奈良クラブを見守る新米サポーターの日記

大阪在住、奈良クラブサポーターの観戦メモ。2019年から応援しています

"生駒山ダービー"に勝利。6試合ぶりの白星で(2023年第23節/アウェー・FC大阪戦)(23.8.20)(106)

 

ダービー男:宗太朗の決勝ゴール

youtu.be

(山本宗太朗コメント)

(決勝点は)練習もしていたとおりのドンピシャのボールが来たので、もう当てるだけでした。

【公式】FC大阪vs奈良の選手コメント(明治安田生命J3リーグ第23節:2023年8月20日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

前の選手のヘディングがギリギリ届かない軌道で、あとは触るだけ。

これで3年連続のダービー弾。全然知らなかった。

 

何度見直しても「中嶋賢星のキックが最高だった」の一言。

賢星は、セットプレーでの初アシストかな。

これからどんどん稼ぎましょう。

 

FC大阪は100%ゾーンディフェンス。

ボックス内の宗太朗にマークが付かなかったのは、今シーズン初めてかもしれない。

 

ゾーンが珍しい分、特別な対策をしないといけません。

準備の勝利です。

 

ピッチコンディションに左右される展開

試合開始時。

テクニカルエリアはシャベルで掘り返したんだろうか。

土のグラウンドかと思った。

www.sponichi.co.jp

荒れたピッチ状態のため本来のパスをつなぐサッカーはできず、前半から押し込まれる展開が続いた。だが全員で凌ぎ切り、2試合連続無失点。順位は9位まで上がった。

スポーツ新聞では、どこも”芝”に触れてる。DAZNでは触れててなかった。

 

ここ4年、奈良クラブの試合を見てきて、ピッチコンディションは一番悪かった。

これだけ芝が悪いと、パスサッカーは難しい。

 

奈良クラブのパス本数は、シーズン平均の76%

ショートパスは控え、ロングボールでボールを運んで

前線の選手は空中戦をする必要があります。

(嫁阪が途中出場だったのは何故?貴重な空中戦王者が)

画像はクリックして拡大を

 

両チームとも、ボールロストがほぼ敵陣。

自陣でプレーしてない(危なくなりそうなパスをしてない)という意味です。

イレギュラーなバウンドで大事故にならないよう、とにかく敵陣でプレーする。

 

どっちのチームが有利不利ということはないけど、

後半最後、FC大阪が押し込んでたときに

「ボールを制御できない」せいで何度か不利益を受けてた。

 

花園をホームにして上位争いするのは大変だろう。

他のクラブとは違う戦いをしないといけないんだから。

 

逃げ切りは”5バック”で

「前線を削ってDFを1枚追加、5バックに変更」

トーナメントを彷彿とさせる必勝策をとりました。

(フリアン監督コメント)

戸次健太分析官からラスト20分の時点で我々がリードしている状態であればFC大阪は坂本選手を投入してくると分析し、そこのケアをしっかりすることをプランの中で練っていました。

フリアン監督REVIEW【明治安田生命J3リーグ第23節】vs FC大阪|奈良クラブ

坂本はコンディションの関係でフル出場が難しく、後半最後に登場します。

後半34分(奈良1−0FC大阪)

FC大阪

33MF禹→5DF坂本(※DF登録だがFWもできる)

IHの禹相皓を削って、右IHに坂本を投入。たぶん1トップ2シャドー。

坂本はCBができるフォワード(正式には、FWができるCB)なので、

ロングボールを入れてヘディングをするための選手です。

(フィールドプレーもシュートも上手い)

 

坂本投入の2分後、奈良クラブの交代選手が映ります。

(画面に映ったのは20片岡のみ、23小谷はまだ指示を受けてる?)

 

坂本投入、ポジションを確認した上で予め準備していた交代を行います。

実際に交代したのは、坂本投入の4分後。

後半38分

宗太朗・賢星→片岡爽・小谷

IHを削ってCBに変えた。逃げ切りです。

 

小谷のタスクは坂本のマンマーク。

4バック→5バック、じゃなかった。

 

坂本にどこまでもついていって動きを封じてます。

youtu.be

 

これは坂本のクロス。

対応した宗太朗がバテバテだったので、簡単に振り切られて

クロスを上げられてます。それにしても、いいクロスだ。

FC大阪で前線にいる金髪の選手が、坂本です。

小谷がマークしてピタリとつけてます。

 

実際の動きをご覧下さい。

youtu.be

 

FKのターゲットは、坂本。

小谷がマークしたおかげ?で、嫁阪がヘディングでクリアしてます。

効果があった!

 

お互いにつかみあってる。

小谷も酷いが坂本も酷いので、ファールはとってない。

(その後、主審が注意してるシーンがあった)

こっちも、サッカーではあまり見ないプレー。

(これだけはっきり映ってるのは特に)

 

小谷と少し間隔が空き、坂本が前にダッシュ

小谷の走路を別の選手がブロックして、フリーに。

マンマーク対策で準備してたやつだろうか。アドリブでできるプレーじゃない。

 

実際の動きをご覧下さい。

youtu.be

 

後半78分くらいからの20分弱、

坂本と小谷「だけ」に注目して見ると、サッカーとは違う競技に見えます。

DAZNが見れる人は是非お楽しみください。

 

現地観戦でした

この日は現地観戦。

アウェーのユニフォームが着れる&屋根のある席にしたら

むちゃくちゃ見づらいアングルだった。

 

宗太朗の決勝点も、坂本・小谷のマッチアップも

遠くてよく見えない。

帰ってからDAZNを見直すのが前提なのか。

 

ホーム・アウェーの席割りはロートと一緒くらいだけど、

もう少し“お客さん(アウェー)に優しく”できないだろうか。

敵地でのラインダンス、最高でした。

 

FC大阪は今季優勝してJ2に昇格する(年初の予定)ので、

再戦はしばらく先です。

いつかダービーが復活する日を楽しみにしてます。

 

これで「生駒山ダービー」に決定だ

命名したのはたしか2019年。

その後、両クラブとも社長が代わり、

奈良クラブ側は「生駒山ダービー」

FC大阪側は「阪奈ダービー→ダービー」

名前が違い、気持ち悪い状態が続いていました。

 

今年の“ダービー”は

DAZN、スポーツ紙とも「生駒山ダービー」で(ほぼ)統一。

このまま「生駒山ダービー」で定着しそうです。

 

阪奈ダービー・奈阪ダービーより

「生駒山ダービー」の方がオリジナリティがあって、

マスコミは使いやすいですしね。

 

チームを鼓舞する守護神・岡田慎司

(Q.2試合連続でのクリーンシート。強い奈良クラブが戻ってきたかと思いますが、今の流れはどうですか?)

(フリアン監督)

ー2試合のクリーンシートの試合に貢献してくれたのは岡田慎司選手だと思います。ゴールキーパーを起点にチーム全体が力強さが戻ってきたように感じます。

フリアン監督REVIEW【明治安田生命J3リーグ第23節】vs FC大阪|奈良クラブ

岡田のコメントを読むと、岡田慎司を、奈良クラブをもっと応援したくなる。

こういう「サポーターを鼓舞する言葉」を話せる選手が大好き。

 

今季、最後までゴールを守り続けてほしい。

でも、アルナウ大好きなので、来年はレベルの高いレギュラー争いをしてほしい。

 

これぞナイスジャッジ

主審の酒井達矢さんのジャッジが素晴らしかった。

 

個々の判定もポジショニングも良かったし、

特に、試合終盤のゲームコントロールが◎。

FC大阪側にストレスのたまる展開だったけど

うまくコントロールしてた。

 

最高の雰囲気、最高のレフェリーのおかげで白熱した試合が見れました。

ナイスジャッジ!

 

そういえば、前半戦のダービーでも、レフェリー(矢野浩平さん)がすごく良かった。

ダービーになると、審判も気合いが入るんでしょうか。

 

インフルエンサーも観戦

奈良クラブも、インフルエンサーが観戦にくる対象になったんだな…と感慨深い。

 

「地元のサッカーチームの応援」ってフレーズ。

自分のファン向け・クラブのファン向け、スポンサー・自治体向けと

色々使いやすい。

 

奈良クラブの試合を上手く使って、夢をかなえるステップにしてほしい。

「奈良クラブ好きの有名人」は芸能界に2人しかいない。

今が狙い目です。

 

参考リンク

www.sankei.com

www.nara-np.co.jp

www.football-lab.jp

sporteria.jp

www.jleague.jp