奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

"小谷の一発レッド"の分析&開幕戦のふりかえり(2022年第1節:MIOびわこ滋賀戦)(060)

 

今年も開幕しました。

優勝を狙うシーズン。初戦にふさわしい、ドラマチックな展開でした。

(よく勝てたな、こんな展開で)

小谷一発レッドの解説

※動画を見直す場合、ページを再読み込みしてください。

※(スマートフォン・PCとも)

※ページのおなじ場所に戻り、再生位置もリセットされます

 

MIOびわこ滋賀 FW長島グローリーのパスがすごい。

CB伊勢を背負った状態で、抜け出す選手の足下にドンピシャ。

 

レッドのシーンを何度も見直すうち、

「グローリーがすごかったから仕方ない」と思えてきた。

すごいな。実力で開幕スタメンを勝ち取ったんだ。グローリー。

 

小谷は、カード覚悟で止めにいったんだと思います。

無理して止めに行く場面ですし、ボールには行ってます。

レッドにはなりましたが、終わったことなので仕方がない。

 

「決定的な得点の機会の阻止」は

聞いたことがない人の方が多いでしょうから、動画を一本紹介します。

(ジャッジ・リプレイを毎週見てる人はどれくらいいるんだろう)

”DOGSOの四要件”=レッドカードになる条件

(全部で10分くらい)

もう少し分かりやすいシーン(熊本vs山形)。

忙しい人はこっちだけ見てね(2分くらい)。

※一本目の中でも登場します

ジャッジ・リプレイを見た後で、

もう一度最初のシーンをご覧ください。

追いつかない・止められない位置からの戦術的なファール。

カードが妥当、6:4かそれ以上でレッドカードだと思います。

 

・小谷はボールには行ってる(ラフプレーではない)、

・審判の立ち位置があまり良くない(選手3人越しに後ろから見てる)、

 

気になる要素もありますが、

ファール・イエローで済ませたらそっちの方が問題でしょう。

 

チーム初得点は金子昌広

森俊介のクロス&金子昌広の飛び込むタイミングがいいと思ってたら

森田凛のインターセプト→可児のパス→森俊介のボールキープ、どれもいい。

 

去年の後半から、ギリギリを狙ったスルーパスが通るように。

良い場所に立って、連動してるんでしょう。

(この試合、前半の森田凛がすごい)

ゆりかごダンス

輪の中心に森俊介がいるのは、2月にお子さんが生まれたから。

どうしてもゆりかごダンスをしないといけない、

しかし相手ベンチの前なので、ここでパフォーマンスすると挑発行為だ。

 

自チームベンチまで移動しないと。

主審に注目。時計を止めますのジェスチャー対応。

少し前には、敵FWグローリーが「まってやれ」のジェスチャーも(いい人だ)。

主審に対し、都並優太・可児から詫びが入るが「早く始めろ」のジェスチャー。

 

この時間帯までは楽勝ムードでした。

後半はほとんど覚えてません。

まとめ

長いシーズンが始まりました。

前半戦はプレーの解説をまじめにする予定です。

お付き合いください。

当たってたけど、今年は誰も予想をしてなかった!

天皇杯の対戦カード発表&開幕前のニュースをまとめて(059)

明日(22.3.13)から、奈良クラブの2022年シーズンが始まります。

開幕戦は自宅観戦で、現地観戦は年8試合前後の予定です。

 

JFL優勝できる!と期待はしていますが、

実戦を見てみないと分からないというのが、正直な感想です。

前評判通りに行かないのがスポーツの世界ですし。

(浦和と神戸を見てるけど、どっちもひどい)

 

最近の奈良クラブ関連ニュースをまとめて。

自分用のメモです。

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出典は↓(JFAサイト)

1回戦はHONDA FCと、その後ベガルタ仙台、セレッソ大阪(たぶん)と続きます。

(奈良県代表になるのが前提です)

 

アウェーのベガルタ仙台戦、見てみたい。

2022キックオフパーティー。

司会は奈良クラブ芸人(×→○奈良県の住みます芸人)の西手さん。

雰囲気がよかったそうです。

#奈良クラブ必勝祈願部 毎試合やりましょう!

フリアン監督のロングインタビューは珍しいので、参考に。

あまりリップサービスをしない監督なので、新しい情報は少なめです。

おなじみのJFL移籍情報。2022年版。

他チームの新加入・退団情報がすごく参考になる。

(対戦が一巡するまで、参考にしています)

 

先日「奈良のサッカークラブは奈良クラブしかない」という話を聞きました。

「Jリーグに昇格すれば、Jクラブとしては唯一」という話です

 

県の代表として扱われるのは名誉なことです。

それにふさわしい戦いをして欲しい。

こちらは奈良県庁の展示。

この手の企画は開幕前に集中するので、告知が追いつかないのかな。

JFL優勝は”3年計画”の総決算:奈良クラブ新体制発表会(22.2.16) 質疑応答のまとめ(058)

はじめに

今日は質疑応答のレポートです。

質問は5名(5社)から。面白かった質疑だけ紹介します。

 

あくまでPart1を受けての内容。

説明し直したか、別の会見で聞いた話が中心です。

(内容が180度変わってたら、そっちの方が問題)

 

新情報(補強のポイント)の他は

最近のクラブ事情のダイジェストになってます。

忙しい人は、Part2だけ通しで見よう。33分だ。

 

(Part1のレポート)

今期の補強のポイント:社長から(1分30秒)

(ポイント)

去年の課題を解消するため。選手を見れば、意図が分かると思う。

補強のポイントは次のこと(選手を見れば分かると思う)。

 

・ゴールを決められる選手

・中盤でボールを運ぶ、いいパスを出せる選手

・右サイドからアタックができる選手

(ここから補足:新加入選手一覧)

4 DF 伊勢渉 J3八戸

9 MF 金子昌広 J2金沢

17 MF 可児壮隆 J3鳥取

27 MF 国領雄斗 京都産業大学 ※大卒

29 FW 浅川隼人 J3熊本

31 GK アルナウ CPサン・クリストパル ※スペイン

44 MF 嫁阪翔太 J3盛岡

 

浅川が点取り屋、可児がトップ下のパサー、伊勢が高さのあるCBと聞いてます。

ポジション、各選手の特徴はSQUADRAカップ(プレシーズンマッチ)のお楽しみ。

 

選手一覧はJFLのチーム別ページにあります。

【奈良】日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト

 

※奈良クラブのサイトでは、まだ準備中です

 

フリアン監督の質疑(7分30秒)

質問事項

1 プレー面で昨年より上がった点は?

2 パスを繋ぐという面で、去年より良くなった点は?

3 JFLの印象

4 去年の反省を今年にどう生かしたいか

5 補強のポイント ↑で説明済

監督就任からの経緯~今季への展望がまとまってます。

超忙しい人は、この項目のみフル視聴するのを推奨。

 

全項目を雑に要約すると

「戦術が浸透し、選手が残った。今年はいける」です。

1)

去年の仙台戦はよかった。

守備の課題が解消したのは、攻撃をする時間を増やすことも理由。

すべてが連動している。

 

2)

いいポジションを取るのが大事。

昨年のベースがあるので、できるようになってる。

 

3)4)

JFLはレベルが拮抗してる。

ブロックを組んで守られると、いい選手がいないと、崩すのが難しい。

こういう経験を今年に生かしたい。

 

5)補強のポイント(略)

優勝するためのクラブマネジメント:社長から(6分40秒)

(ポイント)

今年の目標は、JFL優勝。その結果、Jリーグに昇格すること。

Aをやれば優勝できる、というようなテクニックはない

 

過去にJ3へ昇格したクラブには「雰囲気」がある。

クラブ、サポーター、スポンサー、自治体、メディアなど、関わる人たちすべてに

「昇格しそう」という雰囲気がある。

奈良クラブでも、この雰囲気を1年間やり続けることが大事だ。

 

奈良クラブは昨年、2022シーズンに昇格するための準備をしてきた。

(主力の残留、新戦力の獲得、目標(優勝・昇格)をハッキリすること、目標をみんなに伝えること)

目標は、クラブ内(監督、コーチ、フロント、選手)はもちろん、

サポーター、スポンサー、自治体にも伝えていくのが大事。

 

クラブがブレると、伝染する。昇格するという雰囲気を1年間やりきる。

まとめ

(濱田社長の言葉)

2020年2月に社長に就任し、3年後にJ3昇格するよう行動してきた。

3年というのは、評価を下す最低限の期間。

今年は結果を出す年だ。

毎年、一からチームを作り直してたのが、

(前年)そこそこの結果→主力残留→実績のある選手を獲得→今年は上積みありそう、へ。

 

方針を決めて、選手へ浸透させる、方針にあった選手を取る。

普通のチームなら当たり前にやってたことなんでしょうが、

経営が安定してないとできません(資金、人員、経営者の能力を含めて)。

 

2022シーズンは、最初の5試合がカギだと思います。

「修正ならフリアン」「だんだん良くなってくる」はよく分かったので

 

・去年終盤の完成度が開幕から見せられるか

・新加入選手(特にFW浅川)が機能するか

 

が要注目です。

 

※三年計画だったのを初めて知りました:浦和は開始前に公表してたぞ

 

おまけ:新拠点プロジェクトにかける思い(24分)

利害関係人が、自分の立場と関わり方を順に説明した後、

濱田社長からの概要説明。これがよかった。

(24分までは聞かなくてよい)

心が汚れた大人なので、真っ先に浮かぶのは

そんなに借金して大丈夫か?(年商の5倍)

そんな額、よく貸してくれた(借金するのも能力のうち)

ともあれ、新拠点はもうすぐ着工、来年春に竣工。

上半期に見学会があるでしょう。楽しみにしてます。

奈良クラブの赤字問題、照明問題:新体制発表会(22.2.16) Part1のレポート(057) ※修正あり(22.2.18)

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恒例の「シーズン新体制発表会」

レポートは長くなりそうなので、今夜はPart 1だけ。

(Part 2は質疑応答です)

 

 

Part 1+2で75分あります。全部は見れない人が多いだろうから

 

「忙しい人は、動画のここだけ観てね」

 

という企画です。テーマ別に、再生の開始位置を調整してます。

経営状況について

Part1 10:46から

濱田社長のパート(約25分)に色んな情報が出てきました。

数字を公開して現状を知ってもらうのは、いいことです。

(J3に挙がれば、どうせ開示しないといけないし)

 

中身は…スライドを見た方が早いので、コメントはあとで。

画像の出典は、Youtubeの会見動画です。

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(ポイント)

現在は「構想実現期」

ハード面の投資(拠点の開発、それに伴う資金調達)と、J3昇格の二本柱です。

ソフト面の下準備は、昨年のエコノメソッド導入&フリアン監督招聘からスタートし

ベースアップ・今年の補強で昇格を目指す、と。

 

2030年?の目標は、営業収益10億円。これでJ2のまんなかくらい。

拠点が稼働すれば試合以外の収入が増えるので…という計算。

 

※下線部を修正(22.2.18)現在の実績と紛らわしかったため

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(ポイント)

棒グラフの目盛り:下(水色)から、広告料収入、入場料収入、物販収入、その他

(数字が読めないので、どこかにスライドを公開してください>クラブ関係者の方)

 

売上 2.8億(19)→1.3億(20)→1.6億(21)→1.8億(見込)

濱田さんが就任したのは2020年。売上が半分以下で、よく生き残った。

(経営者や経理・会計関係者以外にはピンとこないかも)

 

下から3行目「選手強化費」が、選手スタッフの総年俸+α

今が旬・人気のある選手を取ると高いので、

実力より評価が低い(割安な)選手を集めている状況でしょう。

 

「前社長より4000万円の寄付(左下、緑字)」

前社長は辞め方が悪かったので嫌われてますが、

結構の額の支出をして、クラブを支えてます。まだ大口スポンサーだし。

 

悪口を言うのは、そろそろやめませんか。

 

アンバサダー加入状況 

Part1 16:50から

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(ポイント)

ファンクラブ加入者数は38→46人

アンバサダー+ゴールド(合計)も、82→102人

数字を着実に伸ばしています。

 

照明問題:J3昇格への大きな壁

Part1 19:33から

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(ポイント)

「スタジアムの照明問題」が目下の課題。

「24年5月に1500ルクス以上の照明を備える」ことを

今年5月時点で、奈良市から文書で確約する必要がある。

 

沼津がJ3ライセンス維持へ資金1億円集め開始 本拠照明が基準達せず - J3 : 日刊スポーツ

 

J3沼津でも問題になってます。

Jリーグはスタジアム基準が厳しいので困る。

 

(誤)

集客基準(ホームゲームで平均2000名以上)は、

今年は適用されないと言われてるけど、クリアできるように頑張る。

(もしかしたら全試合無観客でも昇格できるかもしれない)

※間違えてたので修正(22.2.18)

(正)

今年は適用ですが、コロナ禍の状況によっては観客動員基準が撤廃される可能性がある

(「2000人以上必要」が原則、例外的に、条件が緩和or撤廃されるかも)

財務基準(入会の前年に債務超過でないこと)

今季末(22年)に1500万円程度の債務超過になる可能性がある。

売上増の見込みもあるし、増資も検討中とのこと。

 

フリアン監督のパート

Part1 25:53から

いつものフリアンコメントなので、新情報はあまりありません。

面白かったのは↓の内容。

 

テーマは「選手に求めている、三つのこと」

Part1 29:03から

新加入選手紹介

35:55から


個サポのみなさん、お待たせしました。

 

「背番号29 FW 異色の逆算型ゴールゲッター 浅川隼人」みたいに

選手のキャッチフレーズ付きで入場。

 

Part 2(質疑応答編)のレポートは週末あたりに。

2022年の新チーム、今日から始動(056)

オフのわくわく感から、シーズンの準備へ。

TVでも大きく扱ってもらったので、紹介を兼ねた記事です。

※動画あり(記事はすぐに消えます)

 

インタビューはCB小谷。今年もキャプテンかな?

キャプテンシーのある選手も加入したので、どうするんだろう。

フリアンは初日から指揮したようです。よかったよかった。

 

”チームの生え抜きで攻撃の要” 宗太朗のインタビューも!

チームを引っ張っていかないとね。加藤徹也と宗太朗は。

(なぜ、一番しゃべれない選手からコメントをもらったのか)

社長が公言しているように、今年の目標は「JFL優勝」です。

J3昇格より、難易度がずっとずっと高い目標です。

 

今季の目標をクリアするのは「JFL優勝した」時だけ。

結果的にJ3に昇格しても、2位以下に終われば

目標未達で上司から詰められ、サポーターからはブーイングだ。

JFL最終年のFC今治は、「JFL優勝」目標でした。

なのにチームが停滞すると「昇格でいっか」というムードが広がってたので、

スタッフ選手全員で目標を再確認。

全員が優勝を目指して戦い、結果としてJ3昇格を勝ち取った、

 

…という話がこの本に出てきます。

 

昇格は他力ですが、優勝は自力。

優勝は、本気で狙わないとできませんが、

いい試合、いいサッカーをすれば、優勝できます。

 

4位争いや百年構想クラブ内順位なんかはどうでもいいので、

JFLで優勝して、長かったJFL生活から卒業しましょう。

 

今季も期待しています。

新年のあいさつです。2022年シーズンの始動直前(055)

2022年は、JFLで優勝する年です。

ホームゲームでは全試合勝利(最低でも引き分け)するでしょうから

観戦するのが楽しみです。

 

今年の夢です。

1.最後まで昇格争いをする

(昇降格争いの楽しさをみんなで味わいたい)

  

2.集客イベントを何度かできるように

(強い奈良クラブを、新しいお客さんに見てもらいたい)

 

3.シーズン全試合を消化する

(今も状況が悪い…難易度が高いのはこれ?) 

今季はフリアンがシーズンインから指導するので…

 

と思ってたら、再来日できるか、まだ分からないんですよね。

コロナの感染者数が急増してるし。

就労ビザは下りてるので、大丈夫だと思います。

 

(クラブスタッフの方へ)

来日したらニュースリリースを出して、

関西空港からビデオメッセージを投稿してください。

プレシーズンマッチで、相手は話題の福山シティFC。

平日昼間になったのは、グラウンドの関係らしい。

 

自前の拠点ができれば、練習グラウンドでプレシーズンマッチを出来ますし

200〜300人程度のファンなら自由に観戦できるようになるんでしょう。

下北山村キャンプは今年も開催。

新型コロナウイルスの感染状況との兼ね合いで、残念ながら非公開です。

 

「下北山キャンプ見学ツアー」

実現したとしていったい何人来るんだ、という話が

去年から出てます。僕は見に行きたいので、いつかやりましょう。

可児壮隆(かにまさたか)選手です。

人名は難しい。初見だと絶対読めない。

 

J3鳥取で4シーズンプレーし、昨年はキャプテン。23試合に出場。

契約満了→Jトライアウト→奈良クラブへ入団。

体は動くだろうし、年齢の問題かな(30歳)。

 

今治に所属経験があり、エコノメソッドの動きができる、

というのが獲得のポイントでしょうか。

やけに読書履歴が濃い。

リーダー気質のスポーツ選手に多いタイプだ。

せっかくなので、一冊推薦しました。

幕末明治維新の歴史小説好きにはこれ、というの。

返事をもらいました!

ユニフォームは可児さんにしますね。

(一番最初に目が合った選手を応援する方針です)

 

いつか、可児選手とふれあう機会があれば

読書の話を聞いてみたいです。

今オフ最大の補強は、森田凛の残留だ。

森田凛が全試合に出場してゲームメイクできれば

得点力が全然違ってきます。

 

MFの中盤の選手が増えたので、競争は激しくなるでしょう。

ただ森田凛は、ものが違う。

 

 

次回は、新ユニフォーム発表&新体制発表会の話題になると思います。

(もうすぐ日程が出るでしょう)

 

今シーズンもよろしくお願いします。

春先の6連敗は本当に泥沼だったのか:2021年3~5月のレビュー(054)

 

初戦:MIOびわこ滋賀戦(21.3.14)

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(白が奈良クラブ:アウェーです)

 

キーパーからロングボールを蹴る場面。

強風で風下だけど、ビルドアップはしない。

ロングボール一本。敵FWからプレッシャーがなくても。

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攻撃時、ピッチの横幅の半分しか使ってない。

相手の攻撃で、左右に圧縮してるなら対応しないといけないけど、

こっちの攻撃でも左右を圧縮する必要はあるんだろうか。

(SBが幅を取ってないのが、原因の一つ)

 

MF以下の9人がダンゴになって、

前線の桑島が動き回ってプレスをかけ続けてる状態。桑島が過労死してしまう。

 

4戦目 ヴェルスパ大分戦(21.4.3)

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(青が奈良クラブ)

 

この時期からビルドアップを開始。

敵FWにプレッシャーをかけられてるので、CBの位置が低い。

プレッシャーを全くかけられてない状態でも、CBの位置が低い。

 

SBの片方だけが高い位置にいて、もう一方はCBと並んでる。

(これは最近の試合でも見かける)

 

敵FWのプレスに負け、試合途中でビルドアップを中止。

0-1というスコア以上にガッカリ感を感じた試合です(現地観戦の感想)。

 

練習すると上手になる

2021シーズン トップチーム始動日のお知らせ | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

 

「立ち位置」の問題は試合を追うごとに良くなって、

5戦目あたりで「ポジショナルプレー」らしくなってきます。

攻守の切り替えができるようになるのは、もっと先。

 

チームの始動は1/27。

1戦目まで6週間、4戦目だと9週間。

練習期間が1.5倍なので、中身が全然違います。

 

開幕直後の分析をやり直した

「気がついたら強くなってた、というのが理想」

「シーズン終了後に開幕戦を見直せば、強くなったのが分かる」

 

という、春先(連敗中)の濱田社長の発言を思い出して、

開幕直後の試合を見直しました。

 

分析したのは、2021年1~5節。前半10分を見て

立ち位置、反応・動き出し、攻撃の陣形の三つを確認しました。

(他に気づいたこと)

初戦は、スローインの出す先がなくて困ってても

誰も動けなかった。3試合目くらいで解消されてた。

 

初戦はコーナーキック時に中に入る選手がバラバラ。

たぶん練習できてない。5戦目くらいで解消されてた。

 

ソニー仙台戦(21.4.25)、0-3で負けて、4連敗。

スコアはひどいけど、初戦(滋賀戦)、二戦目(HONDA F.C.戦)より

ずっと内容がいい。

 

開幕戦とシーズン最終戦で、

スタメン・ベンチともメンバーがあまり変わってない。

「できそうな選手」に経験を積ませて、「できるようになった」のか?

 

MIOびわこ滋賀 vs. 奈良クラブ – 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

ソニー仙台FC vs 奈良クラブ – 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

第七戦:V三重戦(21.5.16)

春の6連敗目(天皇杯予選を含む)、次節のTIAMO枚方戦で連敗が止まります。

 

三重戦は、観戦組からは非難囂々でした(菅野哲也に決められたし)が、

開幕戦→V三重戦(の平松投入後)と見れば

「ここまで仕上がったか」と感慨深いと思います。

 

V三重戦で、平松遼太郎(63分から)と長島滉大(HTから)が初出場しました。

(V三重戦、フリアン監督のコメント)

―後半に長島滉大選手を投入して流れがよくなった。彼の良さは?
彼はエナジーのある選手。前半はプレスに対してうまくアタックできていなかったが、彼は投入されてからすぐに、しっかりと相手に対してぶつかりに行っていた。彼の持っているエナジーというのをしっかり出してくれたと思う。さらにボールを持った時に、しっかりと状況判断して、味方と連携したり、1対1で仕掛けたりしていた。そこが彼のプレーのいいところだと思う。

奈良クラブ vs. ヴィアティン三重 – 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

シーズン途中の補強は長嶋滉大だけでしたが、これは大きかった。

 

「エコノメソッドの動き方」が出来てるのは

開幕当初は2~3人でした。それに1人加わったのは大きい。

―平松遼太郎選手の投入に関して、ポイントは?
彼を入れることはハーフタイムにも考えていた。彼は自分たちがボールを持った時に活きるセンターバックだと評価している。後半に入ってから、自分たちがプレーを支配できるようになった時に、彼の特徴であるサイドハーフにつけるパスだったり、運ぶドリブルだったりが活きてくると思って、投入した。彼には攻撃面で期待しているし、自分たちのスタイルにあったセンターバックだと思っている。

奈良クラブ vs. ヴィアティン三重 – 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

開幕頃から「ボール保持率が上がれば平松の出番」という話を聞いてました。

開幕戦を見て、理由がようやく分かりました。

 

キーパーからハーフラインまでロングボールを出してたら

CBが攻撃参加する必要ないじゃん。それなら、守るだけでの選手を使う。

 

まとめ

開幕戦はひどかった。勝って良かった。

連敗中も意外に頑張ってた。

「強くなった」だけじゃなくて、「強くなってる過程」が分かるようになりたい。