奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

今季初勝利はホーム・ロートフィールド奈良で(2024年第5節/ホーム・ヴァンラーレ八戸戦)(24.3.20)(136)

はじめに

5戦目で初勝利。ホームで決めました。

試合運びは安定してますし、ここから勝点を稼いでいくと思います。

 

観戦された734名のお客さん。

雨・雪・強風・日照りと大変な天気の中、お疲れ様でした。

クラブ史に残るかもしれない一戦を見れて、大変うらやましいです。

 

得点:グスタフソンJ初ゴール

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右サイドから下川→大誠→澤田→岡田と逆サイドに振り

サイドチェンジしたので、八戸はスライド。

ライン間は空いてるし、逆サイドも空いてる。嫁阪がボールを要求。

岡田のクロスに嫁阪がボールを落とし

グスタフソンがシュートへ。

ディフェンダーが近いので、かなり打ちにくい。

シュートコースは右サイドだけ。ゴール期待値は0.1です。

(10回打って1回入る程度のチャンス)

中継を見てて、唐突に点が入ったので驚きました。

 

もう一度どうぞ。

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ペナルティボックス内からのシュートなので、たぶんこれ。

ピンチのシーン

ゴール期待値でいうと八戸の方が大きい(奈良0.29、八戸0.50)。

八戸もチャンスらしいチャンスはない(大きいのでxG0.1程度)。

 

一番危なかったのが、ヘディングがボールポストに当たったシーン。

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八戸のコーナー。ファーサイドでヘディングで合わせます。

相手39近石(180cm)、神垣(178cm)なので、高さに差は無い。

競り負けです。

 

念のためもう一度。

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連戦・過密日程

奈良は2連戦目(アウェー大宮→中3日→HOME)、

八戸は3連戦目(HOME→中3日→HOME→中2日→アウェー奈良)

【公式】奈良vs八戸の試合結果・データ(明治安田J3リーグ第5節:2024年3月20日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

 

奈良は前節から先発4名が交代。

スタメンに入ったのは、ほぼ毎試合出てるメンバーです(百田、嫁阪、神垣、寺島)。

 

八戸は前節と11人全員が同じ。

大丈夫なんだろうか…と思ったら、やっぱり大丈夫じゃなかった。

コンディションは相手の方が悪そうだった。

 

八戸は中盤の守備強度で頑張ってたチーム。

この試合は、スイッチが入ってる時間が短かった。

言葉は悪いけど、引き分け狙いで流しているような雰囲気も感じた。

天候も悪くて、怪我が怖い。

vanraure.net

 

八戸の監督・選手コメントには、具体的な情報がなにもなかった。

情報を出さないのがチームの方針なんだろう。

感想

八戸は守備時、5-2-3。

1人が岡田のマンマークで、3+1バックか4+1バック

そして3人でうちのDFライン(4バック)へプレス。

 

DF4人に3人でプレスをかけるから数的有利だし、

八戸の中盤・どちらかのサイドに人が足りない。

DFラインでパスさえ回れば、SBのどちらかが空く。

 

そう、パスさえ回れば(最近の澤田のことを思い出して)

奈良クラブ 2024 マッチレポート | 3月20日 vs 八戸 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

sporteria.jp

「ボールロスト位置」は画像をクリックして拡大を

 

自陣でボールを回して、ほぼボールを取られてない。満点です。

 

生駒から岡田へのサイドチェンジのパスが印象的だった。

いつもは下川の仕事だ。練習してるんだろう。

寺島もそつなくプレーしていたし、

 

下川、賢星は前節で怪我をしてた(しかも賢星は担架)ので、

スタメンから外れたときは心配した。

 

特に下川は替えが効かない。

4月に3連戦がある(4/6宮崎→4/10盛岡→4/13ホーム)ので、

それまでに都並吉村のどちらかに戻ってきてほしい。

 

グスタフソンのポストプレー(ロングボールを納める動き)を見たことがない。

身長は大きいがポストができないタイプか。

(身長を考えると、CFがボールを納めて嫁阪がシュートを打つ場面)

 

リンク集

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セットプレー「以外」は全くの互角(2024年第4節/アウェー大宮アルディージャ戦)(24.3.16)(135)

試合全体

観戦後の率直な感想は

「1-1のドローにできたのに、確率で悪い方に傾いて0-2になった」

「ただ、セットプレーは何とかならないか(特に2点目)」

 

今季はいい補強ができたけど、大宮の選手層と比べるとまだまだ。

大敗してもおかしくなかったし、うまく戦った。

得点期待値(チャンスの質)は大宮の倍以上。

大宮のゴールはどちらもxGが0.1以下(10回に1回入るかどうかのチャンス)なので

相手のスーパープレーか、こちらの致命的なミスのどっちか。

1失点目

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自陣左サイドで國武がファール。フリーキックに。

DF 4 市原 吏音
得点の場面は、本当にいいボールが来て自分の前で(茂木)力也さんが相手をブロックしてくれて、フリーでヘディングすることができました。明治安田J3リーグ 第4節 大宮 vs 奈良|大宮アルディージャ公式サイト

位置関係を頭に入れてから映像を見てください。

とても分かりにくいです。

右側の円、相手22は5大誠をブロックする役です。

相手4には22生駒がついてます。

金髪の22がブロック役です。

このゾーン内、相手は22、4ともう一人(オフサイドポジション)。

5大誠と22生駒。

相手22は攻撃側選手なので、通常ならゴール方向かボール方向に動きます。

今回は矢印、5鈴木大誠方向。ボールにプレーしてません。

蹴りました。

相手22が自分で倒れて、5大誠の動きを邪魔してました。

うしろに重心をかけ、尻餅をつく形。

 

鈴木大誠が相手を倒した(PK)かと思って何度も見てたけど

引いて倒れるのとは違う、なにか不自然な倒れ方。シュミレーション?

 

選手が率直なコメントを出してなければ、分からなかった。

ボールは丸のあたりに飛んできます。

5大誠がブロックされてなければ、青(相手4の前)のエリアでクリアできた。

前に誰もいない、後の生駒も競り合いにいけないポジション。

あとはヘディング練習。

 

何度か見直してください。

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大誠が派手に倒れてればオフェンスファール…を取ってもらえたか、は分かりません。

セットプレーでブロック役は必ず登場します(うちも使ってます)。こんなものです。

騙される奴、やられる奴が悪い。

 

「やられた!」「次はやりかえそう!」「以上!」

 

2失点目

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自陣左サイドで岡田優希がファール。フリーキックに。

(このエリアでファールするなよ國武もだけど。いい場所すぎる)

跳ね返りのボールを大宮が拾って、左サイドの味方に戻します。

 

左の丸は、相手26濱田と3澤田。

26濱田は186cm、83kg。J1経験も豊富な33歳のディフェンダーです。

3澤田は182cm、78kg。十分大きいけどサイズ負けしてる。

相手26がクロスに合わせて中に飛び込みます。

この後は映像をも一回見てもらいましょう。

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体格差、プレーレベルの差はおいといて、澤田は単純にスタミナが切れではないか。

ここ3試合、終盤の失点が全部澤田絡みだぞ。

運動量が多いタイプだし、中盤の選手扱いで途中で引っ込めないと。 

惜しかったシーン

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掘内→パト→國武→パト→右にかわしてシュート。

攻撃でxGが一番大きかった(大きなチャンスだった)。

 

前線でパスをつないでシュートチャンスまで持って行くのは

昨年までなかった。

 

まとめ

完敗。セットプレーがすべてでした。

 

リンク集(追加あり/24.3.28)

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サッカーの素人解説を3週間続けた結果(134)

この記事を書いたきっかけ

2024年は反響があって楽しいです。

チームへの期待(今年はJ2昇格を狙える)を反映してるんでしょう。

 

私に情熱があったとしても、読んでくれる人がいないと続きません。

いつもありがとうございます。

思ったより共感する人が多かった。

少しずつ書き足して、量が貯まったので記事にしました。

 

賢い観客が選手を上達させる

プレーのレベルと観客のレベルは比例します。

 

派手なプレーに拍手するのと、

”選手ならわかるファインプレー”に拍手するの、

どっちが緊張感をもって、技術が上達するか。

 

ロートフィールド奈良で、試合前・後に

フォーメーションのかみ合わせや交代枠をあれこれ言ってる人を見たことがありません。

そこそこ高い席に座っているのに、です。

 

どのスタジアムも、年間指定エリアに近づくと

全試合、複数年度見てるのが前提の会話があちこちから聞こえてきます。

 

奈良県の場合、プロスポーツを、お金を払って鑑賞する層が薄いので、

そこまで観客が育ってないんだと思います。

 

サッカー王国・静岡を示すエピソードはたくさんあります。

最近、エッジが効いてた話を聞いたので紹介します。審判に対するヤジです。

他地域「それはファールだろ!誤審だへぼ審判」

日本平「副審、そこからだとオフサイドか分からないだろ!」

副審の立ち位置を確認しながら試合を観る。

さすがは静岡、サッカーIQが非常に高い。ヤジを飛ばしたのは、たぶん現役審判員だ。

 

「誰かが見てるから」努力する、上達するというのは

プロスポーツの世界でもそうです。

常時、最高音量で応援するだけが「応援」ではありません。

 

もっと楽しむために

奈良クラブの面白さがあまり伝わっていない気がします。

「サッカー観戦の楽しさ」を紹介する記事はたくさんあるのに

「サッカーそのもの」の記事があんまりないし、読んでも分からない。

 

どの国でもそうですが、下部リーグは「地元の二元」以外はほとんど見ません。

奈良クラブの評論をする人はほとんどいないし、DAZNには解説者がいません。

 

解説を解説者に任せようにも、解説者がいないから困っている。

なので、試合で何が起こっているのか分からない。

 

鹿島アントラーズや浦和レッズなら、メディアの情報だけで戦術も修正も補強もだいたい分かります。

それがないから代わりに(このブログを)やってます。

誰かがやってくれるならやめよう。そう思いながら、何年も経ちました。

 

誰が誰に向けて書くのか

A一般人

Bスポーツを見る人

Cサッカーを観る人

Dサッカー戦術が気になる人(せっかくなので試合内容も知りたい)

Eサッカー戦術に詳しい人(解説者の話がほぼ全部分かる、くらい)

スポーツを見ないけどサッカー戦術に詳しい人は存在しないので

A>B>C>D>Eの順に人数が少なくなります。

 

このブログは、こういうレベル設定です。

D(サッカー戦術が気になる人=私)が

C(サッカーを観る人)、D(サッカー戦術が気になる人)に向けて書く

出場選手で分かるのは半分程度で、

4-1-4-1といわれて意味が分からない人が対象です。

 

戦術ブログの中で、うちより解説がわかりやすいところはほぼ存在しないと思います。

 

書き手がアホなのと(情報が薄い)、想定する読者レベルがすごく低いのが理由です。

公開前に、意味が分からない記述を順番に潰してるので

専門用語が連続するようなものにはしていません。

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ちなみにZerofagiさんのブログはむっちゃ分かりやすいです。

ファイアーの岡山(J2)に関心がない人も、このブログだけは読んだ方がいいです。

ブログと動画講座にすごい時間をかけてると思う。どうやってるんだろう。

 

サッカーに詳しい人の発想

開幕から、各チームの戦術ブログをたくさん読みました。

多くの戦術ブログはこう。

D(サッカー戦術が気になる人)・E(サッカー戦術に詳しい人)の人が

D(サッカー戦術が気になる人)・E(サッカー戦術に詳しい人)の人に向けて

クラスの中で同じ趣味の人を見つけた、好きなことをしゃべってもいいんだ、

というのが、D・E→D・Eの状況。

 

内容が難しい。専門用語がいっぱい出てくる。

語彙のレベルが高くて、1行読むごとに詰まる。

図は見ても、文章は全部読まれてないと思います。

 

バラエティ番組を見るとき、参考書を調べながら視聴する人はいませんよね。

素人の書いた記事を、調べながら読む人はほとんどいません。途中で辞めます。

もちろんJリーグ60チームすべてに戦術ブログがそろってないのですが、

試合内容を分析する層が存在するかで、成熟度は図れます。

 

もちろん、ブログでもスタジアム内でも、どういう話をするのは自由です。

解説記事一本にあまり時間を使えない(毎週〆切がやってくる)ので

継続を最優先に、何か書ければ公開しないと、やってられません。

 

知らない人に向けて文章を書くのは苦痛ですし、

自分のために書いてる人(読者を想定していない人)もいると思います。

 

まとめ:せっかく分かったのだから

同じプレーを何度もみて、せっかくの分かったことなんだから

たくさんの人に使ってもらい、他の人が賢くなり、選手がもっと上手くなるのが一番いいでしょう。

 

 1試合の記事を書くのにかかるのは、通常の観戦+6~7時間くらいです。

今シーズン最後までできるか、永遠に続けられるかは?です。

で、最初に戻ります。

戦術分析も楽しみ方の一つ。

他の人は、自分の楽しみ方を続けてください。

 

ここまで読んだ人だけにプレゼント。

次節(第4節、アウェー大宮戦)の展望でと、↓の記事の続きです。

(おまけの存在は、他に書かないでね)

 

推しチームが急に“ハイライン・ハイプレス”を始めた(2024年第3節/アウェー・カターレ富山戦)(24.3.9)(133) - 奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

 

大宮アルディージャはハイプレス・高スキル・球際厳しめのチーム。

ハイライン・ハイプレスが効く相手ですが、実行する難易度はかなり高いです。

ルヴァンカップ(vsFC岐阜)から中2日ですが、カップ戦はメンバーは入れ替えてるんで

日程の影響はほぼない。

 

うちが本気でハイラインをやる気なら、どんな結果になっても応援しますし

ブロック構築・ミドルプレスで来るなら、勝ちにきてる。

3戦未勝利なので、勝負に徹するなら、それは構いません。

 

「ハイライン・ハイプレス」はもう対策されてますし、

(ポストプレー型のCFを投入して澤田をマークにさせ、掘内を下がらせる)

同じやり方で2試合連続失点しています。

今の澤田のプレス耐性だと、プレッシャーをかけたらボールが取れます。

 

早ければ3月中(長ければ5月くらい)に終わり、次の形態に移行するでしょう。

 

(参考)

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推しチームが急に“ハイライン・ハイプレス”を始めた(2024年第3節/アウェー・カターレ富山戦)(24.3.9)(133)

得点シーン

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フリーキック→逆サイドへ→岡田優希クロス→生駒ヘディング

→跳ね返ったボールを百田

 

無理な体勢でも枠内に飛ばす。

「決定力のあるストライカー」が奈良クラブにやってきました。

 

失点

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超攻撃的サッカーへの転換

今回はハイライン特別編です。

日本では・世界を見渡してもめったに見れない、面白いサッカーをやってます。

この面白さが全然伝わってないのはもったいない。

奈良クラブの守備時は4−4−2。

ディフェンダー4人、中盤4人、前線2人。

(後の人数から順に、一列ずつ数えていきます)

前線の2人、17百田と20國武が積極的に前に出てプレッシャーをかけ、
パスミスを誘う&パスする先を限定させます。

(攻撃力の弱い方にパスを出させて、どこかでボールを奪う)

 

昨年~今年の開幕戦までは

まずは守備陣形を整える

少し待ってから、プレスを開始

プレスは「邪魔する」程度で、ぶつかったりボールを取るのは目指してない

と、ミドルプレス・ミドルラインでした。

ロープレス、ローラインかもしれない。

攻撃時。4−1−2−3。

96ヴィトと3澤田・5鈴木の3人からパスでつなぎ、

14中島か48下川が、敵陣(ハーフウェーラインの向こう)でボールを持てば

ミッションクリア(ビルドアップが完了)です。

ビルドアップが完了した時の布陣(相手の配置は適当です)

ラインが低いチームなら、GKヴィトのラインあたりこのあたりに澤田か大誠がいます。

 

GKヴィトは、後のスペースを埋めるために前に出てきてます。

ペナルティエリアにいてもやることがない。

(24.3.12 赤字を追加=説明を補足)

ハイラインの何がいいかと言うと、

(攻撃時)選手の前後の距離がコンパクトなので、パスを繋がる。

ミドルパスが通ればすぐシュートを打てる。

 

(守備時)高い位置で(敵ゴールに近い場所で)ボールを取るので

シュートまですぐいける。

 

開幕戦(FC琉球戦)では、生駒・下川から先にボールが進まず

すぐにCBまでバックパスをしてました。

理由は色々あるけど、11西田と31岡田が遠かったのが大きな原因です。

(ボールが届かない、パスコースが読まれやすい)

 

この試合、西田と岡田の位置、動き方も調整してます。

どちらも「ボール方向に戻ってきてパスをもらう」方法なので

ゴール付近に点を取れる選手がいなくなります。

 

パスは繋がるけど、攻撃力はむしろ下がる。

(24.3.12 赤字を追加=説明を補足)

これはハイラインでオフサイドをとった様子。

オフサイドラインがセンターサークルにかかってた。すばらしいハイライン。

伝説の「ハイライン・ハイプレス」戦術だ

 

ラインが高い(=グレー部分)にボールが通ればキーパーと1:1。

ライン設定を間違う、CBと敵FWの力量差が大きいなど

様々な理由で、定期的に大敗します。

ハイラインは「できないやつは絶対できない」戦術。

ハイラインをやるなら、ハイライン用の選手を集めるのが絶対。

うちの場合、GKヴィト+CB澤田の組み合わせです。

「出来るだけ高い(DF)ラインを設定した中で、背後(に出来たスペース)をケアできるというのが自分の強み。このチームの戦術にあっていると思う」と、澤田も自身のストロングポイントを分析する。

【奈良クラブ通信】「観客の後押しは本当に凄いなと感じました。だからこそホームで勝ちたい」澤田雄大 3/3試合後コメント|スポーツプレスNARA

澤田は守備範囲がそのへんのボランチくらいあるし

ボールを取れそうなら積極的に行くよう、指示が出てます。

掘内より前でボールにチャレンジしているシーンを複数見ました。

 


「ハイプレス」も百田・國武ありきなので、

ハイラインじゃないハイプレス、ハイプレスじゃないハイラインなど

色んな組み合わせがありそう。

 

あと、今節から、澤田が左、大誠が右になりました。前後でいうと澤田が後ろ、大誠が前に出ます。(24.3.12 赤字部分は訂正)

 

この戦術だと、キーパーがカバーするエリアが広大になります。

ヴィトのいいところは、相手にプレッシャーを掛けられてもボールを持てるところ。

それと、どこにパスを蹴るか、判断が正確なところ。

守備範囲はそれほど広くないです。

 

アルナウがいればジャストフィット!な戦術です。

足下も上手いし速攻遅効両方できるし身のこなしは早いし。

 

サポーターはどうするべきか

攻撃面の問題をまとめて解決する戦術だけど

DFが横ラインにプレッシャーがかかってボールを取られる→キーパーと1:1

DFラインのボール回しに失敗→キーパーと1:1

オフサイドトラップに失敗→キーパーと1:1

ハイリスク・ハイリターンな戦術なので、

www.youtube.com

 

全く同じパターンの失点をたくさん見ると思います。

死ぬほどみたぞこういうの。

 

攻撃面の問題をまとめて解決する戦術だけど

極端な攻撃的戦術です。

 

見ている方、応援する方が我慢できるかも結構大きいので、

失点したときほど勇気を称えるようなファンがいれば、前に進むでしょう。

そもそも、ここ2試合のライン設定がどんだけ異常か、誰にも伝わってない気がします。

 


なお、ハイライン・ハイプレスは時間帯限定の実行です。

やるのは前半だけ、國武・百田が疲れてくると、去年までの守備戦術に戻ります。

現実主義者のフリアンらしい。

 

感想

説明はいっぱい間違ってるので、気付いた人は教えてください。

 

開幕2戦目から急にできることじゃない。

開幕戦は、何かの事情でメンバーがそろわなかったんだろう。

 

アウェーで1-1の引き分け。上々です。

富山はめっちゃ強い。エンジンがかかる前でよかった。

 

奈良クラブのコンタクトの方針が変わったみたい。

「ファールで止めろ」をやらなくなった。

 

岡田優希が下りてきて、ボールを繋ぐようになった。

「タッチライン沿い」なのは続いてるようで、

下川がオーバーラップするときは内側のレーンを走ってる。偽SBだ。

 

リンク集(追加あり/24.3.28)

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(24.3.16追加)

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ハイラインを勉強したい人向け

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”ホームゲームで勝つ”のが今年最大の目標だった(2024年第2節/ホーム・AC長野パルセイロ戦)(24.3.3)(132)

現地観戦しました

今日はこの人。マルク・ヴィト。

「どこに蹴るか」の判断が上手い。
前世は遠藤保仁だろう
精度は100発100中とはいかないけど、ボールを取られる地点がいつも敵陣。
エリアは取れる。長野はやりにくかったと思う。

気温は10度くらい。

風が強く、体感ではもっと寒かった。

前半の攻撃時です。

ものすごいハイライン。奈良のセンターバックがセンターサークルの向こうにいる。

 

ハイライン・ハイプレスで押し込んだ前半から

エネルギー切れで守備に切り替えた後半。

60分まで(百田・國武が走れなくなる前)に、もっと点を取らないといけなかった。

後半ATに同点ゴールを決められて、非常に雰囲気の悪い「引き分け」

今年はホームゲームで勝つんじゃなかったのか。

 

一方、勝ったように喜ぶ長野サポーター。

長野サポーターに囲まれて見てたけど、追いついたときの盛りあがりがすごかった。

サポーターのブログ

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現地組の方の観戦レポート。

私よりずっと観戦スキルも解像度も高いので、ぜひお読み下さい。

 

得点シーン

嫁阪クロスが直接ゴールに

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--得点シーンを振り返って。
ボールを持ったときに右SBの生駒(稀生)選手が上がってきているのは分かっていた。そこで使うか迷って、使うフリをしたら相手も動いてくれた。顔が上がったときに(百田)真登の動き出しが見えて、シュートというよりは合わせるボールだった。

【公式】奈良vs長野の選手コメント(明治安田J3リーグ第2節:2024年3月3日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

下川加入で、サイドチェンジができるように。

右サイドからクロスを入れられる選手が重要になった。

そこで嫁阪の出番だ。

 

失点シーン

ちょっと分かりにくいので、順番に。

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相手18浮田が185cm、78kgの大型ストライカー。

この体格だと、ポストプレー要員でしょう。

後半から投入され、ずっとゴール前に。

 

後半60分くらいから前線プレスがかからなくなり、押し込まれ始める。

同時に浮田が登場。前線にボールを入れて仕留める作戦。

 

3澤田。今日がJリーグデビュー。

CBのパワー担当なので、18浮田をボックス内ではマンマーク。

かなりやられてます。

 

澤田のスタミナ切れの問題もあります。

ハイラインだとセンターバックの体力が削られる。

そこで元気なパワー系が来ると、だれでもしんどい。

(交代しようか、監督も迷ったと思う)

18浮田には49下川がついています。

下川も178cmあるので、このクラスともやりあえる。

そうはいっても、基本はサイドバックの選手。

ボックス内進入の選手がいれば、当然出て行きます

中が18浮田と3澤田の1:1に

後半ずっとこの構図だ(たまに大誠が戻ってくる)

白13が、画面右にまっすぐドリブル。

下川がシュートコースを切って、澤田(赤)は…?

 

18浮田がフリーになってます。

後に大誠はいるけど、その位置だと競り合いができない

ドンピシャのクロス

失点。あと1分だった。

(長野FW18・浮田健誠選手)

Q:ゴールシーンを振り返ってください

A:奈良のウィークとして中でのマークのずれがあったので相手にくっついたらクリアされるので相手から離れることを意識していました。その中で小西選手から良いボールがきたので、上手く合わせることができて良かったです。

|トップチーム|AC長野パルセイロ

それでは、あと2回くらいご覧ください。

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試合を通じてボックス内の守備がひどかった。

後半30分だけ見ると「よく1失点で収まった」という内容です。

 

選手へのコメント

49下川
攻撃も守備も一級品。J2でもいけると思う。

なんで松本をリリースされた?
きっと、奈良に戻ってくるのが運命だったんだろう。

プレス耐性が高い。今日の展開に向いてる。
(ハイラインで、後方のスペースが空いてる)
攻撃時、下川が上がって左右非対称の3バックから始まるのは
今年の標準形かな

 

17百田 
J3レベルへの対応も、チーム戦術への対応も出来てる。
ルーキー扱いするのは今日で終わり。
エースだったら最低20点取れ

 

31岡田優

今日はこの人の守備を見に行った。

1:1で抑えられない…のは仕方ないにしても、

全体的に反応がワンテンポ遅い。ポジションの修正も遅い。

怪我をしてるのか?

youtu.be

 

シュートを打ったのが岡田。枠内に飛ばしています。

攻撃力は高いし、ロングボールも納められそう。

 

才能は分かるけどこの守備でなぜ使うんだ、なぜ獲得した…

近鉄奈良駅への帰り道ずっとかんがえてて思い出した。去年の賢星だ。

 

認知・判断を鍛えて、ポジショナルプレーを仕込めば

隙の無い選手になるけど、できるんだろうか。いい年だし。

 

次節(金沢戦)は無料放送あり

DAZNと契約してなくても無料で中継が見れます。

たくさんの人に試合を見てもらいたい!

 

リンク集

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(24.3.10 追加)

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"J2昇格"を本気で狙う一年のスタート(追記あり)(2024年第1節/ホーム・FC琉球戦)(24.2.24)(131)

真剣勝負は最高

試合終了の瞬間。

残念ながら1-2で負けました。

全力で勝ちに行く緊張感。やっぱり公式戦は最高です。

 

天気もよかったし、客席(メインスタンド)の雰囲気もよかったです。

お金を払ってイベントを見に来る人がたくさん。

もっと、普通の人がもっと増えてほしい。

 

得点シーン

※動画は指定した位置(プレー)から再生されます

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百田選手のプロ初ゴール。下川のクロスもよかった。

百田はこの日はかわいそうな役回り(裏抜け担当)だった。

最後に報われてよかった。

 

百田(ひゃくだ)くん。CFで固定できると思います。

J3レベルへの対応にはそんなにかからない。

 

失点シーン(はじめに)

2点ともどちらも素晴らしいシュート。

特に白井のゴール。月間ベストゴール級です。

DFと入れ替わったタイミングで隅に強いシュートが打てる選手、そうそういません。

 

問題は、シュートの前。

「パスを出した人がノーマーク・どフリー」な点。

 

1失点目:逆サイドへのクロスから

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ゴール前で目測を誤った選手が気になりますが、

僕が言いたいのは「パスを出されたシチュエーション」の方です。

相手22上原がボールを持って、マークが31岡田優。

上原は右SHか右SB、岡田優は左(SH、IH、WG)なので、ポジション通り

隣にパスを出して、中に進むムーブ

ボールホルダーに2人行ってて、中の人数が足りてる。

やるなら上原にきっちりつくか、ゴールとの間に立つか

 

この時点で上原が視界から消えてる。

伊勢(赤の矢印上)にマークを渡したつもりだったのかもしれない

伊勢がインターセプトを狙ってきた(ボールに行った)。

同じタイミングで49下川がカバーに入ってるし、

DF陣の意図とは違う動きをしてる。

 

上原(赤丸)はタッチ方向へ。

上原がフリー。クロスか、縦へのドリブルどっちもできる。

岡田は他のDFと重なってる。そこにいらない

岡田が気付いた

フリーで上原がクロス

中が1:1。FW幸喜177cmとFW西田164cm。

中盤の選手なら、絶対に勝負させたくなるシチュエーション

 

あっちのサイドで人数をかけてボールを取りにいってるときに

突然、ゴール正面に”ドンピシャのクロス”。自分が西田なら、絶対焦る

西田が先にジャンプ。

目測を誤ったのか、ボールを見てなかったのかもしれない。

ボールは幸喜に収まります。

 

「西田と相手FWが1:1の状況でクロスを出させた」のが根本的な問題。

8割方負けるシチュエーションやんか。

 

長身フォワードを抑える技術なんて、フォワードは持ってないし、

小柄な選手は、タイミングよく相手にぶつかるか、相手に被るように先に飛ぶか。

幸喜がシュートモーションへ。打てー! ※今日のお目当ての選手

 

この先は別の話です。

青丸、鈴木大誠キャプテンに注目

ナイスシュート!幸喜選手、Jリーグ初ゴールおめでとう!

けっこう難しいシュートですよ。

 

そして大誠。勇気の要るシュートブロック。

その場その場でできる限りのことをやる。センターバックの鏡だ。

 

もう一度最初からどうぞ。

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西田は持ち場で出来ることをした。

ミスというなら、守備時442のライン相互の意思疎通というか

指示を出した監督の責任ではないか。

 

2失点目・CBからのロングボール

※動画は指定した位置(プレー)から再生されます

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琉球は3バック。左(手前)から4藤春、14鈴木、3森。

CBからのロングボールは真ん中、14鈴木から。

プレッシャーゼロの状態でロングフィード。

2コマ目で既におかしい。

 

奈良クラブって、DFラインへのプレスを辞めてたっけ?

琉球はCBに怪しい人が混じってる。DFラインに圧力をかけて

不正確なパスを出させるのが基本です。

ロングボールのターゲットは7白井。

試合開始から白井を走らせる場面が多かった。

4伊勢の両横、49下川の裏が狙われてたんだろう。

7白井が背走する4伊勢を抜く

ボールを受けてから抜け出す動きがむっちゃうまい。

早くJ2に上がって、いなくなってくれ。

白井、ナイスシュート!

 

この場面も、1:1で負けた伊勢のミスに見えるけど…

 

14鈴木はボールが足下に収まらず、トラップが大きい。

いわゆる「持てない」センターバック。

FWを前に走らせればボールが取れるし、取れなくても、まともなフィードが出来ない。(後半からはプレスをかけて、その通りになってた)

 

最初からもう一度。

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2つの個人的なミスによって今日のような結果を生んでしまったことを、受け入れないといけない。
全体としては良い内容だったと思います。しかし個人的なミスでこのような代償を払うということを肝に銘じ、これから修正していかなくてはなりません。

フリアン監督REVIEW【明治安田J3リーグ第1節】vs FC琉球|奈良クラブ

あえて「ミスをした人」を選ぶとすれば、監督だと思う。

監督のミスで負けた。大きな代償を払った。

 

こういうことを言っても、意味がないですよね。

 

失敗はチーム内で解決すればいいし、

フリアンはそういうことを外に言わない人だった。

ミスした(パフォーマンスが悪かった)選手は、面談をすませて

次節ベンチ外にすればいい。

 

試合運び

試合開始15分の攻め方、攻められ方が、両チームの事前分析の結果らしいです。

(最近買った本に書いてた)

攻撃 裏抜け狙い。CBの左(藤春)と真ん中(鈴木)の間(→失敗)

狙われた 4伊勢のあたりへの7白井のランニング(→成功)

相手が3バック(守備時5バック)予想なので、

前につり出してから、3→5バックに移行する前に縦パス、というシナリオ。

 

FC琉球は中盤のメンツがすごい&今日は宗太朗がいないので、

「ダメだと分かってても縦攻撃」という意図は分かった。

DFラインを下げたら真ん中のパスコースを消してどっかで取る。

 

監督コメントにもあったけど、ちゃんと守れてた。

作戦変更までに2失点したので「失敗」だけど、それは結果論。

0-1か0-1で前半を終え、後半からクロス作戦にしてたら…

 

対戦ゲームは、相手があることなので。

 

失点シーンの「相手センターバックがノープレッシャー」問題。

前半ラスト10分くらいからFW2枚でプレスをかけ初め、

(誰かが倒れてるタイミングで指示したみたい)

後半開始からは、全体的に前目で圧力をかけてた。手は打ってる。

 

相手が3バックなので、リードすると5バックにして、引いて守る。

じゃあ、ゴール前に何人か立たせてクロス、ヘディング+こぼれ球を押し込む。

6寺島も49下川も、クロスがよかった。49下川のは点に結びついた。

 

相手が5バックでちゃんと点を取ったのは、J3では記憶がない。

大成功ですよ、今日の試合。

 

セットプレーのシステム変更

昨年はCB合計1得点(伊勢1、大誠0、小谷0、掘内0)。

セットプレーで点を取らないと、J2昇格はない。

 

ほぼ全試合フル出場してヘディングが強い人(11加藤、181cm)が抜けたので

システムが多少変わった。

 

キッカーのメインは14賢星。6寺島がいれば6寺島優先みたい。

(賢星は大きいので、ヘディング要員にしたい)

 

キッカー自体は昨年と変わんないけど、攻撃時は49下川が底にいた。

こぼれ球が下川経由で入り、二次攻撃以降の質が上がると思う。

(去年は17可児か41森田?小さい人が担当することが多い)

 

守備時は、49下川がニアポストを詰める役。前年11加藤の担当。

14賢星がマンマークの4番目。去年は中に入ってたっけ?

(5大誠→4伊勢→22生駒→14賢星、8掘内は動く人対応)

 

ちなみに、メンバー発表後に相手チームの身長ランキングベスト5を作ると

セットプレーごとに、誰がどこに立つかどこに蹴るか、楽しめます。

 

選手へのコメント

岡田(優)

定位置が5レーンの一番外、タッチライン際。

大外からドリブル勝負で1人抜いてポケットを取って…というシナリオだけど、

ぜんぜんボールに絡めない。大外で張るのはもったいない。

 

相手の陣形を広げたいんだろうけどそのうちに戻ると思う。

 

生駒 

HTで下がったのは戦術的な問題(クロス勝負への切り替え)だし

本人にはあまり非はない。

ランニングとパスの種類が少ないのがばれたのではないか。

 

生駒から岡田に対角線のパスを出せれば、だいたいの問題は解決する。

J3レベルでは、たぶん誰も出来ない。

 

國武 

受け方、納め方がいい。そしてでかい(180cm)

宗太朗欠場時のロングボールのターゲットではなりそう。

 

あの”両足タックル”はいつかレッドをもらう。

審判には目をつけられてると思う。

嫁阪

「MF39番、思いを繋ぐ左足・嫁阪翔太!」←新しいキャッチフレーズが決まりました

 

今日はクロス要員(前線で起点になる・クロスを出す)で登場。

嫁阪はコンディションに問題がなければレギュラー。ガンバレ。

 

審判がよかった(主審・野堀桂佑さん)

「今日の主審、むちゃくちゃ流すなあ」と見てて、途中から意図に気付いた。

いらないファールは流し止めるのは最小限に。見えてて、取らない。

ラフプレーや重大なものは止めて注意。笛だけでコントロール。

(この審判がファールを取った=さすがにまずいか、という意味)

 

今日の審判はすごい。

J3昇格後、担当した主審ではベストだった。

 

試合にも影響があった。

最初から最後まで、奈良クラブに有利なゲームコントロールだった。

それにレッドカード(気になる人は後半47:20~を見て)をファールで済ませてもらった。

 

試合を面白くしよう、万全の状態でプレーしてもらおうという愛が

奈良クラブの選手に届いてほしい。

そして遅延への対応(試合終盤、FC琉球側)程度でごちゃごちゃ文句を言わないでほしい。

 

お知らせ

今年は試合2日後の21時更新に固定する予定です。

とりあえず最初の10試合をがんばります。

 

ここには書きたいことしか書かないので、

聞きたい話があればどこかでリクエストしてください。

 

追加(24.2.29)

動画をもう一度見直した(=現地+DAZN2回)のでコメントを追加。

sporteria.jp

sporteria.jp

 

ボールロストが敵陣(ゴール前)に集中してる。

エリアは取れてるし、チャンスの質(の合計値)が、FC琉球の2倍。

同点以上で終えないとダメだよ。

sporteria.jp

 

改めて見直したら、生駒→寺島の交代は

攻撃 寺島から(一列飛ばして)クロスでボールを進めるため。

守備 左)下川→寺島、右)生駒→下川で両サイドとも守備力が下がる

 

「2点負けてるので、3点取りにきた」采配。珍しいものが見れた。

一応理屈はある(ボールを持って攻撃し続ければ守備する必要がない=本当か?)

 

前半、桑島・百田がプレスをかけない(あえて言えば横に誘導)ので

森・岡澤→上原にボールが簡単に通っていた。

桑島がファールで強引に止めてた理由が分かった。1人で2.5人見てる。

手で止めてたのはだいたい岡澤。岡澤が捕まらない。

 

琉球は持つ・繋ぐ能力はそれほど高くない。ハイプレス推奨。

ハーフタイムに「ボールホルダーに全力でいけ」と指示が出た模様。

 

右CB森はボール保持・パスともあまり上手じゃないので

後半は3森→22上原のラインが消えて、しんどそうだった。

 

前半44分のシーンが、この試合で一番ゴール期待値が高かった(0.4くらい)

sporteria.jp

 

前半45分(正確には38分まで)敵陣へボールを運べなかったこと

試合映像を見ると、下川・生駒から前パスをやってない(すぐ戻してる)ので

「パスコースが空いてない」方の「ビルドアップできてない」状態。

 

奈良の攻撃時、琉球はボールを持たせて、自陣にくるとボールを圧力をかける。

この試合、賢星が高い位置を取ってた。前半は賢星までボールが回っていない

 

現場の判断で、賢星の位置を調整(賢星が下りてもらう?)してたら

うまくいったのかも知れない。

 

一つ訂正。

「主審が大小のファールをアドバンテージで流す」のは、奈良クラブに不利。

ファールで止めにいき、せっかくファールしたのにプレーが継続するなら

ファールした意味がない(「奈良クラブに有利」と書いたのを訂正)。

 

関連リンク

note.com

www.jleague.jp

 

(24.2.29追加)

sporteria.jp

www.football-lab.jp

 

(29.3.1再度追加)

note.com

note.com

スッキリ新生!2年目のJ3リーグに挑む目はかなり冷めたまま(130)

初戦はFC琉球戦

明日からJリーグが開幕。週末には(24.2.24)、奈良クラブのシーズンも始まります。

J3の2シーズン目。今年も楽しいシーズンにしましょう。

 

メンバー予想ができない(他チームは見てない)ので

2022年最終戦のメンバーを。

監督が一緒なので、やりたいことはだいたい一緒です。

予想は楽だけどワクワク感が減ってきた。

 

人件費は「J3の昇格圏内」くらいに落ち着いたと思う。

ポジションが重なってるベテランがいなくなって、スッキリした。

 

昨年のような個人能力で戦う人は減ったので、まあなんとか。

6岡澤(C大阪からレンタル)は止まらないと思うので、

神垣(か掘内)、鈴木大誠がかなり忙しくなります。

こちらは奈良クラブの2022年最終戦。

選手の平均レベルは上がってるし

抜けたのは2人+酒井。前線は作り直しだ。

 

(予想フォーメーションのソース)

【公式】松本vs奈良の試合結果・データ(明治安田生命J3リーグ第38節:2023年12月2日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

【公式】福島vs琉球の試合結果・データ(明治安田生命J3リーグ第38節:2023年12月2日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

 

トレーニングマッチ(vsFC大阪)の様子

tver.jp

15:48くらいから。2月26日(月)0:49 まで見れます。

 

この番組は、関西6チームのハイライトと、得点者のゴール解説が聞けます。

スポーツバラエティみたいな感じで、結構面白いです。TVerで見れます。

 

ロートFフィールド奈良の芝の状態はよかったです。

 

昨年ホーム19試合の最高レベル(=JFL時代の平均)。

これならホームゲームでもパスサッカーができそう。

ボコボコの芝でスペインサッカーなんか無理だ。

 

2024年予想順位

予想順位は5~9位の間です。

選手の質は上がってますし、J2レベルのアタッカーも入ってきました。

現状、頑張らなくてもそこそこやれそう、なメンバーです。

 

「6位以内(=昇格プレーオフ)」「2位以内(自動昇格)」にしなかったのは

選手層が薄い(酒井が怪我をしたらポストプレーができる人がいなくなった)のと

セットプレーで点が取れないのと。

 

対戦競技は、自分のチームの上積みだけで決まるもんじゃありません。

自分がいくら強くなっても、敵がもっと強くなれば全敗します。

 

他チームの分析をやらずに順位予想をするのに、意味はない。

 

昨年の予想は

昨年は「一桁順位(9位以上)」予想でした。少し上げてます。

↑23年シーズン、開幕前の記事

 

1年で50本も記事を書いたのか。

 

今年は全試合のレビューができるか分かりません。

パリオリンピック→Jリーグを見る習慣が抜ける→そのままフェードアウト

がありそうなパターンです。

マッチレビューを全試合読みたい人は、Xでの告知にいいねしてマメにコメントをするとかで励ましてください。

自分の時間を削られる割にあまり読まれてないので、モチベーションの維持が難しいです。

 

あと、サポーターになって今季で6シーズン目です(2019~)。

そろそろタイトルを変えた方がいい気もします。

(奈良クラブを見守る新米サポーターの日記:もう新米じゃない)

 

適当なタイトルがあったら、どこかで教えてください。