奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

3位富山に2-0で完勝(2023年第35節/アウェー・カターレ富山戦)(23.11.12)(117)

得点シーン

1点目 酒井ループ

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19酒井のロングシュートが決まり、ゴール。

相手GKが前に出るタイプ。

試合中に何本か蹴って、キーパーを下がらせるだけでも効果がある。

 

2点目 酒井クロス→嫁阪シュート

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加藤徹也→縦パス→浅川→酒井→ドリブル→クロス→嫁阪シュート。

 

後半開始から、

DFラインで作り直し→相手プレスが食いつく→裏へ縦パス

というパターンを使ってて、それで仕留めた。

 

プレスの引きつけ方がうまい。こんなんできたっけ?

それと11加藤の縦パスも。できた?

(DAZNを見れる人は、54:28くらいから見てください)

 

森田の立ち位置がよく、いざというときのボールの出口になっているのと

パスをもらう人・相手SHの位置関係だと思う。

 

コンディション

気温9.7℃、雨。

両チームとも強度が高く、組織で動くチーム。

これくらいの気候の方が向いてる。

 

前半戦(7/22、ロートF)は両チームとも動きが悪かった。

単純に、気温の問題だと思う。

 

芝が重く、パスが減速してた。

後半は雨も酷くて、思ったプレーができないようだった。

 

ハイプレス対策と人選

今日の奈良クラブは、ハイプレスを交わした上での裏抜け。

鹿児島戦からプレス回避がうまくなり、

SH・IHまで簡単に運べてた。

 

上位との3連戦が愛媛→鹿児島→富山の順だから

3戦目(富山戦)にはハイプレスの交わし方が完成してた。

順番が逆(富山→鹿児島→愛媛)なら、初戦の富山にボコボコにやられてた。

 

強い相手にはね返されるうちに、少しずつ強くなった。

 

伊勢はパスが上手い。特にミドルパス。

後ろでボールを回すのに向いてた。

どちらかというとパワータイプのFWを得意としてるので、

富山の強力FW対策ではなかったと思う。

 

空中戦

富山には高さがない。

誰でも分かることだから、富山対策の定番だろうし、

山側も対応には慣れてると思う。

 

キーパー180、2CBが180、180、左SB 179、右SB 167。

右SBに嫁阪178(空中戦に強い)を当てて、ロングボールを競るか、

正面に入れて、CBと浅川178、酒井178で勝負するか。

 

富山はロングボールを入れて、ボールを進める作戦。

ここは前線も高さがない。

2トップが179、173、SHが171、169、アンカーが180、177。

(中盤2人が一番大きい)。

 

空中戦で勝つことより、こぼれ球を拾う・拾われた時にプレッシャーをかけるのに

特化してるんだと思う。

この高さなら、普通のチームならパスで繋いでくる。

 

奈良クラブ陣内で、陣形を圧縮したときの守備力はリーグ屈指。

この試合も、ボールに2~3人かけて圧力で守ってた。

 

陣形がコンパクトなので裏を取られるとヤバいんだけど、

ここ数試合、「SBの裏」を取られての致命的なピンチがないのは

主に生駒のスプリント力のおかげ。いい選手です。

 

酒井達磨が下りてくる

torepanfoot.com

 

カターレ富山サポーターの方の解説記事。

参考になる話、特に「酒井が下りてくる動き」。

 

酒井になぜマークがついてないのか。

フォーメーションのかみ合わせの問題だと思うけど、

富山くらいのチームがハーフタイムに修正できないことかなあ。

(こぼれ球を拾えてないのにロングボールを入れ続けるのも、よく分からなかった)

 

ポストプレーは10宗太朗に任せたい仕事で、

酒井メインで運用するのは初めてだと思う。

 

酒井が下りてきて、中は29浅川と39嫁阪の二人。

嫁阪はヘディング、浅川はマークを外す動きに強みがあって

どちらもシュートが上手い。

 

いつもそうだけど、3トップのサイド2人は、

守備時にSBの位置まで戻る。運動量が多い。

(浅川がなぜ毎試合フル出場できるのか、分からない)

 

それと賢星。

こんなハードワークをして、中盤の潰し屋になるとは

春先には夢にも思わなかった。

機敏に動くので桑島と間違える(髪の色とヘアバンド)のは許して。

 

まとめ

昇格候補3チーム(1位愛媛、2位鹿児島、3位富山)との3連戦は、

1勝1敗1分に終わった。

首位にホームで負け、2位にアウェーで引き分け、3位にアウェーで勝利。

 

結果だけ見ると「愛媛最強」となるけど、

おそらく対戦順の影響が大きく、

鹿児島・富山は「愛媛がやった奈良クラブ必勝法」が効かなくて

ゲームプランが狂ったんだと思う。

 

「昇格初年度・伝説の三連戦」とみんながいい続けたら、

この三連戦が伝説になるかもしれない。

興味深い戦いでした。昇格初年度・伝説の三連戦。

 

リンク集

torepanfoot.com

www.jleague.jp

note.com

www.nara-np.co.jp

www.football-lab.jp

sporteria.jp