグ。国際審判などの一線級レフリーは来ません。

 

オフサイドトラップ見落とし(これはひどい)とかは別にして

「文句言っても仕方ない」「早くJ1にあがろう」というくらいです。

 

2.後半AT ハンドでPK?

ハンドならPK。残りワンプレーで劇的勝利!のチャンスでした。

主審はこれを流して、プレー続行。

すぐに試合終了となりました。

 

手に当たってピンチを防いだのは確かだけど

故意に手を広げた感じでなかった。

あの位置で、両手を後ろに回せというのも酷でしょう。

 

審判は近くで見てたし、

ハンドを流した直後も「ノーファール」のジェスチャーをしてました。

 「裁量の範囲」だと思います(文句を言っても仕方ない)。

 

 3.試合全般

刈谷は、こっちのDFにあんまりプレスかけてこなかった。

なんでCBはあんなに下がってたんだ。

 

スキルも経験も、こっちのDFが上。

敵FWがプレスかけても(あれくらいなら)ボールは保持出来るし

その場でSBへパスできる。

相手は前で立ってるだけ。下がってパスする必要がない。

 

立ち位置が整理されれば、

CBからボランチ、ボランチからトップ下への縦パスが通り出す。

 

ボランチ金子雄がボールに触ってないのは、

敵FWの2人がパスコースを切ってる(プレスに行かない時は)のと、

ボランチが1人しかいない(上から随時下りてくる)のがそもそもの理由かな。

 

ボランチとインサイドハーフ二枚は

パスの受け手、ボール回収が主な仕事なので

CBからのビルドアップは最初から期待されていないのかもしれな

  

新潟の中継や浜田社長のコメントを雑に要約すると 

奈良クラブのいい形・悪い形が見えてくる

 

○SBが高い位置(ボランチと一直線に並ぶ)

○CBが高い位置

○DFへのプレス=どこかが空く=前にボールを出せばどこかで数的優位

×プレスかけられたらCBが下がる、キーパーへ戻す

 

○プレッシャーがあっても前を向いてプレー

×DF4人でボールを回す(全然進まない) 

 

○浜田と両ウイング(長島滉、森)がずっと敵陣で動いてる

(まだ見たことがない)

×前の三人が自陣まで下りてきて、パスをもらいにくる

 

○CBまで戻して作り直し

×CBがキーパーまで戻す→これだとロングキックしかなくなる

 

キーパーからのロングボールは

前線(二列目)のサイドがターゲット。

ここまでショートパスでボールを運ぶのがエコノメソッドなんだけど

ボール保持もパスを受けるのも、そこまで仕上がってない。

 

ずっと試合を見てて、加藤徹也(左SB)からボールが前に進んでない。

ビルドアップ能力では、はるひの方が上だと思うので

そろそろ先発を入れ替えてはどうか。

 

前線の3人は1:1で勝ててたし

空中戦は終始優位に進めてた。どこでシュートするかの話まで来た。

あと少し。

 

桑島が下りてきてボールをつなぐ場面が目立った。

長島滉大と桑島はボールの回収率がすごかった。

この日は片岡爽が前、桑島が後ろの配置?

 

 

4.試合後半

刈谷がDFを調整して、中をガチガチに固めてた。 

※サイド(ボールホルダーに3人)・中央(7人)

 

あんまり見ない形だけど、あっちも慣れてないだろうから

サイドチェンジをするとか(逆サイドに誰もいない)

強引にミドル打って乱戦にもって行く(陣形を崩す)とかで

何とかできなかったのかな。

 

後半は、高い位置でボールを取られてカウンターを食らってた。

敵は速攻組3人+サポート1〜3人で、あんまり人数をかけてない。

 

前だけで点を取る形があるみたいなので

ワンツーで危ない場面があった。

(「いいクロス」あげられすぎ)

 

5.あと一つ(小言)

試合を見直して分かった。特定の選手だ。

(試合映像を見直したら分かると思う。名前は書かない)

 

普段見てる試合(J2新潟)だと

敵にラフプレーでファールされても

相手に手を差し伸べて起き上がり、両者が体をたたいてプレー再開

(これで伝わるかな)

 

敵のファール(イエロー)に笑顔で返せとは言いませんが、

こっちのファールで相手がうずくまってる時くらい

誰かが近くに行ってほしい。

(握手がコロナ的にNGなら、声をかけるだけでもいい)

 

次のプレーも大事だろうけど、ちょっと冷淡ですよ。

相手のある競技、向こうはコミュニケーションを取ろうとしてるんだから。

 

新潟絡みでもう一つ。

あのチーム、シュートを外した選手やスルーパスが決まらなかった選手は

手を上げてサムズアップ(グーで親指を出す)します。

 

「次は決めるぞ」「もう一本頼む」

 

「ため息」「ごめんな」でもいいですけど、

こっちの方が前向きで、見てて気持ちいいです。

 

6.最後に

ホーム初勝利は、次回の青森戦までお預けに。

次回のホームゲームも、現地観戦できると思います。

監督も合流し、いいサッカーを見れるのを期待しています。

 

なお、試合分析は、あくまで素人が考えたことです。

私はプレー経験もないし、観戦歴も浅いです。

中身は間違いだらけだと思います。

 

指摘やコメントを頂けるのもありがたいのですが、 

正しい分析ができる方は、ぜひ自分の媒体で情報発信してください。

 

このブログは「好きなチームの情報が見当たらない」

「次の試合まで、読むものがないやることがない」という

(個人的な)悩みからスタートしてます。

 

サッカーに詳しい方の解説が読める・聞けるようになれば、

それで目標達成、ミッションクリアです。 

 頑張ってブログを毎週更新した甲斐がありました。

猛攻をしのぎ引き分け。連勝ならず(vs ホンダロックSC)(第10節:21.5.30)(034)

 

試合全体

「負けなくてよかった」という言葉が、第一に思い浮かびました。

後半は攻められ続けて、なんとか無失点に。

 

ホンダロック側のセットプレーがあんまりうまくなかったのに

救われました。J2以上なら3点くらい取られてた(たぶん)。

 

細かい感想

1.今日も長島滉大がボールを繋ぐ役目。

後ろまで戻って、パスの起点になることが多かった。

(それだと、誰がラストパスを出すんだろう)

 

片岡爽もよかった。よかったけど、それだと

片山滋永の出番が減ってしまう。

(いい位置で受けて、繋げて、足下のうまい小さな選手…)

 

2.前半からキーパーからのロングボール中心の攻め。

前半はビルドアップがほぼなし、後半はたまに。

もしかしてグランドが荒れてたから?

 

ロングボール中心になると、

ビルドアップの経路(SB:特に加藤徹也)がボールに触る機会が減る。

ボール持ったら前に進める力があるだけに、

これなら別の選手の方がいい(この日は寺島はるひに交代)

 

※以前、林GMが「JFLは全体的にピッチコンディションが悪いので

ビルドアップよりロングボールを選ぶ監督が多いという話をされていました。

  

 

3.奈良クラブの選手は(特にサイドは)小さい選手が多いので

パント→空中戦は向いてないのではないか(そもそも論だけど)。

 

あと、空中戦の競り方が怖い。相手の選手の両肩に乗っかってる。

あれではいつファールとられてもおかしくない。

 

4.ボランチの金子雄祐がボールを持つ場面が少ない。

(TIAMO枚方戦では、いい感じでボールを回してた)

二列目(片岡爽とか)が降りてきてボールを繋いでるんだと思うけど、

もっとシンプルに「ボランチを2人にする」のはどうかな。

 

※アルビレック新潟(エコノメソッド導入済)だと

ダブルボランチが攻撃の起点&セカンドボール回収要員。

 一方の選手は、横断幕に「アルビレックスの心臓」の文字が

 

まとめ

連敗中と比べ、攻撃は格段によくなってるし

来週からはフリアン監督が合流しますし。

開幕から2ヶ月経って、ポジティブな要素が増えてきました。

 

次節に向けて

次節はホーム(橿原)でFC刈谷戦。今季全敗のチームです。

絶対に勝つ、ホーム初勝利をとるとプレッシャーがかかる一戦です。

 

予定が落ちついて来たので、現地観戦する予定です。

今度は晴れますように!

4−1!2ヶ月半ぶりの勝利はゴールラッシュで(vs F.C. TIAMO枚方)(第8節:21.5.26)(033)

 

開始10分くらいを見て、

「あ、今日はいけそう」「3−0で勝てる(無責任な予想)」

 

結果、4−1で快勝です!

 

(追記)21.5.27 21.40

TIAMOさんのホームページから試合動画が見れますよ! 

(追記ここまで)

 

1.ディフェンス 

TIAMOは、前へのプレスが少ない(ソニー仙台とは違う)。

DFラインでボールを取られてカウンター、という

エコノメソッドで一番嫌なパターンは、ない。

 

それに、敵ゴール前でボールを取られても、すぐにクリアしてくれる。

一度ボールを取ったら、ボールを回収し続けてずっと攻撃が続く。

これは、こっちのペースで進められそうだ。

 

あとTIAMOの選手は寄せを早くするとボールが取れる。

(その分、前線の選手は仕事が増える)

ビルドアップ&ボールロスト時のプレッシャーが効く日だ。

 

唯一の失点シーンは、

自陣ゴール前でファールを取られたでFK、が起点です。

判定は少し厳しかったですが、失点する時はあんなもんでしょう。

 

もう一つ、危ない位置のFKがありましたがそっちは大丈夫。

前半は1−1でしたが、内容はこっちが押してる。

 

2.オフェンス

CBは飯田→平松。今日のビルドアップは小谷から。

今までは飯田が起点だったけど、普通にこなせてるやん。

 

守備で4バック、攻撃は2バック(SBはボランチと並行)の陣形。

「高い位置でプレー」の「高い」は、

スタジアムで見たらびっくりすると思いますよ。

 SBの二人(加藤徹也、田中奏一)は、ハーフウェイラインのすぐ手前にいます。

 

この日に目立ったのは、片岡爽と長島滉大。

ボールは回すし、セカンドボールは拾うし。

片岡爽は試合終了間際にゴール。長島滉大もすぐに点を取るでしょう。

 

田中奏一→長島滉大のルートが、この日の得点源に。

田中奏一がサイドラインを疾走してたのは

最初の3試合くらいはよく見れました。久々の躍動感。

(活躍が見られなかったのは、チームのシステムの問題か?)

 

後半からは、キーパーからロングキックを左サイドに入れて

ボール確保or確保できなくてもすぐ取り返すのパターンで

何度もチャンスを作ってました。

 

あんだけ簡単にボールが取れれば、ショートパスで繋ぐ必要もないでしょう。

3点目(小谷のミドル)がすごかった。

無観客なのに、関係者からどよめきが起こってますね。

 

いやー、このシュートを見るために仕事をサボっ…じゃない

時間をやりくりした甲斐がありました。

 

※在宅勤務なので、2時間抜けても別の時間帯に働けば何とか

 

奈良クラブ公式からハイライトが出るのをお楽しみに。

 

4点目(片山のスルーパス→片岡爽)も

ハーフコートで3:2の練習してるみたいな、きれいなゴールでした。

 

最近の得点パターン「左サイドにロングボール→森俊介が1:1で勝つ」

この試合は「右で長島滉大に崩させる」の方が簡単だったので

右サイドをよく使ってました。

 

森俊介対策もされてるので、攻め手は多い方がいい。

 

浜田幸織はハットトリックがかかってたけど

あの仕事量だと1試合持たない(この日はDFへのプレスが効いてた)。

交代で桑島が1トップに入ってました。こちらもきれいなバイシクルシュート。

(惜しくもゴールならず)

 

3.まとめ

4−1はちょっと出来すぎだけど、2ヶ月半ぶりの勝利です

開幕戦以来…さすがに長かった。

(サポーター間の関係が険悪になるので、もっと勝ってください)

 

後半、交代で入った選手もうまく回ってた(片山も良かったよ)ので

戦術が浸透してきたのでしょう。

 

暑い時期の炎天下の試合、何人も足がつってました。

 

次は、中3日でアウェーのホンダロック戦。

選手は固定でいくと思いますが、コンディショニングも重要です。

しっかり戦ってください。

 

(おまけ)

 

向慎一キャプテンのインタビューが面白い:巻頭特集は"奈良クラブ"(Voyage創刊号)(032)

 

1.創刊号ですよー!

日本代表・J1などの頂点もいいけど

ピラミッドの頂点と同じくらい、サッカーの裾野を広げるのも大事だ。

サッカーを愛する人にスポットライトを当てよう。

 

…そんな感じのコンセプトで、新しい雑誌が創刊されました。

創刊号の巻頭特集は奈良クラブです。光栄です。

www.voyage-store.net

 

前の社長はマスコミに頻繁に登場していましたが、

現体制になってから大きく取り上げられたのは初めてかもしれない。

 

2.向キャプテンのインタビュー

奈良クラブからは、浜田社長、片山選手と向キャプテンの3名が登場。

面白かったのは向キャプテン。

話が盛り上がったので、2Pの予定が3Pになったそうです。

 

(抜粋)

(敗戦時のメンタルの切り替えという話題で)

自分が試合に関わっている時で言えば、

チームを代表して出場しているわけですから責任は感じます。

 

試合に出られなかったり登録外だった場合は、

その場にいられない悔しさがあり、

自分が出場してその結果を変えたいというモチベーションが

あります。

高校・大学・プロ・年代も競技も関係なく、

「キャプテンはキャプテンの顔してる」

「キャプテンは、キャプテンマークを付けてないときも常にキャプテンらしい行動をする」

のは、なるほどと思います。

(理想のキャプテン像)

2017年にキャプテンをやりはじめて(略)

自分の中でのキャプテン像というものは今も構築しているような

感覚があります。

 

一番考えているのは、チームが同じ方向を向いて進むことと、

自分がキャプテンとして何かを示していかなくても

個人個人が「矢印を自分に向ける」ことです。

 

※人に矢印を向ける=人を批判したり非難して

自分を改善しようという意識がない(要約)

JFLは、大卒の選手がステップアップの場所に選んだり、

運悪く契約先が見つからず、短期間過ごすことになったり、

故障がちの選手がキャリア晩年を過ごす場所だったり

選手ごとのモチベーションにばらつきがあります。

 

それに、チームが勝ったり負けたり(あんまり強くない)だと

監督の言うことを無視する人が出てきて、統率を取るのが

大変だと思います。

(向選手のプレー面での武器)

一番はプレーの中で自分が味方を上手く使う、自分も上手く使われること。

(略)

 

1人での打開をいつも狙ってるというよりも、

周りの選手と協働してチャンスを作ったりチームのピンチを防いだり

という所なので、周りの選手と連動するというのは

すごく意識している部分です。

向選手のプレーは何度も見てますが、

「主役になろう」という気持ちが(なぜか)伝わってきません。

 

プレイスキッカーもできるし

一瞬のスピードもあるし、ハードワークもいける。

数少ない元Jリーガーでキャプテンなんだから

決めにいってもいいのになーというのも、たまに。

大学を卒業しプロサッカー選手という夢を掴んだものの、

24、25歳と早々に2度も契約満了となってしまう。

それでも彼は、35歳となった現在も奈良クラブのキャプテンとして、

背番号10版としてプレーを続けている。

向慎一はなぜ長い間キャリアを積むことができているのか。

(リード文より)

向選手なら、元Jリーガーで現在JFLの選手。

「奈良クラブをJリーグに昇格するためにやってきた」が前提ですが

仕事をしながらのプレーですし、練習環境も見劣りします。

 

※フットボールセンター借りれないから練習場がないとか

(年1回くらいある)

 

この雑誌の特徴は、どのカテゴリの選手にも(たとえ6部相当でも)

得意プレーやキャリアの目標を聞いてるし、

普通は話したがらないこと(失敗談やコンプレックス)もちゃんと書いてます。

 

 

この雑誌は、インタビュー中心ですが、

面白いインタビューがいくつもあります。

 

どう聞けばどう答えてくれるか、

人と接する仕事の方には、参考になる部分が多いと思います。

(勉強になりました、今日の仕事にも生かしてます)

 

3.他に面白かったところ

他に面白かったところ

・金久保彩選手はぼんやりしたインタビューで、らしさが出てた

・コロナで渡米できないから地域リーグへ、という選手は

 やっぱり多い(片山滋永選手もそう)。そういう選手の今後も追いかけて欲しい

・SAGA LIXIL FCの橋口監督兼選手。

 ユース監督→指導者メインで一般企業に転職→現役復帰

・フットサルもビーチサッカーも、11人制サッカーとの境目は

 ちゃんとしてないんだなと

 

・元Jリーガーが豆腐・豆乳製品の移動販売を始める話が面白い。

(向選手インタビューの次にお勧め) 

 

Voyage 創刊号:サッカーに憑かれた者たち

 

浜田 満 (奈良クラブ)

向 慎一 (奈良クラブ)

片山 滋永(奈良クラブ)

桑島 瑠司(ビーチサッカー日本代表)

眞中 靖夫(境トリニタス)

金久保 彩(境トリニタス)

谷 秀一 (境トリニタス)

橋口 大樹(佐賀LIXIL FC)

飛賀 翔 (佐賀LIXIL FC)

神山竜一&中村北斗(元アビスパ福岡)

 

カラー32ページ

¥500 

年4回発行予定だそうです。

 

今号も、奈良クラブに関してはだいたい知ってますが

他のクラブ・選手に関しては、存在すら知らない…という状態です。

(地域リーグで地決に出ないチームは、ほとんど分からない) 

 

この雑誌の特性上、特集によって買う・買わない、というより

毎号買うのを決めて、何がくるかお楽しみ、というのが

ちょうどいいと思います。

 

年間パック3000円(寄付込みで)とかやってくれれば

加入しますので、先に制作費を回収するようなイベントを考えてください。

 

(最後に)

引用が長くなったので、ダメだったら連絡ください。

言われた部分を直します。

 

 

Web通販で購入するのはこちらから→

Voyage 創刊号 - サッカー雑誌