奈良クラブサポーター内で話題の、新しいファンクラブシステム。
便宜上「ファンクラブ」とします。
(おなじ「特典一覧表」に載ってる時点で、ファンクラブとアンバサダーは有料の会員組織。別概念じゃなくて、アンバサダーはファンクラブの一部だ)
1.まずは公式情報から
質疑応答は34分から (動画全体で48分)
リスナーからのお便りは4分くらいから(ラジオ全体で14分)
※担当の東雲さんが登場
2.Youtubeでの説明会、ラジオ番組の要約
気になった情報を紹介します(手元でまとめました)
1.今季のチケット
チケット代は、大人1200円(子ども・シニア500円)の予定
→割引適用後、大人700円(子ども・シニアは無料)に
2.新型コロナウイルスへの対応
そもそも試合開催ができない、できても無観客になる可能性がある
チケットは前売りのみ発売の予定
ホームゲームが開催できなくても満足できるよう、企画をしている
3.アンバサダー限定/ゴールドアンバサダー限定イベント
内容・回数は調整中
イベントによって、参加費が有料の場合もある
ゴールドアンバサダー限定イベントとしては、社長とのオンラインミーティングなどを企画
レポーツは公式サイト・SNSでも随時行う予定
4.だれでも参加できるイベント
ちゃんと準備します
5.グッズ割引(ゴールドアンバサダー限定、20%OFF)
あくまで会場販売限定
オンラインショップで購入+会場受取でも対象外となる予定
6.新ユニフォーム
デザイン・価格とも近日発表予定
新ユニフォーム(番号入り、オンラインショップで受注生産?)
→開幕戦で着たいですよね
→ゴールドアンバサダー割引が適用できるよう、何とかします
3.感想
(1)有料入場者を獲得する路線に
ファンクラブ、アンバサダーとも、招待券がつきません。
700円ですが、毎回お金を払って入場するシステムです。
2020年は、無料入場者でも前売券を申し込む制度でした。
「もらった券を呈示するだけ」よりはハードルが高かったのですが、
それよりもう一段階、ハードルが上がります。
販促や新規開拓をやった人なら分かると思いますが、
無料で来てもらうのと、来た人から100円をもらうの、全然違います。
(「無料」の力は絶大)
招待券があるから来てた人(ソシオ会員を含む)が
一気に離れるかもしれない…という心配はありますが、
「お金を払った観客」に切り替えるチャレンジです。
(2)昨年までの制度はゼロリセット
お金を使いすぎてたらしいので、前社長時代と比べてはいけない。
ユニフォームと全試合パス付で3万円だったし
「コスパ考えりゃこっちだろ感」がありました。
「ソシオ」という名称もあまり好きでなかったので (あっちは経営権だ)
違う名前に戻してもらって、ありがたいです。
(3)上級会員はお布施
松茸梅、3つの価格帯があれば、一番上の会員は
コストパフォーマンスとは別の世界にいます。
何かと比較して迷った末に「じゃあゴールドアンバサダーで」と決めるものではない。
ちなみに、一般のファンクラブへの加入目的は
「チケット先行販売」>「チケット割引・招待券」>「おまけ」です。
(4)一番安い会員は損得勘定
「元が取れるか」シビアに判断される種別。
いくら払って、どんな特典がもらえるのかが大事です。
3000円払って、500円割引券×試合数分をもらえる種別って
魅力があるんだろうか。
クラブとしては「廉価版を新設した」という位置づけなんだろうけど
「年5試合で回収」って、かなりハードルが高いぞ。
(5) 「アンバサダー」言いにくい
生活圏内で「アンバサダー」といえば
職場のコーヒーサーバーを管理する人の肩書き。
ネスカフェ アンバサダー募集 | 【公式】 ネスレ通販オンラインショップ
それに、サッカー界のアンバサダーって、引退した大物OBがつけるもので
クラブがお金を払ってお願いするものでは。↓みたいなの。
西澤 明訓氏「セレッソ大阪アンバサダー」に就任 | セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト | Cerezo OSAKA
4.要望
(1)限定イベントには「アップグレード券を販売」をセットで
アンバサダー限定、ゴールドアンバサダー限定イベントが
どんなのか分からないので、値段だけみて何となく決める人が多いと思います。
(「去年は6000円のソシオだったから今年はアンバサダー」みたいな)
ダウングレードした人に返金する必要はないけど、
途中でどうしてもゴールドアンバサダー限定イベントに参加したくなった時に
差額を支払えばアップグレードする権利というのは欲しい。
「2万4000円払ってでも絶対参加したいイベント」
ぱっと思いつきませんが、毎試合、選手2名がサイン会をやってくれて
全試合通うと全選手のサインがあつまるとか
監督に全員が1回ずつ質問できるオンラインミーティングとかそんなのです。
(2)「初回は誰でも参加可能」システム
限定イベントにすると、参加候補者の分母が少なくなるので
どうしても参加者が少なくなります。
新企画で反応が分からない場合など、制限なしで募集をかけないともったいないです。
(3)「顔パス」システムの導入
ゴールドアンバサダーの本人のみが入場する場合、
パスの番号を控えてチケットを渡せば、誰が入場したか分かります。
オンラインショップから事前申込しなくても、
当日ふらっとスタジアムへ来れるのはプライスレスな価値。
(4)福袋で選手を指定する権利
シーズンオフにやってる、使用済ユニフォームの福袋。
先行販売&選手指定ができれば、絶対にウケます。
希望が被ったらもちろん抽選ですが、これだけで3万円の価値があると思う。
5.他のサポーターの方の感想
ブログ・SNSで情報発信をする人は、クラブにコミットしている人が多いので
「迷わずゴールドアンバサダー」という人がほとんどだと思います。
narashibachikaemon.hatenablog.jp
「理念が素晴らしい」「クラブと一緒の方を向いて」というのは
僕も同じ感想です。ただ、誰かが書いたのと同じことを書いても仕方ないので
今回のような記事にしています。
6.僕の選んだのは
ゴールドアンバサダーです。選んだ理由はこのへん。
・屋根付きの席がゴールド限定エリアになった
特に橿原の指定区画が最高。ほとんど関係者席だ
・監督・選手・練習見学絡みの限定イベントが開催される(はず)
・奈良クラブのイベント企画が突飛なので、一番とがったイベントを体験できる
(社長とのオンラインミーティングって、普通は設定しないと思う)
特典で1万円、寄付が2万円という見積もりです。
今年は半分くらいしか試合に行けないし。