奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

「エコノメソッド完成度センター」を3ヶ月かけて身につけた(041)

 

 

1.詳しい人(社長)に聞いた

きっかけは今年の3月末(3試合消化時)。
 
新しい戦術を導入します、強くなりますと言われたけど
何をどうするのかがさっぱり分からない。 
 
あるイベントで、奈良クラブの社長に
「エコノメソッドが何なのか分からない」
「書籍なり動画なり理解ができるような資料を紹介して欲しい」
とお願いしたら、教えてもらったのがこの2つ。

 

時間がかかりそうなのも混じってたけど、

指定された課題をこなすまでは次の質問をしてはいけない。

(コンサルタントの掟)

 

一通りこなそうと思い、本を注文しDAZNと契約した。

 

2.参考書

ポジショニングと状況判断のやり方のガイドです。

やたら細かい(おそらくコーチ用の実務書)ので、

観戦するだけの人間には情報量が多い。

 

役に立つのが、戦術別(4−4−2とか5−4−1とか)に攻め方守り方一覧。

敵の予想フォーメーションを見て攻略法を考えるのに役立ちます。

(印刷版を手元に置いておくと非常に便利)

 

3.動画

www.albirex.co.jp

 

エコノメソッド導入2年目で、開幕から快進撃。

完成するとこういうサッカーをすると紹介されたのが、

アルビレックス新潟。

 

監督はバルセロナの育成部門の指導者で、うちの社長が新潟に紹介したらしい。

スペイン人の育成部門コーチを日本に連れてくるという意味で

この先、似た道を歩むことになります。

 

4.得たもの

3ヶ月経過し、
「エコノメソッド完成度メーター」が身につきました。
 
新潟のいいとき(エコノメソッドの完成度が高い時)の試合運びと
奈良クラブが「どれくらいずれてるか」が分かります。
 
あくまで「あるべきエコノメソッド」が分かるだけです。
一般的なサッカー戦術(スペースとか修正点とか)は分かりません。
 
使い道が非常に限られてるスキルですが、
意識して勉強しないと絶対に身につきません。
そして、普通の人には見えないものが見えます。
 
一応の成果が、こないだの記事です。 

www.naraclub.net

 

3000字あるので要約すると

・ずっと「やらないといけないこと」をやってなかった
・少なくとも「やろうとして」失敗してる
・チャレンジしての失敗なら次に繋がる
 

監督が来た→すこしずつ良くなってる(普通の人の解像度)

を、少し詳しく言語化できました。

 

この先2年間(+α)、毎週90分間つきあうものです。

趣味の研究活動としては、上達が目に見えて楽しいです。

(今シーズンは続けます)

www.suica.info

 

の続編でした。半年後くらいに何か書くかも。

 

5.おまけ:アルビレックス新潟が苦戦したチーム

アルビレックス新潟は、6/25時点で3敗(町田、京都、岡山)してます。

ボコボコにやられたのが京都サンガ。

 

京都は単純にプレー強度が高いのと、

高い位置でプレッシャーをかけて、新潟のDFがボールキープできてなかったので

攻撃の形が崩れてた。

 

ポジショナルプレーは状況判断とキープ力重視で選手を集めてますが

スピードやフィジカルは、特定の選手しか持っていない。

(全部持ってる選手は給料が高いし、J1に引き抜かれる)

 

良い場所にいても、ファール覚悟のプレスを全員でやられると

ボールが進まないしボールを取られる。

 

京都がボールを取ったら、縦にロングボールを入れて速攻。

京都はこんなチームだったっけ。そういえば監督が替わったのか。

 

6.JFLでいうと

エコノメソッドと相性が悪いのは、ソニー仙台です。 

前からプレスかけてきてボール奪取、ショートカウンターで

攻守とも組立が難しくなります。

(前半戦では、0−3で負けました)

 

ソニー仙台は、今季最終戦で当たります。

1年間取り組んできたエコノメソッドが果たしてどうなったのか、

玄人筋には要注目の一戦になると思います。