奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

PK献上で痛い敗戦。J3で初の生駒山ダービー(2023年第10節/ホームFC大阪戦)(23.5.13)(094)

PK判定の解説(1)プレーのコマ送りで

ロングボールのこぼれたボールを追った15岡田が、相手39松田と接触。PKの判定。

相手32島田がPKを決めて決勝点。

ハーフライン付近からのロングボール。FC大阪得意の、縦に入れるパターン。

相手32島田が空中戦に勝利。前に落とす。

相手39松田が詰める。GK15岡田が飛び出す。

(39松田:190㎝の空中戦要員。東洋大→J2水戸→レンタルで大卒1年目)

GK15岡田はスルーを選択。

敵が触ったボールなのと、体勢が悪い(キャッチできないと危険)ので

触れずに出すことに。

接触の瞬間。見えない。

リアクションを見ると、意図せず何かが引っ掛かったみたい。

小学校で足を引っかけられた子が、こういう倒れ方をしました。

 

映像を見直すと、

岡田の左足(足首あたり)と右足が引っ掛かったみたい。

試合展開から「ファールをもらいにきた」のは間違いない?

 

それか、ボールを見ていて、GKの動きが見えてなかったか。

ボールと相手39の位置関係を見たら、急いだら追いつけるかどうか…という距離。

ファールと、ボール・プレーとが全く無関係とは言えない。

ファールの瞬間の、審判のポジショニング。

 

ロングボールを入れてボールが動く局面。

ボックスの後ろのほうにいて、引き気味に見てます。

審判とコンタクトポイントとの間に誰もいない。

 

審判→DFの足→コンタクトポイント→GKという並び。

 

見えてます。

 

ファールの妥当性(ミスジャッジか)を考えるとき

「ファールした側の選手が抗議しているか」を見るのが一番簡単です。

PK、レッド絡みのきわどい判定だと、ファールした側がむちゃくちゃ怒ります。

失点に直結するから。

 

このシーン。GK15岡田以外、奈良クラブの選手はだれも抗議してません。

 

判定に不服な人が多い(個人的には厳しい判定だと思う)けど、

妥当なんじゃないでしょうか。このファール判定。

(FC大阪 32島田拓海選手のコメント)

Q)PKのシーンで、蹴る瞬間にGKの逆を突くなど何か意識しましたか?
A)はじめは思い切って真ん中に蹴ろうと思っていたのですが、蹴る寸前くらいでGKが動いたのが見えたので、逆に流し込むことができました。冷静だったなと思います。

【公式】奈良vsFC大阪の選手コメント(明治安田生命J3リーグ第10節:2023年5月13日):Jリーグ.jp

FC大阪の今季初のPKだそうです。素晴らしい。

拓海は、敵だけど敵じゃない気分。

 

PK判定の解説(2)それより、空中戦が問題

いや、PK以前に、ターゲットを3:1でマークしてる。

で、相手32が空中戦に勝って(競り合いにすらなってない)る。

キーパーがかわいそうだ。

 

・8堀内 たぶん競り合いを想定してない(どいてほしい)

・19可児 競り合いするならこの人(相手FWの前にいる)だけど堀内が邪魔

 

・4伊勢 今日の32島田担当。ほぼ完勝だった

ボールが出た時点で後ろ側にいて、

ポジション争いをするには周りに人がいっぱいいた。

 

もしFC大阪側が、32島田の立っている場所に正確なフィードを入れたなら、

それはそれで仕方がない。

僕には「お見合い」に見える。

 

PK判定の解説(3)最後に動画をもう一度

誰か、4伊勢にコメントを取ってきてほしい。15岡田はしゃあない。

 

試合の感想

ゴール期待値は、1.02と0.42(PKが0.7なので、1.12-0.7)

相手はほぼノーチャンス。よく守った。

 

奈良クラブも、攻めてるようでチャンスの質があんまりよくない。

(ゴール期待値1.12なので、1点は取ってほしい)

FC大阪のパスネットワーク。中盤でパスが通ってない。回してない。

 (FC大阪側の記事)

後半も相手がボールを握る展開でしたが、後半14分にMF吉馴空矢に替えてFW今村優介を投入すると前線でボールを収めることに成功し、再びFC大阪がペースを握り始めます。

FC大阪、奈良クラブとのJリーグ最初の「生駒山ダービー」を1-0で制す - 週刊ひがしおおさか

後半、ハイプレスと引いて守る時間帯が交互に来てた。

 

ボール保持率は61.2%。

後半開始~15分が極端で、相手が引いて守る場面が多かったので

数値が上がった。

 

相手が引いて守ったときに攻めあぐねるパターン。

去年の前半までよく見た。懐かしい。

 

攻撃がだいぶ改善してた。繋いでる。

中9日(※リーグ戦限定)なので、うまく修正してた。

ここ数試合、サイドチェンジも、SBからの対角線のパスも使えてなかった。

 

相手が引いてる場面、特に加藤徹也の前にスペースができてる。

自分で運んでほしい。できればドリブルで。

(サイドを変えて寺村に回すと2:1か3:1でボールを取りにくる)

 

前パス(特に堀内起点)が多くて、ボールが前に進んでた。

(14中島賢星コメント)

Q)今後の課題は?

A)最後の質の部分で、クロス1つにしても、ちゃんと合わせていくとかそこにちゃんと入っていくとか、そういうところが必要だと感じました。そこでちょっと違うアイディアを自分は出せると思っているので、自分の存在価値を示していきたいです。

【公式】奈良vsFC大阪の選手コメント(明治安田生命J3リーグ第10節:2023年5月13日):Jリーグ.jp

奈良クラブ側のコメントで「アイデア」という用語を初めてみた。

加入後の賢星の中でいちばんよかった。

もちろん、相手のプレースピードの問題もあったと思う。

 

ブロックを崩すのがタスクだったと思うけど、

それは一人でできる話じゃないので、442型に次に当たるときに頑張って。

 

今日のレフェリー(矢野浩平さん)は良かった。

選手からの抗議(執拗なもの)は、試合を通じてほとんどなかった。

 

矢野浩平さんは、アドバンテージのジェスチャーが紛らわしい。

通常なら攻撃方向を向いて手を広げるところを、

ボールを向いてジェスチャーするから反則側が前後逆になる。何とかしてほしい

 

ダービーって、集客のために誰かが作るものじゃない。

宿命のライバル対決(扱い)で観客1500人そこそこ(1521人)。

観客数を見れば明らか。ぜんぜん盛り上がってない。

 

FC大阪のアウェーゴール裏は、目視で50人程度。

アウェー遠征する習慣がないの?

 

次は天皇杯

Q)今日の試合は結果こそよくなかったが、内容は良かったと見受けています。次戦天皇杯、内容とともに結果が欲しいと思いますが、天皇杯に向けての意気込みを聞かせてください

A)ー先日の天皇杯奈良県決勝戦では、中島賢星選手が準備が出来ている、ということをプレーの中で見せてくれましたし、次戦では森俊介選手やアルナウ選手も戻って来ますので、現状出場機会が少ない選手たちも自身が準備ができているというところを見せてもらいたいです。

天皇杯はアルナウがスタメンのようです。

それだと赤塚怜の出番が…。今季、公式戦に出てません。

 

二回戦の鹿島アントラーズ戦でみなさん盛り上がってますが、

メンバーを落としてHonda FCに勝つのって相当しんどいですよ。

いくら相手が調子悪いといっても。

 

FC大阪戦のまとめ

開幕戦、第10節とも、PKが決勝点になりました。

負け試合は、こんなものでしょう。

 

今日で10節。残り28試合。

(このブログの運営も)がんばります。

 

天皇杯一回戦(Honda FC戦)は中継がないみたい。

現地で一回みただけで感想を書けるか。頑張ります。

(普段は、通しで1回+ハイライトを何度か見直してる)

 

参考リンク

www.nara-np.co.jp

www.w-higa.com

www.football-lab.jp

sporteria.jp