奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

2位鹿児島でドロー。高い修正力を見せる(2023年第34節/アウェー・鹿児島ユナイテッドFC戦)(23.11.5)(116)

スコアシーン

得点(10山本宗太朗)

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動画は(全部同じように見えるけど)指定した箇所から再生されます。

6寺島のFKがすばらしい。素晴らしい。

PKとFK、2本蹴って、どちらもすごかった。

17可児の逆サイドからのクロスもよかった。

そして最後は宗太朗。

 

動画をもう一度どうぞ。

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29浅川のループ(ゴールならず)

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31アルナウ起点の速攻。

枠内に飛べば決まっていたし、スーパーゴールだった。

 

前節の後半、キーパーからのロングフィード一辺倒で

単調になってた。今日はあまり使ってなかった。

 

隙を見て、たまに狙って一発で仕留めるくらいがちょうどいい。

 

失点シーン

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PK一度はじいた31アルナウはすごい。反応がいい。

0-0の後半73分にPKを決められると、普通のチームなら致命傷。

そこから頑張りました。

 

今さら聞けない!?サッカールール「PK(ペナルティーキック)」 | サカママ

 

アルナウへのイエローの理由は「守備側のGK」あたりを参照。

前後にステップを踏んで、ライン上にいなかったから。

飛び出し・フライングと同じ扱いです。

(動けるのは真横+空中)

 

蹴った瞬間に小谷がラインを踏んでるので、もしPKを外しても「蹴り直し」です。

PKになった理由は↓で。

 

23小谷イエロー→PK

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(需要がない気がしますが)理由がだいたい分かったので紹介します。

 

23小谷に限らず、ボックス内で相手を倒すシーンがここ数試合、何度もあった。

「ずっと目をつけられてた」「”チームとして”繰り返しの反則」というのが、

実態に近いと思う。

 

イエローカードが提示されたのは、大チャンスをファールで潰したという判断。

右の丸がキッカー、左が審判

審判の立ち位置と、首の動きに注目。

 

この時点ではゴール正面の密集を見てる。

審判が首を振った。

視線の先には、23小谷と鹿児島36米澤。

 

攻撃側選手(36米澤)にパスが通ればビッグチャンス

マーク(23小谷)が1枚ついてる

二人がつかみ合いをしてるor23小谷が掴んでる

 

この3つは頭に入ってる。

36米澤が倒れた瞬間に笛を吹いて、イエローカードを提示。

 

あんまり知られてないけど、ジャッジが妥当か、下したジャッジが信頼されるかは

・審判のプレー予測

・立ち位置

・体の向き(顔の向き)

で決まります。選手の「ポジショナルプレー」と発想は同じ。

 

審判の場所(目の前にいる)と結果(攻撃側選手が倒れた)で

その場にいた選手全員が「そりゃPKだろ」と。

(ちなみに31アルナウは抗議してます)

 

イエローのシーンをもう一度。

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高い修正力

前節・愛媛FC戦では、後半開始早々に相手ハイプレスにはまって失点。

その後立て直せなかった。

 

鹿児島も当然ハイプレスできたけど…簡単にさばいて、すぐ戦術を変えてた。

しかもプレスで消耗して、鹿児島FW2枚が早めに交代した。

守備・攻撃両面で大きかった。

 

鹿児島のプレスはかなりレベルが高いし、多くのチームが苦しんでるんだけど

プレスされたあとの(奈良クラブの)ボールの運び方も整理されてた。

 

いつもは、出す先を探してるうちにミスして、ボールを取られてる。

「中盤にボールを運ぶまで」は今季一番だったと思う。

 

この日は、中盤でのプレス、ボール奪取に凄みがあった。

ラインが高く、中盤のボールホルダーに2~3人をかけて圧力をかける。

こちらも前節できてなかったポイント。簡単にかわされてた。

 

「いい選手がいるチーム」はたくさんあるけど、「いいチーム」は貴重。

「大きな修正点」2つが1試合までに修正され、ストロングポイントになる。

 

今季ベストベーム候補はいくつかあるけど

「ベスト2連戦(そういうのがあるなら)」を挙げるとしたら

「愛媛FC戦・鹿児島ユナイテッドFC戦」だと思う。

 

監督の能力が非常に高い。

 

鹿児島戦は二戦とも引き分け

昇格圏内・2位の強豪相手に、アウェー7269人の大観衆の前で、

後半86分に追いついて、引き分け。

100点ではないけど、100点に近い結果。

 

ボール保持率は60%。

うまくボールを奪って、相手の攻撃回数を減らす効果はあった。

 

鹿児島のストロングポイントは、なんと言っても攻撃力。

前線4枚のタレントはJ2級。

 

奈良クラブのストロングポイントは組織的な守備。

プレス強度は、J2級だった。

 

後半リードして、鹿児島が引いて守った。

あっちの守備力はそれなり(あくまで攻撃のチーム)だし

奈良の攻撃もイマイチ(特に相手が引いた場合)。

 

残り10分間強、1点とって引き分けに、それか2点取って勝てるか。

 

交代

「相手が引いて守る」のを越して6寺島はるひがベンチ入り。

左足のクロスの精度はチーム一。

 

相手がプレッシャーをかけてこない場面を選んで

クロス専門・攻撃要員で起用。この采配もすごい。

(6寺島はフィールドプレーヤーで起用できるレベルではない。守備もパスも)

 

J左足の精度は、JFLだけじゃなくJ3でもストロングポイントだった。

クロス要員として攻撃の核となれる選手。

ほかのレベルも上げて、全試合スタメンに入って欲しい。

 

試合開始時の気温は30度。

守備強度の高いチーム同士の戦いなので、

誰が動けなくなるか、どのタイミングで交代するかが重要になる。

 

ハーフタイムに39嫁阪→10山本宗太朗。

中盤での守備強度を上げるのが目的。

後半は、両チーム選手がパワーセーブしてたのもあって

10宗太朗の動きが際立っていた。

 

39嫁阪は敵陣アタッキングサードで輝く選手。

自分でボールを運ぶタイプではないし、

中盤に戻って両サイドの守備をするだけなら、もっと適当な人がいる。

監督のせいで中途半端な使い方になった。選手のせいではない。

 

鹿児島は61分に24藤本・11五領を交代。

プレスで消耗したんだろう。この二人を早めに下ろしたのは大きい。

二人ともJ3レベルではない。

 

ボランチが17可児(8堀内、41森田凛はベンチ外)なのは、怪我絡みだと思う。

8堀内がいれば8掘内がフルで、41森田がいれば17可児と併用になる。

 

27国領はリーグ戦デビュー。89分に17可児から交代。

ベンチにGK、CB、自分の3人が残っていて、交代枠は1。

自分はボランチの交代要員。出番があるのは分かっていたと思う。

 

今日はあまり試合に入れてないようだった。

2試合目が本当の勝負なので、残り試合で凄さを見せて欲しい。

 

次節・富山戦は”上位対決シリーズ”最終戦

首位・愛媛(0-3)→2位・鹿児島(1-1)→3位・富山(?)

昇格候補(1~3位)との3連戦。

対戦した3チームのうち2チームは、来年はJ2。

「強いチーム」が「必死で戦う」時期に試合が出来た。。

 

”もし”3連勝してたら、「来年は絶対に昇格」に目標が変わっていた。

 

来週のカターレ富山には非常に苦労すると思う。

タイプ的には愛媛FCに近い。戦術で戦うチーム。

 

個人能力のチーム(鹿児島)なら戦術で補えるけど

戦術のチーム同士だと、一周回って個人能力の差が出てしまう。

試合展開は、愛媛FC戦の前半戦に近い内容になると思う。

 

リンク集

www.jleague.jp

www.nara-np.co.jp

kufc.co.jp

 

(鹿児島サイドの試合前分析)

kufc.co.jp

note.com

ちょび(@debunekomei)さんのスペース

(鹿児島ユナイテッドFCサポーターの音声配信)

https://twitter.com/i/spaces/1OwGWYRzQLWxQ

 

www.football-lab.jp

sporteria.jp